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1on1の文字起こしを自動化したい
先に答え
1on1の文字起こしを自動化する方法は、オンライン会議の道具の機能、会話をその場で文字にする道具、文字起こしの機能を持つ1on1向けのサービスの3つです。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の場所が「オンライン・電話」の人は13.2%で、面談の多くは対面で行われています。対面の1on1で二人の声を拾えるかを、先に確かめておきましょう。始める前に相手の了承をとり、会社の規則を人事に確認することが前提です。使い方は、全文を読み返すより、終わりに要約と決めたことを二人で確認するほうが続けやすいでしょう。
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KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談の多くが、会議室や職場で顔を合わせて行われていました。また、面談で本音を言いにくい困りごとを挙げた人は、5人に1人を超えています。面談の多くは対面で、本音を言いにくいと感じている人も一定数いるということです。
- 13.2%
- 1万人調査
- 上司との面談を行っている場所として、「オンライン・電話」と答えた人の割合
- 「会議室や個室」は61.0%、「職場のオープンスペース」は23.0%でした。上司との面談の多くは、オンラインではなく、同じ場所で顔を合わせて行われているということです。
- 29.6分
- Kakeai AI 1on1 利用データ
- Kakeai AI 1on1で行われた1on1の、1回の時間の中央値
- 20〜39分の回が52.6%、60分以上の回は9.3%でした。1回の1on1は、およそ30分で行われることが多いということです。
- 21.8%
- 1万人調査
- 面談の困りごととして、本音を言いにくいことを表す3つの選択肢のどれかを挙げた人の割合
- 3つは、話したいことを切り出せない・評価や見られ方が気になり本音が話せない・信頼関係がなく安心して話せない、という困りごとです。5人に1人を超える人が、面談で本音を言いにくい困りごとを抱えているということです。
1万人調査は、面談の文字起こしについては尋ねていません。利用データの時間は、1on1を始めてから終えるまでの時間で、180分を超えた回は除いています。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
1on1の文字起こしを自動化する方法は、 大きく3つある
1on1(上司と部下が1対1で定期的に行う面談)の文字起こしを自動化する方法は、大きく分けて3つあります。オンライン会議の道具に付いている文字起こしの機能を使う方法、会話をその場で文字にする道具を使う方法、文字起こしの機能を持つ1on1向けのサービスを使う方法です。どの方法を選ぶ場合も、始める前に相手の了承をとり、会社の情報管理の規則を人事や情報システムの担当に確認することが前提です。
| 方法 | 向いている場面 | 選ぶ前に確認したいこと |
|---|---|---|
| オンライン会議の | オンラインで | 対面の |
| 会話を | 対面で | 音声や |
| 文字 | 決めたことや | 誰が |
どの方法が合うかは、1on1をどこで行っているかで変わります。KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談の場所として「オンライン・電話」と答えた人は13.2%でした。「会議室や個室」は61.0%、「職場のオープンスペース」は23.0%です。つまり、面談の多くは、同じ場所で顔を合わせて行われているということです。
「Kakeai AI 1on1」の利用データ(抽出した30万回の1on1の記録)でも、1on1を始めるときに選ばれた方法は、対面が78.0%でした。オンライン会議の道具の機能だけを前提にすると、多くの1on1では文字起こしを使えないことになります。対面の1on1で、マイクをどこに置けば二人の声を拾えるかも、導入の前に一度試しておくとよいでしょう。
1on1の文字起こしを始める前に、 相手の了承をとる
1on1の文字起こしを始めるときは、上司と部下のどちらから頼む場合も、先に使う目的と文字起こしを読める人の範囲を伝え、相手の了承をとります。文字起こしの法律上の扱いと会社の規則は、会社によって異なるので、就業規則と人事の担当に確認してください。評価や注意、ハラスメントの相談に関わる面談は、普段の1on1とは分けて、会社の決まりに沿って扱います。
了承をとるときは、相手の話しにくさにも気を配りましょう。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の困りごと(複数回答)に、本音を言いにくいことを表す3つのどれかを挙げた人が21.8%いました。3つとは、「話したいこと、話すべきことを切り出せない」「自分自身への評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない」「上司との信頼関係がなく安心して話せない」です。5人に1人を超える人が、面談で本音を言いにくい困りごとを抱えているということです。調査は文字起こしについて尋ねていませんが、文字に残ると思うと話を控える人もいるかもしれません。断ってよいことと、途中で止められることを、先に伝えておくことをおすすめします。
以下では、部下が新店舗の開店準備を進めていて、1on1でアルバイトの採用と研修の段取りを話している場面を例にします。
上司から頼むときの例です。
- 次の1on1から、会話の文字起こしを使ってみたいと考えています。決めたことを、二人であとから見返せるようにしたいからです。
- 読めるのは私と〇〇さんの二人だけで、音声は残らない設定にします。気が進まなければ、遠慮なく言ってください。
- 途中で、ここは文字に残したくないという話になったら、その場で止めます。
部下から頼むときの例です。
- 1on1の内容をあとで見返せるように、文字起こしを使わせていただいてもよいでしょうか。開店準備の段取りを、聞き漏らしたくないんです。
- 文字にした内容は、私と課長だけが読めるようにします。会社の規則で問題がないかは、先に人事に確認しておきます。
頼まれて、今回は断りたいときの例です。上司からでも、部下からでも使えます。
- 文字起こしは、今回は遠慮させてください。代わりに、終わりの5分で決めたことを一緒に確認させていただけますか。
断られた側の返し方の例です。
- わかりました。今日は使わずに進めます。終わりに、決めたことを一緒に確認しましょう。
1on1の文字起こしの道具を選ぶときに、 確認したい5つの点
1on1の文字起こしの道具は、精度の高さだけで選ばず、二人が安心して使い続けられるかで選ぶのがおすすめです。製品の名前や評判より先に、次の5つを確かめておきましょう。
- 対面の1on1で、二人の声を拾えるか。同じ机に座って話すときに、離れた位置の声まで文字になるかを、実際に試してみます。
- 話し手を区別できるか。誰の発言かが分からない文字起こしは、あとで読み返しても、何を誰が引き受けたのかが分かりにくくなります。
- 音声と文字が、どこに、いつまで残るか。音声が保存されるか、AIの学習に使われるかを、利用規約や会社の担当者に確認します。
- 誰が読めるか。二人のほかに、会社の管理者や人事が中身を読める設定になっていないかを確認します。KAKEAIは、人事が1on1の記録の中身を読むことをおすすめしません。読まれるかもしれないと思うと、部下も上司も、率直に話しにくくなるからです。
- 使う言葉に合っているか。社内の言葉や商品名、外国語の混じる会話で、どの程度正しく文字になるかを、短い会話で試しておきます。
1on1の文字起こしの使い方: 全文を読み返すより、 要約と決めたことを確認する
文字起こしは、全文を毎回読み返すより、1on1の終わりに要約と決めたことを二人で確認し、誤りがあればその場で直すことに使うとよいでしょう。
Kakeai AI 1on1の利用データでは、1回の1on1の時間の中央値は29.6分でした。20〜39分の回が52.6%、60分以上の回は9.3%です。つまり、1回の1on1は、およそ30分で行われることが多いということです。
30分の会話をすべて文字にすると、相当な分量になります。毎回の全文を二人で読み返すより、要約と決めたことの確認に使うほうが、続けやすいと考えられます。
文字起こしには、聞き間違いや、話し手の取り違えが混ざることがあります。決めたことと、誰が何を引き受けたかは、文字に頼り切らず、声に出して確認しておくと安心です。
- 文字起こしの要約に、アルバイトの研修は来週から始める、と出ています。この内容で合っていますか。
- ここは、研修の担当が私になっていますが、私が引き受けたのは日程の調整までです。そこだけ直しておきますね。
- 次回は、採用の面接が何人決まったかから話しましょう。
1on1の始めと、文字に残したくない話になったときの例です。
- 今日も文字起こしを使いますね。止めたいときは、いつでも言ってください。
- ここからは家族のことなので、文字起こしを止めていただけますか。
- わかりました、止めますね。再開するときは、声をかけます。
次の1on1は、前回の要約と決めたことを見返して始めます。
- 前回の要約を見返すと、研修の資料は私が金曜までにお送りすることになっていました。お送りしましたが、使ってみていかがでしたか。
- 前回決めた面接の日程は、3人とも確定しました。今日は、研修の担当の決め方についてご相談したいです。
1on1の文字起こしで、 おすすめしないこと
避けたいのは、文字に残すこと自体が目的になる使い方と、相手に知らせない使い方です。
- 相手に知らせずに文字起こしをする。上司からでも部下からでも、相手の了承をとってから始めます。知らされずに文字にされていたとわかると、それまでに話したことにも不安が残ります。
- 文字起こしの全文を、評価の材料として読み込む。1on1の会話は、迷いや途中の考えも含めて話すものです。評価の話は、評価の基準と仕事の事実をもとに、二人で話すのが筋だと考えられます。
- 文字起こしに頼って、決めたことの確認を省く。文字起こしには誤りが混ざることがあります。終わりの5分の確認は残しておきます。
- 画面の文字を見ながら話し、相手の顔を見なくなる。文字起こしの画面は、1on1の最中には閉じておくか、終わりの確認で開くくらいにとどめるとよいでしょう。
1on1の文字起こしがうまく使えているかを、 どこで振り返るか
文字起こしがうまく使えているかどうかは、文字がきれいに残ったかではなく、次の1on1と、そのあとの仕事に何が残ったかで振り返ってみてください。KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、1on1のよしあしは、そのあとの行動で見るものだと考えています。
- 次の1on1を前回の要約の確認から始められていなければ、次の回の最初の5分を、前回の要約と決めたことを見返す時間にします。
- 文字起こしを使う回のほうが話しにくいとどちらかが感じているなら、止める場面や読める人の範囲を、二人でもう一度話し合ってみてください。
- 文字起こしの誤りや、文字に残したくない話をその場で言い出しにくいときも、止め方を二人で決め直します。
- 全文を読み返す手間が負担になっているなら、読み返すのは要約と決めたことだけにします。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
メモを取ることに気を取られて会話に集中できない、話したことや決めたことをあとから見返せない、というときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
1on1の実施中、左の列の「1on1のAI要約」で。
メモを取ることに気を取られずに、 二人で同じ記録を見ながら話を進められます。
会話をもとに、Kakeai AI が2分ごとに全体を書き直す記録。話のまとまりごとに見出しが付き、要点が箇条書きで並びます。終了後は、そのまま履歴になります。開始のときに「文字起こし・要約を使用する」にチェックが入っている回に作られ、お二人にだけ表示されます。音声は保存されません。
一次調査の報告 代理店が日系か現地かの列を表に追加することになった。 インドの競合は市場規模の計算には含め、自社が取れる割合を別に置く方針になった。
1on1を終了したあと、「予定・履歴」の履歴のカードで。
議事録を一人でまとめなくても、 話したことと決めたこと、 その担当と期限が二人の履歴に残ります。
その回を一言で表したタイトル、1on1全体の概要、生まれたテーマごとの要約と、決まった次の一歩の担当と期限。「文字起こし全文を確認」をクリックすると、発言者名つきの全文も見られます。作成が終わると、画面上とメールでお知らせが届きます。カードの内容は、文字起こしの全文も含めてお二人にだけ表示されます(「1on1後のAIアドバイス」は、それぞれご本人向けの内容です)。
競合調査の範囲・分担・期限が固まった1on1 競合調査の範囲・出どころ・期限の3点が整理されました。森さんは藤本さんと役割を分け、…6月23日までに3社プラス地元企業の一次調査を表にまとめます。…
次の1on1の前、お相手ごとの「概要」の「ダイジェスト」で。
前回の記録を探し直さずに、 途中になっている話と、 それが誰の手元にあるかを確かめてから、 次の1on1を始められます。
この半年の1on1の流れ、いま決まっていないことと誰の手元にあるか、決まった一歩とその実行を、段落ごとにまとめた文章。テーマや次の一歩をクリックすると、その項目の経緯の文章に切り替わります。お二人に同じものが表示されます。
決まっていないことと、誰の手元で止まっているか …名簿にない拠点の担当者情報について、加藤さんが連絡先を知っているため藤本さんが加藤さんに確認する方向になっていますが、確認はまだ済んでいません。藤本さんの手元で止まっています。…
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よくある質問
1on1の文字起こしを自動化するには、 どんな方法がありますか。
1on1の文字起こしを自動化する方法は、大きく3つあります。オンライン会議の道具に付いている文字起こしの機能を使う方法、会話をその場で文字にするアプリなどの道具を使う方法、文字起こしの機能を持つ1on1向けのサービスを使う方法です。1on1をオンラインで行うか、対面で行うかによって合う方法が変わります。どの方法でも、相手の了承と会社の規則の確認が先です。
1on1の文字起こしを始めるとき、 相手の了承は必要ですか。
1on1の文字起こしを始めるときは、上司から頼む場合も部下から頼む場合も、相手の了承をとってから始めることをおすすめします。使う目的と文字起こしを読める人の範囲を伝え、音声が残るかどうかと、途中で止められることも説明します。断ってよいことも添えましょう。文字起こしの法律上の扱いと会社の規則は、就業規則と人事の担当に確認してください。評価や注意に関わる面談は、会社の決まりに沿って扱います。
対面の1on1でも、 文字起こしはできますか。
対面の1on1でも、会話をその場で文字にする道具を使えば、文字起こしはできます。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談の場所として「オンライン・電話」と答えた人は13.2%で、多くの面談は対面で行われています。導入の前に、同じ机で話したときに二人の声を拾えるか、誰の発言かを区別できるかを、短い会話で試しておくとよいでしょう。
1on1の文字起こしを、 人事や評価に使ってもよいですか。
1on1の文字起こしを、人事が読んだり、評価の材料として読み込んだりすることは、おすすめしません。1on1の会話は、迷いや途中の考えも含めて話すものなので、読まれるかもしれないと思うと、部下も上司も率直に話しにくくなります。評価の話は、評価の基準と仕事の事実をもとに、二人で直接話すのが筋だと考えられます。会社の決まりで記録が必要な面談は、人事に相談して扱いを決めてください。
文字起こしの道具を選ぶとき、 データの扱いは何を確認すればよいですか。
文字起こしの道具のデータの扱いでは、音声が保存されるか、文字がいつまでどこに残るか、AIの学習に使われるかを確認します。あわせて、二人のほかに、会社の管理者などが中身を読める設定になっていないかも確かめてください。利用規約だけで判断できないときは、会社の情報システムの担当に相談するのが確実です。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/automate-1on1-transcription
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: