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面談の冒頭や最初の挨拶は何と言えばよいか
先に答え
面談の冒頭の挨拶は、「お疲れさまです」「お時間をいただき、ありがとうございます」で十分です。挨拶のあとには、上司なら「今日は何を話しましょうか。私に期待することがあれば教えてください」、部下なら「今日は○○について、ご意見を伺いたいです」のように、その回に話すことと上司に期待することを言葉にする一文を続けるとよいでしょう。KAKEAIの1万人調査では、面談で上司に期待すること(5つまで選択)として「その時々によって違う」を選んだ人が28.7%いました。回ごとの期待は、前もって決まっているとは限りません。雑談はしてもしなくてもよく、本題の時間を削らない範囲にとどめることをおすすめします。
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KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、面談で上司に期待すること(5つまで選択)として、「その時々によって違う」を選んだ人が28.7%いました。また、話したいことを切り出せないという困りごとを挙げた人でも、面談が成果につながっていると感じる割合は、回答者全体と比べて低くはありませんでした。
- 28.7%
- 1万人調査
- 面談で上司に期待すること(5つまで選択)として、「その時々によって違う」を選んだ人の割合
- 8つの答えの中で4番目に多い答えです。面談で上司に期待することが回によって変わる人は珍しくなく、回ごとの期待は前もって決まっているとは限らないということです。
- 9.7%
- 1万人調査
- 面談の困りごと(複数回答)として、「話したいこと、話すべきことを切り出せない」を挙げた人の割合
- 20代の回答では15.0%でした。この困りごとを挙げた人のうち面談が成果につながっていると感じる人は36.5%で、回答者全体の31.9%と比べて低くはありません。切り出しにくさを感じている人が、面談の成果を感じにくいわけではありません。
「その時々によって違う」の28.7%は、面談で上司に期待することを5つまで選択で尋ねた質問の数字です。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
面談の冒頭の挨拶は短くてよく、 大事なのはそのあとの一文
面談の冒頭の挨拶は、「お疲れさまです」「お時間をいただき、ありがとうございます」で十分です。挨拶の言葉の選び方に迷うより、挨拶のすぐあとに続ける一文を用意しておくことをおすすめします。上司からなら「今日は何を話しましょうか。私に期待することがあれば教えてください」、部下からなら「今日は○○について、△△していただきたいです」と、その回に話すことと上司に期待することを言葉にします。この一文があると、同じ30分でも本題に入りやすくなります。
| 場面 | 上司の最初の一言 | 部下の最初の一言 |
|---|---|---|
| 毎月の | 「お疲れさまです。 | 「お時間をいただき、 |
| 前回から | 「久しぶりに | 「久しぶりの |
| 評価や | 「今日は | 「今日は |
| オンラインの面談 | 「お疲れさまです。 | 「お疲れさまです。 |
以下では、お客様アンケートの集計を担当している部下と、その上司の面談を例にします。
上司の側の面談の冒頭: 挨拶のあとに、 話したいことと期待することを尋ねる
上司の側の冒頭でできることの1つは、挨拶のあとに、今日話したいことと自分に期待することを部下に尋ねることです。KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、面談で上司に期待すること(5つまで選択)として「その時々によって違う」を選んだ人は28.7%でした。8つの答えの中で4番目に多い答えで、期待が回によって変わる人は珍しくないということです。前の回と同じ期待とは限らないので、挨拶のあとに一言尋ねておくとよいでしょう。
- お疲れさまです。時間を取ってくれてありがとうございます。今日は何を話しましょうか。私に期待することがあれば、それも教えてください。
- 先週のアンケートの集計、お疲れさまでした。今日はその話から始めますか。それとも、ほかに話したいことがありますか。
- 前回決めた、集計の表の見直しはどうでしたか。今日はその続きから始めましょうか。
- 今日は私から1つ、相談したいことがあります。まず○○さんの話を聞いてから、最後に時間をもらえますか。
事前に話したいことを聞いている回は、冒頭の質問を省き、その話から始めてかまいません。
KAKEAIは、面談での上司の関わり方を、聞き役に徹するなど1つに決めておくことをおすすめしません。冒頭に期待することを尋ねるのも、決まった手順ではありません。その回の関わり方を、部下の期待に合わせて選ぶための方法の1つです。
上司の冒頭で避けたいのは、挨拶のあとにいきなり進み具合の確認に入ることと、雑談が長くなって本題の時間を削ることです。雑談から始めてかまいませんが、残り時間が20分を切る前には、話したいことを尋ねる一文に移りましょう。「集計、遅れていますね」のような一言で始めると、部下は、その回を進み具合を問われる時間だと受け取るかもしれません。同じことを聞くなら、言い方を変えてみてください。
- 集計の進み具合はどうですか。進めにくいところがあれば、一緒に見たいと思っています。
部下の側の面談の冒頭: 挨拶のあとに、 話したいことと上司に期待することを言う
部下の側の冒頭は、挨拶のあとに、今日話したいことと上司に期待することを1文で言います。上司が尋ねてくれるのを待たなくてかまいません。上司に期待することは、「ご報告したいです」「ご意見を伺いたいです」「一緒に考えていただけますか」のように、普段の言葉で添えると伝わりやすくなります。
- お時間をいただき、ありがとうございます。今日は、アンケートの集計で迷っている点について、課長のご意見を伺いたいです。
- 今日は2つあります。1つは集計の進み具合のご報告で、もう1つは、集計の結果を営業部に渡す形についてのご相談です。
- 今日は特に相談したいことはないのですが、集計の進み具合をご報告したあと、課長から気になっていることがあれば伺いたいです。
- 最初に、言いにくいことを1つお話ししてもよいでしょうか。集計の締め切りに、間に合わない見通しです。
KAKEAIの1万人調査では、面談の困りごと(複数回答)として「話したいこと、話すべきことを切り出せない」を挙げた人は9.7%で、20代の回答では15.0%でした。この困りごとを挙げた人のうち、面談が成果につながっていると感じる人は36.5%で、回答者全体の31.9%と比べて低くはありません。つまり、切り出しにくさを感じている人が、面談の成果を感じにくいわけではありません。
言いにくいことは、冒頭で「最初に1つお話ししてもよいでしょうか」と前置きすると、話の途中で切り出すより言いやすくなるでしょう。
上司が冒頭から話し始めたときも、区切りを待って自分の話を出してかまいません。
- ありがとうございます。今の話に関係するのですが、私からも1つご相談したいことがあります。
- 今日は、私のほうから先にお話ししてもよいでしょうか。集計の話で、課長に判断していただきたいことがあります。
面談の冒頭の雑談や挨拶は、 どこまでするか
面談の冒頭の雑談は、してもしなくてもかまいません。雑談で場が和むこともありますが、話したいことが決まっている部下にとっては、本題までの待ち時間になることもあります。雑談を続けるかどうかは、相手の様子を見て決め、迷ったら話したいことを尋ねる一文に移ってください。
- 雑談はこのくらいにして、今日の本題に入りましょうか。何から話しますか。
オンラインの面談では、挨拶のあとに音声と画面の確認を一言入れると、話し始めてからの行き違いを防ぎやすくなります。遅れて入室したときは、理由を長く説明せず、短く詫びて本題に入ります。
- お待たせしてすみません、前の会議が延びてしまいました。今日は何を話しましょうか。
- 遅れて申し訳ありません。今日は、集計の進め方についてご相談したいです。
上司と部下の関係には段階があり、段階によって合う関わり方は変わります。まだ身構えている段階の部下には、冒頭の雑談が話し始めるきっかけになることもありますが、困りごとをためずに言える段階の二人なら、挨拶のすぐあとに本題に入って差し支えありません。
面談の冒頭を振り返るときに目を向けたい3つの点
面談の冒頭を振り返るときは、挨拶の言葉の正しさより、最初の数分で二人の間に何が決まったかに目を向けてみてください。
- 最初の2分ほどで、今日話すことと上司に期待することが言葉になっていなかったら、次は、挨拶のすぐあとに「今日は何を話しましょうか」か「今日は○○についてご相談したいです」の一文を入れます。
- 冒頭の雑談が本題の時間を削っていたら、次は、残り時間が20分を切る前に本題に移ります。
- 部下の側から話したいことを切り出す間が挨拶のあとになかったら、次は、上司が話し始める前に、部下の話を待つ時間を少し取ります。
KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、面談の目的は仕事と成長を前に進めることだと考えています。話す場を持つこと自体は、目的ではありません。冒頭の挨拶も、それ自体が目的ではなく、その回の本題に入るための短いきっかけです。挨拶の言葉に迷ったら、「今日は何を話しましょうか」「今日は○○についてご相談したいです」の一文を用意しておけば、本題に入りやすくなります。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
面談の冒頭で何から話せばよいか決まらない、途中で話が止まって無言になる、自分の聞き方や返し方がこれでよいか分からないというときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
面談の前に、「1on1前のAIアドバイス」で。
冒頭の挨拶のあとに何を言うかを、 面談の前に自分の言葉で用意しておけます。
Kakeai AI が、これまでの1on1と今回の準備の内容を踏まえて、その回の入り方と、臨み方の工夫を最大3つ書きます。お二人それぞれに、ご自身向けの別の内容が表示されます。部下の画面には、上司に最初に伝える一言の案が書かれることもあります。実施中も、右の列の「AI事前アドバイスを見る」から同じ内容を開けます。
今日は業務の進捗や進め方について話したいと思っています。まず話を聞いてもらえますか
話が止まったとき、実施中の画面で。
話が途切れたときに、 二人が準備したのにまだ話していない話題へ戻るきっかけができます。
右の列の下の球体(Kakeai AI に話題を提案させるボタン)か、下のバーの「サイコロをふる」をクリックすると、Kakeai AI が、事前に選ばれたテーマや前回までの話、その日の会話を踏まえて、話題を1つ提案します。準備されたのにまだ話していないテーマに触れることを勧めることもあります。お二人の画面に同じものが表示されます。
事前テーマに「今後のキャリア」(期待する対応:「話を聞いてほしい」)が挙がっています。今日の会話では競合比較の話が進みましたが、このテーマはまだ触れていません。今日のうちに少し時間を取って、今どんなことを考えているか聞かせてもらえますか?…
面談のあと、「1on1後のAIアドバイス」で。
自分の問いかけや返し方を、 次の面談の前に、 一言の単位で見直せます。
Kakeai AI が、その回のよかった場面を、実際の発言を引いて取り上げ、次の1on1や日常で試せることを書きます。上司と部下のそれぞれに、本人にだけ表示される別の内容です。話が深まらずに終わった大事な場面があれば、ご自身の言葉の言い換えの例を添えることもあります。
次回、同じ場面に戻るとしたら、「大丈夫」の一言で終わらせず、「月曜の午前が取られると、週の動き出しはどう変わってる?」のように、具体の場面を一つ挙げて聞いてみると、小野寺さんが答えやすくなるかもしれません。
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よくある質問
上司との面談の最初の挨拶は、 何と言えばよいですか。
上司との面談の最初の挨拶は、「お時間をいただき、ありがとうございます」で十分です。大事なのは挨拶のあとの一文で、「今日は○○について、課長のご意見を伺いたいです」のように、話したいことと上司に期待することを言います。上司に期待することは、「ご報告したいです」「ご意見を伺いたいです」「一緒に考えていただけますか」のように、普段の言葉で添えると伝わりやすくなります。
部下との面談の冒頭で、 上司は何と言えばよいですか。
部下との面談の冒頭では、「お疲れさまです。今日は何を話しましょうか。私に期待することがあれば、それも教えてください」と尋ねる方法があります。KAKEAIの1万人調査では、面談で上司に期待すること(5つまで選択)として「その時々によって違う」を選んだ人が28.7%いました。期待は回によって変わることがあるので、冒頭で尋ねておくと関わり方を選びやすくなります。事前に話したいことを聞いている回は、その話から始めてかまいません。
面談の冒頭で雑談はしたほうがよいですか。
面談の冒頭の雑談は、してもしなくてもかまいません。雑談で場が和むこともありますが、話したいことが決まっている部下にとっては、本題までの待ち時間になることもあります。雑談を続けるかどうかは相手の様子を見て決め、迷ったら「今日は何を話しましょうか」と尋ねる一文に移ってください。本題の時間を削らないことが目安です。
面談で言いにくいことがあるとき、 冒頭でどう切り出せばよいですか。
面談で言いにくいことがあるときは、冒頭で「最初に、言いにくいことを1つお話ししてもよいでしょうか」と前置きしてから話すと、話の途中で切り出すより言いやすくなるでしょう。KAKEAIの1万人調査では、面談で話したいことを切り出せないという困りごとを挙げた人は9.7%で、この人たちの成果の実感は回答者全体と比べて低くはありませんでした。切り出しにくさを感じている人が、面談の成果を感じにくいわけではありません。
オンラインの面談の冒頭は、 何と言えばよいですか。
オンラインの面談の冒頭は、「お疲れさまです。音声は届いていますか」のように、挨拶のあとに音声と画面の確認を一言入れてから、「今日は何を話しましょうか」「今日は○○についてご相談したいです」と本題に入ります。接続の確認を先に済ませておくと、話し始めてからの聞き返しや行き違いを防ぎやすくなります。対面と同じく、挨拶は短くてかまいません。
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出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/staff-meeting-opening-greeting-words
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: