組織を動かす
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【実例】カインズに学ぶ、自律する組織の作り方
古今東西、ビジネスパーソンの関心ごとであり続ける組織変革。 前回に引き続き、ライフネット生命保険、カインズ、ブレインパッドの人事トップとして組織変革を主導してきた西田政之氏にインタビューし、昨今求められる組織変革の要諦に迫ります。 今回紹介するのが、西田氏が取り組んだカインズでの組織変革の具体的な内容。加えて、今ホットな安斎勇樹氏の書籍『冒険する組織のつくりかた』(テオリア)のフレームワークを使って、カインズの組織変革を整理します。 2025年6月11日付でYKK APの専務執行役員兼CHROに就任予定の西田氏は、金融の営業畑などを経て人事畑に”ジョブチェンジ”し、プロCH組織を動かす2025/06/05 -
「組織を考え抜く人」が会社を救う——人事図書館・吉田館長が語るAI時代に必要な人事の本質
人材獲得競争が激化する今、企業の成長を左右するのは「人」への深い理解と組織作りだ。従来の人事部を超えた「人事のプロ」とは何か。96個ものバンドを組んだ経験からグループ論や組織論の面白さに目覚め、500社以上の企業支援を経て「人事図書館」を開設した吉田洋介氏が語る、AI時代の人事の本質と対話の力。 吉田 洋介(よしだ・ようすけ)人事図書館 館長2007年立命館大学大学院政策科学研究科卒業。新卒でリクルートマネジメントソリューションズ入社。組織人事支援として国内外500社以上の採用、人材開発、組織開発、人事制度等に関わり、支社長・事業責任者等を歴任。2021年に独立し株式会社Trustyy組織を動かす2025/05/28 -
【保存版】リスキリング徹底ガイド:DX時代に必須のスキルと助成金活用法
はじめに 近年、「リスキリング」という言葉がビジネスシーンで大きな注目を集めています。急速な技術革新やデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展、社会構造の変化に伴い、企業も個人も新しいスキルを身につける必要性が高まっているためです。リスキリングは単なるスキルの獲得だけでなく、既存の働き方や学び方を見直すきっかけにもなります。 本記事では、リスキリングの基本的な概念から導入のメリット、活用できる補助金・助成金等を体系立ててわかりやすく解説します。ぜひ、自社の成長戦略として、リスキリングをどのように進めていくかのヒントをつかんでください。 リスキリングとは? 📕リス組織を動かす2025/05/28 -
「その会議、本当に必要?」世界のトップ企業に学ぶマネジャー主導の会議革命
就業時間はほぼ会議漬け、自分の作業時間は残業時間のみ……。あなたは会議の数に埋もれて溺れていないだろうか。「会議疲れ」は現代のビジネスパーソンを蝕む最大の生産性キラーだ。しかしグローバル企業は革命を起こしている——2枚のピザ理論、ノーミーティングデー、会議費用の可視化。今こそ知るべき、世界が実践する「会議の最適化」戦略と、管理職が今日から使える現場の知恵を徹底解説する。 会議には五つの顔がある 「会議が多い……」と嘆く管理職は多い。ただ、この課題はグローバルレベルで工夫と改善が進められている。今回は、「会議」についての事例と考察を交えて、最高のパフォーマンスを生む会議を考えていき組織を動かす2025/05/26 -
「従業員エンゲージメントは企業価値にどう効くか?」──データで探る“人的資本経営”のリアル
2023 年から企業の「人的資本」について、有価証券報告書において一部項目の開示が義務化された。有価証券報告書や統合報告書には「従業員エンゲージメント」という指標が躍るが、実態は「スコアを載せて終わり」が大半だ。今回は、エンゲージメントスコアと企業価値の相関に注目。大和総研の「人的資本経営と従業員エンゲージメント 従業員エンゲージメントの開示から企業価値との関係を探る」のレポートから、エンゲージメントと企業価値の関係性を考える。 エンゲージメントスコアの開示は進んだが…… 人的資本経営に関する「伊藤レポート」を経済産業省が公表したのは2020年9月のこと。2023年の人的資本開示組織を動かす2025/05/26 -
組織を変える「エンパワーメント」実践ガイド──自律と支援が人材を伸ばす理由
長引く不況や深刻化する人手不足を背景に、「限られた人員でいかに成果を上げるか?」が企業の共通課題となっています。その解決に向けて注目されているのが「エンパワーメント」という考え方です。 組織行動論や経営学では、権限委譲・意思決定の分権化によって従業員のモチベーションやパフォーマンスを向上させるエンパワーメントの効果が議論されています。 本稿では、組織のメンバーが自律的に行動し潜在能力を最大限に発揮できる環境づくりを通じて、個々の生産性向上と組織全体の活性化を実現する「エンパワーメント」の実践方法や効果について掘り下げていきます。 エンパワーメントの定義とは? 「エンパ組織を動かす2025/05/26 -
【徹底解説】「健康経営」に取り組む真のメリットとは?
少子高齢化で人手不足が叫ばれる昨今。コストをかけて採用したり、時間をかけて教育したりした従業員が、心身を病んで離職してしまうのは、会社にとって大きな損失となります。そこで、従業員の健康に投資するという「健康経営」の視点が、企業の生産性やブランド力を高める新たな鍵として、注目を集めています。本稿では、健康経営の基本から優良法人認定の仕組み、実践事例、導入ステップまでをわかりやすく整理しました。自社で取り組むためのヒントとしてご活用ください。 1. 健康経営とは? 健康経営の定義 「健康経営」とは、従業員の健康を“コスト”ではなく“投資”ととらえ、経営の一環として積極的に取り組織を動かす2025/05/22 -
【新常識】なぜ今サーバントリーダーシップが求められるのか?
サーバントリーダーシップとは? 現代のビジネス環境では、単なるトップダウン型のリーダーシップではなく、一人ひとりが自律し、柔軟に協力し合える組織文化が求められています。こうした潮流のなかで再注目されている理論がサーバントリーダーシップ(Servant Leadership)です。 サーバントリーダーシップとは、指導者が命令ではなく奉仕の姿勢でチームに関わり、メンバーの声に耳を傾ける統率法です。 組織の方向性を示しつつ、個々の可能性を引き出すことに重点を置きます。権威ではなく信頼関係を基盤とし、メンバーの意見を取り入れながら共通の目標達成を目指す指導アプローチです。 こ組織を動かす2025/05/19 -
【両利き】人生の資産を高める、働きやすさと働きがいの「いいとこどり」
楽は「楽をする」とも「楽しい」とも読めます。しかし、両方同時には読めませんので、あなたはどちらかを選ぶことになります。 同様に「働きやすさ」と「働きがい」の両立は困難。どちらか一方を選ばなければならないとされています。 この「働きやすさ vs 働きがい」という二項対立を超越する止揚(アウフヘーベン)はないのか......もちろん存在します。第三の道を拓くカギは「多様性」にあります。 これは個人間の違いに起因する多様性だけにとどまりません。「時間軸」の座標で見れば、一人の人間でも仕事とプライベートへの向き合い方が変化します。個人の中に多様性が内在しているのです。 同様に組織を動かす2025/05/19 -
その「聞き方」はNG! 明日から使える傾聴テクニック
はじめに 近年、多くの業種で有効求人倍率が高止まりし、人材確保が難しい状況です。加えて新卒や若年層を中心に早期離職が続いており、「人材不足」と「人材の定着」が大きな課題となっています。その一方で、新しい知識や視点を持つ若手社員・多様なバックグラウンドを持つメンバーをうまく活かしきれず、現場に“もやもや”した空気が漂っている、という声もよく聞かれます。 こうした状況を打開するヒントとして、「傾聴力(アクティブリスニング)」が今改めて注目されています。 傾聴は、ただ相手の言葉を聞くのではなく、本音や背景にある感情にまで耳を傾けるコミュニケーションスキルです。これにより、職場での組織を動かす2025/05/16 -
ハラスメントを防止。人間関係を変えるアサーティブ・コミュニケーションとは
その言い方、大丈夫?」が問われる時代 多様性が進み、リモートワークが当たり前となった今、コミュニケーションの“質”が仕事の成果や人間関係に直結しています。 強く言えばハラスメント、黙っていれば伝わらない──そんなジレンマを解決するカギが「アサーション」。 自分も、相手も大切にする伝え方として、今あらためて注目されているこのスキルを、基礎から実践まで解説します。 1. アサーションとは? アサーション(Assertion)は一見「自己主張」と訳されがちですが、その真髄は単に自分の意見を押し付けることではありません。むしろ「自分も相手も尊重する」というコ組織を動かす2025/05/15 -
【驚愕のデータ】優秀な若手が逃げ出す「ゆるブラック」という現実
人間の考えや志向は実に多様です。その環境を好む人もいれば嫌う人も現れます。 かつて日本企業では、多くの人が望まぬ長時間労働を強いられ、心身の不調をきたす人もいました。「働きすぎ」問題は、「ブラック企業」という言葉として悪評がSNSを通じて広まったこと、また政府による本格的な介入も奏功し、ある程度の解消に向かいました。 しかしながら、今度は別の問題に直面しました。 逆に仕事が楽過ぎてやりがいを感じられない、または望むような成長ができないと思う人が出てきます。そうした人は、強制的に楽な仕事しかさせない環境を問題視し、表面的にはホワイトながらもやりがいや成長機会に乏しい会社を、い組織を動かす2025/05/15
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