部下の方へ上司との関わり
上司との雑談の話題・ネタを知りたい
先に答え
上司との雑談の話題に迷ったら、仕事から離れた話を探すより、仕事に近い話から選ぶのがおすすめです。たとえば、上司がこれまでの仕事で経験したこと、職場や担当している仕事の最近の変化、季節と仕事の関わりなどです。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の困りごとに「話す内容・話題を考えることの負担」を挙げた人が17.4%いました。話題に迷うのは珍しいことではありません。話し始めは一言の質問にし、上司の答えに短く返すだけで、雑談としては十分です。
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KAKEAIの1万人調査では、上司との面談で、話題を考えることに負担を感じている人は少なくありませんでした。ただ、その人たちの面談の成果の実感は、回答者全体とほとんど変わりません。面談で最も多く話されているのは、具体的な仕事の話です。
- 17.4%
- 1万人調査
- 上司との面談の困りごと(複数回答)として、「話す内容・話題を考えることの負担」を挙げた人の割合
- 20代の回答では23.7%、60代の回答では11.6%でした。上司と何を話すかに迷うことは、面談の困りごととして珍しくないということです。
- 30.7%
- 1万人調査
- 「話す内容・話題を考えることの負担」を挙げた人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
- 回答者全体の31.9%とほとんど変わりません。話題を考えることに負担を感じていても、面談の成果の実感は全体と並んでいるということです。
- 76.7%
- 1万人調査
- 上司との面談で話している話題(複数回答)として、「具体的な仕事」を挙げた人の割合
- 「プライベート」は16.4%、「人生や仕事観」は7.5%でした。上司との面談で話されているのは、仕事の話が中心だということです。
1万人調査は、雑談について尋ねたものではありません。数字は、上司との定期的な面談での困りごとと、話している話題を尋ねた結果です。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
上司との雑談の話題は、 仕事に近い話から選ぶ
上司との雑談の話題に迷ったら、仕事から離れた話を探すより、仕事に近い話から選ぶことをおすすめします。上司がこれまでの仕事で経験したこと、職場や担当している仕事の最近の変化、季節と仕事の関わりといった話です。こうした話は、上司にとっても答えやすく、自分の仕事の参考になる話が出てくることもあります。
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談の困りごと(複数回答)として、「話す内容・話題を考えることの負担」を挙げた人が17.4%いました。20代の回答では23.7%です。上司と何を話すかに迷うのは、珍しいことではありません。
同じ調査で、この困りごとを挙げた人のうち、面談が成果につながっていると感じている人は30.7%でした。回答者全体の31.9%と、ほとんど変わりません。話題に迷うことがあっても、面談の成果の実感は全体と並んでいるということです。
また、上司との面談で話している話題(複数回答)として最も多いのは「具体的な仕事」で、76.7%でした。「プライベート」は16.4%です。上司との面談では、仕事の話が中心だということです。面談についての数字ですが、上司と部下が普段から話しているのは仕事のことだという点は、雑談の話題を探すときの手がかりになります。
上司との雑談のネタ: 3つの種類と話し始めの例
上司との雑談のネタは、次の3つに分けておくと選びやすくなります。どれも、話し始めは一言の質問で十分です。以下では、小売の会社の本部で、新店舗の開店準備に関わっている部下を例にします。
| 雑談の種類 | 話題の例 | 話し始めの一言の例 |
|---|---|---|
| 上司の | 上司が | 「課長が |
| 職場や | 新しい | 「新しい |
| 季節や | 天気と | 「朝晩、 |
上司の経験を尋ねる話題
上司の経験を尋ねる話は、上司が自分の言葉で答えやすく、自分の仕事の参考にもなります。
- 課長が初めて新店舗の開店に関わったのは、どちらのお店でしたか。
- 開店の前の週は、どんなことに一番時間がかかりましたか。
- 課長が若手の頃に教わったことで、今も役に立っていることはありますか。
職場や仕事の最近の変化の話題
職場の変化は、上司と部下が同じものを見ている話なので、どちらからでも話を広げやすい話題です。
- 新しい発注の画面、もう慣れましたか。私はまだ入力に時間がかかっています。
- 新店舗の近くに、来年大きなマンションができるそうですね。お客様の層も変わりそうでしょうか。
- 来月の全社の会議では、どんな話が出そうですか。準備のために知っておきたいです。
季節や身近なことの話題
季節や身近なことは、短い時間の雑談に向いています。仕事の話に一言つなげると、話が続きやすくなります。
- 朝晩、急に涼しくなりましたね。お店のほうも、そろそろ冬物の売場に切り替える時期でしょうか。
- 駅前に新しいパン屋さんができましたね。昼どきは行列ができていて、新店舗の参考になりそうだと思いました。
- 連休明けで、お店はかなり混んでいたようですね。
KAKEAIは、まず雑談で関係をつくってから仕事の話に入る、と順番を決めておくことをおすすめしません。雑談は場をなごませるきっかけになりますが、上司との関係は、仕事の相談や報告を重ねる中でもできていくからです。雑談の話題に迷う日は、仕事に近い話から一言始めるだけで十分です。
上司との雑談が続かないとき: 答えに短く返し、 もう一言尋ねる
雑談が続かないときは、話題を次々に変えるより、上司の答えに短く返したうえで、同じ話題でもう一言尋ねてみてください。上司の答えの中に、次の質問の手がかりがあります。
- そうだったんですね。その頃は、開店までにどのくらいの期間をかけていたんですか。
- なるほど。今回の新店舗でも、そこは気をつけたほうがよさそうですね。
- 参考になります。実は今、売場の配置で迷っていることがあって、あとで10分ほどご相談してもよいでしょうか。
雑談の途中で、仕事の相談につなげてもかまいません。上司にとっても、部下が何に迷っているかを知る機会になります。
上司の返事が短いときは、忙しかったり、考えごとをしていたりするのかもしれません。その場合は、無理に話を続けず、感じよく切り上げます。
- お忙しいところ、ありがとうございました。売場のことは、また改めて伺います。
- お急ぎのところ、引き止めてしまってすみません。続きは、また今度伺わせてください。
上司との雑談で、 避けたい話題と話し方
雑談で避けたいのは、相手が答えにくい話題と、片方だけが話し続ける話し方です。
- 上司の私生活を深く聞く。家族のこと、年齢、休日の過ごし方などは、上司が自分から話したときに聞く程度にとどめます。
- その場にいない人のうわさや評価を話題にする。上司が答えにくいうえ、話した内容が思わぬ形で伝わることもあります。
- 政治や宗教など、考えが分かれやすい話を持ち出す。職場の雑談では、相手が答えに困ることがあります。
- 自分の話を長く続ける。雑談は短くてかまいません。一言話したら、上司にも一言尋ねます。
- 逆に、雑談を全く避けて、用件だけで終える。用件だけでも仕事は進みますが、上司の経験や考えを聞く機会が少なくなります。
自分の私生活について聞かれて答えたくないときは、短く答えて、話を上司に返すとよいでしょう。
- 休日は、家でのんびりしていることが多いです。課長は、最近お忙しいですか。
上司との雑談がうまくいっているかの振り返り方
雑談がうまくいっているかどうかは、話が盛り上がったかより、雑談のあとに仕事の話がしやすくなっているかで振り返ってみてください。
- 雑談のあとに仕事の相談や報告を切り出しやすくなっていたら、次は、雑談の流れのまま、迷っていることを短く相談してみてください。
- 上司の経験で自分の仕事の参考になる話を聞けたら、次の機会に、その話を仕事でどう生かしたかを伝えると、話が続きやすくなります。
- 自分ばかりが話していると感じたら、次は一言話したところで、上司にも一言尋ねます。
- 上司が答えにくそうにしていた話題は、次からは別の話題に替えましょう。
雑談が苦手なままでも、仕事の相談や報告ができていれば、上司との関わりで困ることは少ないかもしれません。雑談をしたい日は、上司の経験・職場や仕事の最近の変化・季節や身近なことの3つから、その日に話しやすいものを1つ選ぶとよいでしょう。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
上司に話を聞いてもらえない、話しかけるきっかけや雑談の話題がつかめない、相談をどう切り出せばよいか分からないときに、会社でKakeai AI 1on1を利用している場合は次のことができます。
1on1の前に、「1on1前のAIアドバイス」で。
相談の最初の一言を、 上司に期待することと一緒に、 1on1の前に準備できます。
Kakeai AI が、これまでの1on1と今回の準備の内容を踏まえて、今回の1on1で意識するとよい点を書きます。ご自身向けの内容で、上司には別の内容が表示されます。部下向けの内容には、上司にどう関わってほしいかを自分から伝える提案が入り、最初に言う一言の例が示されることもあります。
…「今日は業務の進め方で迷っていることがあるので、一緒に考えてもらえますか」…
1on1が始まってすぐ、Kakeai AI のメッセージ欄で。
話し始める前に、 テーマごとに上司に期待することを、 二人が同じ画面で確かめられます。
Kakeai AI が、準備されたテーマと期待する対応を挙げ、前回の一歩があればその担当の方に、無ければテーマを選んだ方に、最初の一言を向けます。期待する対応が選ばれていない回には、どう関わってほしいかを尋ねることもあります。メッセージ欄は、お二人に同じ内容が表示されます。
…準備されたテーマは「東南アジアの新規開拓リスト」×「一緒に考えてほしい」、「スキルや力の向上」×「具体的なアドバイスが欲しい」の2つです。藤本さん、いかがでしょう?
1on1の最中に、球体をクリックしたとき。
用意してきた話が後回しになったまま1on1が終わりそうなときに、 その話に戻るきっかけが二人の画面に出ます。
「1on1実施中」の画面の右の列の下にある球体(Kakeai AI に話題を提案させるボタン)を押すと、Kakeai AI が二人の1on1の履歴と関係を踏まえた話題を一つ提案します。その回に選ばれたテーマは提案の候補の先頭に置かれます。話題の提案は、お二人の画面に同じものが表示されます。
事前テーマに「今後のキャリア」(期待する対応:「話を聞いてほしい」)が挙がっています。今日の会話では競合比較の話が進みましたが、このテーマはまだ触れていません。今日のうちに少し時間を取って、今どんなことを考えているか聞かせてもらえますか?…
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よくある質問
上司との雑談で何を話せばいいか分かりません。 おすすめの話題はありますか。
上司との雑談の話題は、上司の経験を尋ねる話、職場や仕事の最近の変化の話、季節や身近なことの話の3つから選ぶと迷いにくくなります。たとえば「課長が初めて今の仕事に就いたときは、どんな仕事から始めましたか」のように、上司が自分の言葉で答えやすい質問から始めます。上司の答えに短く返し、同じ話題でもう一言尋ねるだけで、雑談としては十分です。
上司との雑談で、 プライベートの話をしてもよいですか。
上司との雑談で、自分の私生活の話をすることはかまいません。ただし、話すのは自分が話してよいと思える範囲にとどめます。上司の家族や年齢、休日の過ごし方などは、上司が自分から話したときに聞く程度にするとよいでしょう。自分の私生活について聞かれて答えたくないときは、短く答えて「課長は、最近お忙しいですか」のように話を上司に返します。
上司とエレベーターや移動中に二人きりになったとき、 何を話せばよいですか。
上司と短い時間だけ二人になるときは、季節や身近なことに、仕事の話を一言つなげる話題が向いています。たとえば「朝晩、急に涼しくなりましたね。売場も冬物に切り替える時期でしょうか」と話しかけます。短い時間なので、話を続けようと無理をする必要はありません。上司が考えごとをしている様子なら、あいさつだけでもかまいません。
上司との雑談が苦手でも、 上司との関係はよくなりますか。
上司との雑談が苦手でも、上司との関係をよくすることはできます。上司との関係は、仕事の相談や報告を重ねる中でもできていくと考えられるからです。雑談が苦手なら、無理に話題を探すより、仕事で迷っていることを短く相談したり、上司の経験を1つ尋ねたりするところから始めてみてください。雑談はそのきっかけの1つとして、話しやすい日にだけ使えば十分です。
上司との雑談で、 話が途切れて沈黙になったらどうすればよいですか。
上司との雑談で話が途切れたときは、新しい話題を探すより、直前の上司の答えについてもう一言尋ねてみてください。「その頃は、どのくらいの期間をかけていたんですか」のように聞くと、話が続きやすくなります。それでも続かなければ、仕事の相談に切り替えるか、「お忙しいところ、ありがとうございました」と感じよく切り上げてかまいません。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/small-talk-topics-with-your-boss
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: