部下の方へそのほかの面談
上司との面談に臨むとき、 何に気をつければよいか
先に答え
上司との面談に臨むときに最初に気をつけたいのは、その面談が何の面談かを知り、持っていくものを変えることです。普段の定期の面談なら、上司に判断してほしいことや意見を聞きたいことを1つ持っていきます。評価や目標の面談なら、評価の根拠になる仕事と、次の期にしたいことを持っていきます。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談が「半年に一度」の人の69.8%が、面談で人事評価の話をしていました。半年に一度の面談では、評価の話が出ることが多いということです。急に呼ばれた面談は、何の話かを先に尋ねてかまいません。面談の最中は、聞くだけ、話すだけで終えず、終わりに次に二人がすることを確認しましょう。
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KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の頻度が低い人ほど、面談で評価の話をしている割合が高くなっていました。半年に一度の人では、面談の一番の理由に、会社や上司に言われているためを挙げる人の割合も高くなっています。
- 69.8%
- 1万人調査
- 上司との面談が「半年に一度」の人のうち、面談で人事評価の話をしている人の割合
- 回答者全体では43.4%でした。半年に一度の面談をしている人の多くが、面談で評価の話をしているということです。
- 41.9%
- 1万人調査
- 上司との面談が「半年に一度」の人のうち、会社や上司に言われているためを一番の理由に挙げた人の割合
- 選択肢は「会社または所属組織または上司から実施するように言われているため」です。回答者全体では20.5%でした。半年に一度の人では、言われたから面談を受けているという人の割合が高いということです。
- 25.8%
- 1万人調査
- 上司と週1回以上面談している人のうち、面談で人事評価の話をしている人の割合
- 2週間〜1か月に1回の人では35.3%、半年〜1年に1回の人では67.6%でした。面談の頻度が高い人ほど、面談で評価の話をしている割合は低くなっています。
69.8%と41.9%は「半年に一度」と答えた人の数字で、25.8%は「毎日」から「1週間に一度」までを合わせた週1回以上の人の数字です。1万人調査は、面談の種類(評価面談か、普段の面談か)を分けて尋ねてはいません。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
上司との面談に臨むときは、 まず何の面談かを知る
上司との面談に臨むときに最初に気をつけたいのは、その面談が何の面談かを知ることです。普段の定期の面談なのか、評価や目標の面談なのか、急に呼ばれた面談なのかで、持っていくとよいものが変わります。話し方を整えるより先に、面談の種類を知っておくと、準備がしやすくなります。
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談が「半年に一度」の人のうち、面談で人事評価の話をしている人は69.8%でした。回答者全体では43.4%です。上司と週1回以上面談している人では、評価の話をしている人は25.8%でした。つまり、同じ「上司との面談」でも、間があく面談では評価の話をしている人が多く、頻度の高い面談では少ないということです。
KAKEAIの1万人調査では、面談が「半年に一度」の人のうち、面談をしている一番の理由が「会社または所属組織または上司から実施するように言われているため」の人は41.9%でした。回答者全体の20.5%を大きく上回っています。半年に一度の人では、言われたから面談を受けているという人の割合が高いということです。
会社に言われて受ける面談であっても、自分が話したいことを1つ持っていくことをおすすめします。そうすれば、面談の時間を自分の仕事を前に進めるために使いやすくなります。
面談の種類ごとに、持っていくとよいものを表にまとめました。以下では、人事部で採用を担当している人が、新しい採用サイトの公開を準備している職場を例にします。
| 面談の種類 | 主な中身 | 持っていくとよいもの |
|---|---|---|
| 普段の | 仕事の | 上司に |
| 評価や | 評価の | 評価の |
| 急に | 呼ばれるまで | 何の |
普段の面談に臨むとき: 上司に判断や意見がほしいことを1つ持っていく
普段の定期の面談には、上司に判断してほしいことや、意見を聞きたいことを1つ持っていくとよいでしょう。上司は、部下の仕事の進め方や優先順位を、部下と一緒に決められる立場にいるからです。
KAKEAIは、1on1(上司と部下が1対1で定期的に行う面談)は、その部下の仕事を決められる直属の上司が行うのがよいと考えています。ただし、上司であっても、部下の仕事を見てもいないなら、上司が行う意味はありません。上司が今の仕事の様子をあまり知らないと感じるときは、面談で、仕事の中身を具体的に伝えるところから始めるとよいでしょう。
- 今日は、採用サイトの公開日について、課長に判断していただきたいことが1つあります。制作会社から、写真の差し替えで1週間遅れると連絡がありました。
- 予定通り公開して写真はあとで差し替えるか、公開を1週間遅らせるか、迷っています。私は、予定通り公開したいと考えていますが、課長はどう思われますか。
- 広報部に撮影の日程を早めてもらえないか、課長からも一言お願いできますか。私から頼んだのですが、まだ返事がありません。
上司に頼みたいことがない回は、報告が中心でもかまいません。
- 今日は報告が中心になりますが、公開の準備は予定通り進んでいます。
- 採用サイトの文章は、先週から私が書き直しています。進め方が合っているか、一度見ていただけると助かります。
評価や目標の面談に臨むとき: 根拠になる仕事と、 次の期にしたいことを持っていく
評価や目標の面談には、評価の根拠になる仕事と、次の期にしたいことを持っていきます。上司が評価をつけるときに、すべての仕事を見ているとは限りません。自分から伝えておけば、評価の材料に入れてもらいやすくなります。
- 今期は、採用サイトの公開準備を中心に取り組みました。制作会社との進行管理と、文章の書き直しを担当しています。
- 自己評価はBにしました。公開日を守れたことを根拠にしています。課長はどう考えていらっしゃいますか。
- 来期は、採用サイトからの応募の状況を見て、改善の案を出すところまで担当したいと考えています。
上司の評価が自分の考えと違ったときは、理由を尋ねてかまいません。
- 私はBと考えていましたが、課長がCとお考えになった理由を、もう少し詳しく教えていただけますか。来期に何を変えればよいかを知りたいです。
評価の話は、評価の面談だけでするものではありません。KAKEAIは、普段の面談では評価の話をしない、という進め方をおすすめしません。普段の面談で評価の見通しを聞いておけば、評価の面談で初めて驚くことが減ります。
- 次の評価の面談を待たずに、今の時点での評価の見通しを教えていただけますか。
急に上司から面談に呼ばれたとき: 何の話かを先に尋ねてよい
急に上司から面談に呼ばれたときは、何の話かを先に尋ねてかまいません。何の話か分かれば、資料を持っていくなどの準備ができます。
- 明日の面談は、どのようなお話でしょうか。準備しておくものがあれば教えてください。
- 承知しました。採用サイトの進み具合が分かる資料を持って伺います。
- 採用サイトのお話でしたら、制作会社とのやり取りの記録もお持ちしましょうか。
上司が「会ってから話します」と答えたときは、無理に聞き出さなくてかまいません。そのときは、どのくらいの時間がかかるかだけでも尋ねておくと、前後の予定を組みやすくなります。
- 分かりました。どのくらいの時間を見ておけばよいでしょうか。
上司との面談で気をつけたいこと: 聞くだけ、話すだけで終えない
面談の最中に気をつけたいのは、上司の話を聞くだけで終えることと、自分の話をするだけで終えることの両方です。上司の話を聞いたら自分の考えも伝え、自分の話をしたら上司の考えも聞くようにします。
- 上司の話を聞くだけで終えない。意見を求められたら、まとまっていなくても、今の考えを伝えます。
- 自分の話をするだけで終えない。相談したことには、上司の考えも聞いてから面談を終えます。
- その場で答えられないことは、持ち帰ってよい。いつまでに答えるかを伝えれば十分です。
- 終わりに、次に二人がすることを確認する。面談で決めたことが、二人の間でずれないようにするためです。
- まだまとまっていないのですが、今の考えをお話ししてもよいですか。
- その点は、今すぐにはお答えできないので、明日までに確認してお伝えします。
- 今日決めたのは、公開日を予定通りにすることと、写真の差し替えを私から制作会社に伝えることの2つで、合っていますか。
上司の言い方がきつい、面談のたびに体調が悪くなるといったことが続くときは、面談の工夫より先に相談してください。相談先は、人事の担当者や会社の相談窓口、産業医です。
上司との面談のあとに、 二人の時間を振り返る
上司との面談は、うまく話せたかどうかより、面談のあとに二人の仕事が進んだかどうかで振り返ってみてください。
- 持っていった相談に答えが出なかったときは、次の面談の最初に、もう一度相談してみましょう。
- 次に二人がすることが決まらないまま終わったときは、面談のあとにメールやチャットで確認しておくと安心です。
- 上司に頼んだことや自分が引き受けたことが進んでいなければ、次の面談で、何が妨げになったのかを話します。
- 評価の見通しをまだ聞けていなければ、評価の面談を待たずに、普段の面談で尋ねてみるとよいでしょう。
次の面談では、何の面談かを確かめたうえで、上司に判断や意見がほしいことを1つだけ持っていってみてください。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
上司との面談で何を話せばよいか分からない、何を聞かれるのか不安だ、初めての面談で何から話せばよいか迷うというときに、会社でKakeai AI 1on1を利用している場合は、次のことができます。
面談の前に、「1on1の準備」で。
何を話したいか、 上司に何を期待するかを、 面談の前に伝えたうえで面談を始められます。
テーマと期待する対応を選び、「この1on1へのメモ」に話したいことを書いて保存すると、上司の画面にも表示されます。期待する対応は、部下の側から選べます。1on1が始まると、Kakeai AI が開始の挨拶でテーマと期待する対応を挙げます。
…準備されたテーマは「競合調査と市場規模の試算」×「報告したい」の1つです。…
面談の前に、「1on1前のAIアドバイス」で。
話すことが思いつかないときも、 今の仕事の中から話題を一つ選んで面談に入れます。
Kakeai AI が、これまでの1on1と今回の準備を踏まえて、ご自身向けに、その回の入り方と、臨み方の工夫を最大3つ書きます。上司にどう関わってほしいかを自分から伝える提案が書かれることもあります。上司には、上司向けの別の内容が表示されます。
…「今日が初めてなので、まず私から一つ話しておきたいことを伝えてもいいですか」。…何を話すかは、今の仕事でうまくいっていること・少し気になっていること・聞いておきたいことのどれでも構いません。…
面談のあと、「1on1後のAIアドバイス」で。
返事が短く終わった場面で、 次に何と言えるかを、 具体的な一言の例として受け取れます。
Kakeai AI が、ご自身向けに、その回のよかった場面を取り上げ、次の1on1や日常で試せることを書きます。話が深まらずに終わった大事な場面があれば、次に言えそうな一言の例を添えることもあります。上司には別の内容が表示されます。
…「稟議の書き方を一度教えていただけますか」と具体的に言い出してみることも一つの選択肢です。
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- 明日の1on1からできること(前・最中・直後・日常の4つの場面と、具体的な声のかけ方)
よくある質問
上司との面談の前に、 何を準備すればよいですか。
上司との面談の前に準備するものは、面談の種類によって変わります。普段の定期の面談なら、上司に判断してほしいことや、意見を聞きたいことを1つ決めておきます。評価や目標の面談なら、評価の根拠になる仕事と、次の期にしたいことを書き出しておきます。何の面談か分からないときは、上司に「どのようなお話でしょうか」と先に尋ねてかまいません。
上司との面談で緊張してしまいます。 何に気をつければよいですか。
上司との面談で緊張するときは、話し方を整えるより、話したいことを1つだけ決めて、メモに書いて持っていくことをおすすめします。最初にそのメモの内容から話し始めれば、緊張していても用件は伝えられます。その場で答えられないことは、「明日までに確認してお伝えします」と持ち帰ってかまいません。面談のたびに体調が悪くなるときは、人事の担当者や産業医に相談してください。
上司から急に面談に呼ばれたら、 何の話か聞いてもよいですか。
上司から急に面談に呼ばれたときは、何の話かを先に尋ねてかまいません。「どのようなお話でしょうか。準備しておくものがあれば教えてください」と聞けば、失礼にはなりません。上司が「会ってから話します」と答えたときは、無理に聞き出さず、どのくらいの時間を見ておけばよいかだけを確認しておくと、予定を組みやすくなります。
上司との面談で、 自分の意見を言ってもよいですか。
上司との面談では、自分の意見を言ってかまいません。上司に判断を求めるときも、「私は予定通り公開したいと考えていますが、課長はどう思われますか」のように自分の考えを添えると、上司も判断しやすくなります。意見がまとまっていないときは、「まだまとまっていないのですが」と前置きして、今の考えを伝えれば十分です。
上司との面談で言われたことに納得できないときは、 どうすればよいですか。
上司との面談で言われたことに納得できないときは、どの点が分からないのか、どの点で考えが違うのかを、その場か次の面談で伝えてかまいません。「その理由を、もう少し詳しく教えていただけますか」と尋ねると、話を続けやすくなります。評価の結果のように上司だけでは決められないことは、納得できない場合の相談先を上司に尋ねるか、人事の担当者に確認するとよいでしょう。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/preparing-for-meeting-with-boss
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: