上司の方へキャリア・退職・目標設定ほか
部下が辞めると言ったときの対応
先に答え
部下に辞めると言われたら、上司は引き止めるか聞き役に回るかを先に決めず、まず2つのことを尋ねてみてください。1つは、もう決めたことなのか、まだ迷っているのか。もう1つは、上司に何を期待しているのかです。決めて報告に来た人と、迷って相談に来た人とでは、上司に期待することが違います。KAKEAIの1万人調査では、面談で上司に一番期待することとして、「その時々によって違う」を選んだ人が20.9%で最多でした。引き止めるために、昇給や異動のように自分では決められないことを約束するのは避けましょう。
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KAKEAIの1万人調査では、5人に1人強が、上司との面談で話したいことを切り出せない、評価が気になり本音が話せないといった困りごとを挙げていました。面談で上司に一番期待することとして最も多く選ばれたのは、「その時々によって違う」でした。退職を切り出されたときは、本人がどこまで決めているのか、上司に何を期待しているのかを、まず尋ねるとよいでしょう。約束するのは、自分で守れることだけにします。
- 21.8%
- 1万人調査
- 上司との面談の困りごととして、話したいことを切り出せない、評価が気になり本音が話せない、信頼関係がなく安心して話せない、のいずれかを挙げた人の割合
- 回答者全体の5人に1人強にあたります。
- 20.9%
- 1万人調査
- 面談で上司に一番期待することとして、「その時々によって違う」を選んだ人の割合
- 最も多かった答えです。「具体的なアドバイスがほしい」「意見を聞きたい」「一緒に考えてほしい」の3つは合わせて45.6%、「話を聞いてほしい」は7.9%でした。上司に期待することは、人によっても、そのときによっても異なります。
- 23.2%
- 1万人調査
- 「会話したことを上司が日常にいかさない・約束を守らない」を面談の困りごとに挙げた人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
- 回答者全体では、面談が成果につながっていると感じている人は31.9%で、この困りごとを挙げた人のほうが低くなっています。この困りごとを挙げた人は、回答者全体の6.2%です。
3つの数字はいずれも、上司との定期的な面談について尋ねた結果です。退職の申し出や、退職を考えた理由について尋ねたものではありません。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
部下が辞めると言った日に、 上司にできることは何か
部下から退職を切り出された日に上司ができるのは、本人がどこまで決めているのか、そして上司に何を期待しているのかを尋ねることです。あわせて、守れない約束はしないようにしましょう。
退職は、上司に相談しなくても決められます。本人が話そうと決める日まで、気持ちがどこまで固まっているのかは、上司にはわかりません。
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談の困りごとを尋ねています。話したいことを切り出せない、評価が気になり本音が話せない、信頼関係がなく安心して話せない、のいずれかを挙げた人は21.8%でした。
辞めるかどうかの迷いは、とりわけ切り出しにくい話題でしょう。切り出された時点で本人の考えが既に固まっていれば、その日に上司が変えられることは多くありません。一方で、これからも一緒に働く部下との次の面談は、どの場合でも上司自身が変えられます。
退職を切り出されたら、 最初の5分で尋ねたい2つのこと
退職を切り出されたら、最初の5分で2つのことを尋ねてみてください。もう決めたのか、まだ迷っているのか。そして、上司に何を期待しているのかです。決めて報告に来た人と、迷って相談に来た人とでは、上司に期待することが違うからです。
「退職を切り出されたら、上司は口を挟まずに最後まで聞く」という助言があります。話を聞くだけで終わる日があってもかまいません。ただし、KAKEAIは、退職を切り出されたら聞き役に徹する、とあらかじめ決めておくことをおすすめしません。まず引き止める、と決めておくことも、このページではおすすめしません。どちらが合うのかは、本人に尋ねてみないとわからないからです。
- 部下:少しお時間をいただけますか。実は、退職を考えています。
- 上司:話してくれて、ありがとうございます。最初に、2つだけ聞かせてください。
- 上司:もう決めたことでしょうか。それとも、まだ迷っているところでしょうか。
- 上司:今日は、手続きを進めてほしい、話を聞いてほしい、一緒に考えてほしい、のどれに近いですか。
KAKEAIの1万人調査では、面談で上司に一番期待することを尋ねています。最も多かった答えは「その時々によって違う」で、20.9%でした。「具体的なアドバイスがほしい」「意見を聞きたい」「一緒に考えてほしい」の3つは合わせて45.6%、「話を聞いてほしい」は7.9%です。
1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データでも、傾向は同じです。部下が1on1の前に選んだ、上司に期待することのうち、「一緒に考えてほしい」「意見を聞きたい」「具体的なアドバイスがほしい」の3つが合わせて53.4%でした。「話を聞いてほしい」は11.7%です。どちらのデータでも、「話を聞いてほしい」より、「一緒に考えてほしい」など3つを合わせた割合のほうが高くなっています。
退職の話で部下が何を期待しているのかは、決めつけずに本人に尋ねてみてください。
2つを尋ねたら、本人の話を最後まで聞き、この話を誰にどこまで伝えてよいかを確認しましょう。
上司の言い方
- この話は、今は私のところでとどめておきます。私の上司や人事に伝えるときは、その前に○○さんに相談しますね。
会社の決まりで、自分の上司や人事にすぐ報告する必要がある場合は、その場で本人にそう伝えてください。
立ち話やチャットで切り出されたとき、 驚いて言葉が出ないとき
周りに人がいる席や廊下で切り出されたら、その場で続きを聞かず、場所か時間を改めましょう。
上司の言い方
- 大事な話なので、落ち着いて聞きたいです。今日の夕方、30分ほど時間をもらえますか。
チャットで「辞めます」と届いたときも、返信で理由を尋ねず、同じように話す時間を取りましょう。
驚いて言葉が出ないときは、1つだけ尋ね、続きは翌日にしてかまいません。次に話す時間だけは、その場で決めておくとよいでしょう。
上司の言い方
- 正直なところ、驚いています。1つだけ聞かせてください。もう決めたことでしょうか。
部下が辞めると言ったとき、 場面ごとに言うこと・聞くこと
部下が辞めると言ったときの対応は、本人がもう決めているのか、迷っているのか、条件次第なのかによって変わります。
部下がもう退職を決めているとき
本人が「決めました」と答えたら、条件を示して考え直すよう説得するのは控えましょう。残ってほしいという気持ちは一度だけ伝え、退職の日までの進め方を二人で相談します。
- わかりました。残ってほしかった、というのが私の正直な気持ちです。ただ、○○さんが決めたことは尊重します。
- ここからは、退職の日までの進め方を一緒に決めていきたいです。最後の出社日は、いつ頃を考えていますか。
- 私の上司や人事、チームのメンバーには、いつ、誰から伝えるのがよいでしょうか。
- 引き継ぎのために、○○さんしかやり方を知らない仕事を教えてもらえますか。
- 最後に、1つ教えてください。私の関わり方で、やりにくかったことはありませんでしたか。今後に生かしたいんです。
その日のうちに、次の3つをしておきましょう。
- 本人から聞いたことと、自分が話したことを書き留めます。
- 本人が了承した範囲で、自分の上司と人事に報告します。
- 退職日や退職届の出し方、残っている有給休暇の扱いは、自分の判断で答えず、就業規則を確認して人事の担当者に相談します。
「その日に辞められては困ります」「休暇は引き継ぎが終わってからにしてください」と、その場で返事をするのは避けてください。
自分の上司から引き止めるよう求められたときは、事実と相談したいことを分けて伝えます。
- 残ってほしいという気持ちは、私から本人に伝えました。本人は既に退職を決めていて、次の勤務先への入社日も決まっているそうです。後任と引き継ぎについて、ご相談したいです。
部下が辞めるかどうか迷っているとき
迷っている人は、決める前に話しに来てくれた人です。話を聞いてほしいと言われた日は、聞くことに専念しましょう。次に話す日だけを決めて終えてもかまいません。
一緒に考えてほしいと言われたら、何に困っているのか、本人はどうしたいのかをまず把握するように努め、真剣に一緒に考えましょう。
- 決める前に話してくれて、ありがとうございます。
- 今、一番引っかかっているのは何でしょうか。仕事の内容や量、給与や評価、人間関係など、近いものはありますか。
- それは、いつ頃から感じていますか。
- 私の関わり方で、やりにくいと感じていることはありませんか。遠慮なく教えてください。
上司の関わり方が期待と違っていても、自分を評価する相手には言い出しにくいものです。最後の質問は、上司から尋ねることをおすすめします。
KAKEAIの1万人調査では、面談の困りごととして「上司の対応が期待するものと違う」を挙げた人が12.9%いました。この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は23.4%で、回答者全体の31.9%を下回っています。
意見を求められたら、まず本人の考えを尋ね、そのうえで上司自身の考えを具体的に伝えましょう。
- ○○さん自身は、今のところ、どちらに気持ちが傾いていますか。
- 私は、残ってほしいと思っています。来期の△△は、○○さんにお願いしたいと考えていました。ただ、決めるのは○○さんです。
一緒に考えた日は、面談を終える前に次の3つをしておきましょう。
- 上司の判断で変えられること(仕事の割り振り、任せる範囲、報告の頻度など)を伝えます。
- 給与や昇進、異動のように上司だけでは決められないことは、その旨を伝え、確認した結果を知らせる日を約束します。
- 次に話す日までにそれぞれがすることを、二人で決めます。
- 仕事の割り振りは、私の判断で変えられます。金曜までに案を考えてきますね。
- 給与と異動は、私だけでは決められないので、お約束はできません。人事に相談してもよいですか。来週の水曜に、そこまでにわかったことをお伝えします。
- 次にお話しするまでに、○○さんのほうで整理しておきたいことはありますか。
本人がすることは、「何が変われば続けられそうかを3つ書き出す」くらいで十分です。
「異動できるなら残る」など、 条件次第のとき
「異動できるなら残ります」「給与が上がるなら考えます」と言われたら、その場で約束せず、確認してから返事をしましょう。「わかりました」と答えればその場は収まるため、守れない約束をしてしまいがちです。
- 条件を話してくれて、ありがとうございます。ただ、この場でお約束はできません。できることとできないことを確認してから、お返事します。
- 何が、どのくらい変われば、続けられそうでしょうか。
- いつ頃までにお返事すれば、間に合いますか。
- もしそれが難しかった場合、他に変わるとよいことはありますか。
その場で次に話す日を決め、その日のうちに、本人の了承を得て自分の上司と人事に相談しましょう。次に話す日には、そこまでにわかったことを本人に伝えます。
1万人調査では、面談の困りごととして「会話したことを上司が日常にいかさない・約束を守らない」を挙げた人が6.2%いました。この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は23.2%で、回答者全体の31.9%を下回っています。
その場を収めるための約束が守られなければ、部下が残ったとしても、その後の面談で上司の言葉は信頼されにくくなりがちです。約束するのは、期限を決めて自分で守れることだけにしましょう。
できないとわかったことは、本人にそのまま伝えます。
- 人事に確認したところ、申し訳ないのですが、今期の異動はできないとのことでした。私にできるのは、△△の担当を替えることです。そのうえで、○○さんの考えを聞かせてもらえますか。
退職の理由が、 体調や職場での嫌がらせのとき
退職の理由が体調や職場での嫌がらせにある場合は、上司一人で抱え込まないでください。病気かどうかを上司が判断することも避けましょう。本人の了承を得たうえで、人事の担当者や、産業医などの専門家につなぎます。
- 話してくれて、ありがとうございます。この話は、私だけで聞いて終わりにしたくありません。人事の担当者にも入ってもらってよいでしょうか。
本人に断られた場合も、誰にも言わないとは約束しないでください。どう対応するかは上司だけで決めず、人事の担当者や社内の相談窓口に相談しましょう。
部下が辞めると言ったとき、 上司が避けたい5つのこと
部下が辞めると言ったときに上司が避けたいのは、次の5つです。
- 関わり方を、先に1つに決めておく。聞き役に徹することも、まず引き止めることも、本人が上司に期待することと合うとは限りません。
- 守れない約束で引き止める。昇給、昇進、異動は、上司一人では決められません。
- 面談を重ねて、考え直すよう説得し続ける。引き止めをどこまで続けてよいかは、上司の考えだけで決めず、就業規則を確認して人事の担当者に相談してください。
- 「この忙しい時期に」と本人に言う。後任やチームの業績が心配なのは当然ですが、相談する相手は本人ではなく、自分の上司と人事です。
- 退職の日まで、会議や連絡から外す。外したことは、他のメンバーにも伝わります。辞めると言えば外される職場だと受け取られると、迷いを早めに相談しにくくなります。情報の扱いに会社の決まりがある場合は、理由を本人に説明して、決まりに従います。
退職を切り出した部下にとって、 それまでの面談はどんな時間だったか
退職を切り出した部下にとって、それまでの面談がどんな時間だったのかは、上司にはわかりません。自分を責めるためではなく、これからの面談に生かすために、次の3つを振り返ってみましょう。
- 本音を話せる時間になっていたか。KAKEAIの1万人調査では、20代の回答者の15.0%が、面談の困りごととして「話したいこと、話すべきことを切り出せない」を挙げていました。20代の回答者では、「自分自身への評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない」を挙げた人も14.4%でした。どちらも、年代別で最も高い割合です。部下から何も言われなくても、話したいことがないとは限りません。
- 聞いた話が、その後の行動につながっていたか。部下から聞いた話に上司が対応しないままだと、部下は「話しても変わらない」と感じやすくなります。同じ調査では、面談が毎回その後の行動につながっていると答えた人は9.4%でした。この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は75.5%で、回答者全体の31.9%を大きく上回っています。
- 上司が約束を守っていたか。「確認しておきます」「考えておきます」と言ったまま、返事をしていない話がないかを思い出してみましょう。
これからも一緒に働く部下との次の面談で、 変えること
他の部下との次の面談では、3つのことを変えてみましょう。
- 聞いたままになっている話を、上司のほうから取り上げます。
- 先月、△△がやりにくいと聞いたのに、私は何も対応できていませんでした。すみません。その後、状況はどうですか。
- 今後のキャリアについて尋ねます。
- これからの1年で、挑戦してみたい仕事はありますか。今の仕事は、それにつながっていそうですか。
- もし退職を考えることがあったら、決める前に一度、話してもらえるとうれしいです。変えられることがないか、一緒に考えたいんです。
Kakeai AI 1on1の利用データでは、「今後のキャリア」のテーマのうち、部下が「意見を聞きたい」を選んでいた割合は16.6%、「一緒に考えてほしい」は16.4%でした。「話を聞いてほしい」は7.6%です。キャリアの話では、聞いてもらうことより、上司の意見や一緒に考えることのほうが多く期待されています。
- 退職する人の仕事を引き継ぐ人とは、代わりに減らす仕事を一緒に決めます。
- ○○さんの仕事を引き継いでもらう分、今の仕事を減らしたいと考えています。何を減らすとよいか、今日一緒に決めませんか。
部下が辞めると言ったあとの対応を、 何を目安に振り返るか
部下が辞めると言ったあとの対応のよしあしは、引き止められたかどうかでは決まりません。KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、部下が辞めると言った日の面談がよかったかどうかも、そのあとの行動で判断するものだと考えています。次の3つの点から、二人の時間を振り返ってみてください。
- 切り出された日の面談を終えるとき、本人の状況(決めている・迷っている・条件次第)と次に話す日を、二人で共有できていましたか。
- 上司が持ち帰ったことについて、約束した日までに返事ができましたか。できないとわかったことも、そのまま伝えられましたか。
- 他の部下との面談でも、言いにくい話を二人で話題にできていますか。
3つ目ができていないと感じたら、聞いたままになっている話が残っていないかを見直してみましょう。部下が迷いを早めに相談してくれるようになったかどうかが、1つの目安です。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
部下から聞いた話や、部下に約束したことをそのままにしたくないときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
1on1の前
テーマと
期待する 対応の選択 1on1の前に、その回に話したいテーマと、上司にどうしてほしいか(期待する対応)を、部下の側から選べます。設定によっては、上司の側からもテーマを選べます。選んだ内容は、お二人の画面に表示されます。
伝えたいことの
切り出し方や ポイントアドバイス 部下に切り出したいことを「メンバーに伝えたいこと」の欄に入力して保存すると、「1on1前のAIアドバイス」が、その内容を踏まえて書き直されます。入力した内容は、部下の画面には表示されません。
テーマや
話題ごとの 対話履歴ダイジェスト お相手ごとの「概要」の画面で、この半年の1on1をKakeai AIが文章にまとめたダイジェストと、テーマごとに話してきた内容を見返せます。お二人に同じものが表示されます。
日常
要約や
次の 一歩の 一元管理 1on1ごとの要約は「予定・履歴」の画面に、決めた次の一歩は「MOVE」の画面に、お相手ごとにまとまります。あとから見返せます。
1on1ツールの導入や見直しを検討している方は、Kakeai AI 1on1 の資料をご覧ください。
ご利用企業 累計600社以上/
よくある質問
部下から「退職のことは、 まだ誰にも言わないでほしい」と頼まれました。 上司はどうすればよいですか。
部下から「まだ誰にも言わないでほしい」と頼まれたときは、上司は守れる範囲のことだけを約束しましょう。たとえば、「今は私のところでとどめておきます。ただ、手続きには私の上司と人事が関わるので、いつ伝えるかは一緒に決めたいです」と伝えます。ずっと誰にも言わない、という守れない約束は避けてください。
退職を切り出した部下が、 理由を話してくれません。 上司は理由を聞き出したほうがよいですか。
部下が退職の理由を話したがらないときは、上司は無理に聞き出そうとせず、手続きと引き継ぎの相談を先に進めましょう。そのうえで、「理由は無理に聞きません。ただ、私の関わり方で変えたほうがよいことがあれば、退職の日までに教えてもらえるとありがたいです」と、一度だけお願いしてみてください。返ってきた答えは、他の部下との面談を見直す手がかりになります。
退職を考えていた部下が、 残ってくれることになりました。そのあと、上司は何をすればよいですか。
部下が残ると決めたあと、上司はまず、約束したことを期限までに実行しましょう。次の面談では、上司のほうから「仕事の割り振りを変えて2週間になりますが、実際のところどうですか」と尋ねてみましょう。約束が守られないままだと、その後の面談で、上司の言葉は信頼されにくくなりがちです。実行できなかったことがあれば、理由を添えて、本人にそのまま伝えてください。
部下が辞めそうだと感じていますが、 まだ何も言われていません。 上司のほうから聞いてもよいですか。
部下が辞めそうだと感じたら、上司は切り出されるのを待たず、次の面談で尋ねてかまいません。ただし、「辞めるつもりですか」と尋ねられても、部下は、自分を評価する上司に「はい」とは答えにくいものです。「今の仕事を続けるうえで、一番引っかかっていることは何ですか」のように、仕事の状況から尋ねることをおすすめします。
退職日や有給休暇の取り方について、 部下の希望と職場の都合が合いません。 上司はどうすればよいですか。
退職日や有給休暇の扱いは、上司が自分の判断で答えを出さず、就業規則を確認したうえで人事の担当者に相談してください。本人には、「その点は私だけでは判断できないので、人事に確認して、あさってまでにお返事します」と伝えます。引き継ぎが間に合わない場合の対応も、上司一人で決めず、自分の上司と人事の担当者に相談しましょう。
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出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/subordinate-resignation-how-to-respond
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: