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面談の時間はどれくらいが適切か
先に答え
上司と部下の面談の時間は、1回30分が目安です。KAKEAIの1万人調査では、上司との定期的な面談1回あたりの時間として最も多かった答えは30分で、41.7%の人が選んでいました。ほかのどの長さよりも多く選ばれています。面談が長い人ほど成果を感じる割合は高くなっています。ただし、頻度・時間・場所・話題といった形式と成果の実感との関係は小さなものでした。そのため、延ばす前に時間の使い方を見直すことをおすすめします。どの長さでも、最初に上司が部下の話したいことと期待することを尋ねる時間と、終わりの5分で次に取り組むことを決める時間を残してください。忙しい時期は取りやめず、15分に短縮するとよいでしょう。
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KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査でも、1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データでも、上司と部下の面談の長さは30分前後に集まっています。面談が長い人ほど成果を感じる割合は高いものの、頻度・時間・場所・話題といった形式と成果の実感との関係は小さなものでした。利用データでは、長い回ほど気づきの感想が多く選ばれる一方、話し終えたときの気分は長さでほとんど変わりません。時間を延ばす前に、30分の使い方を見直すことをおすすめします。
- 41.7%
- 1万人調査
- 上司との定期的な面談1回あたりの時間として、「30分」を選んだ人の割合
- 次に多いのは60分の21.5%、20分の13.8%でした。30分は、ほかのどの長さよりも多く選ばれています。面談が成果につながっていると感じる人は、10分の人で26.0%、30分の人で31.3%、60分の人で37.3%です。長い人ほど高くなっています。
- 52.6%
- Kakeai AI 1on1 利用データ
- 利用データで、1on1の1回の時間(始めてから終えるまで)が20〜39分だった回の割合
- 1回の時間の中央値は29.6分で、60分以上の回は9.3%でした。調査で答えられた長さと同じく、実際に行われた1on1の長さも30分前後に集まっています。
- 9.9%
- Kakeai AI 1on1 利用データ
- 利用データで、10分台の1on1のうち部下が送った感想に「気づきがありました」が含まれていた割合
- 50〜60分台の回では16%台でした。長い回のほうが、気づきの感想は多く選ばれています。一方、部下が送る「すっきり度」で5が付いた割合は、どの長さの回でも47%〜50%で、話し終えたときの気分は長さでほとんど変わりません。
調査の時間は、回答者が答えた定期的な面談1回あたりの長さです。利用データの時間は、1on1を始めてから終えるまでの時間で、途中で止めて再開した回は間の時間も含みます。感想とすっきり度は、部下が送った回だけの数字です。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
面談の時間の適切な長さは、 1回30分が目安
上司と部下の面談の時間は、1回30分を目安にすることをおすすめします。実際に行われている面談の長さは30分前後に集まっています。また30分あれば、話したいことを1つ話して上司の考えを聞き、終わりに次に取り組むことを決めるまでが収まることが多いからです。
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との定期的な面談1回あたりの時間として最も多かった答えは30分で、41.7%の人が選んでいました。次に多いのは60分の21.5%、20分の13.8%です。30分は、ほかのどの長さよりも多く選ばれています。
1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データ(抽出した30万回の1on1の記録)でも、1回の時間の中央値は29.6分で、20〜39分の回が52.6%を占めていました。60分以上の回は9.3%です。調査で答えられた長さも、実際に行われた長さも、30分前後に集まっています。
面談の時間を決めるときは、30分を基本にするとよいでしょう。話す項目が決まっている面談(評価や目標の面談)は項目の数から逆算し、急な相談は15分で区切って設けるとよいでしょう。長さの前に決めておきたいのは、面談の最初に部下が話したいことと上司に期待することを確かめる時間と、終わりに次に取り組むことを決める5分を、どの長さでも残すことです。
面談の時間と成果の関係: 長い人ほど高いが、 長さで決まる部分は小さい
面談が長い人ほど、面談が成果につながっていると感じる割合は高くなっています。ただし、成果の実感の差のうち、面談の長さや頻度といった形式で説明がつく部分は、わずかです。
KAKEAIの1万人調査では、1回の面談が10分の人のうち、面談が成果につながっていると感じている人は26.0%でした。30分の人では31.3%、60分の人では37.3%、90分の人では43.0%です。長い人ほど高くなっています。ただし、面談の頻度・時間・場所・話題の4つを合わせて見ると、成果を感じるかどうかとの関係は小さなものでした。この4つを合わせても、成果の実感の差のうち説明がつくのは5.4%だけです。残りの大半は、頻度や長さといった形式ではないことで決まっています。そのため、長さを変えるだけで成果の実感が大きく変わるとは考えにくいと言えます。
Kakeai AI 1on1の利用データでは、1on1のあとに部下が送った感想のうち「気づきがありました」が選ばれた割合は、10分台の回で9.9%、50〜60分台の回で16%台でした。長い回のほうが、気づきの感想は多く選ばれています。一方、1on1のあとに部下が送る「すっきり度」(0〜5の6段階)で5が付いた割合は、どの長さの回でも47%〜50%で、ほとんど変わりません。長い回で気づきの感想が選ばれやすいことは分かりますが、時間を延ばせば1on1がよくなる、とまではこの数字からは言えません。
面談の時間を延ばすことにも意味はあります。ただし、成果の実感の差の大半は長さ以外のことで決まっているので、延ばす前に、今の30分の使い方を見直すことをおすすめします。部下から時間を延ばしたいと言われたときも、まず使い方を一緒に変えてみる返し方があります。
- 時間を延ばす前に、今の30分の使い方を変えてみたいんです。来月は、報告を前日に送ってもらって、面談は相談から始めませんか。
面談が短いと感じるときの対処: 部下と上司それぞれの最初の一言
面談が短いと感じる場面は、部下の側と上司の側で違います。以下では、月次の経費精算の締めを担当している部下との面談を例にします。
部下の立場で、 面談が短くて話せなかったとき
面談が10分や15分で終わり、話したいことまでたどり着けなかったときは、次の面談の前に、話したいことと上司に期待することを1行で伝えておくとよいでしょう。短い面談ほど、最初の数分で用件に入れるかどうかで、話せる量が変わります。
- 次の面談で、経費精算の締めの手順を変えたいことについて、ご相談したいです。15分でも、この話だけはしたいので、最初に時間をいただけますか。
- 今日は時間が短いと思いますので、報告は省いて、迷っている点だけお話ししてもよいでしょうか。
面談の最中に時間が足りないと分かったときは、残りを次回に回すことを部下の側から言ってかまいません。
- 時間が来てしまったので、締めの手順の話は次回に続きをお願いできますか。それまでに、案を1枚にまとめておきます。
持ち越しが続くときは、面談の長さそのものを相談してかまいません。
- 最近、話したいことが次回に持ち越しになることが続いています。来月から、面談を30分にしていただくことはできますか。
上司の立場で、 面談を短くせざるをえない日
月末や期末で30分が取れない日は、面談を取りやめるより、15分に短縮して行うことをおすすめします。短くする日は、最初にそのことを伝え、話したいことを1つに絞ります。
- 今日は15分しか取れず、すみません。今日、一番話したいことは何ですか。残りは来週、30分で取ります。
- 今日は15分なので、前回から続いている経費精算の締めの話に絞ってもいいですか。ほかに急ぎのことがあれば、そちらを先にしましょう。
短い面談でも、終わりに次に取り組むことを決める時間は残しておきましょう。
- 残り3分ですが、次に会うまでに○○さんが進めることと、私が確認することを決めておきましょう。
面談を短くした週が続くときは、話せていないことがないかを部下に尋ねておくとよいでしょう。
- ここ2回、短い面談が続いています。話せていないことがあれば、来週はそこから始めたいので、教えてもらえますか。
面談が長すぎると感じるときの対処
面談が60分を超えて長引くときは、長さそのものより、何に時間が使われているかを見直してください。長引く理由として考えられるのは、報告に時間がかかっている場合と、雑談で終わっている場合と、結論が出ないまま同じ話を繰り返している場合の3つです。
部下の側から、面談を短くしたいと言ってよいものです。言いにくい場合は、報告の形を変える提案にすると切り出しやすくなります。
- 面談の時間を、少し短くしていただくことはできますか。進捗の報告は前日にメールでお送りして、面談では相談だけにさせていただけると助かります。
- 今日は、締めの手順について結論を出したいので、そこから話し始めてもよいでしょうか。
上司の側で長引いていると感じたら、残り10分を切ったあたりで、次に取り組むことの話に移ります。
- 残り10分を切りました。ここからは、次回までに何をするかを決める時間にしましょう。
- 今の話は、結論が出るまでにもう少し時間がかかりそうです。来週、この話だけで20分取りませんか。
- 私が話しすぎていたかもしれません。残りの時間は、○○さんが話したかったことに使いましょう。
KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の困りごと(複数回答)として「自分自身の実施時間の確保」を挙げた人は23.9%いました。この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は39.4%で、回答者全体の31.9%を上回っています。つまり、自分の時間を取るのに困っている人でも、面談の成果を感じている割合は回答者全体より高い、ということです。時間の確保に困っていることと、面談の成果を感じることは、別のことだと考えられます。
場面ごとの面談の時間の目安
面談の時間は、場面によって変えてかまいません。目安は次の通りです。
| 面談の場面 | 時間の目安 | 時間の使い方 |
|---|---|---|
| 定期的な | 30分 | 最初に |
| 評価や | 話す | 評価の |
| 急な相談 | 15分で区切る | 用件を |
| 忙しい | 15分に短縮 | 取りやめず、 |
急な相談を受けたときは、その場で取れる時間を先に伝えると、相手も話す量を決められます。
- 今なら15分取れます。それで足りなければ、明日あらためて30分取りましょう。
時間の目安は、二人で決めて3回ほど試し、合わなければ直してください。毎週会っている上司と部下も、月に1回の上司と部下も、1回の長さは同じ30分を目安にしてよいでしょう。Kakeai AI 1on1の利用データでは、毎週のペースで行われている1on1の1回の時間は、中央値で30.5分でした。月1回のペースの1on1では29.6分です。間隔が違っても1回の長さの中央値はほぼ同じで、毎週会っている組の1回が短いわけではありません。
面談の時間が適切だったかを、 どこで見るか
面談の時間が適切だったかどうかは、分数ではなく、その時間の中で何が決まったかで振り返ってください。上司と部下の二人で、次の点を見てみましょう。
- 面談の最初に、今日話したいことと上司に期待することを尋ねる時間が取れていたでしょうか。
- 面談の終わりに、次に取り組むことを決める時間が残っていたでしょうか。それとも、時間切れで終わったでしょうか。
- 話したいことが2回続けて次回に持ち越されているなら、長さを延ばすか回数を増やすかを、二人で話せているでしょうか。
- 逆に、話すことがなく時間を持て余した回が続いているなら、短くするか間隔を空けるかを、相談できているでしょうか。
KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、面談のよしあしは、かけた時間ではなくそのあとの行動で見るものだと考えています。30分で次に取り組むことが決まった面談のほうが、60分かけて何も決まらなかった面談より、適切な長さだったと言えます。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
限られた面談の時間で、伝えたいことを話しきり、決めたことを持ち帰りたいときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
面談の前に、「1on1の準備」で。
伝えておきたいことを面談の前に相手の画面に置いておけ、 当日はそこから話し始められます。
テーマと期待する対応を選び、「この1on1へのメモ」に話したいことを書いて保存すると、お相手の画面にも表示されます。1on1が始まると、Kakeai AI が開始の挨拶で、準備されたテーマと期待する対応を挙げ(前回決まった次の一歩があれば、それも挙げ)、前回の一歩があればその担当の方に、無ければテーマを選んだ方に、最初の一言を向けます。期待する対応が選ばれていない回には、どう関わってほしいかを尋ねることもあります。
…準備されたテーマは「東南アジアの新規開拓リスト」×「一緒に考えてほしい」、「スキルや力の向上」×「具体的なアドバイスが欲しい」の2つです。…
1on1が始まってすぐ、実施中の画面で。
前回の資料やメモを探さなくても、 前回決めたことの確認から面談を始められます。
左の列に、前回の1on1で決まった次の一歩が表示され、丸をクリックすると実行済みにできます。Kakeai AI は開始の挨拶でその一歩を挙げ、そこから始めるかを問いかけます。
…前回決まった次の一歩は「競合3社(スウェーデン・ドイツ・台湾)の製品比較。機能の一覧に、お客さんが選んだ理由を付ける」の1つでした。ここから始めましょうか。…
面談の終わりが近づいたころ、実施中の画面で。
時間内に話を区切り、 次に取り組むことを決めてから面談を終えられます。
終了が近づくと、左の列が「今回の1on1で生まれた次の一歩候補」の表示に切り替わります。会話に出てきた担当と期限は Kakeai AI が入力し、決めるのはお二人です(どちらからも「決定する」をクリックできます)。右の列の下の球体(Kakeai AI に話題を提案させるボタン)をクリックすると、まだ決まっていない点を Kakeai AI が問いかけることもあります。
残り5分ほどです。今日話した「市場規模の試算」の件がまだ決まっていません。いつまでにどこまで仕上げるかを、お二人でここで一つ確かめておきませんか。
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よくある質問
上司と部下の面談の時間は、 何分が適切ですか。
上司と部下の面談の時間は、1回30分が目安です。KAKEAIの1万人調査では、上司との定期的な面談1回あたりの時間として最も多かった答えは30分で、41.7%の人が選んでいました。Kakeai AI 1on1の利用データでも、1回の時間の中央値は29.6分です。30分の中で、最初に話したいことと上司に期待することを確かめ、終わりの5分で次に取り組むことを決めるとよいでしょう。
面談は長いほうが効果がありますか。
面談が長い人ほど、面談が成果につながっていると感じる割合は高くなっています。KAKEAIの1万人調査では、1回の面談が10分の人で26.0%、60分の人で37.3%でした。ただし、面談の頻度・時間・場所・話題の4つを合わせても、成果の実感の差のうち説明がつくのは5.4%だけです。長さを変えるだけで成果の実感が大きく変わるとは考えにくく、延ばす前に時間の使い方を見直すことをおすすめします。
上司との面談が10分や15分と短いのですが、 問題ですか。
上司との面談が10分や15分と短くても、その中で話したいことを1つ話し、次に取り組むことが決まっていれば、短いこと自体は問題ではありません。短い面談で話したいことまでたどり着けないときは、面談の前に、話したいことと上司に期待することを1行で上司に伝えておくとよいでしょう。時間が足りなかった分は、「この話は次回に続きをお願いできますか」と部下の側から持ち越してかまいません。
面談が長すぎると感じるとき、 部下から短くしてほしいと言ってもよいですか。
面談が長すぎると感じるときは、部下の側から短くしたいと伝えてかまいません。面談は上司と部下の両方の時間だからです。言いにくい場合は、「進捗の報告は前日にメールで送り、面談では相談だけにさせていただけますか」のように、報告の形を変える提案にすると切り出しやすくなります。上司の側も、残り10分を切ったあたりで、次に取り組むことを決める話に移るとよいでしょう。
評価面談の時間は、 どのくらい取ればよいですか。
評価面談の時間は、話す項目の数から逆算して決めることをおすすめします。目安は1項目につき10分で、評価の基準と事実を二人で一緒に見る時間を先に取ります。その場での納得を急いで時間を延ばすより、結論の出ない項目は別の日に続きの時間を取るほうが、二人とも落ち着いて話せます。評価の見通しは期末の面談まで待たず、普段の面談で月に1回は言葉にして伝えておくと、評価面談の時間も短くて済みやすくなります。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/how-long-should-a-staff-meeting-be
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: