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ミーティングが嫌い・苦手で出たくないとき
先に答え
ミーティングが嫌い・苦手で出たくないときは、気持ちを前向きにしようとする前に、気が重い理由を3つに分けて考えてみてください。「出ても自分の仕事が動かない」「何を求められているか分からず試されている気がする」「人との関係で気が重い」の3つで、対処はそれぞれ違います。1つ目なら、その会議から持ち帰るものを1つ決めて席に着き、見つからない会議は出る必要を上司に1on1で相談します。2つ目なら、自分の出番を会議の前に1つ決めて、準備した一言を持って入ります。3つ目なら、相手の何がつらいのかを整理して、進め方の問題なら上司に伝えます。心身の不調が続くなら、一人で抱えずに人事の担当や産業医に相談してください。
数字で見る
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査は、上司との1対1の面談について尋ねたものです。面談がそのあとの行動につながっていないと答えた人や、面談の困りごとに義務感を挙げた人では、面談が成果につながっていると感じている割合が、回答者全体を大きく下回っていました。会議の数字ではありませんが、出ても自分の仕事が動かない場では、得るものを感じにくいと考えられます。
- 13.5%
- 1万人調査
- 上司との面談がそのあとの行動につながっているかという問いに、「ほぼそうなっていない」と答えた人の割合
- この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は7.5%でした。「全くそうなっていない」と答えた人は6.3%で、成果の実感は6.0%です。回答者全体の31.9%と比べると、行動につながっていない面談では、成果を実感している人がごく少ないということです。
- 14.7%
- 1万人調査
- 上司との面談の困りごと(複数回答)に「やらされ感・義務感での実施」を挙げた人の割合
- この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は13.1%で、回答者全体の31.9%を大きく下回っています。義務感を抱えて受けている面談では、成果を実感している人が少ないことがうかがえます。
この調査は上司との1対1の面談について尋ねたもので、複数人の会議が嫌いかどうかや、その理由については尋ねていません。数字は、行動につながらない面談や、義務感で受けている面談を、人がどう感じているかの手がかりとして示しています。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
ミーティングが嫌い・苦手な気持ちを、 3つに分けて考える
ミーティングが嫌い・苦手・出たくないという気持ちは、本人の性格や協調性の問題というより、中身の違う3つの理由のどれかから来ていることが多いようです。「めんどくさい」「だるい」と一言で感じていても、分けてみると、対処は3つとも違います。
| 気が重くなる理由 | きっかけになりやすい会議 | 最初にすること |
|---|---|---|
| 出ても | 報告が | その会議から |
| 何を | 急に | 自分の |
| 人との | 特定の | 誰の、 |
どれに当たるかは、「会議の前日に、何を考えると気が重くなるか」で見分けられます。「また2時間、聞くだけか」と思うなら1つ目、「何か聞かれたらどうしよう」なら2つ目、「あの人がいる」なら3つ目です。2つ以上が重なっていることもあります。
以下では、お客様からの問い合わせに対応するチームの、月に1回、2時間の報告会を例にします。各担当が今月の対応件数と気になった問い合わせを順に報告し、最後に上司が全体の話をします。
出ても自分の仕事が動かないミーティングが憂鬱なとき: 持ち帰るものを1つ決める
出ても自分の仕事が何も動かない会議が憂鬱なのは、気持ちの弱さではありません。時間を使っても何も返ってこない場では、誰でも疲れを感じやすいものです。
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談がそのあとの行動につながっているかを尋ねています。「ほぼそうなっていない」と答えた人は13.5%、「全くそうなっていない」と答えた人は6.3%でした。この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は、それぞれ7.5%と6.0%で、回答者全体の31.9%を大きく下回ります。行動につながっていない面談では、成果を感じている人がごく少ないということです。
1対1の面談についての数字で、会議については尋ねていませんが、出ても自分の仕事が動かない会議でも、同じように得るものを感じにくいと考えられます。そのため、「前向きに参加しよう」と気持ちを変えるより、その会議から自分が持ち帰るものを、出る前に1つ決めることをおすすめします。
部下の立場でできること
持ち帰るものは、大きなものでなくてかまいません。たとえば、「ほかの担当の問い合わせの対処から、自分の案件で使えるものを1つ持ち帰る」と決めておきます。
聞くだけで終わる会議なら、質問を1つする、と決めるのも1つの方法です。質問は、自分の仕事に関わることで十分です。
- 今の返金の対応の話、私の担当のお客様にも同じ問い合わせが来ています。どの時点でマネジャーに相談しましたか。
持ち帰るものがどうしても見つからない会議は、出る必要があるのかを上司に相談するのも1つの方法です。相談は、ほかの参加者のいない1on1が向いています。
- 月1回の報告会について、ご相談したいことがあります。私の担当分は件数の報告だけなので、資料の共有だけにして、報告は私からでなくてもよいでしょうか。
- 報告会で自分の仕事に生かせることを探しているのですが、今はうまく見つけられていません。私が出ることで役に立っている点があれば、教えていただけますか。
上司の立場でできること
上司が自分の上司の会議に出て同じ気の重さを感じるなら、対処は部下の立場と同じです。自分が開いている会議が部下にとって「出ても動かない会議」になっていそうなら、報告の時間を減らし、決めることや意見を聞くことに時間を回すとよいでしょう。
- 来月から、件数の報告は資料を読んでおく形にして、報告会では、対応に迷った問い合わせを一緒に考える時間にしませんか。
- 聞いているだけの時間が長いと感じている人がいたら、遠慮なく教えてください。会議の組み立てを変えたいと思っています。
何を求められているか分からず、 ミーティングが怖い・苦手なとき
何を求められているか分からない会議が怖いのは、答えを持っていないからというより、何について、どこまで答えればよいかが分からないからかもしれません。「何かありますか」と急に問われると、何をどの角度から言えばよいかを、答える人がすべて自分で考えなければなりません。
部下の立場では、会議の前に自分の出番を1つ決めて、準備した一言を持って入ると、怖さが和らぎやすくなります。出番は、報告でも質問でも、気になった点の1つでも、どれでもかまいません。
- 今月は、同じお客様から3回同じ問い合わせが来ました。案内の文面に分かりにくい点があるのかもしれないと思っています。
- 1つ質問があります。先ほどの保留の件数は、電話とメールのどちらも含んでいますか。
急に意見を求められて答えが浮かばないときは、分からないことを、そのまま言ってかまいません。
- 今すぐには考えがまとまりません。報告会のあとに整理して、明日までにチャットで送ります。
上司の立場では、意見を求めるときに、何をどの角度から言ってほしいかを添えます。「○○さんはどう思いますか」とだけ聞かれると、答える人は、何について話せばよいかを一から考えることになります。
- ○○さんは、毎日お客様と直接話している立場で見て、この案内の文面で引っかかりそうなところはありますか。
- 正解を求めている時間ではないので、途中の考えで大丈夫です。私もまだ迷っています。
会議でうまく話せないことそのものへの対処には、ここでは深く触れません。紹介したのは、何を話せばよいか分からない怖さで会議が憂鬱になっているときに、出番を先に決めておく方法です。
人との関係で、 ミーティングに出るのが気が重いとき
人との関係で会議に出るのが気が重いときは、会議の進め方を変えるだけでは軽くなりにくいものです。まずは、誰の、どんな言動がつらいのかを、自分の中で整理するとよいでしょう。
特定の人が話し続けて時間が長くなる、意見を言うと否定される、といったことが理由なら、それは会議の進め方の問題でもあります。部下の立場では、1on1で上司に伝えることができます。
- 報告会で、意見を言ったあとに「それは違う」と最初に返されると、次から言いにくくなります。どこが気になったのかを先に聞いていただけると、続けて話しやすくなります。
- 報告会の後半は、いつも同じ方の話が長くなって、私の報告の時間が削られています。順番か時間の配分を、見直していただけませんか。
上司の立場では、自分が否定の多い司会になっていないかを振り返ることをおすすめします。意見が出たら、まず内容を受け取り、気になる点は理由と一緒に伝えます。
- 案を出してくれてありがとうございます。1つ気になるのは、返金の処理に時間がかかりそうな点です。そこは、どう考えていますか。
ある人の言動によって会議の前に動悸がする、眠れないといった状態が続くなら、一人で抱えずに、信頼できる上司や人事の担当に相談してください。言動がハラスメントに当たるかどうかは、このページでは判断できません。会社の相談窓口や人事の担当に確かめてください。心身の不調が続くときは、産業医や医療の専門家に相談することをおすすめします。
上司の立場で: 自分が開くミーティングが、 部下の嫌いな会議になっていないか
上司の立場でこのページを読んでいる方には、自分が苦手な会議への対処と合わせて、自分が開いている会議が、部下にとって3つの理由のどれかに当たっていないかを振り返ることをおすすめします。
KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の困りごと(複数回答)に「やらされ感・義務感での実施」を挙げた人は14.7%でした。この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は13.1%で、回答者全体の31.9%を大きく下回っています。義務感を抱えて受けている面談では、成果を実感している人が少ないということです。会議についての数字ではありませんが、自分が開く会議に、義務感だけで出ている人がいないかに気を配るとよいでしょう。
KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、上司と部下の面談(1on1)の目的は、仕事と成長を前に進めることだと考えています。話す場を持つこと自体は、目的ではありません。会議についても、集まること自体を目的にせず、その2時間で誰の仕事が前に進むのかを問い直してみてください。
部下が会議を嫌がっている様子に気づいたときは、態度を注意するより、1on1で会議の感じ方を聞くのがよいでしょう。
- 月1回の報告会について、率直に聞きたいことがあります。○○さんにとって、あの2時間で役に立っていることと、なくてもよいと感じることを、1つずつ教えてもらえますか。
- 報告会に出るのがつらそうに見える日があって、気になっていました。会議そのものか、進め方か、人のことか、話せる範囲で教えてもらえますか。
聞いた話をもとに、会議の組み立てを変えたときは、その人に変えたことを伝えます。
- 先日聞いた話を踏まえて、件数の報告は資料で済ませる形に変えました。次の報告会のあとで、どうだったか教えてください。
ミーティングへの苦手意識が和らいだかどうかの振り返り方
ミーティングへの苦手意識が和らいだかどうかは、会議が楽しくなったかではなく、会議の前と後の自分の状態で振り返るとよいでしょう。振り返る点は、次の3つです。
- 会議の前に、自分の出番か持ち帰るものを1つ決めて席に着けていたでしょうか。
- 会議のあとに、自分の仕事で使えるものが1つでも手元に残っていたでしょうか。
- 会議のどこが気が重いのかを、上司(または部下)と一度は話せていたでしょうか。
3回続けてどれも当てはまらない会議があるなら、その会議への出方を変える工夫より、その会議に出る必要そのものを、上司と部下で話す時期かもしれません。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
会議が苦手で出たくない、長い会議で疲れるといった気持ちを、誰にも話さないまま抱えてしまうときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
1on1の実施中に、球体をクリックしたとき。
会議の負担やつらさの話が、 仕事の進み具合の話に埋もれずに、 1on1の中で取り上げられやすくなります。
球体は、「1on1実施中」の画面の右の列の下にある、Kakeai AI に話題を提案させるボタンです。Kakeai AI が、準備されたテーマとその回の会話の流れから、まだ十分に話せていない話題を一つ取り上げ、話すきっかけを出します。お二人に同じ内容が表示されます。
今日のテーマに「心身の状態」を「話を聞いてほしい」というかたちで入れてくれていますね。…今の状態、もう少し聞かせてもらえますか。…
部下の側で、1on1のあとに「1on1後のAIアドバイス」で。
「大丈夫です」で終えていた負担の話を、 次の1on1で自分の言葉で伝えるきっかけになります。
その回に話しきれなかったことについて、次の1on1で上司に伝えられる一言の例が書かれることがあります。部下ご本人にだけ表示されます。
…次回、兼務の話が出たときに、「午前中だけなので」と返すだけでなく、「月曜の午前は取られますが、今のところ営業の動きには影響は出ていないです」のように、自分の実感を一文足してみることを試してみてください。…
上司の側で、1on1のあとに「1on1後のAIアドバイス」で。
「大丈夫」の一言の先にある負担を、 次の1on1で具体的に尋ねるきっかけになります。
相手の返事が短く、話が先に進まなかった場面があると、次に試せる問いかけの例が書かれることがあります。上司ご本人にだけ表示されます。
…次回、同じ場面に戻るとしたら、「大丈夫」の一言で終わらせず、「月曜の午前が取られると、週の動き出しはどう変わってる?」のように、具体の場面を一つ挙げて聞いてみると、小野寺さんが答えやすくなるかもしれません。…
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よくある質問
会議が嫌いで出たくないのは、 社会人として問題がありますか。
会議が嫌いで出たくないと感じることは、社会人としての姿勢や協調性の問題ではありません。気が重くなる理由は、「出ても自分の仕事が動かない」「何を求められているか分からず試されている気がする」「人との関係で気が重い」の3つに分けられることが多いようです。どれも、会議の組み立てや人との関係から生まれやすいものです。自分がどれに当たるかを見分けて、持ち帰るものや出番を1つ決める、上司に出る必要を相談する、といった対処を選んでください。
聞いているだけで終わる会議が苦痛です。 どうすればよいですか。
聞いているだけで終わる会議が苦痛なときは、その会議から持ち帰るものを1つ決めて席に着くことをおすすめします。ほかの人の報告の中から自分の仕事に使える点を1つ探す、質問を1つする、と決めておくだけでも、受け身の時間ではなくなります。それでも持ち帰るものが見つからない会議は、出る必要があるのかを1on1で上司に相談してください。資料の共有だけで済む回が決まることもあります。
会議の前日になると憂鬱になります。 気持ちをどう整えればよいですか。
会議の前日に憂鬱になるときは、気持ちを整えようとする前に、何を考えると気が重くなるのかを確かめてみてください。「また聞くだけか」なら持ち帰るものを1つ決め、「何か聞かれたらどうしよう」なら準備した一言を1つ用意します。「あの人がいる」なら、誰の、どんな言動がつらいのかを整理します。憂鬱が続いて眠れない、体調に出るといった状態なら、一人で抱えず、人事の担当や産業医に相談してください。
部下が会議を嫌がっているようです。 上司としてどう接すればよいですか。
部下が会議を嫌がっているように見えるときは、態度を注意するより、1on1で会議の感じ方を聞くことをおすすめします。「あの会議で役に立っていることと、なくてもよいと感じることを1つずつ教えてもらえますか」と尋ねると、会議の組み立てを直す手がかりが得られることがあります。聞いた話をもとに、報告の時間を資料に置き換えて意見を聞く時間に回すなど、会議を変えたときは、その人に変えたことを伝えてください。
特定の人がいる会議が怖くて出たくないときは、 どうすればよいですか。
特定の人がいる会議が怖いときは、その人の何がつらいのかを自分の中で整理し、一人で抱えないようにしてください。意見を否定される、話を遮られるといった会議の進め方の問題なら、1on1で上司に伝えます。会議の前に動悸がする、眠れないといった状態が続くなら、信頼できる上司や人事の担当に相談してください。言動がハラスメントに当たるかどうかは会社の相談窓口や人事の担当に確かめ、心身の不調が続くときは産業医や医療の専門家に相談してください。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/meeting-dislike-anxiety-what-to-do
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: