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面談が最後の順番・最後の枠になったときに気をつけること
先に答え
面談が最後の順番・最後の枠になったときに気をつけることは、上司は前の面談の流れをそのまま持ち込まないこと、部下は順番を評価と結びつけず、話したいことを先に出すことです。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談で一番期待することとして最も多い答えは「その時々によって違う」で、20.9%でした。期待は人によっても回によっても異なるため、前の人に合った進め方が、最後の人にも合うとは限りません。時間が押したときは、短くなることを最初に伝え、削るのは上司が説明する時間にして、次に取り組むことを二人で決める時間は残してください。終業時刻を越えそうなら、続きの日時をその場で決めます。
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部下が面談で上司に期待することは、人によっても回によっても異なり、前の人と同じ進め方が最後の人にも合うとは限りません。部下の回答では、上司の時間の確保と同じくらい、自分自身の時間の確保も困りごとに挙がっています。最後の枠では、前の面談と切り離して始め、終業時刻を越えずに、次に取り組むことを決める時間を残すことをおすすめします。
- 20.9%
- 1万人調査
- 面談で上司に一番期待することとして、「その時々によって違う」を選んだ人の割合
- 8つの選択肢の中で最も多い答えです。「具体的なアドバイスがほしい」は18.3%、「話を聞いてほしい」は7.9%でした。上司に期待することは人によっても回によっても異なり、前の人に合った進め方が次の人にも合うとは限りません。
- 23.9%
- 1万人調査
- 面談の困りごととして「自分自身の実施時間の確保」を挙げた人の割合(複数回答)
- 「上司の時間確保や日程調整」を挙げた人は24.6%で、2つはほぼ並んでいます。部下の側も、上司の時間と同じくらい、自分自身の時間を取りにくいと感じていることが分かります。
- 26.0%
- 1万人調査
- 上司との面談が1回10分の人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
- 60分の人では37.3%で、差は11.3ポイントです。面談が長い人ほど、面談が成果につながっていると感じる人の割合は高い傾向があります。
1万人調査は、面談の順番や、上司が1日に何人と面談するかを尋ねたものではありません。数字は、面談で上司に期待すること、面談の困りごと、1回の面談の時間ごとの成果の実感です。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
面談が最後の順番・最後の枠になったとき、 何が起きやすいか
評価面談や目標面談のように、上司が複数の部下と順に面談する日があります。その最後の枠で気をつけることは、上司の側では前の面談の流れをそのまま持ち込まないこと、部下の側では順番を評価と結びつけず、話したいことを先に出すことです。
最後の枠では、時間が押す・上司の集中が切れている・前の人の話が頭に残っている・終業時刻にかかる、といったことが起きやすくなります。どれも面談の中身とは関係のない事情ですが、そのままにすると、最後の人の面談だけが短く、慌ただしいものになりがちです。
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談で一番期待することとして最も多く選ばれた答えは「その時々によって違う」で、20.9%でした。「具体的なアドバイスがほしい」は18.3%、「話を聞いてほしい」は7.9%です。つまり、部下が面談で上司に期待することは、人によっても回によっても異なります。この調査は面談の順番を尋ねたものではありませんが、7人目まで同じ流れで進めてきた面談を8人目にも同じ形で進めると、その人の期待と合わないことがあると考えられます。
最後の枠で起きやすいことと、上司と部下のそれぞれができることを表にまとめました。
| 起きやすいこと | 上司が気をつけること | 部下ができること |
|---|---|---|
| 時間が押す | 最後の | 話したいことを |
| 上司の | 枠と | 最初に、 |
| 前の | 他の | 比べる |
| 「最後の | 順番の | 気になるなら、 |
| 終業時刻にかかる | 時刻を | 「この続きは |
上司が最後の枠の面談で気をつけること
上司が最後の枠で気をつけることは4つです。前の面談と切り離して始めること、時間が押しているなら最初に伝えること、他の人の話を持ち込まないこと、終業時刻を越えないことです。
以下では、お客様からの問い合わせの対応を受け持つ部下8人と、上司が2日かけて評価面談を行い、最後の枠が金曜の17時からになった場面を例にします。
最初の一言で、前の面談と切り離します。待たせたことに触れたうえで、その人が話したいことと上司に期待することを先に聞きます。
- お待たせしました。順番が最後になってしまいましたが、○○さんの話をする時間はきちんと取ってあります。今日話したいことと、私に期待することを、先に教えてもらえますか。
時間が押しているなら、始める前に伝え、足りない分をどうするかを先に決めます。面談が続いて集中が切れやすい日は、聞き漏らしを防ぐ工夫を先に伝えておくのもよいでしょう。
- すみません、前の面談が押してしまって、今日は20分ほどになりそうです。足りなければ、来週にもう一度時間を取ります。何から話しましょうか。
- 今日は面談が続いているので、終わりに、決めたことを二人で一緒に見直す時間を取らせてください。
最後の枠では前の面談の話が頭に残っていて、他の部下の名前や話が口に出やすくなりがちです。「△△さんはもう手順書を作り終えていましたよ」のように比べられると、部下は自分の仕事の話をしにくくなります。その人自身の仕事の進み具合を尋ねてください。
- 問い合わせ対応の手順書は、今どこまで進んでいますか。進めにくいところがあれば、一緒に見たいです。
終業時刻にかかりそうなら、越える前に区切り、続きの日時をその場で決めます。
- 17時半を回ったので、今日はここまでにしましょう。問い合わせの件数が増えている話は、来週火曜の朝に続きを話せますか。
- 手順書の下書きは来週水曜までにいただけることになったので、届いたら、私も木曜中に目を通してお返事します。
面談の順番が評価や優先順位と関係なく決まっているなら、面談の日程を全員に知らせるときに、そのことも書き添えておくとよいでしょう。
- 面談の順番は名簿の順で組んでいます。評価や優先順位とは関係ありません。
KAKEAIの1万人調査では、上司との面談が1回10分の人のうち、面談が成果につながっていると感じている人は26.0%でした。60分の人では37.3%で、差は11.3ポイントです。つまり、面談が長い人ほど、成果を実感している人の割合が高い傾向があります。面談の順番を尋ねた数字ではありませんが、最後の枠だけが短くならないよう、日程を組む段階で時間を確保しておくことをおすすめします。それでも短くなるときは、上司が説明する時間から削り、次に取り組むことを二人で決める時間は残してください。
部下の側で、 面談の順番が最後になったときに気をつけること
部下の側で気をつけることは、順番を評価と結びつけないこと、話したいことを最初に出すこと、時間が足りなければ持ち越しを自分から言うことの3つです。
面談の順番の決め方は、会社や上司によって異なります。名簿の順や予定の都合で決まることもあり、順番だけで評価を推し量ることはできません。気になるなら、尋ねてかまいません。
- 差し支えなければ、面談の順番がどう決まっているのか、教えていただけますか。少し気になっていました。
最後の枠では、上司の集中が切れていることもあります。話したいことと上司に期待することを、最初に短く伝えておくとよいでしょう。
- 今日は、問い合わせ対応の手順書の進め方について、課長のご意見を伺いたいです。それと、来期の担当の話を少しさせてください。
- お疲れのところすみません。要点だけ先にお話しします。
他の人と比べる言い方が出たときは、自分の仕事の話に戻してかまいません。
- 私の分は、問い合わせの種類ごとに分けて書いているところです。この進め方でよいか、ご意見をいただけますか。
時間が押しているときは、優先する話を自分から決め、残りは次回に回します。
- 時間が押しているようでしたら、手順書の話を先にさせてください。担当の話は次回でも大丈夫です。
