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面談の部屋に入るときの作法を知りたい

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

上司との面談で部屋に入るときの作法は、採用面接のように細かく決まったものではなく、会社の習慣と相手の上司に合わせるものです。基本は、入る前にノックか一声かける・入ったら挨拶する・座る前に一言添える、の3つで足ります。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の場所は「会議室や個室」が61.0%で最も多い結果でした。一方で、「職場のオープンスペース」23.0%や「オンライン・電話」13.2%のように、部屋に入る場面のない面談もあります。そうした面談では、入り方より始め方に気を配るとよいでしょう。作法の細部より、座ってからの最初の一文、「本日は○○についてご相談したいです」を用意しておくことをおすすめします。

数字で見る

下の2つは、KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査のうち、上司との面談の場所と、面談の困りごとについての数字です。面談の場所は会議室や個室が最も多く、職場のオープンスペースやオンライン・電話で行う人もいました。評価や見られ方への影響が気になって本音が話せない、という困りごとを挙げた人も、面談が成果につながっていると感じる割合は回答者全体と並んでいます。

61.0%
1万人調査
上司との面談を行う場所として、「会議室や個室」と答えた人の割合
「職場のオープンスペース」は23.0%、「オンライン・電話」は13.2%でした。会議室や個室で面談をする人が最も多い一方で、オープンスペースやオンラインのように、部屋に入る場面のない面談をしている人もいます。
9.3%
1万人調査
面談の困りごと(複数回答)として、「自分自身への評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない」を挙げた人の割合
20代の回答では14.4%でした。この困りごとを挙げた人のうち、面談が成果につながっていると感じる人は32.7%で、回答者全体の31.9%と並びます。見られ方が気になって本音が話せないと感じている人も、成果の実感は低くないということです。

1万人調査は、面談の部屋への入り方や作法については尋ねていません。数字は、面談の場所と、面談の困りごとについての回答です。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

面談の部屋に入るときの作法は、会社の習慣と相手に合わせてよい

上司との面談で部屋に入るときの作法は、採用面接のように細かく決まったものではなく、会社の習慣と、相手の上司に合わせるものです。ノックの回数や、座るまでの手順を厳密に守る必要はありません。基本は、入る前にノックか一声かける・入ったら挨拶する・座る前に一言添える、の3つで足ります。会社によって習慣は違うので、分からないときは先輩や上司に「面談のときは、先に部屋に入って待っていてよいですか」のように聞いてかまいません。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談を行う場所は「会議室や個室」が61.0%で最も多くなっています。「職場のオープンスペース」は23.0%、「オンライン・電話」は13.2%でした。会議室や個室で面談をする人が最も多い一方で、オープンスペースやオンラインのように、部屋に入る場面のない面談をしている人もいます。

面談の場所入るとき・始めるときにすること最初の一言
会議室や個室ノックか一声かけて入り、挨拶する。座る前に一言添える「失礼します。本日はお時間をいただき、ありがとうございます」
職場のオープンスペースや上司の席周りの人の仕事を妨げない声の大きさで、面談の時間であることを伝える「お疲れさまです。面談の時間になりましたが、今から始めても大丈夫でしょうか」
オンライン開始の1〜2分前に入り、音声と画面が届いているかを確かめる「お疲れさまです。声は聞こえていますか。資料は私から画面に出します」

面談の部屋に入るときの流れと、そのまま使える一言

以下では、来期の部署の予算の申請書について上司に相談する部下が、会議室で面談をする場面を例にします。部屋に入ってから座るまでの流れは、長くても30秒ほどです。作法に気を取られて、相談したいことを忘れないようにしてください。

上司が先に部屋にいるときは、ノックか一声かけてから入り、挨拶します。

  • 失礼します。本日はお時間をいただき、ありがとうございます。
  • お待たせしてすみません。資料はすぐに出せますので、いつでも始められます。
  • 席は、こちらでよろしいでしょうか。

部下が先に部屋に着いたときは、座って待っていてかまいません。上司が入ってきたら、立ち上がるかどうかは会社の習慣に合わせ、挨拶だけは必ずします。

  • お疲れさまです。先に来て、資料を出して待っていました。
  • お疲れさまです。本日はよろしくお願いします。予算の申請書の下書きを持ってきています。

座ったら、挨拶のあとにそのまま本題に入ります。部屋に入るまでの作法より、この最初の一文のほうが、面談の中身を左右します。

  • 本日は、来期の予算の申請書について、ご相談したいことがあります。
  • 申請書の下書きを持ってきました。費用の見積もりの根拠について、課長のご意見を伺いたいです。

遅れそうなときは、部屋に入る前に連絡を入れます。入ったあとは、理由を長く説明せず、短く詫びて本題に入ります。

  • 申し訳ありません。前の打ち合わせが延びていて、5分ほど遅れます。
  • 遅れて申し訳ありません。本日は、予算の申請書についてご相談したいです。

面談に持っていくものは、相談したいことのメモと、必要なら資料だけで十分です。

面談が終わって部屋を出るときも、長い挨拶は要りません。決めたことを一言で確認し、礼を言って出ます。

  • ありがとうございました。申請書は、見積もりの根拠を書き足して、金曜までにお送りします。
  • 本日はありがとうございました。失礼します。

オープンスペースやオンラインで面談を始めるときの作法

職場のオープンスペースや上司の席で面談をするときは、部屋に入る作法の代わりに、始めることを伝える一言が作法になります。周りに人がいるので、声の大きさに気を配ります。

  • お疲れさまです。面談の時間になりましたが、今から始めても大丈夫でしょうか。
  • 今日は少し込み入った話があるので、会議スペースに移ってもよいでしょうか。

周りに聞かれたくない話があるときは、場所を変えてよいかを最初に尋ねてかまいません。上司の側にも、周りに聞かせたくない話はあるものです。

オンラインの面談では、開始の1〜2分前に入り、音声と画面を確かめてから挨拶します。カメラをつけるかどうかは、会社や上司の習慣に合わせます。

  • お疲れさまです。声は聞こえていますか。資料は、私のほうから画面に出します。
  • 少し音が途切れているようなので、一度つなぎ直してもよいでしょうか。

面談の入り方で緊張するとき:見られ方の心配と、本題への切り替え

面談の部屋に入るとき、作法を間違えて悪く見られないかと緊張することもあるでしょう。

KAKEAIの1万人調査では、面談の困りごと(複数回答)として「自分自身への評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない」を挙げた人は9.3%で、20代の回答では14.4%でした。この困りごとを挙げた人のうち、面談が成果につながっていると感じる人は32.7%で、回答者全体の31.9%と並びます。見られ方が気になって本音が話せないと感じていても、成果の実感は低くないことがわかります。この調査は、入室の作法や、そのときの緊張については尋ねていません。

作法の細かい間違いは、面談の中身に比べれば小さなことです。部屋に入ってからの30秒に気を使うより、座ってからの最初の一文を決めておくほうが、緊張を小さくしやすくなります。「失礼します」と「本日は○○についてご相談したいです」の2つだけを用意して、部屋に入ってください。

  • 失礼します。本日は、予算の申請書についてご相談したいことがあって、お時間をいただきました。
  • 緊張していて、うまく話せないかもしれません。順番に話しますので、分かりにくいところがあれば途中でお尋ねください。

上司の側から見ても、面談で知りたいのは入室の作法ではなく、部下の仕事の状況と、部下が話したいことや上司に期待することだと考えられます。作法で気になることがあれば、面談の終わりに尋ねてかまいません。

  • 面談の作法で、直したほうがよいことがあれば教えていただけますか。

面談の入り方がうまくいったかどうかの振り返り方

面談の入り方がうまくいったかどうかは、作法を間違えなかったかではなく、入ってから本題に入るまでの様子で振り返ります。

  • 部屋に入ってから座るまでの間に落ち着いて挨拶ができたら、次は座ってからの最初の一文を、もう少し具体的にしてみてください。
  • 作法が気になって、相談したかったことを言い出せなかった場面があったら、次の面談では相談したいことをメモに書いて持っていきます。
  • 会社や上司の習慣と合わないと感じた点があれば、次の面談までに先輩や上司に聞いておきます。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、上司と部下の面談の目的は、仕事と成長を前に進めることだと考えています。部屋に入るときの作法は、その時間に入るための短い手順であって、面談の中身ではありません。作法の細部に迷ったら、会社の習慣に合わせ、座ってからの最初の一文に気を向けてください。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

部屋に入るときの作法のほかに、上司との面談の時刻に遅れず、最初に何を話すかを決めてから席に着くために、会社でKakeai AI 1on1を利用している場合は、次のことができます。

面談の前日と開始5分前、ホームで。

上司との1on1の時刻を、前日と直前のお知らせで確かめられます。

1on1の前日と開始5分前に、メールでお知らせが届きます。ホームの「この先1週間のポイント」では、Kakeai AI が、ご自身の1on1の予定や次の一歩の期限などから、この先1週間で気にかけておくとよいことを、事実と、問いかけの形の提案で、最大3件書きます。ホームはご自身だけに表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

あなたと柳瀬さんの1on1は今日10時です。…

面談の前に、「1on1前のAIアドバイス」で。

部屋に入って最初に何を言うかを、面談の前に決めておけます。

Kakeai AI が、これまでの1on1と今回の準備の内容を踏まえて、ご自身向けに、その回の入り方と、臨み方の工夫を最大3つ書きます。上司には、上司向けの別の内容が表示されます。上司に最初に伝える一言の案が書かれることもあります。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

今日は二つ持ってきました。C社の提案書について、何が足りないか一緒に見てもらえますか。そのあと、東南アジアの新規開拓リストの絞り方も相談したいです。

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よくある質問

上司との面談で、部屋に入るときは何と言えばよいですか。

上司との面談で部屋に入るときは、ノックか一声かけてから入り、「失礼します。本日はお時間をいただき、ありがとうございます」と挨拶すれば十分です。座る前に「こちらの席でよろしいでしょうか」と一言添え、座ったら「本日は○○についてご相談したいです」と本題に入ります。ノックの回数や座るタイミングは、会社の習慣に合わせてかまいません。

面談の部屋に上司より先に着いたときは、座って待っていてもよいですか。

面談の部屋に上司より先に着いたときは、座って待っていてかまいません。上司が入ってきたら、「お疲れさまです。先に来て、資料を出していました」と挨拶します。立ち上がるかどうかは会社の習慣によって異なるので、分からなければ先輩に聞くか、上司に「先に入って待っていてよいですか」と一度尋ねておくとよいでしょう。

面談の部屋に入るときの作法を間違えると、評価に影響しますか。

面談の部屋に入るときの作法が評価にどう扱われるかは、会社によって異なり、一概には言えません。作法が気になるときは、会社の習慣を先輩や上司に尋ねたうえで、ノックの回数のような細かい点より、座ってからの相談の中身に気を向けることをおすすめします。

オープンスペースや上司の席で面談をするときは、どう始めればよいですか。

オープンスペースや上司の席で面談をするときは、部屋に入る作法の代わりに、「お疲れさまです。面談の時間になりましたが、今から始めても大丈夫でしょうか」と始めることを伝える一言が作法になります。周りに人がいるので声の大きさに気を配り、聞かれたくない話があるときは「今日は込み入った話があるので、会議スペースに移ってもよいでしょうか」と最初に尋ねてかまいません。

面談の部屋に入るときに緊張してしまいます。どうすればよいですか。

面談の部屋に入るときに緊張するなら、作法を全部覚えようとせず、「失礼します」と「本日は○○についてご相談したいです」の2つだけを用意して入ってください。部屋に入ってから座るまでは長くても30秒ほどで、面談の中身はその先です。緊張していることを「うまく話せないかもしれませんが、順番に話します」と最初に伝えてしまうのも、1つの方法です。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/entering-meeting-room-manners-for-staff

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: