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上司の方へ管理職・マネジメント

管理職の仕事がつらい、きついときどうするか

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

管理職の仕事がつらい、きついと感じるときは、つらさを「仕事の量と時間」「部下との関わり」「上と下の板挟み」「心身の限界」の4つに分けて、重いものから手を打ちましょう。部下との関わりのつらさは、上司が一人で抱えている準備と判断を二人のものにすると、軽くしやすくなります。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の困りごとが時間の確保などの実務のことだけだった人のうち、43.2%が「面談が成果につながっている」と感じていました。この割合は、困りごとが無い人より高くなっています。成果の実感が低いのは、上司との関係のことで困っている人のほうです。心身の限界を感じるときは、自分の上司と人事、産業医に早めに相談することをおすすめします。

数字で見る

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、面談の困りごとが時間の確保などの実務のことだけだった人は、困りごとが無い人より、面談が成果につながっていると感じる割合が高くなっていました。部下が上司と面談をしている理由の中心は仕事を進めることで、面談のあとに動けない理由には、必要な情報や時間、裁量が足りないことを挙げた人もいます。このページでは、これらの数字を手がかりに、管理職が一人で抱えている準備と判断を部下と分け合う方法を書きます。

43.2%
1万人調査
面談の困りごとが時間の確保や記録の管理といった実務のことだけの人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
困りごとが無い人では37.3%、上司との関係の困りごと(信頼できず本音が言えない、上司の姿勢、上司の話が役に立たない)だけがある人では15.6%でした。時間の困りごとがある人より、上司との関係の困りごとがある人のほうが、成果の実感がはるかに低くなっています。
25.2%
1万人調査
上司との面談をしている理由(5つまで選択)に「コンディションやモチベーションを維持・向上させるため」を選んだ人の割合
「自分の仕事を進めるため」を選んだ人は52.8%で最も多く、「上司との関係性を維持・向上させるため」は30.3%でした。部下が上司との面談をしている理由の中心は、気持ちの支えより、仕事を進めることです。
9.4%
1万人調査
上司との面談が「毎回」その後の行動につながっていると答えた人の割合
「ほぼ毎回」と答えた人を合わせても39.3%です。面談を毎回行動につなげることは、それだけ難しいということです。管理職が毎回うまくいくことを自分に求める必要はないでしょう。

この調査は、部下の立場で上司との面談について尋ねたもので、管理職の仕事の負担やつらさそのものは尋ねていません。困りごとの「実務のことだけ」「関係のことだけ」という分け方は、調査レポートのまとめ方に従っています。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

管理職の仕事がつらい、きついと感じる理由を4つに分ける

管理職の仕事がつらいと感じるとき、つらさの中身は1つではありません。「忙しい」「割に合わない」「もう無理だ」という言葉の下には、性質の違う負担が重なっていることが多く、まとめて耐えようとすると、どこから手をつければよいのかが見えなくなります。まず、次の4つのどれが重いのかを分けてみてください。

つらさの中身頭に浮かぶ言葉手の打ち方
仕事の量と時間忙しい、余裕がない、自分の仕事が終わらない仕事の割り振りと、自分の担当業務との兼務を見直す
部下との関わり言っても動かない、何を考えているか分からない、時間を取れず申し訳ない一人で抱えている準備と判断を、二人のものにする(このページの中心)
上と下の板挟み会社の決まりを伝えるのがつらい、どちらにも応えられない自分で決めることと、上に決めてもらうことを分けて、自分の上司と整理する
心身の限界眠れない、朝がつらい、逃げたい自分の上司・人事・産業医に、早めに伝える

このページでは、2つ目の「部下との関わり」のつらさを軽くする方法を中心に書き、最後に4つ目の「心身の限界」を感じたときの相談のしかたを書きます。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査は、部下の立場で、上司との面談をどう感じているかを尋ねたものです。管理職の仕事そのものを尋ねた数字ではありませんが、部下との関わりのどこを変えれば部下の側に届くのかを考える手がかりになります。この調査では、面談の困りごとが時間の確保や記録の管理といった実務のことだけの人のうち、43.2%が「面談が成果につながっている」と感じていました。困りごとが無い人では37.3%です。一方、上司との関係の困りごと(信頼できず本音が言えない、上司の姿勢、上司の話が役に立たない)だけがある人では15.6%でした。実務のことだけで困っている人の成果の実感は、困りごとが無い人を上回っています。成果の実感が低いのは、上司の姿勢や話の中身に困っている人のほうです。

このページでは、取れる時間の長さより、取れた時間の中での関わり方に目を向けます。以下では、部下との関わりのつらさを3つに分けて、それぞれの変え方と、そのまま使える言い方を書きます。例として、お客様からの問い合わせに対応している課で、判断が課長に集まって回らなくなっている場面を使います。

「部下に時間を取れない」つらさ:時間を増やさず、取れた時間の使い方を変える

部下に十分な時間を取れないことを、申し訳なく思っている管理職は多いものです。けれども、時間を増やそうと無理をするより、取れた時間を部下が求めていることに使うほうが、楽になりやすいでしょう。

KAKEAIの1万人調査では、上司との面談で困っていること(複数回答)の中で最も多かった答えは「上司の時間確保や日程調整」で、24.6%でした。部下の側も、上司の時間が取りにくいことには困っています。ただし、先に見た通り、困りごとが実務のことだけの人の成果の実感は、困りごとが無い人を上回っていました。時間を増やすことが難しいなら、次の回の日程を決めておくことと、取れた時間の中で上司の考えを返すことから始めるとよいでしょう。

取れた時間の使い方を変えるには、まず、面談の準備を上司が全部引き受けるのをやめることをおすすめします。何を話すか、部下が何を求めているかを上司が先回りして当てようとすると、準備の負担が上司だけにかかるうえ、当たるとも限りません。1万人調査では、面談で上司に一番期待することとして最も多く選ばれたのは「その時々によって違う」(20.9%)でした。回ごとに変わる期待は、上司が推し量るより、その回の最初に尋ねたほうが確かです。

  • 今日は30分しか取れなくて、すみません。その分、○○さんが一番話したいことから始めたいので、何から話しましょうか。
  • 私に期待していることも教えてください。聞いてほしいのか、一緒に考えてほしいのか、意見がほしいのかで、私の話し方が変わります。
  • 次の回は、今ここで決めてしまいませんか。日程が決まっていれば、お互いに安心だと思います。

面談の前日に、話したいことと上司に期待することを一行で送ってもらう方法もあります。部下に準備を押しつけるためではなく、二人の時間を部下が話したいことに使うためだと伝えるとよいでしょう。

  • 面談の前日に、話したいことと、私に期待していることを一行だけチャットで送ってもらえますか。長く書く必要はありません。当日に、○○さんが話したいことから始めるためです。

時間が短くなった回でも、上司が引き受けたことと、次に二人で取り組むことだけは、終わりに確認しましょう。上司が約束したことを果たすことが、短い時間の面談を続ける土台になるでしょう。

  • 今日は時間が短かったので、私が引き受けることは1つだけにします。問い合わせの対応履歴を見直して、金曜までに返事をします。それでいいですか。

「部下の気持ちまで背負う」つらさ:仕事の話を正面からしてよい

管理職の仕事がきつくなる理由の1つに、部下の気持ちやモチベーションまで自分が支えなければならない、という思い込みがあります。部下の多くは、仕事を進めるために上司と面談をしています。

KAKEAIの1万人調査では、上司との面談をしている理由(5つまで選択)として「自分の仕事を進めるため」を選んだ人が52.8%で、選べる8つの答えの中で最も多くなっていました。「上司との関係性を維持・向上させるため」は30.3%、「コンディションやモチベーションを維持・向上させるため」は25.2%です。部下が上司と面談をしている理由の中心は、気持ちの支えより、仕事を進めることだと言えます。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、部下との面談は上司と部下の両方が当事者として仕事を前に進める時間だと考えています。上司が一人で用意し、支える時間ではありません。部下の気持ちを気にかけることをやめる、という話ではありません。上司が聞き役やカウンセラーの役を一人で引き受けると、上司の考えを求めている部下には何も返らず、上司の側も消耗しがちです。

KAKEAIは、上司が聞き役に徹すると決めておくことをおすすめしません。聞くだけで終わる回があってよい一方で、上司の考えや判断を求められている回には、それを出すほうが二人にとって楽でしょう。逆に、求められていないのに上司が話し続けるのも、同じように部下の期待から外れます。

  • 問い合わせの対応の件、私の考えを先に言ってもいいですか。それとも、まず○○さんの考えを聞いたほうがいいですか。
  • その件は、私が決めますね。返金するかどうかは私が引き受けるので、お客様には折り返しは今日中とお伝えしてもらえますか。○○さんから見て、気になる点はありますか。
  • 正直に言うと、私もこの1か月は余裕がなくて、○○さんの仕事の様子をちゃんと見られていませんでした。今、止まっているものはありますか。

部下から体調や家庭の事情の話が出たときは、まず受け止める言葉から始め、そのあとで仕事の調整に移ります。体調そのものの判断は、上司がするものではありません。

  • 話してくれて、ありがとうございます。今週の問い合わせの当番は、私がほかの人と調整することもできます。○○さんは、どうしたいですか。
  • 体調のことは、会社の産業医にも相談できます。窓口は私が人事に確かめて、明日までにお伝えします。

「言っても動かない」つらさ:動かない理由を、上司が一人で考えない

何度言っても部下が動かないと感じるとき、その理由を上司が一人で推し量り続けるのは、疲れるものです。部下の側の答えを見ると、動けない理由には、情報や時間、裁量のように上司が関わることで変えられるものが含まれています。

KAKEAIの1万人調査では、上司との面談が行動に半分くらいしかつながらない、またはそれより少ないと答えた人に、その理由を尋ねています(5つまで選択)。最も多かったのは「その時々によって違う」26.1%と「特にない」23.4%でした。動けない理由は、回ごとに違う、または特にないという人が多くを占めています。その次に並ぶのは「行動するために必要な情報が揃っていない」15.9%、「時間やコストの制約で動けない」15.4%、「裁量や権限がなくできない」9.4%です。どれも、上司が関わることで変えられる余地があるものです。一方、「自己像・ありたい姿と衝突してやりたくない」は8.3%でした。意欲の問題として扱う前に、情報・時間・裁量が足りているかを面談で尋ねるほうが、二人にとって近道でしょう。

問い合わせの対応で判断が課長に集まるのは、この裁量の問題です。部下に判断を渡していなければ、部下は上司の返事を待つしかなく、上司は判断に追われます。どちらにとっても重い状態です。

  • 問い合わせの返事が止まっている件、私の側で足りていないものがあるかもしれません。情報なのか、時間なのか、私の判断待ちなのか、教えてもらえますか。
  • 定型の問い合わせは、私に確認せずに○○さんの判断で返してください。迷ったものだけ、私に回してもらえますか。
  • 私の判断待ちで止まっている件は、今日ここで全部決めましょう。持ち帰ると、私のほうが遅くなります。
  • 先週お願いした対応履歴の整理は、私が必要な情報を渡していなかったと思います。足りなかったものを教えてください。

前回決めたことが進んでいないときも、理由を決めつけずに尋ねます。

  • 前回決めたことが進めにくくなっているようですね。何か引っかかっていることはありますか。
  • 私が先に動いたほうが早いことがあれば、遠慮なく言ってください。

面談がうまくいったかどうかは、話が弾んだかではなく、そのあとに決めたことが動いたかどうかで見るのがよいでしょう。ただし、毎回うまくいくことを自分に求めると、管理職の仕事はさらに重くなります。1万人調査では、面談が「毎回」その後の行動につながっている人は9.4%で、「ほぼ毎回」と答えた人を合わせても39.3%でした。面談を毎回行動につなげることは、それだけ難しいことです。1か月の中で、二人で決めたことが動いた回が1つでもあれば、その回の進め方を次の回でも続けてみてください。

「もう無理」「限界」と感じるとき:自分の上司と人事に早めに伝える

「もう無理だ」「逃げたい」という言葉が頭から離れないときは、仕事のやり方を変える前に、自分の上司と人事に状況を伝えることをおすすめします。管理職であっても、一人で抱える義務はありません。

眠れない日が続く、朝起きられない、食事がとれないといった状態が何日も続いているなら、産業医や医療の専門家に相談してください。休みの日も仕事のことが頭から離れないときも同じです。自分の体調がどの程度のものかは、自分では判断しにくいものです。会社の相談窓口がどこにあるかは、人事に確認するとよいでしょう。役割を一時的に軽くすることや、管理職を外れることができるかどうかは、就業規則を読み、人事の担当に確認したうえで考えてください。

自分の上司に相談するときは、つらいという気持ちだけでなく、どの判断や仕事が自分に集まっていて、そのうちどれを引き取ってほしいのかを具体的に伝えてください。そのほうが、話が進みやすくなります。

  • 部長、ご相談があります。今の問い合わせ対応の体制だと、判断が全部私に集まっていて、正直に言うと限界が近いです。
  • 私が抱えている仕事のうち、部長に判断を引き取っていただけるものと、課の中でほかの人に渡せるものを、一緒に整理していただけますか。
  • 体調も崩れかけているので、今週、産業医に相談する時間をいただけますか。

部下にも、今の状態を隠さずに伝えてかまいません。弱音ではなく、仕事を止めないための情報として伝えます。

  • 今月は私の余裕が無く、返事が遅れることがあると思います。急ぎのものは、件名に「急ぎ」と書いて送ってもらえますか。
  • 私の判断が遅れて、○○さんの仕事を止めてしまってすみません。

部下の側も、上司の様子に気づいていることが多いものです。上司が自分の限界を言葉にすることは、部下にとっても、困ったときに言い出してよいという合図になるでしょう。

管理職の仕事が楽になってきたかを、どこで見るか

管理職の仕事が楽になってきたかどうかは、気分の軽さではなく、部下との面談のあとに二人の動きがどう変わったかで見るとよいでしょう。1か月ほど続けたあとに、次の点を振り返ってみてください。

  • 面談の冒頭が、部下の話したいことと上司に期待することから始まっているでしょうか。
  • 上司の判断待ちで止まっている仕事は、先月より減っているでしょうか。
  • 面談の終わりに上司が引き受けたことを、上司自身が期限通りに果たせているでしょうか。
  • この1か月の中に、自分の上司に今の負担を言葉にして伝えた日があったでしょうか。

最初の2つが変わってきていれば、準備と判断が二人のものになり始めていると言えるでしょう。3つ目ができていないときは、引き受けることを1つに絞りましょう。4つ目が無いまま「もう無理だ」と感じているなら、今週のうちに自分の上司に時間をもらってください。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

部下との1on1の準備や判断を一人で抱えて、疲れてしまうときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

部下との1on1の前、「1on1前のAIアドバイス」で。

何から話すかを一人で考え込まずに、入り方を決めてから1on1を始められます。

Kakeai AI が、これまでの1on1と、選ばれたテーマや、部下が選んだ期待する対応をもとに、その回の入り方を書きます。最初に言う一言の例が示されることもあります。ご自身向けの内容で、部下には部下向けの別の内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…今日最初に言う一言はこちらです。 「東南アジアの新規開拓リスト、今どんな状態か教えてもらえますか。C社の件も含めて、今一番気になっているところから聞かせてください。」…

部下との1on1のあと、「1on1後のAIアドバイス」で。

自分のどの問いかけで部下の話が進んだかを、Kakeai AI の見立てとして、具体的な場面で振り返れます。

ご自身向けに、その回によかった関わり方が、実際の発言を引いて書かれます。次の1on1や日常で試せることも添えられます。部下には部下向けの別の内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

「何で止まってんの?」の一問で、三浦さんが…と状況を言葉にしました。止まっている理由を具体的に引き出せたのは、この問いがあったからです。…

自分の上司との1on1で、球体を押したとき。

管理職自身の負担を、自分の上司との1on1で話す時間にできます。

ご自身の上司との1on1(ご自身が部下の側になる1on1)でも、「1on1の準備」でテーマと期待する対応を選べます。実施中に球体(Kakeai AI に話題を提案させるボタン)を押すと、選んだテーマにまだ十分触れていないとき、そのテーマに戻ることを二人に提案することがあります。提案はお二人の画面に同じものが表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

今日のテーマに「心身の状態」を「話を聞いてほしい」というかたちで入れてくれていますね。今日の会話でも、3役兼務で部長会資料・課の判断・プロジェクトの判断が集中し、部下の話を聞けていないことのほうが困ると話してくれていました。今の状態、もう少し聞かせてもらえますか。柳瀬さん、いかがでしょう?

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  • 1万人のデータで見る、1on1の頻度・時間・場所・話題の実態
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よくある質問

管理職の仕事がつらいのは、自分が管理職に向いていないからですか。

管理職の仕事がつらいと感じることと、管理職に向いていないかどうかは、別の話です。つらさには「仕事の量と時間」「部下との関わり」「上と下の板挟み」「心身の限界」の4つがあり、どれが重いかで手の打ち方が変わります。向き不向きを考える前に、まずどのつらさが重いのかを分け、部下との関わりで一人で抱えている準備と判断を二人のものにするところから始めることをおすすめします。

管理職が楽になるために、部下との面談を減らしてもよいですか。

管理職が楽になるために部下との面談を減らすより、1回を短くして、次の回の日程をその場で決めることをおすすめします。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談で困っていることとして最も多かった答えは「上司の時間確保や日程調整」(24.6%)でした。面談を減らすことは、部下が最も多く挙げているこの困りごとを、さらに大きくしかねません。短い回なら、部下の話したいことから始めるとよいでしょう。

管理職の仕事がもう無理、限界だと感じたら、誰に相談すればよいですか。

管理職の仕事がもう無理だと感じたら、自分の上司と人事の担当に、どの判断や仕事が自分に集まっていて、そのうちどれを引き取ってほしいのかを具体的に伝えてください。眠れない、朝起きられない、食事がとれないといった状態が何日も続いているなら、産業医や医療の専門家にも相談するのがよいでしょう。役割を一時的に軽くすることや、管理職を外れることができるかどうかは、就業規則を読み、人事の担当に確認したうえで考えてください。

忙しくて部下に時間を取れないことを、部下にどう伝えればよいですか。

忙しくて部下に時間を取れないときは、謝るだけで終えず、取れる時間を部下の話したいことに使うことと、次の回の日程を伝えるとよいでしょう。たとえば「今日は30分しか取れなくて、すみません。その分、一番話したいことから始めたいので、何から話しましょうか」と切り出し、終わりに次の日程を決めます。1万人調査では、困りごとが時間の確保などの実務のことだけだった人の成果の実感は、困りごとが無い人を上回っていました。

管理職の仕事が割に合わないと感じるとき、どう考えればよいですか。

管理職の仕事が割に合わないと感じるときは、部下に使った時間が返ってきているかを、面談の1回ごとではなく1か月の単位で見ることをおすすめします。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談が「毎回」その後の行動につながっている人は9.4%で、面談を毎回行動につなげることは、それだけ難しいことです。毎回を求めず、1か月の中で二人で決めたことが動いた回を1つ見つけ、その回の進め方を次の回でも続けることをおすすめします。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/manager-job-hard-exhausted-what-to-do

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: