上司の方へ評価の面談

評価面談で上司が部下に尋ねる質問の例

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

評価面談で上司が部下に尋ねるとよいのは、上司がまだ答えを知らないことです。上司が見ていない仕事、上司の評価に対する部下の見方、来期の行動の妨げになりそうなことの3つを尋ねます。評価についての上司の考えは、質問にせず、自分の考えとして先に伝えてください。KAKEAIの1万人調査では、面談が行動につながるのは半分くらいの回か、それより少ないと答えた人に、行動につながらない理由を尋ねました。最も多い回答は「その時々によって違う」(26.1%)です。来期の話では、妨げになりそうなことをいくつか挙げ、近いものを部下に選んでもらう方法をおすすめします。

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KAKEAIの1万人調査で、面談が行動につながらない理由を尋ねると、「その時々によって違う」と「特にない」が上位に並びました。どちらも、決まった理由を挙げない回答です。評価面談で来期の話をするときは、行動の妨げになりそうなことをいくつか挙げ、近いものを部下に選んでもらうとよいでしょう。1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」では、部下が1on1のテーマごとに、上司に期待することを選べます。その利用データでは、「スキルや力の向上」のテーマで「具体的なアドバイスがほしい」が最も多く選ばれています。評価面談では、質問のあとに上司の考えも伝えることをおすすめします。

26.1%
1万人調査
面談が行動につながらない理由を尋ねた6,074人のうち、「その時々によって違う」を選んだ人の割合
面談が行動につながるのは半分くらいの回か、それより少ないと答えた人に、理由を5つまで選んでもらった中で最も多い回答です。次が「特にない」の23.4%で、決まった理由を挙げない回答が上位に並びました。
15.7%
1万人調査
面談が半分くらいの回で行動につながると答えた人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
面談が半分くらいの回で行動につながると答えた人は、回答者全体の40.9%で、最も多くなっています。毎回行動につながっていると答えた人では、75.5%が成果を感じています。面談が行動につながる回が多い人のほうが、成果を感じている割合が高いという結果です。
19.2%
Kakeai AI 1on1 利用データ
「スキルや力の向上」のテーマのうち、部下が上司に期待することとして「具体的なアドバイスがほしい」を選んでいた割合
上司に期待することとして、このテーマで最も多く選ばれていました。同じテーマで「話を聞いてほしい」が選ばれていた割合は6.9%です。スキルの話では、聞いてもらうことより、具体的なアドバイスのほうが多く求められています。

1万人調査は上司との定期的な面談について尋ねたもので、利用データは普段の1on1の記録を集計したものです。どちらも評価面談に限った数字ではありません。利用データの割合は、上司に期待することが選ばれていない分も含めた、そのテーマ全体に対する割合です。「最も多い」は、「その他」を除いた中での順位です。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

評価面談の質問は、振り返りより来期の行動に重点を置く

評価面談(人事評価について上司と部下が話す面談。期末面談、フィードバック面談とも呼ばれます)で上司が部下に尋ねたいのは、今期の感想よりも、来期の仕事をどう進めるかです。質問の半分は、来期のことに使うとよいでしょう。

評価面談の質問例には、「今期を振り返ってどうでしたか」から順に尋ねていくものがあります。しかし、振り返りから始めると今期全体の話になり、来期の話に使う時間が足りなくなりがちです。

部下の側の事情もあります。KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談で困っていること(複数回答)として、「自分自身への評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない」を挙げた人が9.3%いました。

評価そのものを話す場で感想を尋ねられると、当たり障りのない答えを選びたくなるのは自然なことです。具体的な出来事を尋ねるほうが、部下も事実として答えやすくなります。

同じ調査で、面談がその後の行動につながっているかを尋ねたところ、最も多かった回答は「半分くらいの回でそうなっている」(40.9%)でした。この回答を選んだ人のうち、面談が成果につながっていると感じている人は15.7%です。「毎回そうなっている」と答えた人では75.5%と、大幅に高くなっています。

評価面談では、来期に何から始めるかを二人で決めるところまで進めることをおすすめします。

評価面談で上司が部下にする3種類の質問と、その例

評価面談の質問は、目的によって3種類に分けられます。上司が見ていない仕事について尋ねる質問、上司の考えを伝えたうえで部下の見方を尋ねる質問、来期の行動を具体的にする質問です。どれも、上司がまだ答えを知らないことを尋ねます。まずはこの順番で進め、相手や場面に合わなければ入れ替えてください。

1. 上司が見ていない仕事について尋ねる質問

評価を人事に提出する前の面談で、特に役立つ質問です。上司は、部下の仕事をすべて見ているわけではありません。把握できていない部分を、具体的な出来事として尋ねます。

  • 評価を考える前に、私が見ていないところで取り組んだ仕事を教えてもらえますか。
  • ○○の案件で、特に手間がかかったのはどのあたりでしたか。
  • 予定通りに進まなかった仕事は、どの段階で進めにくくなりましたか。
  • 今期、他の人の仕事を引き受けたり、手伝ったりしたことはありましたか。

「どうでしたか」と尋ねると感想が返り、「どの段階で」のように場面を絞って尋ねると出来事が返ってきやすくなります。出来事であれば、評価の根拠として二人で確認できます。

2. 上司の考えを伝えてから、部下の見方を尋ねる質問

評価についての上司の考えは、質問の形にしないほうがよいでしょう。評価シートを二人で見ながら、先に自分の考えとして伝え、そのあと部下の見方を尋ねます。

  • 評価シートのこの項目を、一緒に見てもらえますか。私は、今のところBだと考えています。理由は、△△の納期が2回遅れたことです。
  • ○○さんは、どう感じていますか。私の見方と違うところがあれば、聞かせてください。
  • 私が見落としている仕事があれば、教えてください。評価を提出する前に、もう一度考えます。

「自分では、何が足りなかったと思いますか」と尋ねて、低い評価の理由を部下の口から引き出そうとする進め方があります。KAKEAIは、この進め方をおすすめしません。上司が答えを決めている質問は、部下には答え合わせのように聞こえるからです。課題だと考えている点は、上司が先に自分の言葉で伝えましょう。

3. 来期の行動を具体的にする質問

質問の半分をこの種類に充てるのが目安です。

  • 来期の最初の1か月で、まず取り組みたいことは何ですか。
  • それを進めるうえで、気がかりなことはありますか。
  • 私が動いたほうが早く進むことは、何かありますか。

質問のあとに、上司の考えも伝える

来期に伸ばしたい点やキャリアについて尋ねたときは、部下の答えを聞いたあとに、上司の考えも伝えてみてください。部下が上司に期待することは人や回によって異なるので、聞くだけで終える回があってもかまいません。

1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」では、部下が1on1のテーマごとに、上司に期待することを選べます。その利用データでは、「スキルや力の向上」のテーマのうち、部下が「具体的なアドバイスがほしい」を選んでいた割合は19.2%でした。このテーマで、最も多く選ばれています。同じテーマで「話を聞いてほしい」は6.9%です。「今後のキャリア」のテーマでは「意見を聞きたい」が16.6%、「一緒に考えてほしい」が16.4%で、「話を聞いてほしい」は7.6%でした。スキルやキャリアのテーマでは、話を聞いてもらうことより、上司の考えや関わりのほうが多く求められています。

  • 上司:来期、伸ばしていきたいのはどんなところですか。
  • 部下:資料の作り方です。
  • 上司:私からも1つ、考えを伝えてもいいですか。今期は見積もりの段階での手戻りが多かったので、見積もりの出し方にも一緒に取り組みたいと考えています。○○さんは、どう思いますか。

評価面談で、来期の行動を妨げるものを二人で探す質問

「来期は何を頑張りますか」と尋ねる代わりに、行動の妨げになりそうなことをいくつか挙げ、近いものを部下に選んでもらう方法があります。行動に移せない理由は、本人にもはっきりしていないことがあるからです。

KAKEAIの1万人調査では、面談が行動につながるのは半分くらいの回か、それより少ないと答えた6,074人に、行動につながらない理由を5つまで選んでもらいました。最も多かったのは「その時々によって違う」の26.1%で、次が「特にない」の23.4%です。上位の2つは、どちらも決まった理由を挙げない回答です。それ以外の理由は、8.3%から16.3%の間に分かれています。

理由がはっきりしていないときに「来期の課題は何ですか」と尋ねられても、答えるのは難しいものです。下の表は、理由ごとの尋ね方の例です。

面談が行動につながらない理由(1万人調査。5つまで選択)選んだ人の割合評価面談での尋ね方の例
その時々によって違う26.1%今回の○○については、どのあたりが気がかりですか。
特にない23.4%進めにくい理由をいくつか挙げてみますね。近いものはありますか。
ありたい状態が定まっていない16.3%来期の終わりに、どうなっていたらよいと思いますか。
行動するために必要な情報が揃っていない15.9%始めるにあたって、まだわかっていないことはありますか。
時間やコストの制約で動けない15.4%今の仕事で、減らせそうなものはどれでしょうか。
今動く必要性を感じていない(緊急度が低い)13.4%これを優先したい理由を、私からお話しします。聞いてみて、気になる点はありますか。
判断材料はあるが確信がもてない(不安・恐れ・迷い)11.0%もしうまくいかなかったら、一番困るのはどんなことですか。
裁量や権限がなくできない9.4%自分で決めてよいのか迷う部分は、どこですか。
スキルが不足していてできない9.1%やり方に不安があるのは、どの部分ですか。最初の1回は、一緒にやってみましょうか。
自己像・ありたい姿と衝突してやりたくない8.3%正直なところ、気が進まない部分はありますか。

表の質問を、すべて使う必要はありません。まずは、選択肢を挙げて1つ尋ねるとよいでしょう。

  • 来期に○○を進めるうえで気がかりなのは、時間が足りない、情報が足りない、自分では決めにくい、のどれに近いですか。

今動く必要性を感じていない、やりたくないといった理由は、評価する立場の上司には言いにくいものです。選択肢には入れず、表の尋ね方を参考に、上司から話題にしてみてください。

部下が理由を選んだら、表の例に沿って1つ尋ね、続いて上司が引き受けることを1つ提案します。

  • 時間が足りないのですね。たとえば、○○の週次の報告を来月から私が引き取るのはどうでしょうか。
  • 自分では決めにくいのですね。△△の日程は、○○さんにお任せしたいと思います。金額が変わるときだけ、相談してもらえますか。

最後に、来期の最初に取り組むことを、二人で言葉にして決めます。

  • では、来期はまず何から始めましょうか。
  • 進み具合は、いつ頃一緒に確認しましょうか。

評価面談の場面ごとに、上司が部下にする質問の例

評価面談で尋ねることは、場面によって変わります。場面ごとの例を挙げます。

評価を人事に提出する前の面談

  • 目標を立てたときから、仕事の内容が変わった項目はありますか。
  • 自己評価に書ききれなかった仕事があれば、ぜひ教えてください。
  • 私の評価と食い違いそうだと感じる項目は、ありますか。

決まった評価結果を伝えたあと

結果を伝えた直後に、「納得できましたか」と尋ねるのは避けましょう。評価をつけた上司から尋ねられると、部下は「はい」以外の答えを返しにくいからです。

  • 今の説明で、わかりにくかったところはありますか。
  • 理由として挙げた出来事について、私の理解が違っていたら教えてください。
  • この結果を踏まえて、来期に一番変えていきたいことは何ですか。

自己評価と上司の評価が離れているとき

  • Aと考えた理由を、具体的な仕事を挙げて3つほど聞かせてもらえますか。私の理由も、同じように3つお話しします。
  • 見方が分かれているのは、目標の捉え方でしょうか。それとも、結果の測り方でしょうか。

部下が「特にありません」と答えるとき

「特にありません」という答えは、質問が漠然としていて答えにくい、という意味かもしれません。範囲を絞って尋ね直すとよいでしょう。

  • 今期の仕事の中で、印象に残っているものを1つ挙げるとしたら、どれですか。
  • 今のやり方のまま来期も続けると、負担が大きくなりそうな仕事はありますか。
  • 私から1つ、来期にお願いしたいことがあります。聞いたうえで、率直な感想を教えてもらえますか。

評価が高かったとき

高い評価を伝える面談を、「この調子でお願いします」の一言で終えるのはもったいないことです。うまくいった理由と、他の人に引き継げそうな仕事を尋ねましょう。

  • △△がうまくいった理由を、○○さんはどう考えていますか。
  • 今の仕事のうち、他の人に引き継げそうなものはありますか。空いた時間で、新しくお願いしたい仕事があるんです。

上司自身の関わり方について尋ねるとき

「私に言いたいことはありますか」と尋ねられても、評価をつける相手には切り出しにくいものです。選択肢を示して尋ねてみましょう。

  • 今期の私の関わり方は、返事が遅い、確認が細かい、任せきりのどれかに当てはまりますか。
  • 来期、私が変えたほうが仕事を進めやすくなることは、何かありますか。

答えが返ってきたら、言い訳をせずにお礼を伝え、変えることを1つ約束しましょう。

  • 教えてくれてありがとうございます。確認の依頼には、来月から翌日までに返事をします。

評価面談で上司が避けたい質問と、言い換えの例

評価面談で避けたいのは、上司が既に答えを知っている質問と、上司の用意した答えを部下に求める質問です。

  • 答えを知っている質問。「今期の達成率はどうでしたか」と尋ねなくても、達成率は資料でわかります。「達成率が目標に届かなかったことは、資料で見ています。私から見えていない事情はありますか」と、事実を先に述べてから尋ねます。
  • 答えを決めたうえで課題を尋ねる質問。上司に考えがあるのに「何が足りなかったと思いますか」と尋ねるのは避け、「私は△△が課題だったと考えています。○○さんは、どう感じていますか」と伝えます。
  • 「なぜできなかったのですか」。「なぜ」と問われると、人は責められているように感じ、弁明に回りがちです。「どの段階で進めにくくなりましたか」「いつ頃気づきましたか」と、出来事を尋ねましょう。
  • 「評価には関係ないので、正直に教えてください」。評価に関係しないとは、上司の一存では約束できません。「うかがった内容は、評価を提出する前に、事実を確認するために使います」と、使い道を伝えます。
  • 「何か質問はありますか」で終える。範囲が広く、答えにくい質問です。「今日の話の中で、気になっている点を1つ挙げるとしたら、どこですか」と尋ねてみてください。
  • 質問だけで終える、または上司が話すだけで終える。「上司は質問に徹し、部下に話してもらう」という助言があります。一方、KAKEAIの1万人調査では、面談で上司に一番期待することとして「話を聞いてほしい」を選んだ人は7.9%でした。「具体的なアドバイスがほしい」「意見を聞きたい」「一緒に考えてほしい」のいずれかを選んだ人は、合わせて45.6%です。上司の考えや関わりを求める人のほうが多くなっています。質問をいくつかしたら、上司の考えも1つ伝えましょう。逆に、上司が評価と理由を話すだけで終えると、上司の知らない仕事や事情は出てきにくくなります。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査から、評価面談の質問は、上司が考えを伝え、来期の一歩を二人で決めるための材料を集めるものだと考えています。

評価面談の質問がうまくいったかは、何で判断するか

評価面談の質問がうまくいったかどうかは、面談の終わりと1か月後の様子で判断します。振り返る点は次の3つです。

  • 上司が知らなかった出来事が、面談の中で1つでも話題になったか。
  • 面談の終わりに、来期の最初の1か月に取り組むことが、部下自身の言葉になっていたか。
  • 1か月後に、上司が引き受けたことも含め、二人で決めたことが動き出していたか。進んでいなければ、妨げになっているものをもう一度二人で探します。

Kakeai AI 1on1の利用データでは、1on1のあとに部下が感想を送った回のうち、46.2%で「自分のことや状況を知ってもらえました」が選ばれていました。感想は複数回答で、「よく考えてみます」は9.5%、「挑戦してみます」は8.4%です。KAKEAIの1万人調査でも、上司との面談が毎回その後の行動につながっていると答えた人は9.4%でした。知ってもらえたという実感から次の行動に向かうところまで進むのは、それだけ難しいことだと言えます。

評価面談では、来期に取り組むことが部下自身の言葉になるまで、時間をかけてみてください。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

評価面談で話したことや決めたことをその場限りにしないために、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

1on1の前

  • テーマや話題ごとの対話履歴ダイジェスト

    お相手ごとの「概要」の画面で、この半年の1on1をKakeai AIが文章にまとめたダイジェストと、テーマごとに話してきた内容を見返せます。お二人に同じものが表示されます。

  • テーマと期待する対応の選択

    1on1の前に、その回に話したいテーマと、上司にどうしてほしいか(期待する対応)を、部下の側から選べます。設定によっては、上司の側からもテーマを選べます。選んだ内容は、お二人の画面に表示されます。

1on1の実施中

  • 次の一歩の候補を会話から抽出・決定ガイド

    会話の中から次の一歩の候補が生まれると、Kakeai AIが候補として表示します。お二人のどちらからも「決定する」をクリックして決められます。決めた一歩は、「MOVE」の画面に追加されます。

日常

  • 要約や次の一歩の一元管理

    1on1ごとの要約は「予定・履歴」の画面に、決めた次の一歩は「MOVE」の画面に、お相手ごとにまとまります。あとから見返せます。

1on1ツールの導入や見直しを検討している方は、Kakeai AI 1on1 の資料をご覧ください。

ご利用企業 累計600社以上/1on1実施 累計300万回以上

よくある質問

評価面談の時間が20分しかないとき、上司は部下に何を質問すればよいですか。

20分しかない評価面談では、上司からの質問を3つに絞ることをおすすめします。上司が見ていないところで取り組んだ仕事、上司の評価に対する部下の見方、来期の最初の1か月で始めることの3つです。評価についての上司の考えは、質問にせず、先に伝えてください。今期の感想を尋ねる質問は、省いてかまいません。

評価面談で聞く質問は、事前に部下に伝えておいたほうがよいですか。

評価面談で尋ねることは、上司から部下へ前日までに伝えておくことをおすすめします。その場で初めて尋ねられると、考える時間がなく、答えが短くなりがちだからです。伝える質問は3つまでにしましょう。たとえば、上司が見ていないところで取り組んだ仕事、自己評価で迷った項目、来期の最初に取り組みたいことの3つです。

評価面談で部下が「特にありません」としか答えないとき、上司は何と聞けばよいですか。

部下が「特にありません」と答えるときは、漠然とした質問をやめ、上司から選択肢を示して尋ねてみてください。「来期に○○を進めるうえで気がかりなのは、時間、情報、やり方のどれに近いですか」のように尋ねます。「特にありません」は、話したいことがないという意味とは限りません。質問の範囲が広くて、答えにくいだけの場合もあります。

評価面談で部下から「なぜこの評価なのですか」と聞かれたら、上司はどう答えればよいですか。

部下から評価の理由を尋ねられたら、上司は具体的な出来事を挙げて答えます。「私がBと考えた理由は、△△の納期が2回遅れたことと、引き継ぎが期末まで残ったことです」のように説明し、部下の見方も尋ねてください。評価のうち上司自身が決めていない部分については、「人事に確認して、金曜日までにわかったことをお伝えします」と答えるとよいでしょう。

評価面談の質問で、部下の本音を聞き出すにはどうすればよいですか。

評価面談では、上司が部下の本音を聞き出そうとするより、具体的な出来事を尋ねることをおすすめします。評価する立場の上司に対して、部下が率直な気持ちを話しにくいのは自然なことです。「どう思いましたか」ではなく、「どの段階で進めにくくなりましたか」「いつ頃気づきましたか」と尋ねると、部下も事実として答えやすくなります。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/evaluation-meeting-questions-for-managers

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: