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面談は無駄だと感じるとき、 どう考えればよいか
先に答え
面談は無駄だと感じるときは、すぐにやめるかどうかを決めず、その面談が何のための時間かと、自分にとって何が得られれば無駄でないかを考えてみましょう。KAKEAIの1万人調査では、自分の仕事を進めるためや成長のためなど、自分の理由で面談をしている人の40.8%が、面談が成果につながっていると感じていました。言われたからという理由の人を、大きく上回る割合です。まずは自分なりの理由を持って臨み、それでも合わなければ、頻度や長さ、進め方を相手と相談するとよいでしょう。
数字で見る
KAKEAIの1万人調査では、面談を自分の理由でしている人ほど、面談が成果につながっていると感じていました。また、上司に何も期待していない人には、上司の話が役に立たないと感じている人が、ほかの期待を選んだ人より多く含まれていました。無駄だと感じる面談は、やめる前に、何のための時間かと自分の理由を考え直してみることをおすすめします。
- 40.8%
- 1万人調査
- 自分の仕事を進めるため、成長のためなど、自分の理由で面談をしている人のうち、成果を実感している人の割合
- 会社や上司から言われているため、周りがしているからという理由の人では12.2%で、40.8%はその約3倍でした。自分の理由を持って面談に臨んでいる人ほど、面談の成果を実感しています。
- 22.4%
- 1万人調査
- 上司への一番の期待が「期待していることは特にない」の人のうち、「上司の話が役に立たない」を挙げた人の割合
- ほかの期待を選んだ人では3.0%〜6.7%でした。上司に何も期待していない人には、上司の話が役に立たないと感じている人が、ほかの人より多く含まれています。どちらが先なのかは、この数字からはわかりません。
1万人調査には、面談が無駄かどうかを直接尋ねた質問はありません。数字は、面談をしている理由や、上司に一番期待することごとに、成果の実感や困りごとを比べたものです。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
面談は無駄だと感じるときは、 まず何のための時間かを考える
面談を無駄だと感じるときは、すぐにやめるかどうかを決める前に、その面談が何のための時間なのかを考えてみましょう。同じ30分でも、その時間に何を得ようとしているかによって、無駄かどうかの感じ方は変わるからです。
考える順番は、次の3つです。
- その面談を、誰が何のために設けたのかを確かめます。
- 自分にとって何が得られれば無駄でないのかを、1つ決めます。
- それでも合わなければ、頻度や長さ、進め方を相手と相談します。
面談の種類によって、設けた側の目的と、自分で決められることは違います。主な面談の例を表にまとめました。
| 面談の種類 | 設けた側の目的の例 | 無駄にしないために、自分で決めておくこと |
|---|---|---|
| 上司との | 仕事の | 今、 |
| 評価面談 | 評価を | 評価の |
| キャリア面談 | 今後の | 次の |
| 人事の | 制度の | 確かめたい |
評価面談やキャリア面談のように目的の決まった面談でも、自分が聞きたいことを決めておけば、自分にとっての目的を持って臨めます。ここでは、部署の勉強会の運営を任されている部下と、その上司の例で、言い方を紹介します。
- (評価面談で)勉強会の運営は、評価のどの項目に入っているのか、教えていただけますか。次の期に特に期待されていることも伺いたいです。
- (人事の担当との面談で)今日は、勉強会の準備の時間を業務の時間として扱えるかどうか、1つ確認したいことがあります。
自分の理由で面談をしている人ほど、 面談の成果を実感している
KAKEAIの1万人調査では、自分の仕事を進めるためや成長のためなど、自分の理由で面談をしている人の40.8%が、「面談が成果につながっている」と感じていました。会社や上司から言われているため、周りがしているからという理由の人では12.2%で、40.8%はその約3倍です。自分の理由を持って面談に臨んでいる人ほど、面談の成果を実感しているということです。
部下の側から: 自分の理由を決めて、 面談に持っていく
部下の側から面談を無駄でなくすには、その回に上司と話したいことと、上司に期待することを決めて持っていくのが近道です。進み具合の報告だけで終わっている面談なら、報告のあとに相談したいことを1つ足してみてください。
- 今日は、来月の勉強会の講師の選び方について、ご意見を伺いたいです。
- 正直に言うと、最近の面談は進み具合のご報告だけで終わっていて、もったいないと感じていました。今日は、勉強会の参加者が減っている理由を、一緒に考えていただけますか。
- 次の面談では、勉強会を来期も続けるかどうかについて、課長のお考えを伺いたいです。
上司の話が役に立たないと感じるとき
KAKEAIの1万人調査では、上司に一番期待することとして「期待していることは特にない」を選んだ人のうち、22.4%が、面談の困りごとに「上司の話が役に立たない」を挙げていました。ほかの期待を選んだ人では3.0%〜6.7%です。つまり、上司に何も期待していない人には、上司の話が役に立たないと感じている人が、ほかの人より多く含まれているということです。どちらが先なのかは、この数字からはわかりません。
上司の話が今の仕事に合わないと感じるときは、期待するのをやめてしまう前に、どんな話なら役に立つのかを上司に伝えてみてください。
- 勉強会の集客について、課長が前の部署で試された方法があれば、具体的に教えていただけますか。
- 今の私の悩みは、参加者を増やすことより、毎回の準備の時間が取れないことです。その点で、ご意見を伺えますか。
上司との関係そのものがつらいときや、面談の場で強い言葉をかけられてつらいときは、一人で抱えないでください。就業規則で定められた相談窓口や人事の担当に相談しましょう。
上司の側から: 部下に無駄だと言われたとき、 自分が無駄だと感じるとき
上司の側から見て面談が無駄に思えるときも、部下から無駄だと言われたときも、何のための時間かを二人で考え直すところから始めます。
KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、1on1は仕事と成長を前に進めるための時間だと考えています。話す場を持つこと自体は、目的ではありません。
部下に「面談は無駄だ」と言われたとき
まず、言いにくいことを伝えてくれたことにお礼を言い、どの部分が無駄に感じるのかを尋ねましょう。そのうえで、上司が何のための時間にしたいのかを自分の言葉で伝え、部下の考えも聞きます。
- 率直に言ってくれて、ありがとうございます。どのあたりが無駄に感じますか。時間の長さなのか、話す中身なのか、教えてもらえますか。
- 私は、この時間を、勉強会の運営を前に進めるために使いたいと考えています。○○さんは、どんな時間なら役に立ちそうですか。
- 進み具合の報告は手短にして、迷っていることに時間を多く使う形に変えましょうか。○○さんは、どう思いますか。
上司自身が、部下との面談を無駄に感じるとき
報告は普段のやり取りで足りている、話すことがない、と上司が感じることもあります。改まった面談を持たなくてもよい関係はあります。ただし、要るかどうかを上司が一人で決めると、上司には見えていない、部下が伝えたいことを見落とすことがあります。間隔や長さを変えたいときは、部下に尋ねてから決めましょう。
- 勉強会の準備は順調そうなので、面談を隔週にしようかと考えています。○○さんから見て、困ることはありますか。
- 私から見えていないことがあれば、面談は今のまま続けたいです。遠慮なく言ってください。
- 勉強会のことは普段から聞けているので、次の面談では、○○さんの来期の仕事の希望を教えてもらえますか。
面談をやめる・減らす前に、 二人で相談すること
面談を無駄だと感じても、やめるか減らすかを一人で決めず、相手と相談しましょう。評価面談のように会社の制度で決まっている面談は、扱いを変えてよいかを、就業規則の定めに沿って人事の担当に確認してください。
上司との定期的な面談であれば、やめる前に、頻度や長さ、進め方を変えて試す方法があります。形を変えたら、3回ほど続けてから、二人で続け方を決め直すとよいでしょう。1回だけで判断すると、たまたま話すことの少ない回だったのか、形が合っていないのかがわからないからです。
- 勉強会の準備が落ち着くまで、面談を30分から15分にしていただくことはできますか。報告は前日にメモでお送りします。
- 毎週の面談を、隔週にしていただけないでしょうか。その分、1回ごとにご相談したいことを1つ持っていきます。
- 形を変えて3回ほど続けてみて、また二人で話しませんか。それでも無駄に感じるようなら、そのとき改めて決めましょう。
面談が無駄でなくなったかを、 どこで見ればよいか
KAKEAIは、話せたかどうかや面談の回数で、面談のよしあしを判断することをおすすめしません。面談が無駄でなくなったかは、面談のあとに、仕事の何が前に進んだかで振り返ります。
- 自分の理由を持って臨めた回があったら、その回のあとに何が進んだかを、次の面談の最初に相手に話してみてください。
- 面談のあとに次に取り組むことが決まらない回が続いたら、終わりの5分をその話に使えないか、相手に相談しましょう。
- 形を変えて3回ほど試しても無駄だと感じるなら、そのことを率直に相手に伝え、続け方を二人で決め直します。
無駄だと感じたことは、面談を見直すきっかけになります。その感じ方を一人で抱えず、相手に伝えるところから始めてみてください。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
面談で話したことがその後の仕事につながらない、記録や段取りに気を取られて疲れると感じるときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
面談の最中に、実施中の画面の左の列で。
メモを取ることに気を取られず、 相手の話に応えることに気持ちを向けられます。
文字起こしを使用している回は、1on1を始めると文字起こしが自動で始まり、Kakeai AI が会話の要約を2分ごとに書き直します。話のまとまりごとに見出しと要点が並びます。音声は保存されません。「1on1のAI要約」は、お二人の画面に表示され、システム管理者には表示されません。ご契約によっては、要約をほかの方に共有する機能もあります(共有した相手はお二人とも確認できます)。
藤本さんがリストを6月26日までに作ることになった。
面談の終わりが近づいたころ、実施中の画面で。
話して終わりにせず、次に取り組むことを担当と期限のついた一歩にしてから面談を終えられます。
終了が近づくと、左の列が「今回の1on1で生まれた次の一歩候補」の表示に切り替わります。会話に出てきた担当と期限は Kakeai AI が入力し、決めるのはお二人です(どちらからも「決定する」をクリックできます)。右の列の下の球体(Kakeai AI に話題を提案させるボタン)をクリックすると、まだ決まっていない点を Kakeai AI が問いかけることもあります。決めた一歩は、相手ごとの「MOVE」(1on1で決めた次の一歩と目標を、相手ごとに一覧にする画面)に残ります。
残り5分ほどです。今日話した「東南アジア新規リスト」の件で、6月26日までにリストを作る一歩の候補が出ています。最初に当たる一社をどこにするか、お二人で一つ決めて終わりませんか?
次の面談の前に、「概要」の画面で。
面談で話したことが、 その後の仕事でどうなったかを、 二人が同じ文章で確かめられます。
相手ごとの「概要」の画面の「ダイジェスト」は、この半年の1on1を Kakeai AI が文章にしたもので、1on1が終わるたびに書き直されます。どの話から次の一歩が生まれ、その一歩が実行済みかどうかまで書かれます(実行済みと書かれるのは、担当の方が「MOVE」(1on1で決めた次の一歩と目標を、相手ごとに一覧にする画面)で実行済みにしたものです)。お二人に同じものが表示されます。
6月11日の競合比較の話から生まれた一歩として、藤本さんが競合3社の製品比較表を6月25日までに出すことが決まっており、6月24日に実行済みです。
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この手引きの数字のもとになった、 1万人調査のレポート
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よくある質問
上司との面談が無駄だと感じたら、 断ってもよいですか。
上司との面談が無駄だと感じても、一人で断ると決める前に、頻度や長さ、進め方を上司に相談してみてください。「面談を15分にしていただき、報告は前日にメモでお送りします」のように、代わりの形を添えると相談しやすくなります。評価面談のように会社の制度で決まっている面談は、扱いを変えてよいかを人事の担当に確認しましょう。
面談で上司と話すことがなく、 無駄に感じるときはどうすればよいですか。
面談で上司と話すことがないと感じるときは、その回に上司に期待することを1つ決めて持っていきましょう。進み具合の報告だけで終わっているなら、報告のあとに「この中で1つ、ご意見を伺いたい点があります」と続けてみます。自分から話したいことが思いつかない回は、上司から聞きたいことがあれば先に教えてほしいと頼むのも1つの方法です。
部下に「面談は無駄だ」と言われたら、 上司はどうすればよいですか。
部下に面談は無駄だと言われたときは、まず率直に伝えてくれたことにお礼を言い、どの部分が無駄に感じるのかを尋ねましょう。時間の長さなのか、話す中身なのかで、変えることが違うからです。そのうえで、上司が何のための時間にしたいのかを自分の言葉で伝え、部下がどんな時間なら役に立つと考えているのかも聞きます。
上司として、部下との面談が無駄に思えるときは、 減らしてもよいですか。
改まった面談を持たなくてもよい関係はあります。ただし、要るかどうかを上司が一人で決めると、上司には見えていない、部下が伝えたいことを見落とすことがあります。面談を減らしたいときは、「隔週にしようかと考えていますが、困ることはありますか」と部下に尋ねてから決めましょう。形を変えたら、3回ほど続けてから二人で見直します。
評価面談が無駄だと感じるときは、 どう臨めばよいですか。
評価面談が無駄だと感じるときは、評価の根拠と、次の期に期待されていることの2つを聞くことを、自分の目的にして臨んでみてください。「この評価の理由になった仕事を教えていただけますか」「次の期に、特に期待されていることは何でしょうか」と尋ねます。評価の話を半年に一度だけにせず、普段の面談でも上司に評価の見通しを聞いてかまいません。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/when-meetings-feel-like-a-waste
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: