上司の方へ1on1
1on1の日程調整のしかた
先に答え
1on1の日程は、上司の側から候補を出して決めるのがよいでしょう。毎回一から日を探すのではなく、まず月1回30分の決まった枠を、繰り返しの予定として入れておきましょう。予定を動かすときは、動かしたいと伝えるその場で、同じ週の候補を2つ示してください。次回の日程は、次に取り組むことと一緒に、毎回の1on1の終わりに二人で決めます。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談を受ける側の困りごととして、「上司の時間確保や日程調整」を挙げた人が24.6%と、最も多くなっていました。
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KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の困りごととして最も多く挙がったのが、上司の時間確保や日程調整でした。1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データで、前の回から次の回までの間隔を見ると、月1回のペースが51.3%で最も多くなっていました。それより長く空いた間隔も20.6%あります。日程の候補は、上司の側から出すことをおすすめします。決まった枠を先に設け、動かした回は同じ週のうちに行うとよいでしょう。
- 24.6%
- 1万人調査
- 上司との面談で困っていることとして、「上司の時間確保や日程調整」を挙げた人の割合
- 困りごとの中で最も多い答えです。この困りごとを挙げた人のうち、面談が成果につながっていると感じている人は44.6%で、回答者全体の31.9%を上回っています。
- 80.0%
- Kakeai AI 1on1 利用データ
- 直近3か月に3回以上1on1を行った上司と部下の組のうち、間隔が月1回のペース(21〜45日)だった組の割合
- 隔週は13.1%、毎週は5.8%で、1回の時間の中央値は30.3分でした。1on1を続けている上司と部下の多くは月1回のペースで、1回の時間は30分前後が中心です。
- 20.6%
- Kakeai AI 1on1 利用データ
- 同じ上司と部下が続けて行った1on1の間隔のうち、月1回のペースより長く空いた間隔の割合
- 月1回のペースは51.3%、隔週は16.1%、毎週は12.0%でした。長く空いた間隔には、初めから3か月に1回と決めている上司と部下の分も含まれ、空いた理由は利用データからはわかりません。
80.0%は、直近3か月に3回以上1on1を行った上司と部下だけを集計したもので、間隔が長い組はもともとほとんど含まれていません。20.6%は、予定が流れた割合ではありません。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
1on1の日程調整で、 実際に起きていること
1on1(上司と部下が1対1で定期的に行う面談。1on1ミーティングとも呼ばれます)の日程調整(スケジュール調整)で問題になるのは、都合の合う日が見つからないことよりも、次回が決まらないまま間が空いてしまうことです。次回を待つ立場に置かれやすいのは、部下の側です。
急な会議が入ったとき、真っ先に動かされやすいのが1on1です。動かされたあと、部下の側から入れ直そうとしても、上司の予定のうちどれを動かせるのかが見えません。「また連絡します」と言われれば、待つしかありません。そのため、日程の候補は上司の側から出すことをおすすめします。
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談で困っていることとして「上司の時間確保や日程調整」を挙げた人が24.6%で、困りごとの中で最も多くなっていました。この困りごとを挙げた人のうち、面談が成果につながっていると感じている人は44.6%でした。回答者全体では31.9%です。上司の時間や日程に困っている人は、成果を実感している割合が全体より高いのです。
1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データで、同じ上司と部下が続けて行った1on1の間隔を見ると、最も多いのは月1回のペースで51.3%でした。それより長く空いた間隔も20.6%あります。この中には、初めから3か月に1回と決めている上司と部下の分も含まれ、長く空いた理由は利用データからはわかりません。ただ、月1回の予定が一度流れ、そのまま入れ直さなければ、間隔は2か月に延びます。
1万人調査では、困りごとに「やらされ感・義務感での実施」を挙げた人の割合は、上司との面談が週1回以上の人で8.8%、半年〜1年に1回の人で22.7%でした。面談の間隔が長い人ほど、やらされ感や義務感を挙げる割合が高くなっています。
1on1の日程調整は、 決まった枠を先に設ける
毎回一から日を探すのではなく、同じ曜日の同じ時刻に、繰り返しの予定として1on1の枠を入れておきましょう。枠が合わなくなったら、部下と相談して見直してください。
間隔と長さは、 月1回30分から始める
Kakeai AI 1on1の利用データで、直近3か月に3回以上1on1を行った上司と部下を見ると、80.0%が月1回のペース(21〜45日)でした。隔週は13.1%、毎週は5.8%で、1回の時間の中央値は30.3分です。1on1を続けている上司と部下の多くは、月1回のペースで行っています。ただし、この形が成果につながるかどうかは、利用データからはわかりません。
KAKEAIの1万人調査では、上司と週1回面談している人の40.5%が、面談が成果につながっていると感じていました。月1回の人では30.7%です。頻度が高い人ほど、成果を実感している傾向があります。
月1回30分は、最もよい形ではなく、まず続けやすい形だと考えてください。既に毎週や隔週で続いているなら、そのままでかまいません。部下が着任して間もない時期や、仕事が思うように進んでいない時期は、間隔を短くするとよいでしょう。
1万人調査では、1回あたりの面談の時間で最も多い答えは30分(41.7%)でした。Kakeai AI 1on1の利用データでも、続けている上司と部下に限らずに見ると、1回の時間の中央値は29.6分です。20〜39分の回が52.6%、60分以上の回は9.3%でした。調査でも利用データでも、1回は30分前後が中心です。
枠は30分で入れておくのが現実的です。60分の空きは30分の空きより見つけにくく、動かしたときに入れ直しにくいからです。話し足りないテーマが出た回だけ、別に時間を取れば十分です。
1on1の枠は、 予定が流れにくい曜日と時刻に入れる
- 月曜の朝、金曜の夕方、月の最終週は避けるとよいでしょう。祝日や週明けの会議、締めの作業と重なりやすいためです。
- 自分が出る定例会議の直前に入れるのも、やめておきましょう。会議の準備に押されて、1on1が後回しになりがちです。
- 昼休みや終業後も避けてください。1on1は仕事を前に進めるための時間なので、勤務時間の中で行うのが自然です。
枠を決める前に、部下の都合も次のように尋ねておきましょう。
- 1on1を、毎月第2火曜の14時から30分の定例にしたいと考えています。締めの作業や客先との予定で、毎月都合がつきにくい時間帯はありますか。
- 第2火曜が合わなければ、第2木曜の10時でも大丈夫です。どちらがよさそうですか。
- ○○さんは時短勤務中なので、午前のほうがよいかと思っています。10時と11時では、どちらが都合がよいですか。
予定の招待には、 何のための時間かを一言書く
件名が「打ち合わせ」だけの招待では、部下は何の話かわからないまま当日を迎えることになります。招待には、何のための時間かを書き添えておきましょう。
- 件名:1on1(○○さん・毎月第2火曜14時から30分)
- 来月から月1回、30分の1on1の時間を取りたいと思います。○○さんの仕事で進めにくくなっていることを、一緒に考える時間にできればと考えています。
- 話したいことと、私に期待することがあれば、前日までにメモ欄に書いておいてもらえると助かります。特になければ、今進めている○○の状況から話しましょう。
1on1の日程を動かすとき、 場面ごとの最初の一言
決まった枠を設けても、予定を動かさなければならない日は来ます。間が空きやすいのは、動かしたこと自体よりも、動かしたあとの日程が決まっていないときです。場面ごとの対応は、次の通りです。
| 場面 | まずすること | 最初の一言 |
|---|---|---|
| 上司の | 伝える | 申し訳ないのですが、 |
| 部下から | 理由を | わかりました。 |
| 部下の | 予定を | ここ2回、 |
| 月末や | 取りやめにせず、 | 今月は |
| シフトや | 二人とも | 来月の |
上司の都合で1on1を動かすとき
動かす理由は、一言添えてください。候補が2つとも合わないときの代案も、用意しておきましょう。
- 部長への報告が急に入ってしまいました。今週中に、改めて30分取りたいと思っています。
- どちらも難しければ、明日の朝に15分だけ時間をもらえますか。前回話した○○で困っていることがあれば、先に一緒に考えておきたいので。
チャットなら、理由と候補を1通にまとめると、やりとりが一度で済みます。
- すみません、部長への報告が急に入ったため、今日15時の1on1を別の日に移したいです。木曜の16時か金曜の10時で、都合のよいほうを教えてもらえますか。
自分の都合で2回続けて動かしたときは、まずおわびを伝えましょう。
- 2回続けて私の都合で動かしてしまい、申し訳ありません。来週火曜の14時を空けてあります。○○さんの都合はどうですか。
部下から「動かしたい」と相談されたとき
理由を詳しく聞く必要はありません。忙しい週であれば、時間を短くする案を上司の側から出すとよいでしょう。
- 忙しい週でしたら、15分にしませんか。前回の○○と、今困っていることの2つだけ話しましょう。
- 今週が難しければ、来週の同じ曜日はどうですか。よければ、この場で予定表に入れておきますね。
部下の都合で取りやめが2回続いたとき
取りやめが続く理由は、日程の問題とは限りません。手が離せないほど忙しい、この時間が仕事の役に立っていない、話しにくいことがある、といった事情が考えられます。予定を入れ直す前に、今のやり方が合っているかを本人に尋ねてみてください。
- 取りやめたことは、気にしないでください。この時間を、○○さんの仕事に役立つものにしたいと思っています。
- 長さでも曜日でも、話す内容でもかまいません。変えたいところがあれば教えてください。
- 30分が負担であれば、まずは来週、15分だけ試してみませんか。
月末や期末、 シフトや外出で時間が合わないとき
取りやめにはせず、時間を短くするか、場所や方法を変えましょう。
- 二人とも日勤の日がわかったら、その日の始業後の30分を先に押さえておきますね。
- 水曜は一日客先でしたね。移動の前に、9時から15分だけオンラインで話せますか。
- 今日は会議室が取れなかったので、打ち合わせスペースでもいいですか。聞かれたくない話が出たら、改めて会議室を取ります。
次回の1on1の日程は、 毎回の終わりに決める
次回の日程は、あとで調整するのではなく、1on1の終わりに二人で予定表を開いて決めましょう。決まった枠があっても、祝日や出張、休暇と重なる月があるからです。あわせて次に取り組むことも決めておくと、次回に何から話すかがはっきりします。
- 次に取り組むのは○○ですね。私のほうも、△△部への確認を来週中に済ませておきます。
- 次は来月の第2火曜、14時からです。出張や休みと重なっていませんか。
- その日は祝日ですね。前の週の木曜14時に移しませんか。
KAKEAIの1万人調査で、上司と週1回以上面談している人どうしを比べました。面談がそのあとの行動につながっている人では、67.3%が、面談が成果につながっていると感じていました。行動につながっていない人では12.7%です。同じ頻度で面談していても、面談が行動につながっている人ほど、成果を実感しています。
3か月ほど続けたら、今の枠が合っているかどうかを部下に尋ねてみてください。
- この3か月、第2火曜の14時で続けてきましたが、曜日や時刻、間隔は今のままでよさそうですか。変えたいところがあれば、遠慮なく教えてください。
1on1の日程調整で、 やらないほうがよいこと
1on1の日程調整で避けたいのは、日程を部下に任せきりにすることと、次の日程を決めないまま予定を動かすことです。
- 日程を部下に任せきりにするのは避けましょう。「1on1は部下のための時間だから、日程は部下に決めてもらう」という助言があります。KAKEAIは、日程を部下任せにすることをおすすめしません。1on1は上司と部下の両方にとっての時間であり、上司の予定のどれを動かせるのかは、部下にはわからないからです。候補は上司が示し、部下がその中から選ぶのが、無理のない進め方です。反対に、部下の都合を聞かずに上司が一人で決めた日程は、流れがちです。
- 「また連絡します」とだけ伝えて予定を動かすと、次回が遠のきがちです。連絡するつもりでいても、その週の予定が先に埋まってしまうからです。動かしたいと伝えるその場で、候補を2つ示してください。
- 忙しい月でも、取りやめにはしないでください。忙しい時期は無理をせず取りやめる、という考え方もあります。しかし取りやめが続くと間が空き、前回何を決めたのかを二人とも思い出しにくくなります。15分に短くしてでも行うことをおすすめします。
- 会議室が取れる日まで延ばす必要はありません。仕事の進み具合の話であれば、打ち合わせスペースやオンラインでも十分にできます。場所よりも、決めた日に行うことを優先しましょう。
1on1の日程調整は、 3か月ごとに予定表で振り返る
日程調整がうまくいっているかどうかは、予定表を見るとわかります。3か月ごとに、次の3つを振り返ってみてください。
- 1on1の終わりに、次回の予定が二人の予定表に入っていましたか。
- 予定を動かした回は、同じ週のうちに行えていましたか。
- 一緒に仕事をしている部下のうち、前の回から6週間以上空いている人はいませんか。
次回の日程は決まっていても、次に取り組むことがはっきりしないまま終わる回が続くようなら、見直したいのは日程ではなく、1on1の終わり方です。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
1on1の日程調整に手間がかかり、次回が決まらないまま間が空いてしまうときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
1on1の前
カレンダーとの
連携による 日程設定 お使いのカレンダー(Outlook・Googleなど)を連携すると、1on1の日程を決めるときに、ご自身とお相手の予定を見比べて日時を選べます。連携したカレンダーの予定の中身は、Kakeaiに保存されません。
1on1の実施中
会話内容と
カレンダーの 状況から 次回日程候補抽出・ 決定ガイド カレンダーを連携していると、1on1の終わりが近づいたときに、お二人の予定の空きと会話に出た時期から、次の1on1の日時の候補が表示されます。
1on1の前
1on1の
前の お知らせ 1on1の前日と開始5分前に、お知らせが届きます。次回の1on1が決まっていないときにも、お知らせが届きます。
1on1ツールの導入や見直しを検討している方は、Kakeai AI 1on1 の資料をご覧ください。
ご利用企業 累計600社以上/
よくある質問
1on1の日程は、 上司と部下のどちらが決めるものですか。
1on1の日程は、上司が候補を示し、部下がその中から選ぶ形で決めることをおすすめします。部下の側からは、上司の予定のうちどれを動かせるのかが見えないからです。ただし、部下の都合を聞かずに上司が一人で決めた日程は、部下の予定と合わず、流れがちです。枠を決める前に、毎月都合がつきにくい時間帯がないかを部下に尋ねておくと安心です。
1on1は、どのくらいの間隔と長さで予定を入れればよいですか。
1on1の予定は、まず続けやすい形として、月1回30分の決まった枠から始めることをおすすめします。1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データでは、直近3か月に3回以上1on1を行った上司と部下の80.0%が月1回のペースでした。これらの上司と部下の1回の時間は、中央値で30.3分です。部下が着任して間もない時期などは、間隔を隔週か毎週に短くするのも1つの方法です。
1on1をリスケ(日程変更)するとき、 上司は部下にどう伝えればよいですか。
上司の都合で1on1の日程を変えるときは、変えたいと伝えるその場で、同じ週の候補を2つ示してください。たとえば「申し訳ないのですが、今日の1on1を別の日に移したいです。木曜の16時か、金曜の10時は空いていますか」と伝えます。次の日程を決めないまま動かすと、その週の予定が先に埋まり、次回までの間が空きがちです。
部下が10人いるとき、 上司は1on1の日程をどう組めばよいですか。
一緒に仕事をしている部下が10人いる場合は、1on1を入れる曜日を2つ決め、その中に30分の枠を並べると予定を組みやすくなります。枠と枠の間を5分空けておけば、次の相手との前回のメモを読み返せます。全員と月1回30分ずつ行うと、10人で月に5時間です。この時間を取るのが難しい場合は、相手ごとに間隔や長さを変える方法もあります。
1on1の日程調整に、 専用のツールは必要ですか。
1on1の日程調整は、二人の予定表を見比べられれば、専用のツールがなくても行えます。予定表に月1回30分の枠を繰り返しの予定として入れておき、毎回の終わりに次回の日程を二人で決めてください。ツールを選ぶ場合は、次回の日程が決まっていないときに知らせてくれる機能があるかどうかが、1つの目安になります。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/how-to-schedule-1on1-meetings
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: