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すべての方へ評価の面談

評価面談がない・しない会社はあるか

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

評価面談がない会社、しない会社はあります。人事評価の結果を本人にどう伝えるかは会社の制度で決まり、面談を行う会社もあれば、書面やシステムで結果だけを伝える会社もあります。面談の義務や通知の方法に関わる決まりは、就業規則と人事の担当に確認してください。面談がなくても、部下は上司に「今の時点での考え」を聞く時間を頼むことができます。上司も、結果が届く前後に、自分の考えを伝える機会を自分から作れます。評価の話は、制度が用意する面談だけでなく、二人の普段の面談の中でもできます。

数字で見る

評価面談という場がなくても、評価の話は上司と部下の間でできます。KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、定期的な面談がある人でも、その面談で評価の話が出ている人は半分に届きませんでした。一方、同じ頻度の人どうしで比べると、評価の話をしている人のほうが、面談が成果につながっていると感じる割合が高くなっていました。この調査は評価面談の有無を尋ねたものではありませんが、制度に面談がない会社でも、普段の面談に評価の話を入れることをおすすめします。

43.4%
1万人調査
上司と定期的に面談している人のうち、面談の話題(複数回答)として「人事評価」を挙げた人の割合
「具体的な仕事」を挙げた人は76.7%でした。定期的な面談があっても、評価が話題になっている人は半分に届いていません。評価について、上司の考えを聞く機会が少ない部下もいると考えられます。
28.4%
1万人調査
上司と2〜3か月に一度面談し、面談で人事評価の話もしている人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
同じ頻度で、評価の話をしていない人では26.0%でした。この頻度での差は小さいものの、どの頻度で比べても、評価の話をしている人のほうが高いという向きは同じです。評価の話をすることが、面談の成果の実感を下げているわけではないと考えられます。

この調査は、評価面談の有無や、評価の結果の伝え方について尋ねたものではありません。数字は、上司との定期的な面談の話題と、面談の成果の実感を集計したものです。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

評価面談がない会社はあるか:評価をどう伝えるかは会社の制度で決まる

評価面談がない会社、しない会社はあります。人事評価の結果を本人にどう伝えるかは会社の制度で決まっていて、面談を行うことを決めている会社もあれば、書面やシステム、給与の通知で結果だけを伝える会社もあります。面談を行う義務があるかどうかや、通知の方法に関わる決まりは、就業規則と評価制度の資料を読み、分からなければ人事の担当に尋ねてください。

「評価面談がない」と言われる状態には、3つの形があります。形によって、本人にできることが変わります。

形評価の結果はどう届くか上司と部下にできること
結果だけが通知される書面、人事のシステム、給与の明細などで、段階や点が届く結果が届く前後に、上司の考えを聞く時間を二人で取る
面談はあるが、評価の話が出ない定期的な面談はあるが、評価は話題にならず、結果は別に届く普段の面談の中で、評価の基準をもとに上司の考えを話す
評価を段階に分けない期末の段階づけがなく、処遇の説明や普段の面談で上司の考えが伝えられる期の途中に、上司が自分の考えを伝える機会を決める

どの形でも、本人が知りたいことはおおむね同じでしょう。自分の仕事が評価の基準のどのあたりにあるのか、上司がそれをどう考えているのか、結果の理由は何か、の3つです。評価面談という場がなくても、この3つを聞く機会は作れます。

評価面談がない会社で、部下にできること

評価面談がない会社で部下にできるのは、結果の通知を待つだけにせず、上司に「今の時点での考え」を聞く時間を頼むことです。評価面談が制度にないからといって、上司に考えを聞いてはいけないわけではありません。

以下では、建物の工事の施工管理(工程表の管理と現場の安全の確認)を担当している部下と、その上司を例にします。

結果が届いたあとに、上司に時間を頼むとき

  • 今期の評価の結果を受け取りました。面談の決まりはないと聞いていますが、結果の理由を伺いたいので、15分ほどお時間をいただけますか。
  • 結果の段階は分かったのですが、どの仕事のどの点を見ていただいたのかを知りたいです。工程の管理と安全の確認のどちらが、結果に大きく関わっていましたか。
  • 来期に向けて、何を変えればよいかを知りたいです。工程の遅れが出たときの報告の早さについて、課長はどうお考えでしたか。

期の途中に、上司の考えを聞くとき

  • 評価の面談はないと聞いているので、期の途中で一度、今の私の仕事について課長のお考えを伺いたいです。次の定例の打ち合わせのあとに、少し時間をいただけますか。
  • 工程表の管理は、今の時点で評価の基準のどのあたりだとお考えですか。期末まで待たずに知っておきたいです。
  • 自分では、現場の安全確認は漏れなくできていると思っていますが、課長から見て足りない点があれば教えてください。

人事に確認するとき

  • 評価の結果の伝え方について確認したいです。結果の理由を上司から聞ける仕組みや、結果に納得できないときの相談の窓口はありますか。
  • 評価面談が制度にない場合、上司に説明を求めることは問題ないでしょうか。進め方を教えていただけると助かります。

評価面談がない会社で、上司にできること

評価面談が制度にない会社で上司にできるのは、結果が本人に届く前か後に、自分の考えを伝える機会を自分から作ることです。結果の理由を上司から聞けると、部下は次の期に何を変えればよいかを考えやすくなります。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司と定期的に面談している人のうち、面談の話題(複数回答)として「人事評価」を挙げた人は43.4%でした。つまり、定期的な面談があっても、その面談で評価の話が出ている人は半分に届いていません。評価面談がない会社に限らず、評価について上司の考えを聞く機会が少ない部下もいると考えられます。

同じ調査で、面談の頻度が同じ人どうしを比べると、どの頻度でも、面談で評価の話をしている人のほうが「面談が成果につながっている」と感じる割合が高くなっていました。たとえば上司と2〜3か月に一度面談している人では、評価の話をしている人で28.4%、していない人で26.0%です。この頻度での差は小さいものの、どの頻度でも向きは同じで、評価の話をすることが成果の実感を下げているわけではないと考えられます。

評価面談の有無を尋ねた数字ではありませんが、評価面談がない会社でも、普段の面談に評価の話を少しずつ入れるとよいでしょう。

結果が届く前に、自分の考えを伝えるとき

  • 来月、評価の結果が人事から届きます。うちの会社では評価の面談は決まっていませんが、結果だけが届くのは私も本意ではないので、今の時点での私の考えを先にお話ししたいです。
  • 工程表の管理は、基準で言うと「期待通り」に当たると考えています。理由は、今期の3つの現場で工程の遅れを前の週のうちに報告してくれていたからです。○○さんは、どう感じていますか。
  • これは私の考えで、最終の結果は会社の調整で決まります。結果が私の考えと違ったときは、分かり次第、理由と一緒にお伝えします。

結果が届いたあとに、声をかけるとき

  • 評価の結果が届いたと思います。面談の決まりはないのですが、理由を私の言葉でお話ししたいので、今週どこかで20分ほど時間をもらえますか。
  • 結果の段階について、私がどの仕事を根拠にしたかをお話しします。安全確認の記録の漏れがなかったことと、協力会社との調整を一人で進めてくれたことです。
  • 私の説明で分かりにくいところや、○○さんの見方と違うところがあれば、遠慮なく教えてください。私が見えていなかった仕事もあるかもしれません。

期の途中に、話す機会を決めるとき

  • 評価の面談は制度にないので、代わりに月に1回、定例の打ち合わせの最後に、私の考えを短くお話しする時間を取りたいと考えています。○○さんは、どう思いますか。
  • 期末に結果だけを渡すのではなく、途中で私の考えを伝えておきたいんです。足りない点が早く分かれば、一緒に手を打てるからです。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、評価の話は半年に一度の面談に閉じ込めないものだと考えています。普段の面談で、評価の具体的な基準を上司と部下が一緒に見ながら話す、ということです。評価面談が制度にない会社では、この考え方がそのまま当てはまります。評価の話をする場は、制度が用意する面談だけでなく、二人の普段の面談の中にも作れます。

評価面談がないことと、評価の結果の良し悪しは別のこと

評価面談がないことを、評価が低い印や、会社が本人を軽く扱っている印だと受け止める必要はありません。面談を行うかどうかは制度の形で、本人の結果とは関係なく決まっています。

一方で、結果だけが届く形には、本人が理由を知る機会がないという弱さがあります。この弱さは、上司が自分の考えを伝える機会を作るか、部下が聞く時間を頼むことで補えます。会社の制度として面談を設けるべきかどうかの判断や、結果の通知の方法、異議を申し立てる仕組みの有無は、人事と就業規則の範囲です。疑問があれば、人事の担当に尋ねるとよいでしょう。

評価面談がないとき、おすすめしないこと

おすすめしないのは、制度に面談がないことを、評価について話さない理由にすることです。

  • 上司が「会社に面談の決まりがないので」と、説明の機会を作らない。結果だけが届いた部下には、何を変えればよいかが分かりません。制度になくても、自分の考えを伝えることはできます。
  • 部下が、結果の通知を見て、理由を聞かずに終える。理由を聞かないままでは、来期の仕事の進め方を決めにくくなります。評価面談がない会社でも、上司に時間を頼むことはできます。頼み方が分からなければ、人事に確認するとよいでしょう。
  • 面談がないことを、「自分が軽く見られている」と受け止めて黙ってしまう。そう感じるのは自然なことですが、黙ってしまうと、上司の考えを聞く機会がさらに遠のきます。気になるときほど、上司に時間を頼んでみてください。
  • 上司が、期末の結果の説明だけで済ませる。期の途中に自分の考えを伝える機会がないと、結果が届いたときに部下が初めて知ることになります。月に1回、定例の打ち合わせの最後の数分でもかまいません。
  • 評価面談を設けるべきかどうかを、上司と部下の間で議論する。制度の形は人事と経営が決めることです。二人で変えられるのは、普段の面談で評価の話をするかどうかです。

評価面談がない会社で、評価の話がうまくいったかを、どこで見るか

評価面談がない会社で評価の話がうまくいったかどうかは、結果の通知が届いたときに、部下にとって思いがけない結果になっていなかったかが1つの手がかりになります。振り返ったあとに次にすることを挙げます。

  • 結果が届く前に上司が考えを伝える機会を持てたら、次の期は、期の途中にもその機会を作ります。
  • 結果の理由を、工程の遅れの報告の早さや安全確認の記録のような仕事の事実と一緒に話せたら、次は来期に変えることを二人で話します。
  • 期の途中に上司の考えを聞きたいと部下から頼まれたら、定例の打ち合わせのあとなど、具体的な時間を決めて応えるとよいでしょう。
  • 来期に向けて変えることが部下自身の言葉になったら、期の途中で、その進み具合を二人で話します。

結果が届いて初めて部下が上司の考えを知ったのなら、次の期は、月に1回の定例の打ち合わせの最後に、上司が自分の考えを短く話す時間を取るところから始めてみてください。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

評価の基準や段階の意味を、普段の1on1で上司と部下が確かめたいときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

普段の1on1の準備をするとき。

評価について話したことのうち、まだ決まっていないことを、1on1を終える前に二人で確かめるきっかけができます。

「1on1の準備」でテーマを選び、「この1on1へのメモ」に、確かめたい評価の項目や段階の意味を書いておけます。テーマとメモはお相手の画面にも表示され、期待する対応は部下の側から選べます。1on1の実施中に「1on1実施中」の画面の右の列の下にある球体(Kakeai AI に話題を提案させるボタン)をクリックすると、その日の会話でまだ決まっていない話を挙げて、どうするかを確かめる一言が出ることがあります。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

残り2分ほどです。今日話した「中間面談・評価」の件で、西村さんへプロジェクト対応分を伝える一歩がまだ期限未定のままです。いつまでに渡すかを一つ決めて終わりませんか。柳瀬さん、いかがでしょう?

普段の1on1で評価の話をしたとき。

評価の項目や書き方について二人で確かめたことを、あとから二人とも同じ記録で見返せます。

Kakeai AIが会話の中身を、話のまとまりごとの見出しと要点に書き直し続け、終了時に確定したものがそのまま履歴になります。採点の口調を使わず、二人が話した事実の言葉で書かれ、お二人に同じ内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

課の進捗と面談シート 7月の中間面談シートについて、藤本さんがすでに書き始めており、上期の新規ゼロはそのまま書き、種をまいたと書くよう西村さんが伝えた。

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よくある質問

評価面談がない会社はありますか。

評価面談がない会社はあります。人事評価の結果を本人にどう伝えるかは会社の制度で決まっています。面談を行う会社のほかに、書面や人事のシステムや給与の通知で結果だけを伝える会社や、期末の段階づけそのものをしない会社もあります。面談を行う義務があるかどうかや、通知の方法に関わる決まりは、就業規則と評価制度の資料で確認し、分からなければ人事の担当に尋ねてください。

評価面談がない会社で、評価の理由を知りたいときはどうすればよいですか。

評価面談がない会社で評価の理由を知りたいときは、上司に「結果の理由を伺いたいので、15分ほど時間をいただけますか」と頼んでください。面談が制度にないからといって、上司に考えを聞いてはいけないわけではありません。どの仕事のどの点を見たのか、来期に何を変えればよいかを聞きます。上司への頼み方や、結果に納得できないときの相談の窓口は、人事の担当に確認できます。

評価面談をしない会社は、法律上問題がありますか。

評価面談を行うかどうかは会社の制度で決まることで、このページでは法律上の判断はしていません。面談の義務や評価の結果の通知の方法、異議を申し立てる仕組みに関わる決まりは、就業規則と評価制度の資料を読んだうえで、人事の担当に確認してください。面談が制度にない会社でも、上司が自分の考えを本人に伝える機会を作ることや、部下が上司に時間を頼むことは、制度とは別にできます。

評価面談がない会社の上司は、部下に評価をどう伝えればよいですか。

評価面談が制度にない会社の上司は、結果が本人に届く前か後に、自分の考えを伝える機会を自分から作ることをおすすめします。「面談の決まりはないのですが、理由を私の言葉でお話ししたいので、20分ほど時間をもらえますか」と声をかけ、どの仕事を根拠にしたかを事実と一緒に話します。期の途中にも月に1回、定例の打ち合わせの最後に自分の考えを短く話す時間を取ると、届いた結果が部下にとって思いがけないものになりにくくなります。

評価面談がないのは、自分の評価が低いからですか。

評価面談がないことと、本人の評価の高さ低さは別のことです。面談を行うかどうかは会社の制度の形で、本人の結果とは関係なく決まっています。ただ、結果だけが届く形には、本人が理由を知る機会がないという弱さがあります。この弱さは、上司に時間を頼んで考えを聞くことで補えます。結果の段階だけでなく、どの仕事のどの点を見たのかを尋ねると、来期に何を変えればよいかが分かります。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/companies-without-performance-review-meetings

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: