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自己評価が高い部下との面談はどう進めるか

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

自己評価が高い部下との面談では、最初に上司が現時点での評価を自分の考えとして伝え、続いて、部下が何を根拠に自己評価をつけたのかを尋ねます。評価がずれる主な理由は、「部下が評価基準を知らされていない」「期の途中で上司の評価を聞いていない」「上司が把握していない仕事がある」の3つです。KAKEAIの1万人調査によると、上司と2週間〜1か月に1回面談している人でも、面談で人事評価の話をしている人は35.3%でした。普段の面談では上司の評価の見通しを聞いていない部下も、少なくないと考えられます。ずれを部下の思い違いと決めつけず、まず理由を二人で確かめたうえで、理由に合った伝え方を選ぶことをおすすめします。

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上司と頻繁に面談している人でも、面談で人事評価の話をしている人は多くありません。また、面談で上司に期待することとして報告を挙げる人は、意見やアドバイスを挙げる人より少なくなっています。定期的に面談していても、上司の評価の見通しを部下が聞いていなかったり、部下が終えた仕事を上司が知らなかったりすることは、十分にありえます。面談では、まず上司が現時点での評価を自分の考えとして伝え、部下が自己評価の根拠にした仕事を尋ねてください。

35.3%
1万人調査
上司と2週間〜1か月に1回面談している人のうち、面談で人事評価の話をしている人の割合
週1回以上面談している人では25.8%、半年〜1年に1回の人では67.6%でした。面談の頻度が高い人ほど、面談で評価が話題になる割合は低くなっています。
25.3%
1万人調査
面談で上司に期待すること(5つまで選択)として、「報告したい」を選んだ人の割合
「意見を聞きたい」は33.6%、「具体的なアドバイスがほしい」は32.0%でした。5つまで選べる設問でも、報告を挙げた人は、上司の意見やアドバイスを挙げた人より少ないという結果です。
6.3%
Kakeai AI 1on1 利用データ
「業務の進捗や進め方」のテーマで「報告したい」が選ばれた割合(選ばれたすべてのテーマに対する割合)
同じテーマで、上司に期待することが「一緒に考えてほしい」「具体的なアドバイスがほしい」「意見を聞きたい」のいずれかだったものは、合わせて18.7%でした(同じく全テーマに対する割合)。上司の考えを求めるこの3つを合わせると、「報告したい」のおよそ3倍です。

1万人調査は、上司との定期的な面談について尋ねたもので、自己評価と上司の評価のずれや、定期的な面談とは別に行う評価面談については尋ねていません。利用データの割合は、1on1の前に選ばれたテーマと、テーマごとに部下が選んだ、上司に期待することを集計したものです。実際の会話の内容を示すものではありません。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

自己評価が高い部下との面談で、何が起きているのか

部下の自己評価が上司の評価より高いときは、二人が別々の情報をもとに評価をつけていると考えられます。「自己評価が高すぎる」と部下の性格の問題として片づけず、評価の根拠がどこで違っているのかに目を向けてください。評価がずれる主な理由は次の3つで、複数が重なることもあります。

  • 評価基準を知らされていない。基準を聞いていない部下は、こなした件数やかけた時間など、自分なりの物差しで評価するしかありません。上司は等級ごとの基準で見るため、同じ仕事でも評価が分かれます。
  • 期の途中で上司の評価を聞いていない。上司が「このままではB評価だ」と考えていても、言葉にしなければ伝わりません。部下は「何も指摘されていないのだから順調だ」と受け止めます。
  • 上司が把握していない仕事がある。部下は自分の仕事をすべて知っていますが、上司が知っているのは、自分の目で見た仕事と、報告や相談を受けた仕事だけです。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司と2週間〜1か月に1回面談している人のうち、面談で人事評価の話をしている人は35.3%でした。週1回以上の人では25.8%、半年〜1年に1回の人では67.6%です。面談の頻度が高い人ほど、面談で評価が話題になる割合は低くなっています。頻繁な面談の中でも、上司の評価の見通しを聞いていない人は少なくないと考えられます。

同じ調査では、面談で上司に期待すること(5つまで選択)として「報告したい」を選んだ人は25.3%でした。「意見を聞きたい」は33.6%、「具体的なアドバイスがほしい」は32.0%です。報告を挙げた人は、上司の意見やアドバイスを挙げた人より少ないという結果です。

1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」では、1on1の前に選んだテーマごとに、部下が上司に期待することを選びます。その利用データでは、選ばれたすべてのテーマのうち、「業務の進捗や進め方」のテーマで「報告したい」が選ばれていたものは6.3%でした。同じテーマで「一緒に考えてほしい」「具体的なアドバイスがほしい」「意見を聞きたい」のいずれかが選ばれていたものは、合わせて18.7%です(どちらも全テーマに対する割合)。業務の話では、上司の考えを求めるこの3つの合計が、「報告したい」を上回っています。

問題なく終えた仕事は、わざわざ面談の話題にされないこともあります。上司の知らない仕事が残っていないかを、評価の前に上司から尋ねてみてください。

3つの理由のどれに当たるかは、面談で部下が話す言葉が手がかりになります。以下では、営業担当の部下が見積書の作成について自己評価をAとし、上司はBと評価している場面を例にします。

ずれの理由部下の言葉の例上司の最初の一言
評価基準を知らされていない「見積書を出した件数は、課で一番多かったはずです」「件数が一番多かったのは、その通りです。この等級の基準を、一緒に見てもらえますか。私から伝えていませんでした」
期の途中で上司の評価を聞いていない「これまで、特に何も言われていません」「確かに、伝えていませんでした。私の落ち度です。今の時点での私の考えを、理由も含めてお話しします」
上司が把握していない仕事がある「後輩の見積書も、私がチェックしていました」「それは知りませんでした。いつ頃から見てくれていたのか、ぜひ聞かせてください」

自己評価が高い部下との面談の進め方:最初の5分で言うこと、聞くこと

面談の最初の5分は、まず上司が現時点での評価を自分の考えとして伝え、次に部下に自己評価の根拠を尋ねる順番で進めるのがおすすめです。自己評価の説明を長く聞いてから「実は、私の評価は違います」と切り出すと、部下の話を後からまとめて否定することになるからです。

KAKEAIの1万人調査では、上司との定期的な面談1回あたりの時間として最も多かった回答は30分で、41.7%でした。評価の面談も同じ長さなら、自己評価の説明を先に長く聞くと、ずれについて話す時間はわずかになります。

  1. 評価シートを二人で見ながら、上司の現時点での考えを伝えます。
  • 自己評価のシートを、一緒に見てもらえますか。見積書の作成は、Aでしたね。私は、今のところBだと考えています。
  • どちらが正しいかを決める前に、どこで見方が分かれたのかを一緒に確かめたいんです。私が伝えていなかったことも、あるかもしれません。
  1. 部下がどの仕事を根拠に自己評価をつけたのかを尋ねます。
  • Aと考えた理由を、具体的な仕事を挙げて聞かせてもらえますか。
  • その中で、特に知っておいてほしい仕事はどれですか。
  • 私が知らない仕事が含まれていたら、それも教えてください。
  1. 上司がどの仕事を、どの基準で評価したのかを伝え、部下の見方を尋ねます。
  • 私がBと考えたのは、見積書の差し戻しが続いた月と、提出期限に間に合わなかった案件があったからです。
  • ただ、これは私から見えていた範囲での考えです。違うと感じるところはありますか。
  1. 二人の説明を並べ、差が3つの理由のどこから生まれたのかを一緒に整理します。

自己評価が高い部下への伝え方と、ずれの理由ごとの最初の一言

伝え方は、ずれの理由に合わせて変えてください。評価基準と期の途中の評価は、上司が伝えていなかったものなので、まず上司がそのことを認めます。ただし、伝えていなかったことと、評価そのものは別の話です。評価は、新しい根拠が出てきたときに見直しましょう。

評価基準を知らされていなかったとき

部下が使った物差しを否定せず、この等級の評価基準を、具体的な仕事の場面に置き換えて説明します。

  • 見積書の件数が課で一番多かったのは、その通りです。そこは私も評価しています。
  • 等級の基準を、二人で見てみませんか。重視されているのは、件数よりも、差し戻しなしで提出できたかどうかなんです。
  • それを期の初めに伝えていませんでした。聞いていなければ、件数で判断するのは当然だと思います。

続けて、高い評価になる条件を具体的に示し、来期の話につなげましょう。

  • この等級でAに当たるのは、私の確認なしで、見積書をそのままお客様に出せる状態だと考えています。
  • 来期は、どの見積書から私の確認を外していくかを、一緒に決めませんか。

期の途中で上司の評価を聞いていなかったとき

伝えていなかったことを先に認めたうえで、現時点での上司の考えを、理由とともに伝えてください。

  • 差し戻しのたびにすぐ直してくれていましたが、それが評価にどう影響するかは伝えていませんでした。
  • 何も言われなければ、順調だと受け取るのは当然です。伝えなかったのは、私の責任です。
  • 私は、今のところBだと考えています。差し戻しが続いた月と、期限に間に合わなかった案件があったからです。ここまで聞いて、どう感じていますか。

最終的な結果が上司の評価と異なる可能性がある場合は、そのことも伝えておきます。

  • これは私の考えで、最終的な結果は、このあとの調整で決まります。結果が変わった場合は、わかり次第お伝えします。
  • 来期は月に1回、その時点での私の考えをお伝えします。

期の途中の面談で、部下が「見積書は、もう一人で作れています」と話すこともあります。期末まで待たず、その場で上司の見方を伝えることをおすすめします。

  • 一人で作れていると感じているのは、どの見積書か、聞かせてもらえますか。
  • 私から見ても、定型の見積書はもう一人で仕上げられています。ただ、値引きの条件が入る見積書は、まだ私の確認が必要だと考えています。この点は、どう思いますか。

KAKEAIの1万人調査で、上司と2週間〜1か月に1回面談している人を、面談で人事評価の話をしているかどうかで比べました。「面談が業務の改善や成果につながっている」と感じている人は、評価の話をしている人で37.4%、していない人で30.8%です。評価の話をしている人のほうが、面談の成果を実感しています。評価の見通しは期末まで取っておかず、月に1回は言葉にして伝えましょう。

上司が把握していない仕事があったとき

上司の知らない仕事が出てきたら、見直すのは上司の評価のほうです。知らなかったことを認め、仕事の内容を詳しく聞いてください。上司が評価を提出する前の面談であれば、次のように伝えます。

  • それは知りませんでした。教えてくれてありがとうございます。後輩の見積書を、いつ頃から、どのくらい見てくれていたのですか。
  • 漏れなく評価に含めたいので、やり取りが残っていれば、あとで一緒に見ながら教えてもらえますか。
  • 知らないまま評価を考えていました。今の話を踏まえて考え直し、金曜日にあらためてお話しします。

評価の結果が確定したあとの面談であれば、この場では結果を変えられないことを先に伝えます。

  • 申し訳ないのですが、今期の結果は、この場では変えられません。
  • ただ、私が把握していなかった仕事があったことは人事に伝えて、どう扱えるかを確認します。金曜日に、その時点でわかっていることをお伝えしますので、少し時間をください。
  • 来期は、面談の最初に「私が知らない仕事はありますか」と毎回聞くようにします。

部下が挙げた仕事が、今期の目標に含まれていないこともあります。その場合は、感謝を伝えたうえで、来期の目標に含めるかどうかを話し合ってください。

  • 後輩の見積書を見てくれていて、本当に助かっています。ただ、今期の目標には入っていませんでした。来期の目標に入れるかどうかを、ここで相談させてください。

3つの理由のどれにも当たらず、評価が分かれたままのとき

評価基準も期の途中の評価も伝えてあり、上司の知らない仕事も出てこなくても、二人の評価が分かれたままになることがあります。部下にも、そう考える理由があるはずです。この場合は、その場で納得してもらうことを面談の目的にしないでください。二人の見方がどこで分かれているのかを短い言葉にまとめ、上司の考えが変わらない理由を伝えたうえで、次の1か月で何を確認するかを一緒に決めます。

  • 差し戻しは直して出せば問題ない、という考えだと受け取りました。私は、差し戻し自体をなくしたいと考えています。二人の違いは、ここで合っていますか。
  • 今日うかがった内容を踏まえても、私の考えは変わっていません。この等級の基準は、差し戻しなしで提出できることだからです。
  • これから1か月、差し戻しなしで提出できた見積書の件数を、二人で記録していきませんか。月末の面談で、結果を見ながら話しましょう。
  • 評価に納得できない場合の相談先は、人事に確認してからお伝えします。

自己評価が高い部下との面談で、やらないほうがよいこと

避けたいのは、評価がずれた原因を部下の側だけに求める進め方です。

  • 質問を重ねて、本人に気づかせようとする。上司は自分の評価を言わず、「本当にAですか」といった質問だけを続けるとよい、という助言があります。KAKEAIは、このやり方をおすすめしません。評価基準と上司の評価は上司しか知らず、どれだけ質問されても、部下の中からは出てこないからです。
  • 逆に、上司が評価と理由を話すだけで終える。部下が根拠にした仕事を聞かなければ、上司の知らない仕事は出てきません。
  • 人柄や性格の話にする。「自分を客観的に見てください」と言われても、部下は次に何を変えればよいのかがわかりません。話題は、どの仕事をどの基準で評価したのかに絞りましょう。
  • 他の人と比べて納得させようとする。「他の人は、差し戻しがもっと少ないですよ」と言われても、部下は他の人の仕事の内容を詳しくは知らず、自分では確かめられません。
  • 強く主張されたからといって、根拠なく評価を上げる。評価を見直す理由になるのは、知らなかった仕事が明らかになったときと、上司自身の見落としがわかったときです。主張の強さで評価を変えると、何も言わずに評価を受け入れた部下に対して不公平になります。
  • その場で「わかりました」と言わせて終える。上司に促されて「わかりました」と答えても、部下が納得しているとは限りません。

自己評価を高く書いた部下の側からは、面談がどう見えているか

自己評価を高く書いた部下は、上司との認識の違いを、面談の前に書面で示してくれています。上司には対応に困る自己評価かもしれませんが、話し合いのきっかけになります。

KAKEAIの1万人調査では、上司との面談で困っていること(複数回答)として、「自分自身への評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない」を挙げた人が9.3%いました。評価や見られ方を気にして、本音を控える人は一定数います。

自己評価を上司の評価に合わせて控えめに書かれると、認識の違いは表に出ません。自己評価を高く書いてきた部下とは、少なくとも、その違いについて話し合えます。

部下の立場からすると、面談で初めて「Bです」と聞かされるのは、期の間ずっと自分の評価を知る機会がなかったということです。KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、自己評価と上司の評価のずれについては、上司と部下の両方が当事者だと考えています。上司は評価基準と評価の見通しを伝え、部下は終えた仕事を上司に知らせる必要があります。来期に向けて、上司が自分のすることを伝え、部下にも協力をお願いするとよいでしょう。

  • 私からは毎月、その時点での考えをお伝えします。その面談の最初に、私がまだ知らない仕事を1つ教えてもらえますか。
  • 次の自己評価を書く前に、根拠にしたい仕事を、面談で先に聞かせてもらえると助かります。

自己評価が高い部下との面談がうまくいったかを、どこで見るか

面談がうまくいったかどうかは、部下がその場で納得した表情を見せたかではなく、面談のあとの二人の行動で判断します。振り返る点は次の3つです。

  • 面談の終わりに、来期に取り組むことが、部下自身の言葉になっていたか(例:「値引きの入る見積書は、提出する前に一度相談します」)。
  • 翌月の面談で、上司が「今のところ、私はこう考えています」と評価の見通しを伝えたか。
  • 上司の知らない仕事が、期末を待たずに面談の話題になったか。

KAKEAIの1万人調査では、上司との面談が毎回またはほぼ毎回、その後の行動につながっている人の61.3%が、「面談が成果につながっている」と感じていました。面談がほとんど、または全く行動につながっていない人では7.0%です。行動につながっている人ほど、面談の成果を感じています。評価の面談でも、終わりの「わかりました」より、次の1か月で二人それぞれの行動が変わったかどうかに目を向けてください。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

部下の自己評価と上司の評価のずれを期末まで持ち越さないために、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

1on1の前

  • メモの事前共有

    話したいことを、1on1の前に「この1on1へのメモ」に書いておけます。書いた内容は、お相手の画面にも表示されます。

  • 伝えたいことの切り出し方やポイントアドバイス

    部下に切り出したいことを「メンバーに伝えたいこと」の欄に入力して保存すると、「1on1前のAIアドバイス」が、その内容を踏まえて書き直されます。入力した内容は、部下の画面には表示されません。

日常

  • 要約や次の一歩の一元管理

    1on1ごとの要約は「予定・履歴」の画面に、決めた次の一歩は「MOVE」の画面に、お相手ごとにまとまります。あとから見返せます。

1on1の前

  • テーマや話題ごとの対話履歴ダイジェスト

    お相手ごとの「概要」の画面で、この半年の1on1をKakeai AIが文章にまとめたダイジェストと、テーマごとに話してきた内容を見返せます。お二人に同じものが表示されます。

1on1ツールの導入や見直しを検討している方は、Kakeai AI 1on1 の資料をご覧ください。

ご利用企業 累計600社以上/1on1実施 累計300万回以上

よくある質問

自己評価が高い部下に、上司の評価のほうが低いことをどう伝えればよいですか。

自己評価が高い部下には、面談の最初に評価シートを二人で見ながら、上司の考えとして「私は今のところBだと考えています」と伝えてください。続けて、どの仕事を根拠にAとしたのかを尋ねます。上司がBと考えた理由は、書類の差し戻しの回数や、提出期限に間に合ったかどうかといった仕事上の事実で説明し、部下の性格や人柄には触れないようにしましょう。

部下の自己評価と上司の評価がずれるのは、なぜですか。

部下の自己評価と上司の評価がずれる主な理由は、「部下が評価基準を知らされていない」「期の途中で上司の評価を聞いていない」「上司が把握していない仕事がある」の3つです。KAKEAIの1万人調査では、上司と2週間〜1か月に1回面談している人でも、面談で人事評価の話をしている人は35.3%でした。定期的に面談していても、評価が話題になっていない場合が多いことがわかります。

部下の自己評価が高すぎると感じるとき、上司は自己評価を書き直させてもよいですか。

部下の自己評価が高すぎると感じても、上司が部下に自己評価の書き直しを求めることはおすすめしません。書き直しによって書面上の差はなくなりますが、部下がそう評価した理由は聞けないままになり、上司の知らない仕事や、伝えていなかった基準にも気づけなくなるからです。自己評価はそのまま受け取り、面談で、どの仕事を根拠にその評価をつけたのかを尋ねてください。

自己評価が高い部下が、面談で上司の評価に納得しないときはどうすればよいですか。

自己評価が高い部下が上司の評価に納得しない場合は、その場で納得してもらうことを面談の目的にしないでください。部下にも、そう考える理由があります。二人の見方がどこで分かれているのかを短い言葉にまとめ、上司の考えが変わらないときは理由を添えて伝えます。そのうえで、次の1か月で確認することを、二人で1つ決めるとよいでしょう。あわせて、評価に納得できない場合の相談先を人事に確認し、部下に伝えてください。

自己評価が低い部下との面談は、自己評価が高い部下との面談と進め方が違いますか。

自己評価が低い部下との面談でも、最初に上司が自分の考えとして評価を伝え、部下が何を根拠に自己評価をつけたのかを尋ねる点は同じです。異なるのは、上司が評価している仕事を、部下自身が評価の対象に含めていない場合があることです。上司は、その仕事を具体的に挙げ、どこがよかったのかを伝えてください。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/subordinate-high-self-evaluation-meeting

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: