マネジメントの手引き
KAKEAIの1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データ: 主な数字と調査の方法
2つのデータについて
「マネジメントの手引き」で紹介している数字には、出典が2つあります。1つは、株式会社KAKEAIが会社員10,000人を対象に行った「1on1実態調査」(KAKEAIの1万人調査)です。もう1つは、KAKEAIが提供する「Kakeai AI 1on1」の利用データの集計です。
調査の数字は、働く人が上司との面談をどう感じているかを示しています。利用データの数字は、実際に行われた1on1で何が選ばれ、どのように行われたかを示しています。2つは対象も集計の方法も異なるため、このページでは分けて紹介します。
KAKEAIの1万人調査(1on1実態調査)の方法
KAKEAIの1万人調査は、自分の上司と、ある程度定期的な面談やミーティングをしている会社員10,000人に、2026年5月にインターネットで尋ねた調査です。
- 対象:自分の上司と、ある程度定期的な面談やミーティングをしている会社員
- 人数:10,000人
- 時期:2026年5月
- 方法:インターネット調査
回答者は、面談を受ける立場(部下の立場)で、自分の上司との面談についての実感を答えています。回答者には管理職の人も含まれており、その人も自分の上司との面談について答えています。
このページで「面談が成果につながっていると感じている人」と書いているのは、上司との面談が「業務の改善や成果につながっている」という項目に、「とてもそう感じる」または「そう感じる」と答えた人のことです。「成長につながっていると感じている人」も、同じ方法で数えています。数字には、公開しているレポートに載っているものと、10,000人の回答のデータからKAKEAIが集計したものがあります。
KAKEAIの1万人調査の主な数字
KAKEAIの1万人調査では、上司との面談が成果につながっていると感じている人は回答者全体の31.9%、成長につながっていると感じている人は26.7%でした。
KAKEAIの1万人調査では、面談で上司に一番期待することを、選択肢から1つ選んでもらいました。最も多かった回答は「その時々によって違う」(20.9%)で、「話を聞いてほしい」を選んだ人は7.9%でした。
| 面談で上司に一番期待すること(1つ選択) | 選んだ人の割合 |
|---|---|
| その時々によって違う | 20.9% |
| 具体的な | 18.3% |
| 期待していることは | 15.6% |
| 意見を | 14.1% |
| 一緒に | 13.2% |
| 報告したい | 9.4% |
| 話を | 7.9% |
| その他 | 0.6% |
KAKEAIの1万人調査では、「具体的なアドバイスがほしい」「意見を聞きたい」「一緒に考えてほしい」の3つを選んだ人は、合わせて45.6%でした。「期待していることは特にない」を選んだ人のうち、面談が成果につながっていると感じている人は8.4%でした。
KAKEAIの1万人調査では、上司との面談がその後の行動につながっているかを尋ねた質問に、「毎回そうなっている」と答えた人は9.4%でした。面談が成果につながっていると感じている人の割合は、この質問への回答によって、6.0%から75.5%まで差がありました。
| 面談がその後の行動につながっているか | 面談が成果につながっていると感じている人の割合 |
|---|---|
| 毎回 | 75.5% |
| ほぼ毎回 | 56.7% |
| 半分くらいの | 15.7% |
| ほぼそうなっていない | 7.5% |
| 全くそうなっていない | 6.0% |
KAKEAIの1万人調査では、面談で困っていることを複数回答で尋ねました。選んだ人が多かった2つは、どちらも時間に関する困りごとでした。次の表は、15の困りごとのうち5つについて、その困りごとを選んだ人の中で、面談が成果につながっていると感じている人の割合を示したものです(回答者全体では31.9%)。
| 面談で困っていること | 選んだ人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合 |
|---|---|
| 上司の | 44.6% |
| 自分自身の | 39.4% |
| 会話したことを | 23.2% |
| やらされ感・ | 13.1% |
| 上司の | 8.2% |
KAKEAIの1万人調査では、面談を行っている一番の理由として「会社または所属組織または上司から実施するように言われているため」を選んだ人は20.5%でした。この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は12.5%です。一番の理由が「自分の仕事を進めるため」の人では41.2%でした。
KAKEAIの1万人調査では、面談が成果につながっていると感じている人の割合は、会社の従業員数の区分ごとに見ると31.2%〜32.1%でした。1回の面談の時間ごとに見ると、10分の人で26.0%、30分の人で31.3%、60分の人で37.3%でした。
KAKEAIの1万人調査では、自分の上司との定期的な面談を「1on1」だと思うかを尋ねた質問に、「とてもそう思う」「そう思う」と答えた人は合わせて37.2%でした。
Kakeai AI 1on1 の利用データの集計の方法
Kakeai AI 1on1 の利用データは、2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計したものです。
- 期間:2025年10月12日〜2026年10月3日
- 対象:Kakeai AI 1on1 を使って行われた1on1
- 集計の形:会社や個人が特定できない形で集計
集計しているのは、Kakeai AI 1on1 の画面で選ばれた項目と、1on1が行われた時間や間隔です。会話の内容は集計していません。具体的には、1on1の前に選ばれたテーマと上司に期待すること、1回の時間、1on1の間隔、1on1のあとに選ばれた感想を集計しています。テーマと上司に期待することは、主に部下が1on1の前に選ぶ項目です。
Kakeai AI 1on1 は2020年にサービスを開始し、これまでに行われた1on1は累計300万回以上、ご利用企業は累計600社以上です。このページの割合は、上の期間の記録を集計したものです。
Kakeai AI 1on1 の利用データの主な数字
Kakeai AI 1on1 の利用データでは、部下が1on1の前に選んだ「上司に期待すること」のうち、「話を聞いてほしい」は11.7%で、最も少ない項目でした。「一緒に考えてほしい」「意見を聞きたい」「具体的なアドバイスがほしい」の3つは、合わせて53.4%でした。次の表は、上司に期待することが選ばれていたテーマ(すべてのテーマの71.5%)の中での内訳です。
| 部下が選んだ「上司に期待すること」 | 選ばれた中での割合 |
|---|---|
| 一緒に | 19.4% |
| 意見を | 18.9% |
| その他 | 17.9% |
| 報告したい | 17.1% |
| 具体的な | 15.1% |
| 話を | 11.7% |
Kakeai AI 1on1 の利用データでは、1on1の前に選ばれたテーマのうち、43.7%が「業務の進捗や進め方」でした。
| 1on1の前に選ばれたテーマ | 選ばれたテーマの中での割合 |
|---|---|
| 業務の | 43.7% |
| 会社が | 17.7% |
| 今後の | 11.4% |
| 会社や | 6.5% |
| スキルや | 6.5% |
| プライベート | 5.4% |
| 心身の状態 | 5.2% |
| 人間関係 | 3.7% |
Kakeai AI 1on1 の利用データでは、部下が最も多く選んでいた「上司に期待すること」は、テーマによって異なりました。次の表の割合は、そのテーマ全体に対する割合です(上司に期待することが選ばれていないテーマも含めて計算しています)。順位は、「その他」を除いた5つの項目で比べています。
| テーマ | 最も多く選ばれた「上司に期待すること」 | そのテーマのうち、選ばれていた割合 |
|---|---|---|
| 業務の | 一緒に | 17.0% |
| 今後の | 意見を | 16.6% |
| 会社や | 意見を | 27.1% |
| スキルや | 具体的な | 19.2% |
| プライベート | 話を | 21.8% |
| 心身の状態 | 話を | 17.4% |
| 人間関係 | 意見を | 15.9% |
Kakeai AI 1on1 の利用データでは、1回の1on1の時間の中央値は29.6分でした。20〜39分の回が52.6%、60分以上の回が9.3%です。1on1を始めるときに選ばれた実施の方法は、対面が78.0%、オンラインが約22%でした。
Kakeai AI 1on1 の利用データでは、2026年7月4日〜10月3日の3か月間に3回以上1on1を行った上司と部下の組のうち、月1回のペースの組が80.0%、隔週の組が13.1%、毎週の組が5.8%でした。
Kakeai AI 1on1 の利用データでは、1on1のあとに部下が選ぶ感想(複数選択)のうち、最も多かったのは「自分のことや状況を知ってもらえました」で、46.2%でした。これは、部下が感想を送った回に対する割合です。
数字を読むときの注意
KAKEAIの1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データは、対象も集計の方法も異なります。2つの数字を並べるときは、どちらのデータの数字かを明記してください。2つを足し合わせたり、1つの数字のように扱ったりすることはできません。
KAKEAIの1万人調査の数字を読むとき
- この調査は、ある一時点で、回答者本人の実感を尋ねたものです。原因と結果の関係を示すものではありません。
- この調査が尋ねているのは、「自分の上司との、ある程度定期的な面談やミーティング」についてです。この面談を「1on1」だと思っている人は一部(37.2%)のため、数字は「上司との面談」についての割合としてお読みください。
Kakeai AI 1on1 の利用データの数字を読むとき
- 利用データは、Kakeai AI 1on1 を利用している職場の記録を集計したものです。日本の職場全体の割合を示すものではありません。
- 利用データからは、1on1が成果や成長につながっているかどうかはわかりません。
- テーマの内訳は、1on1の予定を作る際にテーマが入力されていた回(予定が作られた1on1の26.5%)の中での割合です。
- 部下の感想は、感想が送られた回だけを集計したものです。送られなかった回のことはわかりません。
- 「月1回のペースの組が80.0%」は、3か月間に3回以上1on1を行った組だけを対象にした数字です。月1回で続けている組が多いことを示していますが、月1回が最もよい頻度であることを示す数字ではありません。
数字を引用する際の書き方
このページの数字を引用する際は、どちらのデータの数字かがわかる出典と、このページのURLを明記してください。
- 調査の数字:「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」
- 利用データの数字:「出典:株式会社KAKEAI『Kakeai AI 1on1 利用データの集計』(2025年10月〜2026年10月)」
詳しく書く場合は、調査の数字には「N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査」を添えてください。利用データの数字には「2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計」を添えてください。
手引きのページの作り方
「マネジメントの手引き」の各ページは、株式会社KAKEAIが、AIを活用して作り、決めた基準で点検したうえで公開しています。ページの内容についての責任は、株式会社KAKEAIにあります。
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日:
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/data