- 時間が足りないので、次に取り組むことだけ決めさせてください。来週水曜までに、手順書の下書きをお送りします。
- 終業時刻を過ぎてしまうので、この続きは来週の1on1でお願いできますか。
KAKEAIの1万人調査では、面談の困りごととして「自分自身の実施時間の確保」を挙げた人は23.9%で、「上司の時間確保や日程調整」の24.6%と並んでいました。つまり部下の側も、上司の時間と同じくらい、自分自身の時間を取りにくいと感じています。
最後の枠の面談で、 やらないほうがよいこと
避けたいのは、「最後だから」を理由に、面談の進め方を変えることです。短くする側にも、長くする側にも、同じことが言えます。
- 「最後だから手短に」と決めて始める。最後の人の面談だけが短くなり、その人の期待を聞く前に進め方が決まってしまいます。
- 逆に、最後だから時間を気にせず延ばす。終業時刻を越えると、部下のその後の予定に食い込みます。延ばすより、続きの日時を決めるほうがよいでしょう。
- 前の人の話を引き合いに出す。「他の人はもう終わっています」のような比べ方をすると、目の前の人の仕事の話から離れてしまいます。
- 時間が押したときに、次に取り組むことを決める話を飛ばす。削るなら、上司が説明する時間からです。
- 部下の側で、上司が疲れているように見えるからと、話したいことを言わずに終える。話したいことが残ったときは、続きの日時を頼んでかまいません。
- 部下の側で、順番を評価だと決めて身構える。順番の決め方は会社や上司によって異なります。気になるなら、上司に尋ねてみてください。
KAKEAIは、面談での上司の関わり方をあらかじめ1つに決めておくことをおすすめしません。部下が上司に期待することは、人によっても回によっても異なるからです。最後の枠でも、その人がその回に何を期待しているかを聞くところから始めてみてください。
KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、面談のよしあしは、そのあとの行動で見るものだと考えています。最後の枠でも、終わりに次に取り組むことが二人で決まったかどうかを大事にしてください。
最後の枠の面談がうまくいったかどうかの振り返り方
最後の枠の面談がうまくいったかどうかは、時間通りに終わったかではなく、最初の枠の人と同じように部下が話したいことを話せ、次に取り組むことが二人で決まったかどうかで振り返るとよいでしょう。
- 始めてすぐに、部下が話したいことと上司に期待することが出たでしょうか。
- 上司は、他の部下の名前や話を持ち出さずに済んだでしょうか。
- 短くなった回でも、次に取り組むことが二人で決まったでしょうか。
- 終業時刻を越えずに終わり、足りなかった話は続きの日時まで決まったでしょうか。
- 上司は、最後の枠の人と約束した返事や確認を、ほかの人と同じように期日までに果たせたでしょうか。
次に複数の部下と順に面談する日があれば、最後の枠のあとに予定を入れないことと、枠と枠の間に5分の空きを取ることから始めてみてください。最後の人とも落ち着いて面談を始められるかどうかは、日程の組み方に大きく左右されます。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
限られた面談の時間で、伝えたいことを話しきり、決めたことを持ち帰りたいときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
面談の前に、「1on1の準備」で。
伝えておきたいことを面談の前に相手の画面に置いておけ、 当日はそこから話し始められます。
テーマと期待する対応を選び、「この1on1へのメモ」に話したいことを書いて保存すると、お相手の画面にも表示されます。1on1が始まると、Kakeai AI が開始の挨拶で、準備されたテーマと期待する対応を挙げ(前回決まった次の一歩があれば、それも挙げ)、前回の一歩があればその担当の方に、無ければテーマを選んだ方に、最初の一言を向けます。期待する対応が選ばれていない回には、どう関わってほしいかを尋ねることもあります。
…準備されたテーマは「東南アジアの新規開拓リスト」×「一緒に考えてほしい」、「スキルや力の向上」×「具体的なアドバイスが欲しい」の2つです。…
1on1が始まってすぐ、実施中の画面で。
前回の資料やメモを探さなくても、 前回決めたことの確認から面談を始められます。
左の列に、前回の1on1で決まった次の一歩が表示され、丸をクリックすると実行済みにできます。Kakeai AI は開始の挨拶でその一歩を挙げ、そこから始めるかを問いかけます。
…前回決まった次の一歩は「競合3社(スウェーデン・ドイツ・台湾)の製品比較。機能の一覧に、お客さんが選んだ理由を付ける」の1つでした。ここから始めましょうか。…
面談の終わりが近づいたころ、実施中の画面で。
時間内に話を区切り、 次に取り組むことを決めてから面談を終えられます。
終了が近づくと、左の列が「今回の1on1で生まれた次の一歩候補」の表示に切り替わります。会話に出てきた担当と期限は Kakeai AI が入力し、決めるのはお二人です(どちらからも「決定する」をクリックできます)。右の列の下の球体(Kakeai AI に話題を提案させるボタン)をクリックすると、まだ決まっていない点を Kakeai AI が問いかけることもあります。
残り5分ほどです。今日話した「市場規模の試算」の件がまだ決まっていません。いつまでにどこまで仕上げるかを、お二人でここで一つ確かめておきませんか。
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よくある質問
面談の順番が最後なのは、 評価が低いからですか。
面談の順番が最後だからといって、評価が低いとは言えません。順番の決め方は会社や上司によって異なり、名簿の順や予定の都合で決まることもあります。順番だけで評価を推し量ることはできないので、気になるなら「面談の順番がどう決まっているのか、教えていただけますか」と尋ねてかまいません。上司の側は、順番が評価と関係なく決まっているなら、日程を全員に知らせるときにそのことも書き添えておくと、こうした不安を減らせます。
上司が1日に何人も面談するとき、 最後の人との面談で気をつけることは何ですか。
上司が1日に何人も面談するとき、最後の人との面談で気をつけることは4つです。前の面談と切り離して、その人の話したいことと上司に期待することを先に聞くこと。時間が押しているなら、始める前に伝えること。他の部下の名前や話を持ち込まないこと。終業時刻を越えず、足りない話は続きの日時を決めることです。日程を組む時点で、最後の枠のあとに予定を入れず、枠と枠の間に5分の空きを取っておくと、この4つを守りやすくなります。
面談の時間が押して短くなったときは、 何を優先すればよいですか。
面談の時間が押して短くなったときに優先するのは、部下が話したいことと、終わりに次に取り組むことを二人で決める時間です。削るのは、上司が説明する時間からにするとよいでしょう。次に取り組むことが決まらないまま終わると、短い時間で話したことが、そのあとの行動につながりにくくなるおそれがあります。足りなかった話は、続きの日時をその場で決めておきます。
面談が終業時刻を越えそうなときは、 どうすればよいですか。
面談が終業時刻を越えそうなときは、越える前に区切り、続きの日時をその場で決めることをおすすめします。上司からは「17時半を回ったので、今日はここまでにしましょう。続きは来週火曜の朝に話せますか」と言います。部下の側からも「終業時刻を過ぎてしまうので、この続きは来週の1on1でお願いできますか」と言ってかまいません。終業時刻を越えると部下のその後の予定に食い込むので、延ばすより続きの日時を決めるほうがよいでしょう。
複数の部下と面談する日の順番は、 どう決めるのがよいですか。
複数の部下と面談する日の順番は、名簿の順や予定の都合など、評価と関係のない決め方にして、そのことを全員に伝えておくとよいでしょう。あわせて、最後の枠のあとに予定を入れないこと・枠と枠の間に5分の空きを取ること・終業時刻にかかる枠を作らないことを、日程を組む時点で決めておきます。最後の人とも落ち着いて面談を始められるかどうかは、日程の組み方に大きく左右されます。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/last-slot-meeting-what-to-watch
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: