キャリア自律は測れるのか?─科学的アセスメントから1on1を通じた現場支援へ展開
キャリア自律を推進するうえで多くの企業が直面するのが、「どう測定し、その結果をどう現場で活かすか」という課題です。本セミナーでは、リアセックのPROGをはじめとした科学的アセスメントを用い、キャリア自律や“働く力”を可視化する方法と、そこから見える組織・個人の課題を紹介します。データを通じてキャリア開発をどのように戦略的に設計できるかを明らかにします。
続いて、Kakeaiの1on1支援ツールや研修プログラムを活用し、測定データを実際の対話や行動変容に落とし込むアプローチを提示。テーマ設定や対応データとの連動、研修での展開事例を交え、「測る」から「行動変容」へと接続するための具体的な仕組みを共有します。最後には、サーベイ疲れを防ぎながら現場でデータを活かす工夫について議論し、人事がデータと育成施策を橋渡しするための視点を提供します。
アジェンダ
Part 1|キャリア自律は“測れる”のか?〜科学的アセスメントで見える組織課題と成長の兆し〜
登壇者:平田氏
- キャリア自律とは何か/注目される背景
- ジェネリックスキルと“働く力”の測定(PROG@Work)
- 企業・大学での活用実績/データから見える課題と傾向
- 導入企業におけるキャリア開発との接続事例
Part 2|測定結果を現場に落とすキャリア支援〜1on1支援ツールと研修で活かす〜
登壇者:皆川
- アセスメント結果をどうマネジャー・メンバーの対話に生かすか
- 1on1支援ツールでの活用(テーマ設定・対応データ連動)
- 研修プログラムへの展開(管理職研修・キャリア自律研修)
- 「測る」から「行動変容」に接続する設計視点
QA・対談セッション
登壇者:平田氏 × 皆川
- アセスメント結果を現場でどう活用するか?
- 測定データを1on1や研修にどう接続するか?
- “測りすぎ”“サーベイ疲れ”を防ぐ工夫は?
- 参加者からの質問への回答・補足コメント
- キャリア支援を仕組みとして整えたい人事・人材開発ご担当者
- 面談制度や1on1が“形式化”していることに課題を感じている方
- アセスメントの導入・活用を検討中のHRBP・タレントマネジメント担当者
- キャリアの“自律”と“伴走”をどう両立すべきか悩んでいるマネジメント層

横浜国立大学卒業後、1988年株式会社リクルートに入社し、人材採用・教育研修・人事コンサルティングに従事。その後、キャリア事業開発室マネジャー、リクルートマネジメントソリューションズにて、キャリアデザインやコーチングサービスの事業開発に携わる。2006年に株式会社リアセックを設立し取締役に就任。大学でのキャリア教育や官公庁・企業向けのキャリア支援プロジェクトを多数推進し、現在に至る。

東京大学卒業後、2002年株式会社リクルート入社。リクナビ・じゃらんの商品企画を担当。その後、株式会社セルム・PMIコンサルティング株式会社にて管理職育成・組織開発コンサルティングに携わった後、本領域にて独立。2010年から株式会社ミナイー代表取締役。内閣官房主導での中央官庁の働き方改革プロジェクトの企画・プロジェクトマネジメント、大手SPAや大手センシングメーカー・大手商社等における、人事制度構築や、ミドルマネジメント強化を企図したコミュニケーションスキル強化プロジェクト等に従事。KAKEAIを共同創業。