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部下の方へそのほかの面談

面談で話すことがないときはどうするか

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

上司との面談で話すことがないときは、困りごとや相談を探すのをやめて、順調に進んでいる仕事の報告と、上司から聞きたいことの2つに切り替えてください。KAKEAIの1万人調査では、面談で上司に一番期待することが「報告したい」の人の36.8%が、面談が成果につながっていると感じていました。「期待していることは特にない」人の8.4%とは大きく違います。つまり、一番の期待が報告の人でも、何も期待していない人より面談の成果を感じている人の割合は高い、ということです。本当にない回は、「担当している仕事は落ち着いています」のように理由を添えて、短く終えてかまいません。

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KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、面談で上司に期待すること(5つまで選択)に「報告したい」を選んだ人が25.3%いました。一番の期待が報告の人でも、面談が成果につながっていると感じている割合は、何も期待していない人より高くなっています。「Kakeai AI 1on1」の利用データでも、業務の話で報告を用件にしている部下は少なくありません。話すことがないと感じたときは、順調な仕事の報告と上司から聞きたいことに切り替えることをおすすめします。

25.3%
1万人調査
面談で上司に期待すること(5つまで選択)として、「報告したい」を選んだ人の割合
「意見を聞きたい」33.6%、「具体的なアドバイスがほしい」32.0%より少ないものの、報告を面談の用件にしている人は一定数います。問題なく進んでいる仕事を上司に知ってもらうことも、面談の用件になります。
36.8%
1万人調査
面談で上司に一番期待することが「報告したい」の人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
回答者全体では31.9%、「期待していることは特にない」を選んだ人では8.4%でした。一番の期待が報告の人でも、面談が成果につながっていると感じている割合は、何も期待していない人より高くなっています。
14.5%
Kakeai AI 1on1 利用データ
「業務の進捗や進め方」のテーマのうち、部下が上司に期待することとして「報告したい」を選んでいた割合
このテーマで一番多かったのは「一緒に考えてほしい」の17.0%で、「報告したい」は2番目です。実際の1on1でも、業務の話で報告を用件にしている部下は少なくありません。

1万人調査は、面談で話すことがあるかどうかは尋ねていません。数字は、面談で上司に期待することと、面談をしている理由を集計したものです。利用データの割合は、「業務の進捗や進め方」のテーマ全体に対するもので、上司に期待することが選ばれていないテーマも分母に含みます。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

面談で話すことがないときは、報告と「上司から聞きたいこと」に切り替える

上司との面談で話すことがないと感じるときは、困りごとや相談を探すのをやめて、順調に進んでいる仕事の報告と、上司から聞きたいことの2つに切り替えることをおすすめします。「話すことがない」と感じるのは、面談の話題は困りごとや相談でなければならない、と思っているときかもしれません。けれども、面談は困っている人だけのための時間ではありません。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談で上司に期待すること(5つまで選択)として「報告したい」を選んだ人が25.3%いました。報告は、相談やアドバイスと並んで、部下が面談に持ち込んでいる用件の1つです。問題なく進んでいる仕事を上司に知ってもらうことも、面談の用件として十分です。

KAKEAIの1万人調査では、上司との面談をしている理由(5つまで選択)として「会社や組織の考えや状況を理解するため」を選んだ人は38.5%でした。「自分の仕事を進めるため」52.8%に続いて、2番目に多い答えです。つまり、上司から会社や部署の話を聞くことも、部下が面談をする主な理由の1つになっている、ということです。自分から話すことがなくても、上司から聞きたいことは見つかるかもしれません。

「話すことがない」と「上司に期待することがない」は別のこと

話すことがない回でも、上司に期待することは持っておくことをおすすめします。この2つは別のことで、上司に期待することがある人とない人とでは、面談の成果を感じている人の割合がはっきり違います。

KAKEAIの1万人調査では、面談で上司に一番期待することが「報告したい」の人のうち、面談が成果につながっていると感じている人は36.8%でした。回答者全体の31.9%を上回っています。一方、「期待していることは特にない」を選んだ人では8.4%です。一番の期待が報告の人でも、面談が成果につながっていると感じている割合は、何も期待していない人よりはっきり高いという結果です。

話すことがないと感じた日でも、「特にありません」とだけ答えて終えるのではなく、報告でも上司の考えを聞くことでも、1つは上司に期待することを持って面談に出るとよいでしょう。

1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データ(抽出した30万回の1on1の記録)では、部下は1on1の前にテーマごとに上司に期待することを選びます。「業務の進捗や進め方」のテーマのうち、「報告したい」が選ばれていた割合は14.5%でした。一番多かった「一緒に考えてほしい」の17.0%に続いて、2番目に多く選ばれています。つまり、実際の1on1でも、業務の話で報告を用件にしている部下は少なくない、ということです。

面談で話すことがないときに使える3つの話題と、最初の一言

話すことがないと感じたときに使える話題は3つあります。順調な仕事の報告と、上司から聞きたいことと、前回の面談で決めたことの続きです。以下では、社内からの問い合わせに対応する窓口の仕事をしている部下の面談を例にします。

「話すことがない」の中身切り替える話題面談での最初の一言
困っていることが特にない順調に進んでいる仕事の報告「今日は、問い合わせの対応が落ち着いている状況を報告させてください」
相談したいことが思いつかない上司から聞きたいこと「今日は私から話すことが少ないので、来期の部署の方針について伺いたいです」
前回と状況が変わっていない前回決めたことの続き「前回お話しした対応の記録のやり方は、2週間続けてみました。その結果をお伝えします」

1. 順調に進んでいる仕事の報告

問題がない仕事ほど、上司の目には入りにくいことが多いようです。何件の問い合わせをどのくらいの早さで返しているか、どんな工夫をしているかを、短く伝えてください。報告のあとに、上司の見方を尋ねると、報告だけで終わらずに済みます。

  • 今月は問い合わせが40件ほどあって、ほとんどを当日中に返せています。特に困っている案件はありません。
  • 問い合わせの多い項目は、回答の文例を作って使い回すようにしました。この進め方で、課長から見て気になる点はありますか。
  • 順調なので報告だけになりますが、知っておいていただきたくてお話ししました。

2. 上司から聞きたいこと

自分から話すことがないときは、上司から聞きたいことを用件にしてください。部署の方針、今の自分の仕事の評価の見通し、上司が自分の仕事で気になっていること、のどれかを選ぶとよいでしょう。

  • 今日は私から話すことが少ないので、来期の部署の方針で、今決まっていることを教えていただけますか。
  • 今の時点で、私の仕事ぶりについて、課長はどう感じていますか。直したほうがよい点があれば、今のうちに伺いたいです。
  • 課長のほうから、私の仕事で気になっていることはありますか。問い合わせの対応で、見えていない点があれば教えてください。

評価の見通しについては、上司が今の時点での考えを言えても、最終の結果は約束できません。「今の時点での考え」として聞くと、上司も答えやすくなります。

3. 前回の面談で決めたことの続き

前回の面談で決めたことがあれば、その結果を報告する回にできます。変化がなかったことも、報告になります。

  • 前回お話しした、対応の記録を一覧にするやり方を2週間続けてみました。同じ問い合わせが週に3件あると分かったので、社内向けの案内を1枚作りたいと考えています。
  • 前回決めたことは、まだ手をつけられていません。問い合わせが立て込んでいたのが理由です。来週から始めます。

本当に話すことがないときの言い方:短く終える、間隔を相談する

報告も聞きたいことも前回の続きもない回は、無理に話題を作らず、短く終えてかまいません。その場合は、理由を添えて、上司にそう伝えてください。黙って時間が過ぎるのを待つより、二人にとって時間の無駄が少なくなります。

  • 今日は、報告することも相談したいことも特にありません。問い合わせの対応は落ち着いています。課長から何かなければ、今日は短く終えてもよいでしょうか。
  • 今日は私からお話しすることは特にありません。課長から共有いただくことがあれば、ぜひ伺いたいです。

話すことがない回が3回ほど続くなら、面談の間隔そのものを上司に相談してよいと考えられます。ただし、間隔を空けると、上司の考えや評価の見通しを聞く機会も減ります。減らす代わりに何を残すかを、一緒に決めてください。

  • 最近、面談で話すことが少ない回が続いています。普段のやり取りで用件は済んでいるので、面談の間隔を月1回にしてもよいか、ご相談したいです。
  • 間隔を空ける場合も、評価の見通しと部署の方針の話は、面談で伺いたいと思っています。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、面談のような改まった時間を持たなくてよい上司と部下の組み合わせもあると考えています。ただし、それを上司の側だけで決めると、部下が伝えたいことを抱えたまま面談がなくなることがあります。間隔を減らすかどうかは、部下の側からも言葉にして、二人で決めるとよいでしょう。

上司の側から見ると、「特にありません」はどう聞こえるか

部下が「特にありません」と答えたとき、上司の側は、話したくないのか、本当にないのかを区別できません。上司が話題を探して質問を重ねるのは、部下を疑っているからではなく、何か抱えていないかを心配しているからだと考えられます。

そのため、本当にないときは、「特にありません」のあとに理由を一言添えると、話したくないのではなく本当にないのだと上司に伝わります。

  • 特にありません。問い合わせの対応は、今の進め方で回っています。
  • 相談したいことは今はないのですが、もし課長から見て気になることがあれば、聞かせていただきたいです。

反対に、話すことはあるが言い出しにくいときは、「特にありません」と答えずに、言いにくいということ自体を伝えてもかまいません。

  • 1つ、話すかどうか迷っていることがあります。うまくまとまっていないのですが、聞いていただけますか。

面談で話すことがなかった回が、うまくいったかをどこで見るか

話すことがないと感じた回がうまくいったかどうかは、時間が埋まったかではなく、面談のあとに何か1つでも持ち帰れたかで振り返ってください。上司と部下の二人で、次の点を見てみましょう。

  • 部下から話すことがない回でも、上司の考えや部署の方針を1つは聞いて終えられたでしょうか。
  • 順調な仕事の報告をしたあと、上司の見方や気になっている点を聞くところまで進めたでしょうか。
  • 短く終えた回は、「特にない」理由を一言添えて、二人で納得して終えられたでしょうか。
  • 話すことがない回が続いたとき、面談の間隔や使い方を二人で話せたでしょうか。

話すことがない回は、面談が失敗だった印ではありません。順調であることを上司と確かめ合い、上司の考えを1つ聞けたなら、その回は十分に意味のある面談です。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

上司との面談で何を話せばよいか分からない、何を聞かれるのか不安だ、初めての面談で何から話せばよいか迷うというときに、会社でKakeai AI 1on1を利用している場合は、次のことができます。

面談の前に、「1on1の準備」で。

何を話したいか、上司に何を期待するかを、面談の前に伝えたうえで面談を始められます。

テーマと期待する対応を選び、「この1on1へのメモ」に話したいことを書いて保存すると、上司の画面にも表示されます。期待する対応は、部下の側から選べます。1on1が始まると、Kakeai AI が開始の挨拶でテーマと期待する対応を挙げます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…準備されたテーマは「競合調査と市場規模の試算」×「報告したい」の1つです。…

面談の前に、「1on1前のAIアドバイス」で。

話すことが思いつかないときも、今の仕事の中から話題を一つ選んで面談に入れます。

Kakeai AI が、これまでの1on1と今回の準備を踏まえて、ご自身向けに、その回の入り方と、臨み方の工夫を最大3つ書きます。上司にどう関わってほしいかを自分から伝える提案が書かれることもあります。上司には、上司向けの別の内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…「今日が初めてなので、まず私から一つ話しておきたいことを伝えてもいいですか」。…何を話すかは、今の仕事でうまくいっていること・少し気になっていること・聞いておきたいことのどれでも構いません。…

面談のあと、「1on1後のAIアドバイス」で。

返事が短く終わった場面で、次に何と言えるかを、具体的な一言の例として受け取れます。

Kakeai AI が、ご自身向けに、その回のよかった場面を取り上げ、次の1on1や日常で試せることを書きます。話が深まらずに終わった大事な場面があれば、次に言えそうな一言の例を添えることもあります。上司には別の内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…「稟議の書き方を一度教えていただけますか」と具体的に言い出してみることも一つの選択肢です。

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ご利用企業 累計600社以上/1on1実施 累計300万回以上(2020年から)

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  • 1万人のデータで見る、1on1の頻度・時間・場所・話題の実態
  • 成果・成長の実感を左右するもの(実施理由・上司への期待・困りごと・行動への接続)
  • 明日の1on1からできること(前・最中・直後・日常の4つの場面と、具体的な声のかけ方)

よくある質問

上司との面談で話すことがないときは、どうすればよいですか。

上司との面談で話すことがないときは、困りごとや相談を探すのをやめて、順調に進んでいる仕事の報告か、上司から聞きたいことを用件にしてください。上司から聞きたいことは、部署の方針や今の時点での評価の見通しなどです。「今日は、対応が落ち着いている状況を報告させてください」「来期の方針で決まっていることを教えていただけますか」のように切り出せば、話すことがないと感じた回でも、用件を持って面談に出られます。

面談で「特にありません」と答えてもよいですか。

面談で本当に話すことがないときは、「特にありません」と答えてかまいません。ただし、「問い合わせの対応は、今の進め方で回っています」のように理由を一言添えると、話したくないのではないと上司に伝わります。あわせて、上司から聞きたいことを1つ添えると、「特にない」回でも上司の考えを持ち帰れます。

順調に進んでいる仕事の報告だけで、面談の時間を使ってもよいですか。

順調に進んでいる仕事の報告だけで面談の時間を使ってもかまいません。KAKEAIの1万人調査では、面談で上司に期待すること(5つまで選択)に「報告したい」を選んだ人が25.3%いて、報告は部下が面談に持ち込んでいる用件の1つです。問題のない仕事は上司の目に入りにくいことが多いので、何をどのくらい進めているかを短く伝えてください。そのあとに「この進め方で気になる点はありますか」と上司の見方を尋ねると、報告だけで終わらずに済みます。

話すことがない面談が続くとき、上司に面談を減らしてほしいと言ってもよいですか。

話すことがない面談が3回ほど続くなら、面談の間隔を上司に相談してかまいません。「普段のやり取りで用件は済んでいるので、面談の間隔を月1回にしてもよいか、ご相談したいです」のように伝えます。ただし、間隔を空けると、上司の考えや評価の見通しを聞く機会も減ります。減らす代わりに何を面談で残すかを、上司と一緒に決めてください。減らすかどうかを上司だけで決めると、部下が伝えたいことを抱えたまま面談がなくなることがあります。

面談で上司から聞きたいことには、どんなものがありますか。

面談で上司から聞きたいこととして使いやすいのは、部署や会社の方針、今の時点での自分の仕事の評価の見通し、上司が自分の仕事で気になっていることの3つです。KAKEAIの1万人調査では、面談をしている理由(5つまで選択)に「会社や組織の考えや状況を理解するため」を選んだ人が38.5%いて、2番目に多い理由でした。評価の見通しは、「今の時点での考え」として尋ねると、上司も答えやすくなります。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/nothing-to-talk-about-in-meeting-with-boss

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: