上司の方へフィードバック

みんなの前でフィードバックしてよいか

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

褒めるフィードバックは、みんなの前でしてかまいません。直してほしいことは、その場では数字や事実の誤りの訂正だけにとどめ、仕事の進め方に関する話は、その日のうちに周りに聞こえない場所で伝えることをおすすめします。同僚が聞いている場では部下が事情を説明しにくく、上司の認識が事実と違っていても、訂正されないまま話が終わってしまうからです。KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談の困りごととして、評価や見られ方への影響が気になって本音を話せないことを挙げた人が9.3%いました。

数字で見る

KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の困りごととして、評価や見られ方への影響が気になって本音を話せないことを挙げた人が9.3%いました。面談の場所を「職場のオープンスペース」と答えた人も23.0%います。このページでは、褒めるフィードバックはみんなの前で伝え、仕事の進め方についての指摘は、その日のうちに周りに聞こえない場所で伝えることをおすすめします。

9.3%
1万人調査
上司との面談の困りごととして、評価や見られ方への影響が気になり本音を話せないことを挙げた人の割合
年代別に見ると、20代の回答者では14.4%、60代の回答者では5.7%でした。若い年代ほど、この困りごとを挙げた人の割合が高い傾向があります。
23.0%
1万人調査
上司との面談の場所が「職場のオープンスペース」だと答えた人の割合
「会議室や個室」は61.0%、「オンライン・電話」は13.2%でした。上司との面談は、会議室や個室だけでなく、職場のオープンスペースでも行われていることがわかります。
29日
Kakeai AI 1on1 利用データ
同じ上司と部下が続けて行った1on1の、前の回から次の回までの間隔の中央値
間隔の内訳は、月1回のペースに当たるものが51.3%、それより長いものが20.6%でした。1か月前後か、それより長い間隔が、全体の多くを占めています。

1万人調査の数字は、上司との面談について尋ねたもので、会議など人前でのやり取りについて尋ねたものではありません。面談の場所の数字も、会話が周りに聞こえるかどうかを尋ねたものではありません。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

みんなの前でフィードバックしてよいかは、伝える内容で決まる

みんなの前、つまり会議や朝会のように他のメンバーが同席している場でフィードバックしてよいかどうかは、何を伝えるかによって変わります。褒めるフィードバックは、みんなの前でしてかまいません。直してほしいことは、その場では数字や事実の誤りの訂正だけにとどめます。仕事の進め方に関する話は、その日のうちに、周りに聞こえない場所で伝えることをおすすめします。

人前で仕事の進め方を指摘すると、部下がつらい思いをするだけでは済みません。同僚が聞いている場では部下が事情を説明しにくく、上司の認識が事実と違っていても、訂正されないまま話が終わってしまいます。

たとえば定例の会議で、上司が「B社への返信に3日かかっていますね」と言ったとします。実際には、先方の担当者が休みで、確認が取れなかっただけかもしれません。二人だけの場であれば部下はその事情を説明できますが、同僚が聞いている場では、「すみません」と答えて終わりになりがちです。同席していたメンバーには、返信が遅い人という印象だけが残ります。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談で困っていることを複数回答で尋ねています。「自分自身への評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない」を挙げた人は9.3%、「話したいこと、話すべきことを切り出せない」を挙げた人は9.7%でした。

「人前」に当たるのは、会議だけではありません。同じ調査で面談の場所を尋ねたところ、「会議室や個室」と答えた人が61.0%、「職場のオープンスペース」と答えた人が23.0%でした。上司との面談は、会議室や個室だけでなく、職場のオープンスペースでも行われています。

一対一で話すことと、周りに聞こえない場所で話すことは、同じではありません。隣の席に人がいる打ち合わせスペース、全員が参加しているチャット、CCに他の人が入っているメールも、部下にとっては人前です。

人前で伝えてよいかどうかは、会議か面談かという場の種類よりも、次の2つで判断するとよいでしょう。

  1. 部下から事情を聞く必要がある話かどうか。遅れや仕事の進め方についての指摘には、上司の判断が含まれています。その判断が正しいかどうかは、部下の事情を聞かなければわかりません。こうした話は、人前では避けます。
  2. その場にいる人の仕事にも関係する話かどうか。誤った数字や、他の人も参考にできる工夫は、その場にいる全員に関係があるため、人前で伝える理由があります。
フィードバックの場面みんなの前で伝えてよいか最初の一言の例
会議や朝会で、部下のよかった仕事を紹介するよい。部下がしたことと、その結果を具体的に話す昨日のB社の件で、皆さんに共有したいことがあります。
会議中に、数字や事実の誤りに気づいたよい。正しい数字や事実だけを伝える1点だけ訂正します。未対応は、今朝の時点で8件です。
部下の仕事の進め方について、直してほしいことがある避ける。その日のうちに、周りに聞こえない場所で伝えるこのあと5分ほど、B社への返信の件で話せますか。
お客様の前で、部下の説明に誤りがあった事実だけを補足する。部下とは帰り道などで話す1点、私から補足させてください。
チームの何人もが、同じ誤りをしているよい。名前を出さず、全員へのお願いとして話す宛先の誤りについて、皆さんにお願いがあります。
全員が参加しているチャットや、CCを入れたメール褒めることと事実の訂正だけ。指摘は個別に伝えるB社への返信の件で、5分ほど通話できますか。
読み合わせなど、互いに意見を出し合うと決めている会よい。成果物について、観点を先に共有する今日は、最初の3行で用件が伝わるかを見ていきましょう。

みんなの前で褒めるときは、他の人も参考にできるように具体的に伝える

みんなの前で褒めるときは、どんな場面で、部下が何をして、その結果どうなったのかを具体的に伝えてください。人前で具体的に褒めると、本人に感謝が伝わるだけでなく、チームでどのような仕事が求められているのかが、その場にいる全員にわかります。「さすがですね」「助かりました」だけでは、何がよかったのかが伝わりません。

  • 昨日のB社からの問い合わせの件で、皆さんに共有したいことがあります。○○さんは、同じ質問が2回目だと気づいて、メールではなく電話で対応してくれました。おかげでその日のうちに解決して、B社からの追加の問い合わせもありません。
  • 同じお客様から2回目の質問が来たときは、皆さんも、まず電話で話すことを考えてみてください。

複数の人で進めた仕事を、みんなの前で褒めるとき

複数の人で進めた仕事を褒めるときは、誰が何を担当したのかを、1人ずつ挙げて伝えましょう。代表の1人だけを褒めると、他のメンバーは、自分の仕事は見てもらえていなかったと感じるかもしれません。

  • 月末に集中した問い合わせには、3人が対応してくれました。○○さんが担当の振り分けを決め、△△さんが返信のひな形を作り、□□さんが電話での対応を引き受けてくれました。ありがとうございます。

部下が人前で褒められるのを好まないとき

人前で褒められるのが苦手な人もいます。その場合は、会議では事実を一言紹介するだけにして、感謝の言葉は二人のときに伝えるとよいでしょう。褒めること自体をやめる必要はありません。苦手かどうかがわからないときは、本人に尋ねてみてください。

  • (会議では、一言だけ)B社の件は、○○さんが電話に切り替えてくれたおかげで、その日のうちに解決しました。
  • (二人のときに)B社の件を、次の会議で名前を出して紹介してもかまいませんか。控えたほうがよければ、そうします。

みんなの前で褒めるときに、避けたい言い方

  • 他の人と比べる言い方は避けましょう。「皆さんも○○さんを見習ってください」は、褒め言葉の形をしていても、他のメンバーには自分たちへの指摘として聞こえます。
  • 褒めた直後に「ただ」と続けるのも、おすすめしません。「ただ、返信が遅い件は」と続けると、褒めた部分まで指摘の前置きのように聞こえてしまうからです。直してほしいことは、別の機会に二人で話してください。

直してほしいことは、みんなの前では数字や事実の誤りの訂正だけにとどめる

直してほしいことに気づいても、みんなの前で伝えるのは数字や事実の誤りの訂正だけにします。誤りの原因や今後の対応は、その日のうちに、周りに聞こえない場所で二人で話します。

会議中に、数字や事実の誤りに気づいたとき

会議中に数字や事実の誤りに気づいたら、その場で訂正しましょう。誤った数字のまま会議が進むと、出席者がその数字をもとに自分の仕事を進めてしまうからです。伝えるのは、正しい数字と、あとで本人と確認することだけです。「また」「前にも」「なぜ」といった言葉は添えないようにしましょう。

  • 1点だけ訂正します。未対応の問い合わせは、今朝の時点で8件です。一覧は、このあと○○さんと私で確認して、昼までに皆さんに送ります。

部下の仕事の進め方について、直してほしいことがあるとき

返信が遅い、確認をせずに回答している、報告がないといった指摘には、上司の判断が含まれています。事情を聞く前に人前で口にするのは避け、会議が終わるまでに、二人で話す約束だけをしておきましょう。

  • このあと5分ほど、B社への返信の件で話せますか。

「ちょっといいですか」とだけ声をかけると、周りには呼び出しのように見えるため、何の件かを一言添えましょう。会議室が空いていない日は、フロアの外や、人のいない打ち合わせスペースを使います。オンライン会議の場合は、会議のあとで二人だけの通話に切り替える方法があります。

二人になったら、上司が見た事実を話し、お願いを伝える前に部下の事情を尋ねます。

  • B社への返信に、問い合わせを受けてから3日かかっていました。私には対応が止まっているように見えたのですが、何か事情がありましたか。
  • すぐに回答できないとわかった時点で、「確認中です。金曜日までに回答します」と先方に一言連絡してもらえると助かります。○○さんは、どう思いますか。

人前で伝えないことと、次の1on1(定期的な面談)まで伝えないことは別です。気づいたことを「次の1on1で伝えよう」と考えると、伝えるのが数週間先になりかねません。

1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データでは、同じ上司と部下が続けて行った1on1の間隔は、中央値で29日でした。内訳は、月1回のペースに当たるものが51.3%、それより長いものが20.6%です。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の頻度を尋ねたところ、「半年に一度」と答えた人が21.7%で最も多く、次が「1ヶ月に一度」の20.3%でした。利用データでも調査でも、面談と面談の間は、1か月前後か、それより長く空くことが多いと言えます。

人前を避けるために変えるのは、伝える場所だけにしてください。伝える日まで先に延ばす必要はありません。

お客様の前で、部下の説明に誤りがあったとき

お客様の前では、部下の誤りを指摘する形にせず、上司からの補足として正しい事実だけを伝えます。部下と話すのは、帰り道か、会社に戻ってからにしましょう。

  • 1点、私から補足させてください。電話窓口の受付時間は、来月から平日の18時までになります。
  • (帰り道で)先ほどの受付時間の件で、少し話してもいいですか。

チームの何人もが、同じ誤りをしているとき

同じ誤りが複数の人に見られる場合は、チーム全員へのお願いとして、みんなの前で伝えてかまいません。誰の誤りがきっかけだったのかは言わず、きっかけになった部下とは、会議の前に二人で話しておくことをおすすめします。名前が出なくても、本人は自分のことだと気づくからです。

  • (会議の前に、二人で)このあとの会議で、宛先の誤りについて全員に話そうと思っています。名前は出しませんが、○○さんには先にお伝えしておきます。
  • (会議で)今月、返信の宛先の誤りが3件ありました。今日から、送信の前に宛先の会社名を声に出して確認するようにしませんか。私もそうします。

全員が参加しているチャットや、CCを入れたメールで伝えるとき

全員が参加しているチャットと、CCに他の人が入っているメールは、人前と同じだと考えてください。書いた文章は残り、その場にいなかった人もあとから読めるからです。褒めることと事実の訂正は書いてかまいませんが、仕事の進め方についての指摘は、本人に個別に連絡して口頭で伝えましょう。

  • (全員が見るチャットに)未対応の件数を訂正します。今朝の時点で8件です。
  • (本人に個別に)B社への返信の件で、5分ほど通話できますか。

読み合わせやロールプレイの会で、意見を伝えるとき

返信文の読み合わせや電話対応のロールプレイのように、互いに意見を出し合うと決めている会では、直したほうがよい点もその場で伝えます。全員が、意見を言う側にも受ける側にもなるからです。意見は人ではなく成果物に対して述べ、どの観点で見るかは、始める前に1つに絞って全員で共有しておきましょう。

  • 今日は、最初の3行で用件が伝わるかを見ていきましょう。
  • この返信は、お詫びが3行続いて、回答が4行目から始まっています。回答を1行目に書くと、先方は一度読むだけで用件がわかると思います。○○さんがこの順番にした理由も、聞かせてもらえますか。

みんなの前でのフィードバックで、おすすめしないこと

みんなの前でのフィードバックで、このページがおすすめしないことは4つあります。

  • 緊張感を持たせるために、あえて人前で指摘すること。その場にいる人には、「遅れや誤りを報告すると、自分も同じように言われる」と伝わります。すると、悪い知らせが報告されにくくなり、上司が問題に気づくのも遅れがちです。人前で指摘したくなったときは、その言葉を誰に向けて言おうとしているのかを考えてみてください。同席している自分の上司や他のメンバーに向けた言葉であれば、本人へのフィードバックにはなりません。
  • 「褒めるのは人前で、叱るのは一対一で」という助言を、そのまま当てはめること。この助言はおおむね当てはまりますが、例外があります。他の人と比べる褒め言葉は人前では避け、数字の誤りは人前で訂正します。一対一でも、隣の席に聞こえる場所であれば人前と変わりません。
  • 人前を避けた結果、伝えないままにすること。「人前では言えない」が、伝えない理由になることがあります。直してほしいことは、場所を変えたうえで、その日のうちに伝えることをおすすめします。Kakeai AI 1on1の利用データには、部下が1on1の前に、話すテーマごとに選んだ「上司に期待すること」の内訳があります。「一緒に考えてほしい」「意見を聞きたい」「具体的なアドバイスがほしい」の3つを合わせると、選ばれた中の53.4%でした。「話を聞いてほしい」は11.7%で、選べる6つの中で最も少なくなっています。
  • 人前で、長い時間、強い口調で、人柄について言うこと。大きな声を出す、同じことを長時間繰り返す、人格を否定するといった言動は、言い方を工夫すれば済む問題ではありません。どのような言動がハラスメントに当たるかは、上司が一人で判断せず、就業規則と人事の担当者に確認してください。

みんなの前で強く言ってしまったときの、伝え直し方

人前で強い言い方をしてしまったときは、その日のうちか翌日に、二人で話す時間を取ってください。謝るのは、人前で言ったことについてです。伝えたかった内容は取り下げず、まず部下の事情を聞いたうえで、あらためて話します。

  • 昨日の会議では、皆さんの前であのような言い方をしてしまい、申し訳ありませんでした。B社への返信に3日かかっていた件は、あらためて話をしたいと思っています。まずは、何があったのかを聞かせてもらえますか。

事情を聞いて、上司の認識が事実と違っていたとわかったら、会議に出ていた人たちにも訂正を伝えます。

  • 昨日のB社の件について、訂正があります。返信に時間がかかったのは、先方の担当の方がお休みで、確認が取れなかったためでした。○○さんはその間に、代わりの案を用意してくれていました。

みんなの前でのフィードバックがうまくいったかは、何で判断するか

みんなの前でのフィードバックがうまくいったかどうかは、その場の雰囲気ではなく、その後の仕事の変化で判断します。次の3つの点から振り返ってみてください。

  • みんなの前で紹介した工夫が、他のメンバーの仕事にも生かされているか(別の人が、2回目の質問に電話で対応した、など)。
  • 二人で話したときに、上司が知らなかった事情を聞くことができたか。
  • 会議で数字を訂正したあとも、数字の誤りや仕事の遅れが、チームの中で早めに共有されているか。

KAKEAIの1万人調査では、面談が毎回またはほぼ毎回その後の行動につながっていると答えた人の61.3%が、面談が成果につながっていると感じていました。ほぼ、または全くつながっていないと答えた人では7.0%です。面談が行動につながっている人ほど、成果を感じているということです。

KAKEAIは、みんなの前でのフィードバックがうまくいったかどうかは、伝えた日の反応ではなく、その後の仕事がどう変わったかで判断するものだと考えています。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

人前では伝えにくいことを、伝えないままにしたくないときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

1on1の前

  • 伝えたいことの切り出し方やポイントアドバイス

    部下に切り出したいことを「メンバーに伝えたいこと」の欄に入力して保存すると、「1on1前のAIアドバイス」が、その内容を踏まえて書き直されます。入力した内容は、部下の画面には表示されません。

見える範囲

  • だれに見えるか

    文字起こしと「1on1のAI要約」は、お二人にだけ表示されます。システム管理者を含め、お二人以外の方には表示されません(ご契約によって使える要約の共有は、お二人のどちらかが相手を選んだときだけです)。

1on1の実施中

  • 次の一歩の候補を会話から抽出・決定ガイド

    会話の中から次の一歩の候補が生まれると、Kakeai AIが候補として表示します。お二人のどちらからも「決定する」をクリックして決められます。決めた一歩は、「MOVE」の画面に追加されます。

1on1ツールの導入や見直しを検討している方は、Kakeai AI 1on1 の資料をご覧ください。

ご利用企業 累計600社以上/1on1実施 累計300万回以上

よくある質問

みんなの前で部下を叱ったり注意したりすると、パワハラになりますか。

みんなの前での注意がハラスメントに当たるかどうかは、上司が一人で判断せず、就業規則と人事の担当者に確認してください。そのうえで、このページでは、部下の仕事の進め方についての指摘を人前でしないことをおすすめします。会議の場で伝えるのは数字や事実の誤りの訂正だけにして、それ以外は、その日のうちに周りに聞こえない場所で伝えるとよいでしょう。

部下を褒めるときは、みんなの前と一対一のどちらがよいですか。

部下を褒めるのは、みんなの前でかまいません。どんな場面で、部下が何をして、その結果どうなったのかを具体的に話すと、聞いている人も自分の仕事の参考にできます。部下が人前で褒められるのを好まない場合は、会議では事実を一言紹介するだけにして、感謝の言葉は二人のときに伝えるとよいでしょう。

会議中に部下のミスに気づいたら、上司はその場で指摘してよいですか。

会議中に部下の誤りに気づいたとき、上司がその場で伝える内容は、正しい数字や事実だけにとどめることをおすすめします。誤った数字をもとに、出席者が自分の仕事を進めてしまうのを防ぐためです。誤りの原因や今後の対応は、その日のうちに二人で話します。会議が終わるまでに、「このあと5分ほど、○○の件で話せますか」と用件を添えて声をかけておきましょう。

チームのチャットやCCを入れたメールで、部下に直してほしいことを伝えてもよいですか。

全員が参加しているチャットや、CCに他の人が入っているメールは、みんなの前と同じだと考えたほうがよいでしょう。書いた文章は残り、あとから読む人もいるからです。褒めることと、数字や事実の訂正は書いてかまいません。部下の仕事の進め方について直してほしいことは、本人に個別に連絡して、口頭で伝えることをおすすめします。

みんなの前で部下を強く注意してしまいました。上司はあとからどうすればよいですか。

みんなの前で部下を強く注意してしまった上司は、その日のうちか翌日に、部下と二人で話す時間を取りましょう。まず、人前で言ったことを謝ります。伝えたかった内容は取り下げずに、部下の事情を聞いたうえで、あらためて話します。上司の認識が事実と違っていた場合は、その場にいた人たちにも訂正を伝えます。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/feedback-in-front-of-others

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: