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部下の方へ評価の面談

人事評価の結果はいつ、どのように知らされるか

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

人事評価の結果がいつ、どのように知らされるかは会社の制度で決まっています。多くの会社では、評価の確定から処遇への反映までの間に、評価面談・書面・人事のシステム・給与の通知のいずれかで届きます。時期と方法は会社ごとに違うので、人事の年間のスケジュールや就業規則で確認してください。段階や点数は制度の時期にしか届きませんが、どの仕事をどう評価しているかという上司の考えは、普段の面談で尋ねられます。KAKEAIの1万人調査では、上司と2週間〜1か月に一度面談している人のうち、面談で人事評価の話をしている人は35.3%で、半数に届きませんでした。結果を待つ間に、上司の今の考えを聞いておくことをおすすめします。

数字で見る

人事評価の段階や点数は制度の時期にしか届きませんが、評価についての上司の考えは、普段の面談で尋ねることができます。KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、面談で上司に期待すること(5つまで選択)として最も多かったのは「意見を聞きたい」でした。一方、上司と2週間〜1か月に一度面談している人のうち、面談で人事評価の話をしている人は半数に届きませんでした。面談で上司の意見を聞きたい人は多い一方で、普段の面談では、評価が話題になっていないことも多いということです。

33.6%
1万人調査
面談で上司に期待すること(5つまで選択)として、「意見を聞きたい」を選んだ人の割合
選べる答えの中で最も多く、「具体的なアドバイスがほしい」の32.0%が続きます。面談で上司に期待することとして、上司の意見を聞くことを挙げる人が最も多いということです。
35.3%
1万人調査
上司と2週間〜1か月に一度面談している人のうち、面談で人事評価の話をしている人の割合
週1回以上の人では25.8%でした。2週間〜1か月に一度の面談でも、週1回以上の面談でも、人事評価が話題になっていない人のほうが多いということです。

この調査は、評価の結果の通知の時期や方法について尋ねたものではありません。数字は、上司との定期的な面談で上司に期待することと、面談で人事評価が話題になっているかを集計したものです。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

人事評価の結果はいつ知らされるか:時期と方法は会社の制度で決まる

人事評価の結果がいつ、どのように知らされるかは、会社の制度で決まっています。多くの会社では、半期や年度の区切りで評価が確定したあと、処遇(昇給や賞与)に反映されるまでの間に本人に伝えられますが、時期も方法も会社ごとに違います。自分の会社の時期と方法は、人事の年間のスケジュールや就業規則、評価制度の資料で確認し、分からなければ人事の担当に尋ねてください。特定の会社の時期は、その会社の人事の案内でしか分かりません。

結果の伝え方には、おおむね4つの形があります。

伝え方の形いつ届くか何が届くか
評価面談で上司から評価の確定後、期の初めや処遇の反映の前段階や点と、上司の説明
書面や通知書で処遇の反映と同じ頃段階や点。コメントが付く会社もある
人事のシステムの画面で評価の確定後に公開される段階や点、評価者のコメント
給与の明細や昇給の通知で処遇に反映された月処遇の結果だけで、評価の段階は書かれないこともある

どの形でも、届くものは2つに分けられます。評価の段階や点数と、どの仕事をどう評価したかという理由です。段階や点数は制度の時期にしか届きませんが、理由や上司の考えは、普段の面談で尋ねることができます。そのため、結果を待つ間にも、上司に今の時点での考えを聞いておくことができます。

自分の会社の人事評価の結果の時期と方法を、どう確かめるか

自分の会社で結果がいつどう知らされるかは、4つの方法で分かります。人事の年間のスケジュールや就業規則を読む・評価制度の資料の「結果の通知」の項を読む・前の期に自分がどう結果を知ったかを思い出す・上司か人事に尋ねる、の4つです。読んで分からなければ、尋ねるのが早いです。

以下では、社内の研修の運営(研修の実施・講師との調整・受講者のアンケートの集計)を担当している部下と、その上司の面談を例にします。

人事に尋ねるとき

  • 今期の評価の結果は、いつ頃、どのような形で知らされるのでしょうか。年間のスケジュールの資料を読みましたが、通知の時期が読み取れなかったので、教えていただけますか。
  • 結果は上司との面談で伝えられるのでしょうか、それとも書面やシステムで届くのでしょうか。あわせて、結果に納得できないときの相談の窓口があれば教えてください。

上司に尋ねるとき

  • 評価の結果は、いつ頃、どのような形で知らされるのでしょうか。制度の資料を読んでも分からなかったので、課長のご存じの範囲で教えていただけますか。
  • 結果が届く前に、課長ご自身の今の時点でのお考えを伺うことはできますか。期末まで待たずに知りたいです。

上司も、通知の正確な時期や方法を知らされていない場合があります。「人事に確認します」と返ってきたら、上司を責めず、答えが返る日を一緒に決めておくとよいでしょう。

人事評価の結果を待つ間に、部下ができること

結果の通知を待つ間に部下ができるのは、結果が届く前に、上司の考えを聞いておくことです。上司の考えは制度の時期に縛られておらず、普段の面談で尋ねれば聞けます。結果を知ってから初めて上司の考えを聞くより、途中で聞いておいたほうが、結果の意味が分かりやすくなるでしょう。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、面談で上司に期待すること(5つまで選択)として、最も多く選ばれたのは「意見を聞きたい」で、33.6%でした。つまり、面談で上司に期待することとして、上司の意見を聞くことを挙げる人が最も多いということです。

一方、同じ調査では、上司と2週間〜1か月に一度面談している人のうち、面談で人事評価の話をしている人は35.3%でした。つまり、2週間〜1か月に一度の面談では、人事評価が話題になっていない人のほうが多いということです。

33.6%は、評価の話に限らず、面談全般で上司に期待することを尋ねた結果です。上司の意見を聞きたいと考えているなら、評価についても、普段の面談で上司の考えを尋ねてみるとよいでしょう。

期の途中の面談で、上司の考えを聞くとき

  • 今の時点で、私の研修の運営の仕事は、評価の基準で言うと、どのあたりだとお考えですか。結果を待つ前に、課長のお考えを知りたいです。
  • 今期は、研修の回数を増やしながら、受講者のアンケートの集計を翌日までに出せていました。この進め方は、評価ではどう見ていただけそうでしょうか。
  • 講師との日程の調整で、1回だけ研修の開催が1週間ずれました。あの件は、評価にどう関わりそうか、課長のお考えを伺えますか。
  • 足りていない点があれば、今のうちに教えていただけると、残りの期間で変えられます。

上司から聞いた考えを、記録しておくとき

結果が届いたときに、上司が途中で話していた考えと結果を見比べられるよう、聞いた日と内容を自分のメモに残しておくと役に立ちます。上司を疑うためではなく、結果の意味を自分で理解するためのメモです。

人事評価の結果が届いたあとに、部下ができること

結果が届いたあとに部下ができるのは、段階や点数を確かめるだけで終えず、理由を聞くことです。面談で伝えられた場合はその場で、書面やシステムで届いた場合は、上司に時間を頼んで聞きます。

面談で結果を伝えられたとき

  • ありがとうございます。今期の結果について、どの仕事のどの点を見ていただいたのかを、具体的に教えていただけますか。
  • 期の途中に伺っていたお考えと、結果が少し違っているように感じます。課長のお考えが変わったのか、会社全体の調整によるものなのかを、伺ってもよろしいでしょうか。
  • 来期、上の段階に当たるのは、研修の運営の仕事で言うとどんな状態でしょうか。

書面やシステムで結果だけが届いたとき

  • 評価の結果が届きました。段階は分かったのですが、理由を伺いたいので、今週どこかで15分ほどお時間をいただけますか。
  • 結果のコメント欄に「調整力」とありました。講師との調整と、受講者の部署との調整のどちらについてのお話か、教えていただけますか。

結果に納得できないとき

結果に納得できないときは、面談の場で言い返す必要はありません。上司の考えと会社の調整を分けて聞き、それでも納得できなければ、人事に相談の窓口を尋ねます。異議を申し立てる仕組みの有無や手続きは、就業規則と人事の担当に確認してください。

  • 正直に言うと、結果に納得できていない部分があります。課長ご自身のお考えで決まった部分と、調整で決まった部分を、分かる範囲で教えていただけますか。
  • 結果に納得できないときの相談先について、人事に確認してみます。課長にも、その点をお伝えしておきます。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、評価の話は半年に一度の面談に閉じ込めないものだと考えています。結果の通知の時期は会社が決めますが、評価についての上司の考えを聞く時期は、二人で決められます。普段の面談で、具体的な基準を上司と一緒に見ながら、今の時点での考えを聞いておくことをおすすめします。

人事評価の結果の知らされ方について、おすすめしないこと

おすすめしないのは、結果の通知の時期まで、評価について何も聞かずに待つことです。

  • 通知の時期まで、上司の考えを聞かずに待つ。結果を見て初めて上司の考えを知ると、結果の意味が分からず、来期に何を変えればよいかも分かりません。途中で聞いておきます。
  • 段階や点数だけを受け取って終える。段階や点数だけでは、どの仕事のどの点が評価されたのかが分からず、来期に生かしにくくなります。理由を聞きます。
  • 通知が遅いことや形式を、上司の責任として受け取る。通知の時期と方法は会社の制度で決まっていて、上司が変えられるものではないことが多いです。制度への疑問は人事に伝えます。
  • 納得できない結果に、面談の場ですぐに言い返す。上司の考えと会社の調整を分けて聞いてから、相談の窓口を人事に確認します。
  • 同僚と結果を見せ合って、比べることで納得しようとする。同僚の仕事の中身は自分では確かめられず、比べても自分の来期に使える情報は増えません。自分の仕事と基準で聞きます。

人事評価の結果を受け取ったあとに、振り返ること

結果を受け取ったあとは、通知の内容が意外ではなかったか、来期に何を変えるかが決まっているかを振り返るとよいでしょう。振り返ったあとに次にすることは、次の4つです。

  • 結果が届く前に上司の考えを聞く機会がなかったら、来期は、月に1回の面談で「今の時点でのお考えを伺えますか」と一言添えるところから始めてみてください。
  • 結果の理由を仕事の事実と一緒に聞けていなかったら、研修の回数やアンケートの集計の早さを挙げて、どう見ていただいたかを改めて尋ねます。
  • 上司の考えで決まった部分と会社の調整で決まった部分の区別がついていなかったら、次の面談で、分けて教えていただけるかを尋ねます。
  • 来期に向けて変えることがまだ決まっていなかったら、上の段階に当たるのはどんな状態かを、仕事の言葉で上司と話しておきます。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

自分の評価がどう決まり、いつどう伝えられるのかを、普段の1on1で上司に確かめたいときに、会社でKakeai AI 1on1を利用している場合は次のことができます。

普段の1on1の準備をするとき。

評価について話したことのうち、まだ決まっていないことを、1on1を終える前に二人で確かめるきっかけができます。

「1on1の準備」でテーマを選び、「この1on1へのメモ」に、確かめたい評価の項目や段階の意味を書いておけます。テーマとメモはお相手の画面にも表示され、期待する対応は部下の側から選べます。1on1の実施中に「1on1実施中」の画面の右の列の下にある球体(Kakeai AI に話題を提案させるボタン)をクリックすると、その日の会話でまだ決まっていない話を挙げて、どうするかを確かめる一言が出ることがあります。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

残り2分ほどです。今日話した「中間面談・評価」の件で、西村さんへプロジェクト対応分を伝える一歩がまだ期限未定のままです。いつまでに渡すかを一つ決めて終わりませんか。柳瀬さん、いかがでしょう?

普段の1on1で評価の話をしたとき。

評価の項目や書き方について二人で確かめたことを、あとから二人とも同じ記録で見返せます。

Kakeai AIが会話の中身を、話のまとまりごとの見出しと要点に書き直し続け、終了時に確定したものがそのまま履歴になります。採点の口調を使わず、二人が話した事実の言葉で書かれ、お二人に同じ内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

課の進捗と面談シート 7月の中間面談シートについて、藤本さんがすでに書き始めており、上期の新規ゼロはそのまま書き、種をまいたと書くよう西村さんが伝えた。

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この手引きの数字のもとになった、1万人調査のレポート

1on1の踊り場から脱却するヒント:1万人調査が解明した、形骸化を超える構造(全43ページ・PDF)

  • 1万人のデータで見る、1on1の頻度・時間・場所・話題の実態
  • 成果・成長の実感を左右するもの(実施理由・上司への期待・困りごと・行動への接続)
  • 明日の1on1からできること(前・最中・直後・日常の4つの場面と、具体的な声のかけ方)

よくある質問

人事評価の結果は、いつ知らされるのですか。

人事評価の結果が知らされる時期は会社の制度で決まっていて、多くの会社では半期や年度の区切りで評価が確定したあと、昇給や賞与に反映されるまでの間に伝えられますが、会社ごとに違います。自分の会社の時期は、人事の年間のスケジュールや就業規則、評価制度の資料で確認し、分からなければ人事の担当か上司に尋ねてください。特定の会社の時期は、その会社の人事の案内でしか分かりません。

人事評価の結果は、どのような方法で通知されますか。

人事評価の結果の通知の方法には4つの形があります。評価面談で上司から伝えられる・書面や通知書で届く・人事のシステムの画面で公開される・給与の明細や昇給の通知で処遇の結果だけが分かる、の4つです。どの形かは会社の制度で決まります。書面やシステムで段階や点数だけが届いたときも、上司に15分ほど時間を頼めば、どの仕事のどの点を見たのかという理由を聞けます。

人事評価の結果が届く前に、自分の評価を知る方法はありますか。

人事評価の段階や点数は制度の時期にしか届きませんが、上司の今の時点での考えは、普段の面談で尋ねれば聞けます。「今の時点で、評価の基準で言うと、どのあたりだとお考えですか」と聞いてみてください。KAKEAIの1万人調査では、上司と2週間〜1か月に一度面談している人のうち、面談で人事評価の話をしている人は35.3%でした。普段の面談では評価が話題にならないことも多いので、評価についての考えは、部下の側から尋ねてもかまいません。

人事評価の通知書には、何が書かれていますか。

人事評価の通知書に何が書かれているかは会社によって違いますが、一般には評価の段階や点と、処遇への反映が書かれ、評価者のコメントが付く会社もあります。通知書に書かれているのは主に段階や点数で、どの仕事のどの点を見たかという理由までは書かれていないことが多いです。理由は、上司に時間を頼めば聞くことができます。通知書の見方や記載の決まりが分からないときは、人事の担当に尋ねてください。

人事評価の結果に納得できないときは、どうすればよいですか。

人事評価の結果に納得できないときは、面談の場で言い返す必要はありません。まず上司に、上司自身の考えで決まった部分と、会社の調整で決まった部分を分けて尋ねます。それでも納得できないときは、人事の担当に相談の窓口を尋ねてください。異議を申し立てる仕組みがあるかどうかや、その手続きは、就業規則と評価制度の資料で確認できます。来期に向けては、上の段階に当たる状態を仕事の言葉で上司に聞いておくと、次に何を変えればよいかが分かります。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/when-how-performance-evaluation-results-are-communicated

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: