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キャリア面談の上司コメントの書き方
先に答え
キャリア面談の上司コメントには、部下の希望を書き留めるだけでなく、その希望についての上司自身の意見と、上司が実行することを書きます。1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データでは、「今後のキャリア」のテーマのうち16.6%で、部下が上司に期待することとして「意見を聞きたい」を選んでいました。「話を聞いてほしい」を選んでいたのは7.6%で、キャリアの話では、聞いてもらうことよりも上司の考えが求められていると言えます。コメントは、「本人の希望」「上司の意見」「上司がすること」「次に二人で確認すること」の4つの文で組み立てるとよいでしょう。異動や昇格の約束と、「期待しています」だけで終わる文は書きません。
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Kakeai AI 1on1の利用データでは、キャリアがテーマの1on1で、部下は話を聞いてもらうことよりも、上司の意見や一緒に考えることを多く期待していました。KAKEAIの1万人調査では、面談の困りごととして「会話したことを上司が日常にいかさない・約束を守らない」を挙げた人が6.2%いました。この人たちは、面談が成果につながっていると感じている割合が、回答者全体より低くなっています。キャリア面談の上司コメントには、上司自身の意見に加えて、上司が実行できることを、実行する月と一緒に書くことをおすすめします。
- 16.6%
- Kakeai AI 1on1 利用データ
- 1on1の「今後のキャリア」のテーマのうち、部下が上司に期待することとして「意見を聞きたい」を選んだ割合
- 同じテーマで「一緒に考えてほしい」が選ばれていたのは16.4%、「話を聞いてほしい」は7.6%でした。キャリアの話では、話を聞いてもらうことよりも、上司の意見や一緒に考えることのほうが多く期待されています。
- 36.2%
- 1万人調査
- 上司との面談で「今後のキャリア」の話をしている人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
- 面談でキャリアの話をしていない人では、30.2%でした。キャリアの話をしている人のほうが、面談が成果につながっていると感じている割合が高くなっています。
- 23.2%
- 1万人調査
- 面談の困りごととして「会話したことを上司が日常にいかさない・約束を守らない」を挙げた人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
- 調査の選択肢は「会話したことを上司が日常にいかさない・約束を守らない」で、回答者の6.2%が挙げました。面談が成果につながっていると感じている人は回答者全体では31.9%で、この困りごとを挙げた人ではそれより低くなっています。
このページの数字は、普段の1on1や上司との定期的な面談についてのもので、キャリア面談の上司コメントそのものを調べたものではありません。16.6%は、上司に期待することが選ばれていないものも含めた、「今後のキャリア」のテーマ全体に対する割合です。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
キャリア面談の上司コメントには、 上司自身の意見を書く
キャリア面談の上司コメントは、部下の希望を書き留めて、励ましの言葉を添えるだけの欄ではありません。部下の希望について上司がどう考えているのかと、そのために上司が何をするのかを書く欄です。
キャリア面談シートや自己申告書の上司コメントは、何人分もの記入が重なると、「本人の希望を確認しました。今後の活躍に期待します。」のような文になりがちです。誰のシートにも書ける文では、上司が話をどう受け止めたのかが、部下に伝わりません。
1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データでは、「今後のキャリア」のテーマのうち16.6%で、部下が上司に期待することとして「意見を聞きたい」を選んでいました。「一緒に考えてほしい」は16.4%、「話を聞いてほしい」は7.6%です。キャリアの話では、話を聞いてもらうことよりも、上司の意見や、一緒に考えることのほうが多く期待されています。
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査でも、同じ傾向が出ています。面談全般について、上司に最も期待することを1つ選んでもらうと、「話を聞いてほしい」は7.9%でした。「具体的なアドバイスがほしい」「意見を聞きたい」「一緒に考えてほしい」の3つは、合わせて45.6%です。
キャリア面談の上司コメントには、部下の希望に加えて、上司自身の考えを書くとよいでしょう。
「キャリアは本人が決めるものなので、上司は聞き役に回り、コメントも希望を受け止める言葉にする」という助言があります。しかしKAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査から、キャリアの話では上司は聞き役に回る、とあらかじめ決めておくことをおすすめしません。部下が上司に期待することは、人によっても回によっても異なるからです。
キャリアを決めるのは、あくまで部下本人です。部下の話を聞いたうえで、「私は〜と考えています」と自分を主語にした意見を、根拠となる仕事上の事実と一緒に書き添えてみてください。事実があれば、部下も「その点は違うと思います」と自分の考えを伝えやすくなります。
キャリア面談の上司コメントは4つの文で組み立てる
上司コメントは、次の4つの文で組み立てるとよいでしょう。書くときは、中心になる2つ目の「上司の意見」から考え始めることをおすすめします。
- 本人の希望:部下が面談で話した希望を、上司の言葉に置き換えず、本人の言葉のまま1文で書きます。
- 上司の意見:希望に賛成なのか、今はまだ早いと考えるのか、別の方向が合うと考えるのかを書きます。根拠となる仕事上の事実を1つ添えてください。
- 上司がすること:来期に任せる仕事、紹介する人、希望を伝える相手のいずれか1つを、実行する月と一緒に書きます。
- 次に二人で確認すること:部下が次に取り組むことと、続きを話し合う月を書きます。「一緒に考えてほしい」という期待に応える文なので、1回の面談で結論が出たようには書きません。
上司の意見が書けないときは、この半年に任せた仕事を予定表で振り返り、わからない点は面談で本人に尋ねてみてください。
「上司がすること」に書けるのは、上司が自分の権限で実行できることだけです。書いた内容は、部下との約束として残ります。
KAKEAIの1万人調査では、面談の困りごととして「会話したことを上司が日常にいかさない・約束を守らない」を挙げた人が6.2%いました。この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は23.2%で、回答者全体の31.9%を下回っています。
「機会があれば任せます」と書いたまま何も起きなければ、守られなかった約束が記録に残ります。上司がすることは1つに絞り、月と仕事の名前を入れて書きましょう。
コメントの材料は、面談で部下に次のように尋ねながら集めます。
- 今日のキャリアの話は、話を聞いてほしい、一緒に考えてほしい、意見がほしい、のどれに近いですか。
- 私は、○○さんには○○の仕事が合っていると考えています。○月の○○での進め方を見て、そう思いました。○○さんは、どう感じますか。
- 今日話したことを、コメントにはこのように書こうと思います。違っているところや、書かないでほしいことはありますか。
「意見がほしい」と言われたときは、まず部下自身の考えを尋ねてから、上司の意見を具体的に伝えます。
コメントに書く文は、面談の最後の5分ほどで読み上げ、その場で部下と一緒に直すとよいでしょう。部下本人に開示されない欄でも、書く意見そのものは、面談で直接伝えておいてください。
場面ごとの書き出しは、次の通りです。
| キャリア面談の場面 | 上司の意見の書き出し | 上司がすることの書き出し |
|---|---|---|
| 本人の | 私も | ○月から、 |
| 今は | 今の | 来期の |
| 希望が | ○○の | 来期に、 |
| 異動の | この希望には | ○月の○○の |
| 上司に | 合うかどうかは、 | ○月までに、 |
場面別の、キャリア面談の上司コメントの例文
例文の○○は、実際の仕事や時期に置き換えてください。
本人の希望がはっきりしていて、 上司も賛成のとき
賛成のときは、「応援します」で終わらせず、任せる仕事まで書きます。
- 本人は、○年後に○○のリーダーを務めたいと話しています。今期の○○の案件で後輩の作業の段取りまで組んでいたことから、私も合っていると考えています。○月から、○○の定例会議の進行を任せます。○月の面談で、進行を担当してみてどうだったかを二人で振り返ります。
希望ははっきりしているが、 今はまだ早いと上司が考えるとき
言いにくい内容ですが、コメントに書く前に、面談で直接伝えてください。
- 希望を話してくれて、ありがとうございます。私の考えは少し違うので、率直にお伝えしてもいいですか。
- 私は、来期から担当を移るのはまだ早いと考えています。理由は○○です。○○さんは、どう感じますか。
コメントの例です。
- 本人は、来期から○○の担当に移りたいと話しています。私は、今の時点ではまだ早いと考えており、面談でそう伝えました。○○を一人で最後まで担当する経験を、先に積んでほしいからです。来期の前半に○○を1件任せ、○月の面談で、移る時期を二人であらためて話し合います。
- 本人は、管理職を目指したいと話しています。担当の仕事をやり遂げる力は十分にあると、私は考えています。一方で、○月には後輩に頼んだ仕事で手戻りが○回あり、仕事の頼み方をこれからの課題にすることを、面談で二人で確認しました。来期は○○さんの指導役を任せ、月に1回、二人で振り返ります。
部下が「特に希望はありません」と話したとき
「特になし」と書いて終わらせず、上司から見て合うと思う方向を1つ書いてみてください。面談では、上司が先に自分の考えを伝え、部下がどう感じるかを尋ねるのも1つの方法です。
- 希望がまだはっきりしていなくても、大丈夫です。私から見て合うと思う方向を1つお話しするので、違うと感じたら遠慮なく言ってください。
コメントにはこう書きます。
- 本人は、今後の希望はまだはっきりしていないと話しています。○○の仕事を自分から調べて進めていることから、私は○○の方向が合うのではないかと考えており、面談でそう伝えました。来期に○○を1件任せ、○月の面談で、取り組んでみてどう感じたかを尋ねます。
他部署への異動の希望が出たとき
異動は、上司だけでは決められません。コメントに書くのは、部下の希望を誰にいつ伝えるのかと、その結果をいつ部下に報告するのかです。チームに残ってほしい気持ちがあっても、希望はそのまま書いてください。書かなければ、人事の担当者にも次の上司にも伝わりません。
- 異動は、私が決められることではありません。ただ、○○さんの希望は、○月の○○の場で部長に伝えます。○月○日に、その時点でわかっていることをお知らせしますね。
コメントの例です。
- 本人は、○○の経験を積むために、○○部への異動を希望しています。私にはチームに残ってほしい気持ちもありますが、この希望には十分な理由があると考えています。異動は私だけでは決められないため、希望は○月の○○の場で部長に伝え、○月○日までに、その時点でわかっていることを本人に報告します。それまでは、○○に近い仕事として○○を任せます。
管理職を希望しないと言われたとき
- 本人は、管理職は希望せず、○○の実務を続けたいと話しています。○○の仕事に最もやりがいを感じている、という理由です。私は、この希望に賛成です。あわせて、後輩に○○を教える役割をお願いし、本人も引き受けてくれました。○月から、○○さんへの指導が始まります。
上司に経験のない分野への希望が出たとき
経験のない分野については、意見があるように装わず、わからないと正直に書きましょう。
- 本人は、将来○○の分野に進みたいと話しています。私にはこの分野の経験がなく、合うかどうかはまだ判断できていません。○月までに、社内で○○を担当している○○さんと話す場を設けます。○月の面談で、話を聞いてどう感じたかを尋ねます。
家庭の事情や体調の話が出たとき
コメントには、事情の詳しい内容ではなく、仕事について二人で決めたことと部下の希望を書きます。記録に残してよいかどうかは、部下本人に尋ねてください。働き方の扱いは、上司が就業規則を確認し、人事の担当者に相談します。体調のことは上司だけで判断せず、産業医や医療の専門家に相談できるようにしましょう。
- 話してくれて、ありがとうございます。今の話は、面談の記録に書いてもいいですか。書く場合は、このような書き方にしようと思います。
- 本人から、今後しばらくは勤務時間に制約があると聞きました(記載は本人の了解済み)。その中でも、○○の仕事は続けたいという希望です。利用できる制度は、私が人事の担当者に確認し、○月○日までに本人に伝えます。来期の担当業務は、○月の面談で二人で決めます。
転職や退職を考えていると話されたとき
転職や退職の話は、部下の了解なしにコメントに書きません。誰に伝えるのかも、部下と相談してから決めます。
- 話してくれて、ありがとうございます。この欄は人事の担当者も読むので、今の話をコメントに書いてよいかどうか、先に教えてもらえますか。
書かないと決めたときは、仕事について二人で決めたことだけを書きます。
- 本人と、今後の働き方について話しました。今の担当業務のうち、○○にやりがいを感じ、○○に負担を感じていると聞きました。来期は○○の割合を増やす方向で、○月までに分担を見直します。○月の面談で、続きを話し合います。
時間が足りず、 話がまとまらなかったとき
話がまとまったようには書かず、続きを話す日を書きます。
- 今回は、今の仕事の振り返りまでで時間になり、今後の希望はまだ聞けていません。○月○日に、あらためて30分の時間を取ります。それまでに、続けたい仕事と減らしたい仕事を1つずつ書き出しておくことを、本人と決めました。
前回のコメントに書いたことが、 実行できていないとき
- 前回のコメントに書いた「○○を任せる」は、まだ実現できていません。私の対応が遅れているためで、その理由は面談で本人に説明しました。○月に○○を任せ、○月の面談で進み具合を二人で確認します。
キャリア面談の上司コメントに書かないこと
キャリア面談の上司コメントに書かないのは、守れない約束や、上司の考えが入っていない文など、次の5つです。
- 約束できないこと:異動、昇格、評価の結果は、上司だけでは決められません。「来期は異動できるようにします」とは書かないでください。
- 応援と期待だけの文:「本人の希望を否定せず、応援の言葉で締めくくる」という助言もありますが、このページではおすすめしません。「期待しています」だけでは、上司が何をするのかが伝わらないからです。反対に、上司の意見だけを書いて、本人の希望を書かないコメントも避けてください。
- 人柄についての評価:「向上心がある」「受け身である」とは書かず、どの仕事で何をしたのかを書きます。
- 面談で伝えていない意見:コメントを読んで初めて知った意見に対しては、部下が自分の考えを伝える機会がありません。
- 今の仕事と結びつかない将来の話:「将来は○○で活躍してほしい」だけでは、来月からの仕事は変わりません。来期に任せる仕事まで書きましょう。
KAKEAIの1万人調査では、面談の困りごととして「自分自身への評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない」を挙げた人が9.3%いました。
上司コメントは、人事の担当者も読みます。何がどう書かれるのかがわからなければ、部下は次の面談から本音を話しにくくなるでしょう。提出する前に、書く内容を部下に伝えておくことをおすすめします。
キャリア面談の上司コメントが役に立ったかどうかの振り返り方
上司コメントが役に立ったかどうかは、文章の出来よりも、書いたあとに二人が実際に動けたかどうかでわかります。振り返る点は、次の3つです。
- 誰のシートにも書ける文が、コメントに残っていなかったか。残っていたら、上司の意見に事実を1つ足します。
- 面談の終わりに、次に取り組むことが部下自身の言葉になっていたか。
- 「上司がすること」に書いた内容を、書いた月に上司が実行できたか。
KAKEAIの1万人調査では、面談がそのあとの行動につながっているかを尋ねた質問に、9.4%の人が「毎回そうなっている」と答えました。この人たちの75.5%が、面談が成果につながっていると感じています。「全くそうなっていない」と答えた人では6.0%でした。面談が行動につながっていると答えた人ほど、成果を実感している割合が高くなっています。
同じ調査で、面談の時間のうち「今後のキャリア」の話が占める割合を尋ねたところ、回答者の平均は6.1%でした。一方、面談でキャリアの話をしている人の36.2%が、面談が成果につながっていると感じています。キャリアの話をしていない人では30.2%です。キャリアの話に使われる時間は短いものの、話している人のほうが、成果を実感している割合は高くなっています。
キャリアの話は、年に1回のキャリア面談だけにとどめず、コメントに書いた次の一歩を、普段の1on1の冒頭で二人で確認するとよいでしょう。
- キャリア面談のコメントに書いた○○は、その後いかがですか。私のほうは、お約束した○○さんとの顔合わせの日程を、○月○日に決めました。
思うように進んでいないときは、取り組む量を減らすか、確認する月を早めて、その内容を次のコメントに書きます。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
キャリア面談で話したことや二人で決めたことを、記憶だけに頼らずにコメントへ書き、その後の1on1でも振り返りたいときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
1on1の前
テーマと
期待する 対応の選択 1on1の前に、その回に話したいテーマと、上司にどうしてほしいか(期待する対応)を、部下の側から選べます。設定によっては、上司の側からもテーマを選べます。選んだ内容は、お二人の画面に表示されます。
テーマや
話題ごとの 対話履歴ダイジェスト お相手ごとの「概要」の画面で、この半年の1on1をKakeai AIが文章にまとめたダイジェストと、テーマごとに話してきた内容を見返せます。お二人に同じものが表示されます。
1on1の実施中
次の
一歩の 候補を 会話から 抽出・ 決定ガイド 会話の中から次の一歩の候補が生まれると、Kakeai AIが候補として表示します。お二人のどちらからも「決定する」をクリックして決められます。決めた一歩は、「MOVE」の画面に追加されます。
日常
MOVE
(次の 一歩と 目標の一覧) 「MOVE」の画面で、1on1で決めた次の一歩と目標を、お相手ごとに一覧で管理できます。目標を「継続テーマ」にしておくと、1on1の準備のときに、テーマの候補として表示されます。
1on1ツールの導入や見直しを検討している方は、Kakeai AI 1on1 の資料をご覧ください。
ご利用企業 累計600社以上/
よくある質問
キャリア面談の上司コメントは、 何文字くらい書けばよいですか。
キャリア面談の上司コメントは、4つの文で120字前後を目安に書くとよいでしょう。「本人の希望」「上司の意見」「上司がすること」「次に二人で確認すること」の順に書きます。記入欄が1〜2行しかない場合は、上司の意見と、次に二人で確認することの2文に絞ります。本人の希望は、本人が記入する欄にも書かれているため、省いてもかまいません。
部下のキャリアについて上司が意見を書くと、 押しつけや誘導になりませんか。
上司コメントに書く意見は、「私は〜と考えています」と上司自身を主語にし、根拠となる仕事上の事実を添えれば、押しつけになりにくくなります。事実が書いてあれば、部下も「その点は違うと思います」と自分の考えを伝えやすいからです。キャリアを決めるのは部下本人で、上司の意見は、部下が判断するための材料の1つです。その意見は、コメントに書く前に面談で直接伝えておきましょう。
キャリア面談の上司コメントと、 人事評価のコメントは、 どう書き分ければよいですか。
人事評価のコメントには、終わった期の仕事について、事実と評価を書きます。一方、キャリア面談の上司コメントには、これから先のことについて、上司の意見と上司がすることを書きます。評価の結果や昇格の見通しは、上司だけでは決められないため、キャリア面談の上司コメントには書かないでください。
自己申告書やキャリアシートの「上司所見」も、 キャリア面談の上司コメントと同じ書き方でよいですか。
自己申告書やキャリアシートの「上司所見」「面談者コメント」も、キャリア面談の上司コメントと同じ4つの文で書けます。様式の欄が「育成の方針」「異動についての意見」のように分かれている場合は、上司の意見と任せる仕事を育成の欄に書きます。異動の欄には、部下の希望を誰にいつ伝えるのかを書くとよいでしょう。
キャリア面談が年に1回しかなくても、 上司コメントは役に立ちますか。
キャリア面談が年に1回でも、上司コメントに書いたことがそのあとの行動につながれば、コメントは役に立つと考えられます。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談が2か月に1回より少ない人でも、面談がそのあとの行動につながっている人では、52.8%が面談の成果を実感していました。コメントに書いた次の一歩を、普段の1on1で二人で振り返るとよいでしょう。
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出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/career-interview-manager-comment
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: