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上司の方へ部下との関わり

部下にランチを断られたときの考え方

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

部下にランチを断られても、それだけで関係が悪いと決めつける必要はありません。昼休みの過ごし方は人によってさまざまで、断る事情は上司からは見えないこともあります。理由は尋ねず、「わかりました。また機会があれば」と一言で引き、続けて誘うのは控えましょう。ランチで話したかったことが仕事の相談なら、勤務時間の中に短い時間を取って話します。1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データ(抽出した30万回の1on1の記録)では、1on1が始められた時刻のうち、昼の12時台は3.4%でした。この記録の中では、改まって話す時間は昼休みを外して取られています。

数字で見る

Kakeai AI 1on1の利用データでは、1on1が始められた時刻は午後の2時台と3時台に多く、昼の12時台はわずかでした。この記録の中では、上司と部下が改まって話す時間は、昼休みを外した勤務時間の中に取られています。ランチで話したかったことは、勤務時間の中で話すことをおすすめします。

3.4%
Kakeai AI 1on1 利用データ
1on1が始められた時刻のうち、昼の12時台に始まった回の割合
午前の10時台は12.3%、午後の14時台は14.2%でした。この記録の中では、昼休みの時間帯に1on1を始めることは少ないということです。
14.2%
Kakeai AI 1on1 利用データ
1on1が始められた時刻のうち、午後の14時台に始まった回の割合
15時台は14.1%で、この2つの時間帯が最も多くなっています。午前の10時台にも12.3%あり、上司と部下が改まって話す時間は、昼休みを外した勤務時間の中に取られているということです。

利用データの割合は、1on1が始められた時刻を日本時間で集計したものです。ランチや食事の誘い、断られた理由については集計していません。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

部下にランチを断られても、関係が悪いと決めつけなくてよい

部下にランチを断られても、それだけで二人の関係が悪いと決めつける必要はありません。昼休みをどう過ごしたいかは人によってさまざまで、断る事情は、上司からは見えないこともあります。

たとえば、昼休みは一人で休みたい人もいれば、昼に済ませたい用事がある人や、食事の内容や費用に気を配っている人もいます。これらは、上司との関係とは関わりのない事情です。

断られると、避けられているのではと気になるのは自然なことです。気になるときは、ランチの誘いではなく、普段の仕事のやり取りに目を向けてみてください。仕事の相談や報告が二人の間で行き来しているなら、ランチを断られたことを、関係の問題と考えなくてよいでしょう。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、上司と部下の関係は、仕事の話を前に進める中でできていくと考えています。ランチの席も関係をつくる場の1つですが、断られても、仕事の中で関係をつくる機会はなくなりません。

以下では、機械設計の部署で、新しい部品の試作を担当している部下と、その上司を例にします。

部下がランチを断る事情はさまざま

部下がランチを断る事情は、上司からはわからないことがあります。わからないままでかまいません。事情ごとに、上司の受け止め方と、次の一言の例をまとめます。

考えられる事情上司の受け止め方次の一言の例
昼休みは一人で休みたい休み方の好みとして受け止める「わかりました。ゆっくり休んでください」
昼に用事がある、仕事を片づけたいその日の都合として受け止める「了解です。また機会があれば声をかけますね」
食事の内容や費用に気を配っている理由を尋ねず、気にしていないことを伝える「わかりました。気にしないでくださいね」
上司と二人での食事に気後れしている誘い方を変える(数人で行く、職場の行事にする)「今度、課のみんなで行くときは、よければ一緒にどうぞ」

断られたときの返し方:理由を尋ねず、一言で引く

断られたときは、理由を尋ねず、短い一言で引くのがおすすめです。理由を尋ねると、部下は断った理由を説明しなければならなくなります。

  • わかりました。また機会があれば、声をかけますね。
  • 了解です。急に誘ってしまって、すみません。
  • 大丈夫ですよ。午後の試作の確認は、予定通り2時からでお願いします。
  • そうでしたか。では、また今度にしましょう。

翌日などに、誘ったことを気にしていないと一言添えておく方法もあります。

  • 昨日は急に誘ってしまいました。都合が悪いときは、気にせず断ってくださいね。

次に誘うときは、断りやすい形にします。日にちを1つに決めず、断ってもかまわないことを言葉にしておきましょう。

  • 来週のどこかで、課のみんなでランチに行こうと思っています。都合が合えば、どうですか。無理にとは言いません。
  • 駅前に新しいお店ができたので、行ってみようと思っています。興味があれば、一緒にどうですか。
  • 来月、課の歓迎会を昼に開く予定です。参加は自由なので、来られそうなら教えてください。

二度続けて断られたら、上司から誘うのはしばらく控え、部下から声がかかったときに応じる形にするとよいでしょう。

ランチで話したかったことは、勤務時間の中で話す

ランチに誘った理由が、仕事の相談や、部下の様子を知りたいことだったなら、勤務時間の中に短い時間を取って話しましょう。ランチの席でなくても、話せることは多くあります。

1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データ(抽出した30万回の1on1の記録)で、1on1が始められた時刻を見ました。最も多いのは午後の14時台で14.2%、次が15時台で14.1%です。昼の12時台は3.4%でした。つまり、この記録の中では、上司と部下が改まって話す時間は、昼休みの時間帯を外して取られているということです。

1on1の時刻についての数字で、ランチを断られたときの対応そのものを示すものではありません。ただし、上司と部下が改まって話す時間が勤務時間の中に取られていることは、この記録からうかがえます。ランチの席に頼らなくても、仕事の話をする時間は取れます。

  • 試作のスケジュールについて、相談したいことがあります。今日か明日の午後に、15分ほど時間をもらえますか。
  • 配属されて1か月ほどたちましたね。仕事の進め方で困っていることがあれば、早めに手を打ちたいと思っています。次の1on1で、その話をしてもいいですか。
  • 図面のレビューの進め方を、一緒に見直したいと考えています。○○さんの考えも教えてください。
  • 明日の打ち合わせのあとに、10分ほど残ってもらえますか。試作の日程について相談したいです。

歓迎の気持ちやお礼を伝えたかったときは、ランチにこだわらず、仕事の中で言葉にして伝えます。

  • 先週の試作の段取り、助かりました。部品の手配が早かったので、組み立てを予定より早く始められました。
  • 今の部署に来てもらえて、本当に心強いです。わからないことがあれば、いつでも声をかけてください。

部下をランチに誘うときに、避けたいこと

避けたいのは、断られたことにこだわることと、断られたからと関わりそのものを減らすことの両方です。

  • 断られた理由を問いただす。部下は、昼休みの過ごし方まで上司に説明しなければならなくなります。
  • 何度も誘う。断りにくい誘いが続くと、部下にとって昼休みが休めない時間になります。
  • ほかの部下と比べる。「○○さんは来てくれたのに」と言われると、部下は断ったことを責められていると感じます。
  • 断ったことを、仕事の割り振りや評価の話に持ち込む。ランチに来るかどうかは、仕事とは別のことです。
  • 逆に、一度断られたからと、声をかけることも、仕事の相談もしなくなる。ランチを断ることと、仕事で上司と話したくないことは、別のことと考えましょう。

勤務時間外の食事に誘ってよいか、食事の費用をどう扱うかは、職場の慣習や会社の決まりによって違うことがあります。迷うときは、人事の担当に確かめてください。

ランチを断られたあと、二人のやり取りがどうだったかを振り返る

ランチを断られたことがその後に響いていないかは、部下の様子を探るのではなく、二人の仕事のやり取りで振り返ります。1か月ほどたったら、次のように振り返ってみてください。

  • ランチを断られたあとも、上司から仕事の相談や声かけを続けられていたら、次は、ランチで話したかったことを勤務時間の中で話す時間を取ってみてください。
  • 勤務時間の中で話す時間を取れていたら、次に誘うときは、断ってもかまわないことを言葉にして伝えます。
  • 1on1や普段のやり取りで仕事の相談が二人の間で行き来しているなら、ランチを断られたことを、関係の問題と考えなくてかまいません。
  • この1か月、試作の進め方について何度か相談させてもらいました。私の声のかけ方で、やりにくかったところがあれば教えてください。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

呼び方や食事の誘い、LINEのやりとりといった日ごろの付き合い方とは別に、1on1の場で部下の話を聞きたいときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

1on1の開始直後に、Kakeai AI のメッセージ欄で。

その回にどう関わってほしいかを、言葉で確かめるところから1on1を始められます。

Kakeai AI が、準備されたテーマと、部下が選んだ期待する対応を挙げ、前回の一歩があればその担当の方に、無ければテーマを選んだ方に、最初の一言を向けます。期待する対応が選ばれていない回には、どう関わってほしいかを尋ねることもあります。期待する対応は、部下の側だけが選べます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

長谷部さん、このテーマを今日はどう関わってほしいですか?話を聞いてほしいのか、一緒に考えてほしいのか、具体的なアドバイスが欲しいのか、一言教えていただけますか?

1on1の終了後に、「次の1on1や日常へ向けて」で。

相談を待つだけでなく、その回に決まった仕事の話から、部下が困りごとを言い出しやすい問いを用意できます。

「1on1後のAIアドバイス」のご自身向けの欄に、困りごとを広く尋ねた問いに部下が短く返した場面があると、その回に決まった仕事に結びつけて尋ね直す一言の案が書かれることがあります。部下には別の内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

次回、同じ問いをもう少し絞って出してみることが一手になります。たとえば「仕様書の番号の件、石田さんと話した後で、長谷部さんが動きにくいことが出てきたら教えてください」のように、今日決まった動きに紐づけた形で聞くと…

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よくある質問

部下にランチを断られたのは、嫌われているからですか。

部下にランチを断られたからといって、嫌われているとは限りません。昼休みは一人で休みたい、昼に済ませたい用事がある、食事の内容や費用に気を配っているなど、断る事情は人によってさまざまです。気になるときは、ランチの誘いではなく、普段の仕事の相談や報告が二人の間で行き来しているかに目を向けてみてください。

部下にランチを断られたとき、何と返せばよいですか。

部下にランチを断られたときは、理由を尋ねず、「わかりました。また機会があれば、声をかけますね」のように短い一言で引くのがおすすめです。理由を尋ねると、部下は昼休みの過ごし方まで説明しなければならなくなります。そのあとの仕事の話は、いつも通りに続けましょう。

一度断られた部下を、もう一度ランチに誘ってもよいですか。

一度断られた部下を、もう一度誘ってもかまいません。ただし、日にちを1つに決めず、「都合が合えば、どうですか。無理にとは言いません」のように、断りやすい形で誘います。課のみんなで行く形にするのも1つの方法です。二度続けて断られたら、上司から誘うのはしばらく控え、部下から声がかかったときに応じる形にするとよいでしょう。

部下がランチに来ないとき、どうやって関係をつくればよいですか。

部下がランチに来なくても、仕事の話を前に進める中で関係をつくることができます。仕事の相談や部下の様子を知りたいときは、「今日か明日の午後に、15分ほど時間をもらえますか」と勤務時間の中に短い時間を取って話します。歓迎やお礼の気持ちも、ランチにこだわらず、仕事の中で言葉にして伝えましょう。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/when-a-subordinate-declines-your-lunch-invitation

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: