基礎知識
EX(従業員体験)とは? ES、エンゲージメントとの違いは? EXの導入効果と実践手法を事例つきで解説
環境変化が激しく、先の見えない時代において、持続的な競争優位を生むのは「人の力」です。その力を最大限に引き出す鍵が、従業員体験(EmployeeExperience/EX)。
EXとは、「人を中心に据える経営」を実現するための新しいマネジメントの基礎です。社員一人ひとりの体験をどう設計し、どう育てていくかが、これからの経営の成否を左右します。
答えが定まらない時代にこそ、一人ひとりの働く体験の中に、組織を変えるヒントが隠されています。
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「【EX】人的資本経営の必修科目「従業員エクスペリエンス」とは何か」

【事例付き】企業が実施するリスクマネジメントとは? 定義や考え方を解説
近年、企業が抱えるリスクが多様化し、積極的なリスクマネジメントの実施が求められています。サイバー攻撃やSNSでの炎上、社内のハラスメント、業務委託先の業務停止といった新たなリスクが増え、リスク発生時の損失や影響も社会を巻き込む大きなものになりました。
しかし2015年に実施された中小企業庁の委託調査では、中小企業の40.4%、大企業でも14.6%の企業がリスクマネジメントの担当部署を設けておらず、リスクマネジメントが不十分である可能性が示されています。
本記事では、世界標準規格のISO31000をベースに、リスクマネジメントの基礎を解説します。後半では事例も掲載し、理論と実践の両面からお伝えします。

【5分解説】ドラッカーのマネジメントとは? 原則・理論・名言まで完全理解
「現代マネジメントの父」と称され、体系的に提示したピーター・F・ドラッカー。彼の思想は、今なお世界中の経営者やビジネスパーソンに大きな影響を与え続けています。
しかし、「ドラッカーのマネジメントは難しそう……」「理論が古くて現代では通用しないのでは?」と感じている方も少なくないのではないでしょうか。
本記事では、マネジメントの初心者や、ドラッカーの思想に初めて触れる方に向けて、「ドラッカーのマネジメント」をわかりやすく解説します。彼が定義したマネジメントの意味から、五つの基本、心に響く名言、そして現代のビジネスシーンで実践するためのステップまで、網羅的にご紹介します。
この記事を読めば、ドラッカーのマネジメントがなぜ「思考の原点」として今こそ学ぶべきなのかが、きっとご理解いただけるはずです。

【必見】AI時代の「キャリアデザイン」完全ガイド
近年「同じ会社で定年まで勤め上げれば安泰」という終身雇用の常識が崩れただけではありません。生成AIの進化により、私たちの「存在意義」そのものが問われる時代がやってきました。
例えば、OpenAIのガバナンス研究者であるダニエル・ココタイロを筆頭にしたAI研究者チームは、2027年までのAI発展について詳細な予測を公表し、「今後10年間の超人的AIの影響は、産業革命の影響を凌駕するほど非常に大きなものになる」という見解を示しています。
特に、これまで人間が行ってきたホワイトカラーの仕事の多くがAIやロボットに置き換わっていくことが予測される中で、私たちはどのように「自分らしさ」を見つけ、それを仕事にしていくのかという視点が強く問われています。
時代の変化が加速する今、キャリアデザインは将来を見据えた計画という枠を超え、変化に対応しながら自分らしく働き続けるための大切な指針となっています。
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・「キャリアは会社任せ」からの脱却――部下が主体的に考える組織づくりの処方箋

【2025年版】チームビルディングとは?効果的な進め方と実践例を完全解説
現代の企業経営では、もはや個人の能力だけに頼っていては、激しさを増す競争社会を勝ち抜くことが難しくなっています。技術革新や市場ニーズの変化が激しい今、求められているのは「個の力」ではなく、「チームとしての総合力」です。
特に、価値観やバックグラウンドが異なる多様なメンバーが集まる職場においては、それぞれの知識やスキルを掛け合わせ、協働によって高い成果を出す力が不可欠です。
一方で、実際の現場では、人間関係の不和やスキルのミスマッチ、目標の不明確さといった要因が、生産性の低下や組織内の摩擦を引き起こすケースも少なくありません。
こうした課題を乗り越え、メンバー一人ひとりの能力や個性を最大限に活かしながら、共通の目標に向かって協力できる「理想的なチーム」を育てていく。その土台として、チームビルディングの重要性が今、改めて注目されているのです。
