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組織風土

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情報の"詰まり"が組織を破壊する。ミドルマネジャーが握る会社の生命線

経営層と現場の間で情報が詰まると、組織は不調に陥る。経営方針が現場に届かない原因は部下の理解力不足ではなく、マネジャーの「翻訳力」にあるかもしれない。あなたは組織の「動静脈」として、血液のように情報を滞りなく循環させているだろうか?

本稿では組織コミュニケーションを人体の循環器系になぞらえた新しい視点から、ミドルマネジャーの本質的役割と、情報の「詰まり」を解消する実践的アプローチを探る。

組織を動かす
2025
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05
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情報の"詰まり"が組織を破壊する。ミドルマネジャーが握る会社の生命線

【名著】グーグル躍進を支えた1兆ドルコーチに学ぶ、伝説の組織文化づくり

名選手の影に名コーチあり。名経営者の影にも名コーチがいます。

世界のデジタル産業革命をけん引し続けているシリコンバレーの地で、アップルのCEO、スティーブ・ジョブズやグーグルの元CEO、エリック・シュミットをはじめ、数多くの企業経営者に深い影響を及ぼした人物がいます。

それがビル・キャンベル。彼がコーチングした企業の時価総額を合わせるとトリリオン(1兆)ドルに達するとのことで、「1兆ドルコーチ」と呼ばれるようになりました。

そのコーチング哲学と生き様をまとめたのが「1兆ドルコーチ(著者:エリック・シュミットほか、発行:ダイヤモンド社)」。日本でも発行部数が17万部を超え、アマゾンには2000件以上ものレビューが付いています。

そんな希代の名コーチは、元々はラグビーのコーチをしていました。そこで養った人間と組織への観察眼、そして人たらしの術がビジネス界でいかんなく発揮されたのです。

シリコンバレーといえば「デジタル」や「テクノロジー」、そして「戦略」に長けた印象があります。しかし、ビルが重視したのが「コミュニティ(人間関係など)」や「誠実さ」、「実行力」でした。

これらは、猫も杓子も「DX」と口にする今の時代からすると泥臭いテーマ。でも、そこに古今東西不変のチームマネジメントの神髄があります。今こそ名コーチに学んでみませんか。


<プロフィール>
ビル・キャンベル(ウィリアム・ヴィンセント・キャンベル・ジュニア、1940年8月31日 - 2016年4月18日)。アメリカンフットボールの選手とコーチを経て実業界へ。1997~2014年アップル取締役。2001年にグーグルのコーチ就任。ツイッター(現X)やアンドリーセン・ホロウィッツ、元米副大統領アル・ゴアのコーチも務めた。

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【ウェルビーイングを完全理解】導入企業の成功ポイントとデジタルウェルネスの最新動向

「社員の幸せが企業の成長につながる」―この考え方が、今、経営の常識を変えつつあります。

ウェルビーイング(Well-being)は、単なる健康管理や福利厚生を超えた、身体的・精神的・社会的な充実を包括的に追求する概念として、企業経営の中核に位置づけられるようになりました。トヨタの「幸せの量産」という革新的なミッション、文科省が掲げる「学びのウェルビーイング革命」、そしてSDGsが目指す「誰一人取り残さない」社会の実現―これらはすべて、人々の総合的な幸福を基盤とした新しい価値創造の形です。

本記事では、ウェルビーイングの基本概念から、科学的な幸福度測定、先進企業の具体的な取り組み事例、そして最新のテクノロジー活用まで、組織と個人の幸福を実現するための実践的な知識を体系的に解説します。

組織を動かす
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