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上司の方へ部下との関わり

部下にLINEをブロックされたとき

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

部下にLINEをブロックされたときは、理由を問いただしたり、ほかの手段で私的に連絡したりせず、まず仕事の連絡に困るかどうかを考えてください。部下には、私的な連絡と仕事の連絡を分けたいといった考えがあるのかもしれません。仕事の連絡は、社内のチャットやメール、電話など、会社が決めている手段で取りましょう。急ぎの連絡の取り方は、勤務中に部下と相談して決め直します。個人の連絡手段の扱いは会社の決まりによって異なるので、迷うときは人事の担当に相談するとよいでしょう。

数字で見る

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談でも、評価や見られ方が気になって本音を話せない人や、信頼関係がなく安心して話せない人がいました。部下が上司に直接言いにくいことを抱えている場合があるということです。LINEをブロックされたときも、理由を問いただすより、仕事の連絡の取り方を部下に尋ねることをおすすめします。

9.3%
1万人調査
面談の困りごとに「自分自身への評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない」を挙げた人の割合
上司と1対1で話す面談の場でも、評価や見られ方が気になって、本音を控えている人がいるということです。部下の側の、言い出しにくさを表す数字の1つです。
8.0%
1万人調査
面談の困りごとに「上司との信頼関係がなく安心して話せない」を挙げた人の割合
評価が気になって本音が話せない人(9.3%)と同じく、上司に言いたいことを言いにくい状態を挙げた人です。面談の場でも、安心して話せないと感じている人がいるということです。

この調査は、私用の連絡手段やブロックについて尋ねたものではありません。上司との定期的な面談での困りごとを、部下の立場で答えた結果です。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

部下にLINEをブロックされたときは、まず仕事の連絡に困るかを考える

部下にLINEをブロックされたと気づいたら、理由を問いただしたり、ほかの手段で私的に連絡したりする前に、まず仕事の連絡に困るかどうかを考えてください。ブロックは、部下が個人の連絡手段との距離の取り方を決めた結果かもしれません。上司が向き合うのは、仕事の連絡をどう取るかのほうです。

状況最初にすること避けたいこと
仕事の連絡には困らない勤務中は、これまで通り仕事の話をする理由を問いただす。態度を変える
急ぎの仕事の連絡が届かなくなった社内のチャットやメール、電話など、会社が決めている手段で連絡し、連絡の取り方を相談する別のアプリや同僚を通じて、私的に連絡を取ろうとする
仕事の連絡にLINEを使うのが職場の習慣になっている会社の決まりと、ほかの連絡手段があるかを、人事の担当や自分の上司に確認するその場で、ブロックの解除を部下に求める

仕事の連絡に困らないときは、勤務中の声かけや業務の連絡を、これまで通りに続けます。

  • おはようございます。今日は夕方に棚の入れ替えがあるので、16時から一緒にお願いします。

個人の連絡手段をどう扱うかは、会社の決まりや職場の取り決めによって異なります。迷うときは、上司一人で判断せず、人事の担当に相談するとよいでしょう。

LINEをブロックされた理由を、部下に問いたださない

ブロックの理由は、部下にしか分かりません。私的な連絡と仕事の連絡を分けたい、勤務時間外の通知を減らしたいなど、さまざまな理由が考えられます。上司の送った内容が負担だった可能性もあります。理由を問いただすと、部下は勤務中の仕事の会話まで気まずく感じるかもしれません。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談の困りごとに「自分自身への評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない」を挙げた人が9.3%いました。「上司との信頼関係がなく安心して話せない」を挙げた人は8.0%です。つまり、上司と1対1で話す面談の場でも、評価や関係が気になって、言いたいことを控えている人がいるということです。面談についての数字ですが、個人の連絡手段についての希望も、部下が上司に直接は言い出しにくいことの1つだと考えられます。

ブロックを、上司を責める合図だと決めつける必要はありません。仕事の連絡の取り方を、上司から部下に尋ねる機会にするとよいでしょう。

仕事の連絡の取り方を、部下と相談して決め直す

仕事の連絡は、会社が決めている手段で取り、急ぎの連絡の取り方は、勤務中に部下と相談して決め直します。以下では、小売の店舗で、店長がスタッフにシフトの変更をLINEで頼んでいた場面を例にします。

急ぎの仕事の連絡が必要なとき

急ぎの連絡は、店の連絡用のチャットや電話など、会社で決まっている手段で送ります。送る内容は、仕事の用件だけにします。

  • 来週土曜のシフトについて、急ぎで相談したいことがあります。明日の勤務中に、5分ほど時間をもらえますか。
  • 来週のシフト表を、店のチャットに載せました。都合の悪い日があれば、金曜までに教えてください。
  • 明日の朝、納品の時間が1時間早まりました。出勤の時間を変えられるかどうか、店の電話か、このチャットで返事をもらえると助かります。

勤務中に、連絡の取り方について話すとき

連絡の取り方は、ブロックには触れず、仕事の連絡の決め直しとして相談するとよいでしょう。上司が先に決めて伝えるのではなく、部下の希望を尋ねます。

  • 仕事の連絡の取り方を、一度相談させてください。シフトの変更のような急ぎの連絡は、どの方法だと受け取りやすいですか。
  • これまでシフトの連絡を個人の連絡先に送っていましたが、これからは店のチャットにまとめたいと考えています。○○さんにとって、それで困ることはありますか。
  • 私からの連絡の時間帯や回数で、負担になっていることがあれば教えてください。
  • 急ぎのときは、店の電話に連絡してもらえれば、私か副店長が受けます。

勤務時間外の連絡について決めるとき

勤務時間外の連絡をどう扱うかは、会社の決まりを確認したうえで、部下と相談して決めます。

  • 勤務時間外に連絡するのは、翌日のシフトに関わる急ぎのときだけにしたいと考えています。○○さんは、どう思いますか。
  • 休みの日に連絡が届いても、返事は次の出勤のときでかまいません。
  • 当日の急な欠勤の連絡は、店の電話にお願いできますか。開店前で店に誰もいない時間は、副店長の社用の携帯電話に連絡してください。

部下から、ブロックについて話してきたとき

部下のほうからブロックについて話してきたときは、まず話してくれたことへの感謝を伝えます。理由は尋ねず、仕事の連絡の取り方の話に戻すとよいでしょう。

  • 話してくれて、ありがとうございます。仕事の連絡が取れれば大丈夫なので、気にしないでください。
  • 仕事の連絡は、これからは店のチャットで送りますね。

ブロックされたあとに、自分の送り方を振り返る

ブロックの理由は分からなくても、自分の送り方を振り返っておくことは、ほかの部下との連絡にも役立ちます。次の点に思い当たることがないか、考えてみるとよいでしょう。

  • 勤務時間外や休みの日に、急ぎではない連絡を送っていなかったでしょうか。
  • 仕事と関係のない話題や、私生活について尋ねる連絡を送っていなかったでしょうか。
  • 返事を急がせる言い方を、していなかったでしょうか。
  • 特定の部下にだけ、ほかの人より多くの連絡を送っていなかったでしょうか。

思い当たる点があれば、次から改めれば十分です。改めることを部下に伝えたいときは、ブロックには触れず、連絡の取り方をどう変えるかを伝えるのも1つの方法です。

  • これまで、勤務時間外にも連絡を送ってしまっていました。これからは、急ぎのシフトの連絡のほかは、勤務中に店のチャットで送ります。
  • ほかにも、連絡の仕方で気になることがあれば、いつでも教えてください。

人事の担当に相談したほうがよいとき

次のような場合は、上司一人で対応せず、人事の担当や自分の上司に相談することをおすすめします。

  • 部下から人事の担当や社内の相談窓口に、相談が入っていると分かったとき。人事の担当の案内に沿って対応し、部下に直接事情を尋ねることは控えます。
  • 仕事の連絡にLINEを使うのが職場の習慣になっていて、ほかの連絡手段がないとき。会社として仕事の連絡手段をどうするかを、相談します。
  • 自分が送った連絡が、ハラスメントに当たるのではないかと心配なとき。自分で判断せず、就業規則と人事の担当に確かめてください。
  • 部下が出勤しなくなり、会社の決めた手段でも連絡が取れないとき。会社の決まりに沿って、人事の担当と一緒に対応します。

人事の担当には、たとえば次のように相談します。

  • 店舗のスタッフとのシフトの連絡を、個人の連絡先で取ってきました。会社として、仕事の連絡に使う手段の決まりがあるか、教えていただけますか。

連絡の取り方を決め直したあと、仕事の連絡は届いているか

連絡の取り方を決め直してから2〜3週間たったら、ブロックが解除されたかどうかではなく、二人の仕事の連絡がどうなっているかを振り返ってみてください。

  • 急ぎの仕事の連絡が、決めた方法で届いているでしょうか。
  • 勤務中の会話や面談は、これまでと同じように続いているでしょうか。
  • 連絡の取り方について、部下の希望を尋ねる機会を持てたでしょうか。
  • チームのほかの人とも、仕事の連絡の取り方をそろえられているでしょうか。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

呼び方や食事の誘い、LINEのやりとりといった日ごろの付き合い方とは別に、1on1の場で部下の話を聞きたいときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

1on1の開始直後に、Kakeai AI のメッセージ欄で。

その回にどう関わってほしいかを、言葉で確かめるところから1on1を始められます。

Kakeai AI が、準備されたテーマと、部下が選んだ期待する対応を挙げ、前回の一歩があればその担当の方に、無ければテーマを選んだ方に、最初の一言を向けます。期待する対応が選ばれていない回には、どう関わってほしいかを尋ねることもあります。期待する対応は、部下の側だけが選べます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

長谷部さん、このテーマを今日はどう関わってほしいですか?話を聞いてほしいのか、一緒に考えてほしいのか、具体的なアドバイスが欲しいのか、一言教えていただけますか?

1on1の終了後に、「次の1on1や日常へ向けて」で。

相談を待つだけでなく、その回に決まった仕事の話から、部下が困りごとを言い出しやすい問いを用意できます。

「1on1後のAIアドバイス」のご自身向けの欄に、困りごとを広く尋ねた問いに部下が短く返した場面があると、その回に決まった仕事に結びつけて尋ね直す一言の案が書かれることがあります。部下には別の内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

次回、同じ問いをもう少し絞って出してみることが一手になります。たとえば「仕様書の番号の件、石田さんと話した後で、長谷部さんが動きにくいことが出てきたら教えてください」のように、今日決まった動きに紐づけた形で聞くと…

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よくある質問

部下にLINEをブロックされたら、理由を聞いてもよいですか。

部下にLINEをブロックされても、理由を問いただすことはおすすめしません。理由を尋ねると、部下は勤務中の仕事の会話まで気まずく感じるかもしれないからです。仕事の連絡が会社の決めた手段で取れていれば、それで十分です。部下のほうから話してきたときは、話してくれたことへの感謝を伝え、仕事の連絡の取り方の話に戻すとよいでしょう。

LINEをブロックされたあと、部下とどう接すればよいですか。

LINEをブロックされたあとも、勤務中はこれまで通り、仕事の話を普段通りにしてください。態度を変えたり、ほかの人の前でブロックの話をしたりすると、部下は職場で過ごしにくくなります。急ぎの連絡の取り方は、勤務中に部下の希望を尋ねて決め直します。自分の送り方に思い当たる点があれば、次から改めれば十分です。

仕事の連絡にLINEを使っている職場で、部下にブロックされたらどうすればよいですか。

仕事の連絡にLINEを使うのが職場の習慣になっているときは、その場で部下にブロックの解除を求める前に、会社の決まりとほかの連絡手段があるかを、人事の担当や自分の上司に確認してください。社内のチャットやメール、店や部署の電話など、会社が決めている手段があれば、そちらで仕事の連絡を取ります。連絡手段をどうするかは、会社として決めることでもあります。

上司が部下に、勤務時間外に連絡してもよいですか。

上司が部下に勤務時間外に連絡してよいかどうかは、会社の決まりや職場の取り決めによって異なります。上司一人で判断せず、就業規則と人事の担当に確かめてください。そのうえで、勤務時間外の連絡は翌日の仕事に関わる急ぎのものに限る、返事は次の出勤のときでよい、といったことを部下と相談して決めておくとよいでしょう。

部下にLINEをブロックされたのは、パワハラだと思われているからですか。

部下にLINEをブロックされた理由は、部下にしか分かりません。私的な連絡と仕事の連絡を分けたい、勤務時間外の通知を減らしたいなど、さまざまな理由が考えられます。自分の送った連絡がハラスメントに当たるのではないかと心配なときは、自分で判断せず、就業規則と人事の担当に確かめてください。あわせて、送った時間帯や内容を振り返っておくとよいでしょう。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/subordinate-blocked-boss-on-line

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: