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評価面談がだるい・面倒でやりたくないとき
先に答え
評価面談がだるい・面倒だと感じるときは、その重さが手間から来ているのか、面談の意味が感じられないことから来ているのかを分けて考えてみてください。手間が重いなら、部下は話したいことと上司に期待することを1行ずつ、上司は伝えたい考えと根拠の仕事を1つずつに絞ると、準備の量を減らせます。意味が感じられないなら、その面談で得たいことを1つ決めて臨むのがおすすめです。KAKEAIの1万人調査では、面談の困りごとに「やらされ感・義務感での実施」を挙げた人のうち、面談の成果を感じている人は13.1%でした。義務感を感じながら面談している人は、成果を感じにくい傾向があると言えます。
数字で見る
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、面談の困りごとに時間の確保や話題を考える負担を挙げた人がいます。この人たちが面談の成果を感じている割合は、回答者全体と同じか、それより高くなっていました。低かったのは、やらされ感や義務感を挙げた人です。評価面談の面倒さも、手間の重さと意味の見えにくさを分けて考えることをおすすめします。
- 39.4%
- 1万人調査
- 面談の困りごとに「自分自身の実施時間の確保」を挙げた人のうち、面談の成果を実感している人の割合
- 回答者全体では31.9%でした。面談の時間を取るのに苦労している人でも、面談の成果を実感している割合は、全体より高いことがわかります。
- 30.7%
- 1万人調査
- 面談の困りごとに「話す内容・話題を考えることの負担」を挙げた人のうち、面談の成果を実感している人の割合
- 回答者全体の31.9%と、ほとんど変わりません。話題を考えるのが負担だと感じていても、面談の成果を実感している割合は、全体と同じくらいだという結果です。
- 13.1%
- 1万人調査
- 面談の困りごとに「やらされ感・義務感での実施」を挙げた人のうち、面談の成果を実感している人の割合
- 回答者全体の31.9%を大きく下回り、時間や話題の負担を挙げた人と比べても低くなっています。義務感を感じながら面談している人は、面談の成果を感じにくい傾向があると言えます。
1万人調査は、上司との定期的な面談について尋ねたもので、評価面談を面倒だと感じるかどうかは尋ねていません。困りごとは複数回答で、面談を受ける側として答えたものです。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
評価面談がだるい・面倒なのは、 手間が重いからか、 意味が見えないからか
評価面談がだるい、面倒でやりたくないと感じるのは、上司でも部下でも、怠けているからとは限りません。その重さが面談の手間から来ているのか、面談の意味が感じられないことから来ているのかによって、軽くする方法が変わります。まずは、自分の面倒さがどちらに近いかを考えてみてください。
| 面倒さの種類 | 感じ方の例 | 軽くする方法 |
|---|---|---|
| 時間の手間 | 忙しい | 時間と |
| 準備の手間 | 評価シートや | 伝えたいことを |
| 意味の | 決まりだからやるだけで、 | その面談で |
| 気まずさ | 低い | 評価の |
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談の困りごとに「自分自身の実施時間の確保」を挙げた人は23.9%でした。この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は39.4%で、回答者全体の31.9%より高くなっています。「話す内容・話題を考えることの負担」を挙げた人(17.4%)でも、成果を感じている人は30.7%で、全体とほとんど変わりません。つまり、時間や話題の準備に手間を感じていても、面談の成果を感じている人は少なくないということです。
KAKEAIの1万人調査では、「やらされ感・義務感での実施」を困りごとに挙げた人(14.7%)のうち、面談が成果につながっていると感じている人は13.1%でした。手間を挙げた人と比べて、義務感を挙げた人は、面談の成果を感じている割合がずっと低いことがわかります。面談についての数字ですが、評価面談の面倒さも、手間を減らす工夫だけでなく、面談で何を得たいかを自分で決め直すことが助けになると考えられます。
KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、上司と部下の面談の目的は、仕事と成長を前に進めることだと考えています。面談の場を持つこと自体は、目的ではありません。評価面談も、決まりだからこなす時間としてではなく、次の期の仕事を二人で前に進める時間として使ってよいものです。
評価面談の手間を軽くする方法
手間が重いと感じるときは、準備の量を減らし、面談の時間の使い方を先に決めておくと楽になります。評価シートの書き方や面談の時間に会社の決まりがあるときは、その範囲の中で工夫してください。以下では、法務部で契約書の審査を担当している部下と、その上司を例にします。
部下が、準備の手間を軽くするとき
自己評価の欄を全部長く書こうとするより、項目ごとに根拠にしたい仕事を1つずつ挙げるほうが、書く手間は少なくて済みます。あわせて、面談の前日までに、話したいことと上司に期待することを1行ずつ上司に送っておくと、面談で何を話すかを当日に考えずに済みます。
- 明日の評価面談では、営業部から急ぎで頼まれる契約書の審査の進め方について、課長のご意見を伺いたいです。
- 自己評価は、契約書のひな形の見直しを中心に書きました。面談では、その点についての課長のお考えを伺えると助かります。
仕事が立て込んで面談の時間が取りにくいときは、日程の相談をしてもかまいません。
- 今週は契約の締結が重なっているので、評価面談を来週に移していただくことはできますか。時間は、予定通り30分いただければ十分です。
上司が、準備の手間を軽くするとき
上司も、すべての項目に長い講評を用意する必要はありません。項目ごとに、伝えたい考えとその根拠の仕事を1つずつ用意し、部下に聞きたいことを1つ決めておけば、面談の準備としてはそれで足りることもあります。面談の長さも、話す内容に合わせて決めてかまいません。
- 明日の評価面談では、ひな形の見直しについての私の考えをお伝えしたいと思っています。○○さんから話したいことがあれば、前もって教えてもらえると助かります。
- 今回は30分を予定しています。話し足りないことがあれば、来週あらためて時間を取りましょう。
低い評価を伝えるのが気が重いときは、評価の段階より先に、根拠にした仕事の場面から話し始めるとよいでしょう。部下にとっても、何を変えればよいかが先にわかります。
- 先に、今期の評価で私が根拠にした場面からお話しします。そのあとで、○○さんの見方も教えてください。
評価面談の意味が見えないとき、 面談で得たいことを1つ決める
「決まりだからやるだけ」と感じるときは、その面談で自分が得たいことを1つだけ決めて臨むと、面談の使い道が変わります。評価の結果そのものは会社の手続きで決まる部分があっても、根拠や次の期の進め方は、面談の中で話せるからです。
部下が、自分のために面談を使うとき
部下にとっては、評価の根拠を聞くことや次の期に伸ばしたい力を伝えること、仕事の困りごとの相談が、面談で得られるものになります。
- 今期の評価の根拠になった場面を、1つ教えていただけますか。来期に何を変えればよいかを知りたいです。
- 来期は、定型の契約書の審査を一人で判断できるようになりたいと考えています。そのために何から始めるとよいか、ご意見を伺えますか。
- 評価とは別に、審査の依頼が月末に集中して困っています。受け付け方を一緒に考えていただけますか。
上司が、自分のために面談を使うとき
上司にとっても、評価面談は、次の期に部下にお願いしたいことを相談し、自分の伝え方について部下の考えを聞ける時間です。
- 来期は、営業部との相談の窓口を○○さんにお願いしたいと考えています。○○さんは、どう思いますか。
- 今期、私の指示の出し方でわかりにくかったところがあれば、教えてください。来期の進め方に活かしたいので。
- 正直に言うと、私も今回は評価の準備に追われていました。そのぶん、今日は来期の話に時間を使いたいと思っています。
二人で、面談の時間の使い方を最初に決めておくとき
面談の最初に時間の使い方を一言で確認しておくと、面談が予定より長くなる心配が減り、どちらにとっても気が楽になります。
- 今日の30分は、最初に私から評価の考えをお伝えして、残りは来期の話にしたいと思っています。この進め方で大丈夫ですか。
- 私からは、来期の審査の分担について、最後に少しご相談したいです。
- 面談では、まず課長のお考えを伺って、そのあとで私の考えもお話しできればと思っています。
- 今日決めたことは、来期の最初の面談で一緒に振り返りましょう。
評価面談の面倒さについて、 おすすめしないこと
避けたいのは、面倒だからと形だけで済ませることと、面倒さを我慢して長く続けることの両方です。
- 面倒だから、形だけ短く済ませる。上司が評価を読み上げて終えると、部下は根拠を聞けず、次の期に何を変えればよいかがわかりません。部下が「特にありません」で終えると、上司は部下の考えを知らないまま次の期を迎えます。
- 逆に、面倒さを我慢して、すべての項目を長く話す。手間が増えるだけで、次の期に何をするかを決める時間が残らないことがあります。
- 面倒そうにしている相手を、やる気がないと決めつける。上司にも部下にも、時間が取れない、準備が重いといった事情があります。決めつける前に、どこが負担になっているかを尋ねてみるとよいでしょう。
- 評価の話を、半年に一度の評価面談だけで済ませる。KAKEAIは、普段の面談では評価の話をせず、評価面談にまとめることをおすすめしません。期の途中に評価についての考えを少しずつ話しておけば、評価面談では確認と来期の相談が中心になり、準備も軽くなりやすいと考えられます。
面談が近づくと眠れない、体調を崩すといったつらさがあるときは、面倒さとは別のことが起きているのかもしれません。一人で抱え込まず、産業医や人事の担当、社内の相談窓口に相談してください。
評価面談が、二人にとって意味のある時間だったかを、 どこで振り返るか
評価面談が二人にとって意味のある時間だったかどうかは、面談のあとに次の点から振り返ることができます。
- 面談の前に、部下が話したいことと上司に期待することを伝えられていたら、次は、面談の最初の時間の使い方も二人で決めてみてください。
- 評価の根拠になった仕事の場面を二人で話せていたら、次の期は、その場面を普段の面談でも少しずつ取り上げてみましょう。
- 面談の時間の一部を来期の仕事の話に使えていたら、そこで決めたことを、来期の最初の面談で一緒に振り返ります。
- 次の期に二人がそれぞれ取り組むことが面談の終わりに決まっていたら、その評価面談は、二人の仕事を前に進める時間になっています。
どれも当てはまらないと感じたら、次の評価面談では、前日に1行ずつ送るところから始めてみてください。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
評価の基準や段階の意味を、普段の1on1で上司と部下が確かめたいときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
普段の1on1の準備をするとき。
評価について話したことのうち、 まだ決まっていないことを、1on1を終える前に二人で確かめるきっかけができます。
「1on1の準備」でテーマを選び、「この1on1へのメモ」に、確かめたい評価の項目や段階の意味を書いておけます。テーマとメモはお相手の画面にも表示され、期待する対応は部下の側から選べます。1on1の実施中に「1on1実施中」の画面の右の列の下にある球体(Kakeai AI に話題を提案させるボタン)をクリックすると、その日の会話でまだ決まっていない話を挙げて、どうするかを確かめる一言が出ることがあります。
残り2分ほどです。今日話した「中間面談・評価」の件で、西村さんへプロジェクト対応分を伝える一歩がまだ期限未定のままです。いつまでに渡すかを一つ決めて終わりませんか。柳瀬さん、いかがでしょう?
普段の1on1で評価の話をしたとき。
評価の項目や書き方について二人で確かめたことを、 あとから二人とも同じ記録で見返せます。
Kakeai AIが会話の中身を、話のまとまりごとの見出しと要点に書き直し続け、終了時に確定したものがそのまま履歴になります。採点の口調を使わず、二人が話した事実の言葉で書かれ、お二人に同じ内容が表示されます。
課の進捗と面談シート 7月の中間面談シートについて、藤本さんがすでに書き始めており、上期の新規ゼロはそのまま書き、種をまいたと書くよう西村さんが伝えた。
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よくある質問
評価面談がめんどくさいと感じるのは、 おかしいことですか。
評価面談をめんどくさいと感じること自体は、おかしなことではありません。KAKEAIの1万人調査では、上司との定期的な面談の困りごとに「自分自身の実施時間の確保」を挙げた人が23.9%、「話す内容・話題を考えることの負担」を挙げた人が17.4%いました。面倒さが手間から来ているなら準備を絞り、意味が見えないことから来ているなら、面談で得たいことを1つ決めて臨んでみてください。
評価面談をやりたくないとき、断ってもよいですか。
評価面談は、会社の評価制度の手続きとして決められていることが多く、上司か部下の一存で取りやめられるとは限りません。行うかどうかの決まりは、就業規則や評価制度の資料を読み、人事の担当に確認してください。そのうえで、日程や長さ、話す内容の順番は、上司と部下で相談できることがあります。「来期の話を中心にしたい」と最初に伝えるだけでも、面談の重さは軽くなることがあります。
上司として評価面談がだるいとき、 どうすれば負担を減らせますか。
上司が評価面談の負担を減らすには、すべての項目に長い講評を用意せず、項目ごとに伝えたい考えと、その根拠の仕事を1つずつ準備するのがおすすめです。部下に聞きたいことも1つ決めておきましょう。期の途中の普段の面談で評価についての考えを少しずつ話しておけば、評価面談では確認と来期の相談が中心になり、準備も軽くなりやすくなります。
評価面談で話すことがないときは、 どうすればよいですか。
評価面談で話すことがないと感じるときは、評価の根拠になった仕事の場面を1つ尋ねることから始めてみてください。部下であれば、「来期に何を変えればよいかを知りたいので、根拠になった場面を1つ教えていただけますか」と頼めます。上司であれば、来期に部下にお願いしたい仕事を1つ相談すると、面談の時間を次の期の話に使えます。
評価面談にやる気が出ないとき、 部下は何を準備すればよいですか。
評価面談にやる気が出ないときは、準備を最小限に絞ってかまいません。部下が準備するのは、面談で話したいことと、上司に期待することを1行ずつ書き、前日までに上司に送ることです。「来期は定型の契約書の審査を一人で判断できるようになりたいので、ご意見を伺いたいです」のように、得たいことが1つ書いてあれば、面談の使い道ははっきりします。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/when-performance-review-meetings-feel-tedious
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: