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1on1のやり方と進め方の流れ

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

30分の1on1は、次の流れを基本にするとよいでしょう。最初の2分で、部下が今日話したいことと上司に期待することを尋ねます。続く5分で前回決めたことの進み具合を二人で確認し、15分を本題に充てます。残り10分を切ったあたりからは、次回までに取り組むことを部下が自分の言葉で話す時間です。ただし、どの相手にも当てはまる決まった型はないので、順番は相手やその回の事情に合わせて変えてかまいません。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談が「毎回」その後の行動につながっていると答えた人の75.5%が、面談が成果につながっていると感じていました。細かい時間配分よりも、次に取り組むことを話す時間の確保を優先してください。

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KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、面談の頻度や時間といった形式よりも、面談がその後の行動につながっているかどうかのほうが、成果の実感と強く関係していました。部下が上司に期待することも、人や回によって変わります。1on1の流れは決まった手順と考えず、相手に合わせて調整しながら、次に取り組むことを話す時間を先に確保しておくのがおすすめです。

75.5%
1万人調査
面談が「毎回」行動につながっていると答えた人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
「毎回」と答えた人は全体の9.4%です。最も多かった「半分くらいの回で」と答えた人(全体の40.9%)では、成果につながっていると感じている人は15.7%でした。面談が行動につながっている人ほど、面談の成果を実感しています。
5.4%
1万人調査
面談が成果につながっていると感じるかどうかの差のうち、頻度・時間・場所・話題の違いで説明がつく割合
成果を感じるかどうかの差の大半は、頻度や時間といった面談の形式の違いでは説明がつかない、という意味です。形式を整えるだけで成果の実感が変わるとは、考えにくいと言えます。
20.9%
1万人調査
面談で上司に一番期待することとして「その時々によって違う」を選んだ人の割合
選択肢から1つだけ選んでもらった中で、最も多い回答でした。「話を聞いてほしい」を選んだ人は7.9%です。部下が上司に期待することは人によって異なり、回によっても変わります。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

1on1のやり方:30分の基本の流れと時間配分

1on1は、上司と部下が1対1で定期的に行う面談で、1on1ミーティングとも呼ばれます。30分で行う場合は、次の流れを基本にするのがおすすめです。

時間すること上司の最初の一言
最初の2分今日話したいことと、上司に期待することを尋ねる今日は何を話しましょうか。聞いてほしいのか、一緒に考えてほしいのか、私の意見を聞きたいのかも教えてください。
次の5分前回決めたことの進み具合を、二人で確認する前回話していた○○は、その後いかがですか。
15分本題について話す。上司の関わり方は、部下の期待に合わせて変えるでは、○○について詳しく聞かせてください。
5分次回までに取り組むことを、部下が自分の言葉で話す今日の話を踏まえて、次回までに何に取り組んでみたいですか。
最後の3分上司が引き受けることを伝え、次回の日時を決めて、記録を残す私は金曜までに、△△さんに確認しておきます。

この流れは、毎回必ず守る手順ではありません。KAKEAIは、1on1の進め方に、どの相手にもどの回にも当てはまる1つの型はないと考えています。相手やその回の事情に合わせて、順番を入れ替えたり、一部を省いたりしてかまいません。たとえば、前日のうちに尋ねてあれば最初の質問は省けますし、急ぎの相談がある回は前回の確認を後回しにできます。

時間を30分としたのは、1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データで、30分前後の回が多かったためです。1回の時間の中央値は29.6分で、20〜39分の回が52.6%を占めていました。60分取れる場合は、本題の時間を長くするとよいでしょう。

KAKEAIの1万人調査では、面談の頻度・時間・場所・話題の違いは、「面談が業務の成果につながっている」と感じるかどうかに、あまり関係していませんでした。成果を感じるかどうかの差のうち、この4つの違いで説明がつくのは、合わせても5.4%だけです。成果の実感と最も強く関係していたのは、面談がその後の行動につながっているかどうかでした。

面談が「毎回」行動につながっていると答えた人は、全体の9.4%です。このうち75.5%が、面談の成果を実感していました。一方、最も多かった「半分くらいの回で」と答えた人(全体の40.9%)では、15.7%でした。そこで、時間配分を考えるときは、次に取り組むことを話す時間が最後に残るかどうかを、まず意識してください。

1on1の始め方:話したいことと上司に期待することを尋ね、前回の続きから入る

1on1の冒頭では、部下が今日話したいことと上司に期待することを尋ね、前回決めたことの進み具合を二人で確認します。

最初の2分:今日話したいことと、上司に期待することを尋ねる

あいさつや短い雑談のあとで、今日は何を話したいのか、上司に何を期待しているのかを尋ねてみてください。

  • 今日は、何から話しましょうか。まず聞くだけのほうがいいですか。それとも、私の考えも伝えたほうがいいですか。
  • 報告したいことがあれば、そこから始めましょう。
  • 私からも1つ、話したいことがあります。△△についてです。あとで5分ほど時間をもらえますか。

KAKEAIの1万人調査では、面談で上司に一番期待することを1つ選んでもらいました。最も多かった回答は「その時々によって違う」(20.9%)です。部下の期待は、人によっても回によっても変わることがうかがえます。尋ねずに始めると、聞き役に回るのか、自分の考えを伝えるのかを、上司が推測で決めることになります。

ただし、冒頭の質問を毎回の決まりにする必要はありません。前日のうちに尋ねてある回や、話し始めの様子で察しがつく相手なら、尋ねずに本題へ進んでかまいません。

次の5分:前回決めたことの進み具合を、二人で確認する

前回決めたことの進み具合は、遠慮せずに尋ねてください。進めにくくなっているところを早く見つけて、二人で先へ進めるためです。何が妨げになっているのかを聞き、進め方を一緒に考えます。上司が引き受けたことの結果は、部下に尋ねる前に、自分から報告しましょう。

  • 私のほうは、△△さんへの確認を先週のうちに済ませました。
  • 前回、○○をやってみると話していましたね。その後、いかがですか。
  • どこか、進めにくいところはありますか。

進んでいなかった場合は、理由を決めつけずに尋ねます。1万人調査では、面談が行動につながるのは「半分くらいの回で」かそれ以下だと答えた人に、その理由を5つまで選んでもらいました。最も多く選ばれたのは「その時々によって違う」(26.1%)です。「行動するために必要な情報が揃っていない」は15.9%、「時間やコストの制約で動けない」は15.4%でした。

行動に移せない理由はさまざまなので、対応も理由に合わせて変えてください。情報が足りないなら上司が提供し、時間がないなら、後回しにする仕事を一緒に決めます。急ぎではないとわかった場合は、決めたことを取りやめるか、期限を延ばします。

2回続けて進んでいなかった場合は、そのままにせず、理由を具体的に尋ねましょう。

  • ○○は、前回から進めにくい状態が続いているようですね。何か引っかかっていることはありますか。
  • 情報が足りない、時間が取れない、今は急ぎではない、といったことはありませんか。
  • 決めた内容に無理があったのかもしれません。いったん取りやめて、今取り組みたいことを決め直しましょうか。

1on1の本題:部下の期待に合わせて、上司の関わり方を変える

本題の15分で上司が何をするかは、その回の部下の期待に合わせて変えます。「1on1では、上司は聞き役に徹する」という助言がありますが、KAKEAIは、上司の関わり方をあらかじめそう決めておくことをおすすめしません。聞き役に回るのがふさわしい回もあり、聞くだけで終わる回があってもかまいません。避けたいのは、相手の話や自分への期待を知る前に、関わり方を1つに決めてしまうことです。求められていないのに話し続けることも、意見を求められているのにうなずくだけで終えることも、そこから起こります。

Kakeai AI 1on1の利用データには、部下が1on1の前に選んだ、上司に期待することが記録されています。選ばれたもののうち、「一緒に考えてほしい」「意見を聞きたい」「具体的なアドバイスがほしい」の3つが合わせて53.4%を占め、「話を聞いてほしい」は11.7%でした。KAKEAIの1万人調査でも、上司に一番期待することとして「話を聞いてほしい」を選んだ人は7.9%です。

もっとも、「話を聞いてほしい」が選ばれる割合は、テーマによって大きく異なります。利用データでは、「プライベート」のテーマのうち、部下が「話を聞いてほしい」を選んでいた割合は21.8%で、このテーマの中では最も多い回答でした。「業務の進捗や進め方」のテーマでは7.5%です。聞き役に回るのがふさわしい回と、上司が考えを伝えるのがふさわしい回は、話の内容によって分かれることがうかがえます。

次の5つの場面のうち、その回の部下の期待に近いものを参考にしてください。

「聞いてほしい」と言われた回

部下の話を最後まで聞き、途中で解決策を提案しないようにします。話が一区切りついたら、聞いた内容を短くまとめて伝え、自分の理解が合っているかを部下に尋ねてください。次に取り組むことが出てこなければ、無理に決めずに終えてかまいません。

  • ここまでの話は、△△が決まらないので先に進めない、という理解で合っていますか。
  • 今の話で、私が動いたほうがいいことはありますか。
  • 話してくれてありがとうございます。続きは、次回の最初にまた聞かせてください。

「一緒に考えてほしい」と言われた回

この回で大事なのは、上司が真剣に、部下と共に考えることです。まず、部下が何に困っているのか、どうしたいのかを、しっかり把握するように努めてください。そのうえで、上司も自分の考えを出します。上司にしか決められないことは、上司が引き受けます。

  • 今どこで一番困っているのか、最終的にどうしたいのかを、まず聞かせてください。
  • 私も考えてみました。△△という方法はどうでしょうか。現場から見て、無理はありませんか。
  • そこは、私が決めないと進まないところですね。私のほうで引き受けます。

「意見がほしい」「アドバイスがほしい」と言われた回

意見やアドバイスを求められた回は、具体的に答えることが大事です。意見を求められたときは、部下自身にも考えがあることが多いので、まずそれを尋ねてから、上司の意見を理由とともに伝えます。アドバイスを求められたときは、何を、どこから始めるかまで伝えてください。

  • 私の意見を伝える前に、今どう考えているのかを聞かせてもらえますか。
  • 私は、○○を先に進める案に賛成です。□□の期限に間に合うのは、そちらだからです。
  • まず、△△さんに去年の資料を見せてもらうところから始めるのがよいと思います。

「報告したい」と言われた回

「業務の報告は1on1に持ち込まない」という助言もありますが、KAKEAIはおすすめしません。1万人調査では、面談で「具体的な仕事」の話をしている人の33.8%が、面談の成果を実感していました。していない人では25.4%で、仕事の話をしている人のほうが高くなっています。

報告を聞いたら、「わかりました」で終わらせず、進めにくくなっている仕事や判断に迷っている点がないかまで、話を広げましょう。

  • 報告ありがとうございます。この中で、一番進めにくいと感じているのはどれですか。
  • 判断に迷っているものや、私が動いたほうが早いものはありますか。
  • それは、誰がいつまでに決めれば間に合いそうですか。

「特にありません」と言われた回

話したいことがないとは限らないので、上司から話題を出してみてください。1万人調査では、面談で上司に期待することとして「期待していることは特にない」を選んだ人が15.6%いました。このうち、面談の成果を実感している人は8.4%です。回答者全体の31.9%と比べて、かなり低い割合です。

上司から出す話題には、最近の仕事で助かったこと、もっとよくできそうだと感じたこと、上司自身が迷っていることなどがあります。

  • では、私から1つ聞かせてください。○○は、今どんな状況ですか。
  • 先週の○○の資料は、相手から聞かれそうなことが先に書いてあって、助かりました。
  • 実は、私も△△の進め方で迷っています。現場から見てどう思うか、聞かせてもらえますか。

話の途中で部下の期待が変わったと感じたら、「ここからは、私の意見も伝えたほうがいいですか」「このまま聞いたほうがいいですか」と改めて尋ねます。

1on1の終わり方:次に取り組むことを、部下が自分の言葉で話す時間を取る

残り10分を切ったあたりで、話の途中でも、次に取り組むことの話に移るとよいでしょう。聞くだけで終えると決めた回は例外で、そのまま最後まで聞きます。

  • 話の途中ですが、残りが10分を切りました。ここからは、次回までに取り組むことを考えませんか。続きは、次回の最初に聞かせてください。

Kakeai AI 1on1の利用データでは、1on1のあとに部下が感想を送った回のうち、46.2%で「自分のことや状況を知ってもらえました」が選ばれていました。感想は複数回答で、「よく考えてみます」は9.5%、「挑戦してみます」は8.4%でした。状況を知ってもらえたと感じるところから、次の行動に向かうところまで進むのは、それだけ難しいことだといえます。

だからこそ、終わりには、次回までに取り組むことを1つ、部下が自分の言葉で話す時間を取ります。上司がまとめて部下が「はい」と答えるだけでは、二人が同じ内容を思い描いているのかがわかりません。本人が言葉にすれば、理解が合っているかをその場で確かめられ、本人も納得して取り組めます。内容は、「何を、いつまでに」が言える程度に具体的にします。すぐに言葉にならないときは、上司も案を出して一緒に考えます。

  • 次回までに、どんなことをやってみますか。
  • 大きすぎると感じたら、最初の一歩だけにしませんか。
  • 私は、まず△△さんに話を聞く、と受け取りました。合っていますか。

最後の3分では、上司が引き受けることも「何を、いつまでに」の形で伝え、次回の日時を決めます。終える前に、次の3項目を記録し、二人で共有しておくことをおすすめします。あとで書くつもりでいると、書けないまま終わってしまうからです。次回の1on1は、この記録を見るところから始めます。

  • 話したこと(1〜2行)
  • 次回までに取り組むこと(誰が、何を、いつまでに)
  • 次回の日時

1on1の前後に上司がすることと、普段と違う回の進め方

1on1の前後に上司がすることは、2つに絞ります。1つは、話したいことと上司に期待することを、前日までに1行で送ってほしいと部下に頼むことです。もう1つは、次回までの間に一度、決めたことがその後どうなっているかを尋ねることです。

  • 明日の1on1で話したいことを、1行でいいので送ってもらえますか。聞いてほしい話なのか、私の意見を聞きたい話なのかも、わかれば教えてください。
  • 先日の○○は、その後いかがですか。私が手伝えることがあれば、声をかけてください。

1on1での約束は、まず上司自身が果たしてください。KAKEAIの1万人調査で、面談の困りごとに「会話したことを上司が日常にいかさない・約束を守らない」を挙げた人のうち、面談の成果を実感している人は23.2%でした。回答者全体の31.9%を下回っています。上司が約束を果たさないままでは、部下は面談の成果を感じにくくなると考えられます。

約束を果たしたら、次回の1on1を待たずに部下へ伝えておきましょう。

  • 例の件、△△さんには話しておきました。ほかに私が動けることがあれば、教えてください。

普段と違う回は、次のように進め方を変えます。

場面変えるところ最初の一言
一緒に仕事をすることになった部下との初回何のための時間にしたいのかを伝え、部下の希望も尋ねるこの時間は、○○さんの仕事を前に進めるために使いたいと考えています。○○さんは、どんな時間にしたいですか。
月末などで15分しか取れない回本題を1つに絞る。終わりの時間を5分に縮めても、次に取り組むことを話す時間は残す今日は15分しか取れず、すみません。一番話したいことを1つ選んで、次回までに取り組むことまで話しましょう。
評価の話をする回前半で評価の話をし、終わりの時間は残す今日は、前半で評価の話をさせてください。最後はいつも通り、次に取り組むことを話す時間にしましょう。

初回であっても、「評価とは関係のない時間です」とは伝えないでください。評価をする立場の上司と話す以上、評価と無関係だとは言い切れないからです。

1on1の流れがうまくいったかどうかは、何で判断するか

1on1がうまくいったかどうかは、流れを守れたかではなく、1on1のあとの行動で判断します。振り返る点は、次の3つです。

  • 1on1の終わりに、次に取り組むことが部下自身の言葉になっていたか。
  • 上司が、引き受けたことを次回の1on1までに済ませていたか。
  • 次回の1on1を、前回決めたことの続きから二人で始められたか。

3回ほど試しても、次に取り組むことが言葉にならないまま終わる回が多いようなら、時間配分を見直してください。たとえば、前回の確認を2分に縮めて、その分を終わりの時間に回します。最初の質問への答えが毎回「特にありません」であれば、前日に1行を頼むところから見直すとよいでしょう。聞くだけで終えた回は、次回に続きの話が出たかどうかが手がかりになります。

1on1の流れは、試して、結果を見て、二人で直していくものです。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

部下が話したいことや上司に期待することがわからないまま1on1が始まる、決めたことが次回には忘れられているといった困りごとに対して、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

1on1の前

  • テーマと期待する対応の選択

    1on1の前に、その回に話したいテーマと、上司にどうしてほしいか(期待する対応)を、部下の側から選べます。設定によっては、上司の側からもテーマを選べます。選んだ内容は、お二人の画面に表示されます。

  • メモの事前共有

    話したいことを、1on1の前に「この1on1へのメモ」に書いておけます。書いた内容は、お相手の画面にも表示されます。

1on1の実施中

  • 次の一歩の候補を会話から抽出・決定ガイド

    会話の中から次の一歩の候補が生まれると、Kakeai AIが候補として表示します。お二人のどちらからも「決定する」をクリックして決められます。決めた一歩は、「MOVE」の画面に追加されます。

日常

  • 要約や次の一歩の一元管理

    1on1ごとの要約は「予定・履歴」の画面に、決めた次の一歩は「MOVE」の画面に、お相手ごとにまとまります。あとから見返せます。

1on1ツールの導入や見直しを検討している方は、Kakeai AI 1on1 の資料をご覧ください。

ご利用企業 累計600社以上/1on1実施 累計300万回以上

よくある質問

1on1のやり方に、決まった形式や型はありますか。

1on1のやり方に、どの職場にも当てはまる決まった形式はありません。対面でもオンラインでも、30分でも15分でも行えます。KAKEAIの1万人調査では、面談が成果につながっていると感じるかどうかの差のうち、頻度・時間・場所・話題の4つの違いで説明がつくのは、合わせても5.4%だけでした。形式を整えるよりも、1on1の終わりに、次に取り組むことを話す時間を残すことをおすすめします。

1on1の時間が15分しか取れないときは、時間をどう配分すればよいですか。

15分の1on1では、本題を1つに絞ってください。時間配分の目安は、最初の1分で話したいことと上司に期待することを尋ね、次の3分で前回決めたことを確認し、そのあとを本題に充てます。残り5分になったら、3分で次に取り組むことを決め、2分で記録と次回の日時を確認します。KAKEAIの1万人調査では、面談が成果につながっていると感じている人の割合は、1回10分の人で26.0%、30分の人で31.3%でした。面談の長さによる差は、大きくはありません。

1on1を月に1回しか実施できない場合、上司はどう進めればよいですか。

月1回の1on1でも、30分の基本の流れはそのまま使えます。KAKEAIの1万人調査では、面談の頻度が2か月に1回より少なくても、面談が行動につながっている人では、52.8%が成果につながっていると感じていました。頻度が週1回以上でも、行動につながっていない人では12.7%です。月1回の場合は、1on1の2週間後を目安に、決めたことがその後どうなっているかを一度尋ねるとよいでしょう。

1on1で、上司はどのくらい話してよいのでしょうか。

1on1で上司が話す割合に、決まった目安はありません。部下が意見やアドバイスを求めている回は、上司が長く話してもかまいません。話を聞いてほしいと言われた回は、聞き役に回ります。避けたいのは、求められていないのに上司が話し続けることと、意見やアドバイスを求められているのに、うなずくだけで終えることです。迷ったときは、このまま聞くのがよいか、意見も伝えるのがよいかを、部下に尋ねてください。

職場で1on1の進め方のマニュアルを作る場合、何を書けばよいですか。

1on1のマニュアルに書く内容は、4つあれば足ります。1on1の目的、冒頭で部下に尋ねる一言、最後に話す「次回までに取り組むこと」、3項目の記録です。全員が毎回守る手順としては書かず、「相手やその回の事情に合わせて、順番を入れ替えてよい」と添えてください。1on1がうまくいったかどうかは、手順を守れたかではなく、1on1のあとの行動で判断する、とも書いておくとよいでしょう。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/1on1-how-to-run-flow

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: