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電話で面談をするときの進め方

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

電話で面談をするときは、表情や資料が相手から見えない分、見ればわかることを言葉にして進めます。始める前に、相手が周りを気にせずに話せる場所にいるかを尋ね、話したいことと上司に期待することを伝え合います。本題では資料のどこを見ているかを言葉で合わせ、ときどき要点を言い直します。終わりには決めたことを読み上げ、あとでメールなどの文字でも送っておくと、聞き違いに気づけます。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談を「オンライン・電話」で行っている人は13.2%でした。上司と離れた場所から面談をしている人もいるということです。評価や体調など込み入った話は、電話で話してよいかを先に尋ねてください。

数字で見る

下の2つは、離れた場所から行う面談についての数字です。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談をオンラインや電話で行っている人が13.2%いました。Kakeai AI 1on1の利用データでは、オンラインの1on1も対面とほぼ同じ時間をかけていました。電話の面談も短く切り上げる前提にせず、見えないことを言葉にして進めることをおすすめします。

13.2%
1万人調査
上司との面談を行う場所として、「オンライン・電話」と答えた人の割合
「会議室や個室」は61.0%、「職場のオープンスペース」は23.0%でした。上司と離れた場所から面談をしている人もいます。電話だけの割合は、この調査からはわかりません。
30.8分
Kakeai AI 1on1 利用データ
オンラインで行った1on1の、1回の時間の中央値
対面で行った1on1の中央値は29.2分で、大きな違いはありませんでした。離れた場所から行う1on1も、対面とほぼ同じ時間をかけているということです。

どちらの数字も、電話だけを分けて集計したものではありません。1万人調査の数字はオンラインと電話を合わせた面談の場所の回答で、利用データの数字はオンラインで行った1on1を始めてから終えるまでの時間です。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

電話で面談をするときは、見えないことを言葉にして進める

電話で面談をするときは、表情や手元の資料が相手から見えない分、対面なら見ればわかることを、言葉にして伝えながら進めます。具体的には、冒頭で話したいことと上司に期待することを伝え合い、途中で要点を言い直します。終わりには決めたことを読み上げ、あとで文字でも送ります。上司と部下のどちらから電話をかける場合も、進め方は同じです。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談を行う場所として「オンライン・電話」と答えた人は13.2%でした。「会議室や個室」は61.0%、「職場のオープンスペース」は23.0%です。上司と離れた場所から面談をしている人もいるということです。この数字はオンラインと電話を合わせたもので、電話だけの割合はわかりません。

電話で面談をする理由は、さまざまです。店舗や営業先、出張先にいて会えないとき、在宅勤務でビデオ通話を使えないとき、急ぎの相談があるときなどが考えられます。以下では、複数の店舗を見るエリアマネジャーの上司と、店長の部下が、夏のセールに向けたアルバイトのシフトについて電話で面談する場面を例にします。

電話の面談の進め方:かける前・冒頭・本題・終わり

かける前:時刻とかける側と資料を決めておく

電話の面談では、始める時刻とかける側、手元に置く資料を前もって決めておくと、始まってから慌てずに済みます。資料はメールなどで先に送り、二人が同じものを開ける状態にしておきましょう。上司から日時を伝える例と、部下から資料を送る例です。

  • 明日の面談は、15時に私から店舗に電話します。売り場を離れられる時間で大丈夫でしょうか。
  • シフトの案を、面談の前にメールでお送りします。お手元で開いておいていただけますか。

冒頭:話せる場所にいるかと、その日に話したいこと

電話がつながったら、まず相手が周りを気にせずに話せる場所にいるかを尋ねます。そのうえで、話したいことと上司に期待することを伝え合います。

  • お疲れさまです。今、周りを気にせずに話せる場所にいますか。
  • 今日は30分ほど取っています。セールのシフトの話でよいですか。ほかに話したいことがあれば、先に教えてください。
  • 今日は、セールの期間のシフトについてご相談したいです。人数が足りるかどうか、ご意見を伺いたいです。

車を運転しているときや、人の多い売り場の中にいるときは、面談を始めず、場所を移すか時間を改めるようにしてください。

本題:資料のどこを見ているかを言葉で合わせる

電話では、相手がどこを見ているか、うなずいているかがわかりません。資料の場所を言葉で指し、ときどき話の要点を言い直すと、聞き違いに早く気づけます。

  • 今、シフト表の2ページ目の、7月の第2週を見ています。同じところを開いていますか。
  • ここまでの話を、一度まとめますね。土日は2人足りず、平日は足りている、という理解です。違っていたら教えてください。

聞き取れなかったときは、部下の側からも遠慮なく聞き返してかまいません。数字は、声だけでは聞き違えやすいものです。

  • すみません、今の人数をもう一度お願いできますか。少し聞き取れませんでした。
  • 声だけだと伝わりにくいかもしれないので、表の数字をチャットでもお送りします。

沈黙も、電話では伝わり方が変わります。考えているときは、そのことを一言伝えておくと、相手が沈黙の意味を取り違えずに済みます。

  • 少し黙ってしまってすみません。表を見ながら考えていました。
  • 電話だと表情がわからないので、言いにくいことがあれば、そのまま言ってください。

終わり:決めたことを読み上げ、あとで文字でも送る

電話の面談では、決めたことを二人で同じ画面や紙で見ることができません。終わりの数分で、決めたことと、それぞれが引き受けたことを読み上げましょう。面談のあとに文字でも送っておくと、聞き違いがあっても気づけます。

  • 最後に、決めたことを読み上げますね。土日の2人分は、近くの店舗に応援をお願いする方向で考えます。私が月曜までに、隣の店舗の店長に相談してみます。
  • 私は、金曜までにアルバイトの希望を聞いて、シフトの案を作り直します。
  • 今日決めたことは、このあとメールでもお送りします。違っていたら、返信で教えてください。

電話で面談をする場面ごとの、最初の一言

電話で面談をする場面は、予定していた面談のほかにも、急ぎの相談や、通話が途切れたときなどがあります。場面ごとに、気をつけることと最初の一言をまとめました。

場面気をつけること最初の一言
予定していた面談を電話で行う話せる場所か、資料を開けるかを先に尋ねる「今、周りを気にせずに話せる場所にいますか」
部下から急ぎの相談をする必要な時間と、上司に期待することを先に伝える「急ぎでご相談したいことがあり、お電話しました。5分ほどお時間をいただけますか」
上司から急ぎの相談をする相手の手を止めることを詫び、用件を先に言う「作業中にすみません。セールの応援の話で、5分ほどよいですか」
通話が途切れたどちらがかけ直すかを決めておく「電波が悪いようなので、一度切って、こちらからかけ直します」
込み入った話をする電話で話してよいかを先に尋ねる「少し込み入った話なのですが、電話で話してもよいですか」

評価や体調など、込み入った話を電話でするとき

評価の結果や仕事の進め方への注意、体調や家庭の事情、退職の相談のような込み入った話は、電話で始めてよいかを先に相手に尋ねます。電話では表情が見えず、受け止め方の違いに気づきにくいからです。会えるまで待てる話なら、日を改めるか、顔の見えるオンラインに切り替えることも考えてください。会社の決まりで評価の面談の方法が決められている場合は、それに従います。

  • 今日は、先日のお客様からのご意見について話したいことがあります。電話で話してもよいですか。会って話すほうがよければ、日を改めます。

部下の側から、体調の相談を電話で切り出すこともあります。

  • 体調のことで、少しご相談したいことがあります。電話で話しても大丈夫でしょうか。

体調や家庭の事情を聞いたときは、上司はすぐに仕事の調整の話に入らず、まず受け止める言葉から始めます。

  • 話してくれてありがとうございます。まず、今の体調のことを教えてください。シフトのことは、そのあとで一緒に考えましょう。

勤務の調整が必要かどうかは、上司がその場で一人で判断しないでください。会社の決まりに沿って、人事の担当や産業医に相談できることを部下に伝え、上司も人事の担当と相談しながら進めます。

電話の面談で避けたいこと

電話の面談で避けたいのは、電話だからと面談を簡単に済ませてしまうことです。次の4つに気をつけてください。

  • 用件だけを伝えて、短く切り上げる前提にする。「Kakeai AI 1on1」の利用データ(抽出した30万回の1on1の記録)では、オンラインで行った1on1の1回の時間の中央値は30.8分でした。対面の1on1は29.2分で、大きな違いはありません。離れた場所から行う1on1も、対面とほぼ同じ時間をかけています。電話だけを集計した数字ではありませんが、電話の面談でも、対面と同じ長さの枠を取っておいてよいと考えられます。
  • 決めたことを口頭だけで終える。電話のあとに文字で送っておけば、次の面談の冒頭で、二人が同じ内容を見ながら続きを話せます。
  • 移動中や運転中に、そのまま始める。移動中は話の内容が周りに聞こえやすく、資料も開けません。運転中であれば、なおさら避けてください。
  • 電話の面談だけを、何か月も続ける。電話は、離れていても面談を続けられる手段です。ただ、仕事の様子を自分の目で見る機会は減るので、ときどきは職場で会って話す機会をつくるとよいでしょう。
  • 次の面談は、できれば店舗にうかがって、売り場を見ながら話したいと考えています。○○さんは、どう思いますか。

電話の面談がうまくいったかを、どう振り返るか

KAKEAIは、面談のよしあしは、そのあとの行動で見るものだと考えています。電話の面談でも、話しやすかったかどうかより、決めたことが次の面談までに進んだかどうかで振り返ります。

  • 面談のあとに送った文面に、聞き違いの直しが返ってきたなら、次の電話では、要点を言い直す回数を少し増やしてみてください。
  • 決めたことが次の面談までに進んでいたなら、次は、そのことの報告から電話の面談を始めてみてください。
  • 電話では話しにくそうな話題があったなら、その話だけでも会って話せないかを、次に相手に相談する方法もあります。

電話の面談は、対面の面談の代わりとして、離れていても仕事の話を続けるための手段です。見えないことを言葉にし、決めたことを文字に残しておけば、電話でも、対面と同じように仕事の話を前に進めやすくなります。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

電話での面談でも、時刻に遅れず、最初に何を話すかを決めてから始めたいときに、上司と部下の1on1なら、Kakeai AI 1on1で次のことができます。

1on1の前日と開始5分前、ホームで。

1on1の時刻を、前日と直前のお知らせで確かめられます。

1on1の前日と開始5分前に、メールでお知らせが届きます。ホームの「この先1週間のポイント」では、Kakeai AI が、ご自身の1on1の予定や次の一歩の期限などから、この先1週間で気にかけておくとよいことを、事実と、問いかけの形の提案で、最大3件書きます。ホームはご自身だけに表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

藤本さんとの1on1は本日15時の予定です。

1on1の前に、「1on1前のAIアドバイス」で。

電話がつながって最初に何を言うかを、前もって決めておけます。

Kakeai AI が、これまでの1on1と今回の準備の内容を踏まえて、その回の入り方と、臨み方の工夫を最大3つ書きます。お二人それぞれに、ご自身向けの別の内容が表示されます。部下の画面には、上司に最初に伝える一言の案が書かれることもあります。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

今日は業務の進め方で迷っていることがあるので、一緒に考えてもらえますか

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  • 1万人のデータで見る、1on1の頻度・時間・場所・話題の実態
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よくある質問

電話で面談をするときは、何から話し始めればよいですか。

電話で面談をするときは、まず相手が周りを気にせずに話せる場所にいるかを尋ね、そのあとで、その日に話したいことと上司に期待することを伝え合うと始めやすくなります。上司からなら「今日は30分ほど取っています。シフトの話でよいですか」、部下からなら「今日は○○についてご相談したいです。ご意見を伺えますか」のような言い方です。

電話の面談で、資料を見ながら話すにはどうすればよいですか。

電話の面談で資料を使うときは、面談の前にメールなどで資料を送り、二人が同じものを開ける状態にしておきます。話している最中は「2ページ目の、7月の第2週を見ています」のように、見ている場所を言葉で伝えると、相手が同じところを追えます。数字の聞き違いが起きやすいときは、その場で文字でも送っておくと確実です。

電話で面談をするときの時間は、どれくらい取ればよいですか。

電話の面談だからといって、短く切り上げる前提で予定を組む必要はありません。Kakeai AI 1on1の利用データでは、オンラインで行った1on1の1回の時間の中央値は30.8分で、対面の29.2分と大きな違いはありませんでした。電話だけの数字ではありませんが、対面と同じ長さの枠を取っておき、早く終われば切り上げるくらいでよいでしょう。

評価や注意などの話を、電話の面談でしてもよいですか。

評価の結果や仕事の進め方への注意のような込み入った話は、電話で話してよいかを先に相手に尋ねます。電話では表情が見えず、受け止め方の違いに気づきにくいからです。会えるまで待てる話なら、日を改めるか、顔の見えるオンラインに切り替えることも考えてみてください。会社の決まりで評価の面談の方法が決められている場合は、それに従います。

電話の面談で、相手の反応がわからず不安なときはどうすればよいですか。

電話の面談で相手の反応がわからないときは、ときどき話の要点を言い直し、「違っていたら教えてください」と添えるのが1つの方法です。考えていて黙るときは「表を見ながら考えていました」と一言伝えると、相手が沈黙の意味を取り違えずに済みます。言いにくいことがあれば遠慮なく言ってほしいと、最初に伝えておく方法もあります。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/phone-meeting-how-to-run

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: