人事・経営の方へ1on1
1on1に関する調査データと研究
先に答え
1on1に関する調査データを会社の判断に使うときは、数字を見る前に「誰に尋ねたか」「何を尋ねたか」「いつの一時点か」を確認してください。KAKEAIの1万人調査は、上司と定期的に面談をしている会社員10,000人に、受ける側の実感を尋ねたもので、日本全体の1on1の実施率は分かりません。分かるのは、面談の形(頻度・時間・場所・話題)と成果の実感との関係は小さく、面談がそのあとの行動につながっているかどうかとの関係が最も大きい、ということです。全体の数字と層ごとの数字が逆を向く例もあるので、全体の数字だけで結論を出さないことをおすすめします。会社で見る指標は、実施率ではなく、面談が行動につながっているかどうかにしてください。
数字で見る
1on1の調査データは、全体の数字だけを見ると読み違えることがあります。1万人調査では、人事評価の話をしている人としていない人の成果の実感は、全体では並んでいますが、頻度が同じ人どうしで比べると、どの頻度でも評価の話をしている人のほうが高くなっています。また、行動につながらない理由は、回答者全体ではなく一部の人に尋ねた数字です。調査の数字と利用データの数字も、数え方が違います。
- 31.7%
- 1万人調査
- 面談で人事評価の話をしている人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合(回答者全体での比較)
- 評価の話をしていない人では32.0%で、全体で比べると並んでいます。週1回以上面談している人の中では50.8%と39.7%で、どの頻度でも評価の話をしている人のほうが高くなっています。評価の話をしている人に面談の間隔が長い人が多いため、全体では差が見えにくいと考えられます。
- 60.7%
- 1万人調査
- 面談がそのあとの行動につながるのが「半分くらいの回」か、それより少ないと答えた人の割合
- 人数では6,074人です。面談が行動につながらない理由は、回答者全員ではなく、この人たちだけに尋ねています。理由の割合(最も多い「その時々によって違う」26.1%など)は、この人たちの中での割合で、回答者全体に対する割合ではありません。
- 43.7%
- Kakeai AI 1on1 利用データ
- 1on1の前に選ばれたテーマのうち、「業務の進捗や進め方」の割合(テーマ1件ずつの内訳)
- 1万人調査で、話題(複数回答)に「具体的な仕事」を選んだ人は76.7%でした。どちらも仕事の話が最も多いという向きは同じですが、人の数をもとにした割合と、テーマの件数をもとにした割合なので、2つの数字の差を比べることはできません。
1万人調査の対象は、上司と定期的な面談をしている会社員に限っているため、日本の会社員全体の1on1の実施率は分かりません。利用データの43.7%は、1on1の予定を作る時点でテーマが入力されていた回の中での内訳です。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
1on1に関する調査データを読むときに、 先に確かめる3つのこと
1on1に関する調査データや研究を会社の判断に使うときは、数字を見る前に、「誰に尋ねたか」「何を尋ねたか」「いつの一時点か」の3つを確認してください。1on1と呼ばれるものの中身は会社によって違い、同じ「1on1」という言葉でも、調査ごとに尋ねている相手と設問が異なります。
- 誰に尋ねたか。上司の側か、部下の側か、人事か。面談を受ける側の実感と、行う側の自己評価は、別の数字です。
- 何を尋ねたか。「1on1をしていますか」と尋ねた調査と、「上司と定期的な面談をしていますか」と尋ねた調査では、答える人の範囲が違います。
- いつの一時点か。一時点の調査からは、「〜の人は、〜の割合が高い」と言えます。「〜をすれば〜になる」とまでは言えません。
このページで扱うのは、KAKEAIが行った会社員1万人の調査と、「Kakeai AI 1on1」の利用データ(抽出した30万回の1on1の記録)の2つです。それぞれで何が分かり、何が分からないか、会社の中でどう使うかを書きます。他社の調査や研究の名前や数字は、ここでは挙げません。それらを引くときも、上の3つを確認してから使うことをおすすめします。
KAKEAIの1万人調査とは何か: 対象と設問と、 主な結果
KAKEAIの1万人調査は、自分の上司とある程度定期的に面談やミーティングをしている会社員10,000人を対象に、2026年5月にインターネットで行った調査です。答えているのは、面談を受ける側(部下の立場)としての実感で、回答者には、自分自身が管理職の人も含まれます。
この調査は、面談を「1on1」と呼んでいるかどうかを問わずに尋ねています。回答者のうち、自分の上司との定期的な面談を「1on1だと思う」(「とてもそう思う」と「そう思う」の合計)と答えた人は37.2%でした。つまり、1on1という名前が付いていない面談も含めて、上司と部下の定期的な面談の実態を見た数字です。
主な結果は、次の表の通りです。「成果の実感」は、面談が「業務の改善や成果につながっている」に「とてもそう感じる」「そう感じる」と答えた人の割合で、回答者全体では31.9%です。
| 問い | 1万人調査の結果 | 読み方 |
|---|---|---|
| 面談は | 成果の | はっきり |
| 面談の | 4つを | 形を |
| 何と | 面談が | 約8.8倍。 |
| 部下は | 最も多い | 期待が |
| 会社の | 従業員数ごとの | 会社の |
表の数字は、回答者の今の面談の状況ごとに成果の実感を比べたものです。何かを実施した結果を測った数字ではありません。
1on1の実施率は、 調査データから分かるか
1on1の実施率を知りたいという問いに、KAKEAIの1万人調査は答えられません。この調査の対象は、既に上司と定期的な面談をしている人に限っているからです。回答者全員が「実施している」側なので、日本の会社員のうち何%が1on1をしているか、という数字はこの調査からは出ません。
分かるのは、面談をしている人の中での頻度の分かれ方です。1万人調査で、上司との面談の頻度として最も多かった答えは「半年に一度」の21.7%で、次が「1ヶ月に一度」の20.3%、「1週間に一度」の18.4%でした。つまり、上司と定期的に面談している人の中にも、半年に一度の人から毎週の人まで幅があり、どれかの頻度に偏ってはいない、ということです。実施率を1つの数字で語ると、この違いが見えなくなります。
他の調査や国の統計で実施率の数字を見るときは、何を「1on1」として集計しているかを先に見てください。半年に一度の評価面談を含むのか、名前が1on1でなければ含めないのかで、数字は大きく変わります。
- 当社の1on1の実施率を他社と比べる前に、その調査が半年に一度の面談を1on1に含めているかを確認したいと考えています。含めているなら、当社の評価面談も含めないと比べられません。
1on1の調査データの読み方で、 間違いやすい3つのこと
調査データを会社の判断に使うときに、特に間違いやすい点が3つあります。どれもKAKEAIの1万人調査と利用データの中に実例があるので、その数字で説明します。
全体の数字と、 頻度が同じ人どうしで比べた数字が、 逆を向くことがある
KAKEAIの1万人調査では、面談で人事評価の話をしている人の成果の実感は31.7%、していない人は32.0%で、全体で比べると並んでいます。この数字だけを見ると、評価の話をしてもしなくても変わらない、と読んでしまいがちです。
ところが、面談の頻度が同じ人どうしで比べると、向きが変わります。週1回以上面談している人の中では、評価の話をしている人の成果の実感は50.8%、していない人は39.7%です。半年〜1年に一度の人の中では、20.9%と17.8%でした。どの頻度でも、評価の話をしている人のほうが高くなっています。
全体で並んで見えることには、評価の話をしている人に面談の間隔が長い人が多いことが関わっていると考えられます。面談で人事評価の話をしている人は、週1回以上の人では25.8%、半年〜1年に一度の人では67.6%でした。つまり、面談の間隔が長い人ほど、評価の話をしている割合が高い、ということです。全体の数字には、この違いが混ざっています。会社の調査でも、全体の数字だけで「関係がない」と結論を出す前に、頻度や部署など、答える人の条件が同じ人どうしで比べてみてください。
- 全体では差が見えませんでしたが、面談の頻度が同じ人どうしで分けると、どの頻度でも評価の話をしている人のほうが高くなっています。全体の数字だけで判断しないほうがよいと考えています。
誰に尋ねた数字かで、 割合の意味が変わる
KAKEAIの1万人調査では、面談が行動につながらない理由を尋ねていますが、尋ねた相手は回答者全員ではありません。面談のあとに行動につながるのが「半分くらいの回」か、それより少ないと答えた人(6,074人、回答者全体の60.7%)だけに尋ねています。この人たちが選んだ理由で最も多かったのは「その時々によって違う」の26.1%でした。
この26.1%を「会社員の26.1%は、面談が行動につながらない理由が決まっていない」と読むと、分母を間違えます。正しくは、「面談が行動につながるのが半分くらいかそれより少ない人のうち、26.1%がこの理由を選んだ」です。社内の調査結果を経営会議で説明するときも、割合を言うたびに「誰のうちの」を添えてください。
- この26.1%は、全社員ではなく、面談が行動につながるのが半分くらいかそれより少ないと答えた人の中での割合です。全社員に対する割合に直すと、小さくなります。
調査の数字と、 利用の記録の数字を、 同じものとして並べない
KAKEAIの1万人調査では、面談で話している話題(複数回答)として「具体的な仕事」を選んだ人は76.7%でした。一方、Kakeai AI 1on1の利用データでは、1on1の前に選ばれたテーマのうち「業務の進捗や進め方」は43.7%です。どちらも仕事の話が最も多いという点では同じ向きですが、76.7%と43.7%を並べて「差がある」と読むことはできません。
数え方が違うからです。調査の76.7%は、話題をいくつでも選べる設問で「具体的な仕事」を選んだ人の割合です。利用データの43.7%は、選ばれたテーマを1件ずつ数えたときの内訳で、1on1の予定を作る時点でテーマが入っていた回に限ります。人の数をもとにした割合と、テーマの件数をもとにした割合は、そのまま比べられません。2つの出典を並べて書くときは、どちらの数字かを文の中に書き、向きが同じかどうかだけを見てください。
- この2つの数字は、人の割合とテーマの件数の割合なので、差を比べることはできません。どちらも仕事の話が最も多い、という向きが同じことだけをお伝えします。
Kakeai AI 1on1の利用データとは何か: 何が分かり、 何が分からないか
Kakeai AI 1on1の利用データは、実際に行われた1on1の操作の記録を、会社や個人が分からない形で集計したものです。1万人調査が「働く人が面談をどう感じているか」を尋ねたものであるのに対して、利用データは「1on1の前に何が選ばれ、どのくらいの時間と間隔で行われ、終えたあとに何が選ばれたか」の記録です。
利用データから分かるのは、たとえば次のようなことです。
- 1on1の前に部下が選んだ、上司に期待することの内訳。選ばれた中で最も少ないのは「話を聞いてほしい」の11.7%で、「一緒に考えてほしい」「意見を聞きたい」「具体的なアドバイスがほしい」の3つで53.4%でした。1万人調査でも、一番の期待が「話を聞いてほしい」の人は7.9%でした。数え方が違うので2つの数字の差は比べられませんが、聞くことだけを求める人は少ないという向きは同じです。
- 1回の時間。中央値は29.6分で、20〜39分の回が52.6%でした。1回はおよそ30分で行われていることが分かります。
- 続いている上司と部下の組の間隔。直近3か月に3回以上行った組では、月1回のペースが80.0%、隔週が13.1%、毎週が5.8%です。
一方で、利用データからは言えないことがあります。会話の中身は集計していないので、「1on1で何が話されたか」は分かりません。成果や成長とのつながりも、利用データからは言えません。成果の実感については、1万人調査の数字を使ってください。また、利用データはKakeai AI 1on1を使っている職場の記録なので、日本の職場全体の割合として書くことはできません。
月1回が80.0%という数字も、月1回が最もよいという意味ではありません。月1回で続いている組が多い、という事実です。1万人調査では、面談の頻度が高い人ほど成果の実感は高くなっています。社内で頻度を決めるときに月1回を目安にするなら、それは「まず続けやすい回数」としてであって、成果の面で最もよい回数としてではありません。頻度が高いほうがよいかどうかの話には、利用データではなく1万人調査の数字を使います。
- 月1回という目安は、利用データで続いている組の多くがそのペースだったことをもとにしています。月1回が一番よいという意味ではなく、まず続けやすい回数として提案しています。
会社の中で1on1の調査データをどう使うか
調査データは、経営会議で1on1の取り組みを説明するときと、自社の調査の設問を作るときに使えます。使うときの要点は、「何をしたら成果が上がるか」の証明としてではなく、「どこを見れば取り組みの状態が分かるか」の手がかりとして使うことです。
経営会議で説明するときは、実施率の代わりに、次の2つの問いを柱にすることをおすすめします。
- 1on1の取り組みの状態は、実施率ではなく、2つの問いで見たいと考えています。1つは「1on1の終わりに、次に取り組むことが決まっているか」、もう1つは「部下が上司に期待することを伝えているか」です。
- KAKEAIの1万人調査では、面談が毎回〜ほぼ毎回行動につながっている人の成果の実感は61.3%で、ほぼ〜全くつながっていない人では7.0%でした。調査の項目の中で、最も差が大きい点です。
- 面談の頻度や時間と、成果の実感との関係は小さいという結果でした。全社で細かく決めるより、頻度と時間は下限だけを決め、面談が行動につながっているかどうかを指標にしたいと考えています。
自社で調査を行うときは、1万人調査と同じ設問を1つか2つ入れると、自社の数字を1万人調査の数字と並べて比べられます。入れるなら、次の2つです。
- 上司との面談は、そのあとの行動につながっていますか(毎回そうなっている/ほぼ毎回そうなっている/半分くらいの回でそうなっている/ほぼそうなっていない/全くそうなっていない)。
- 面談の最中に、上司に期待していることは何ですか(具体的なアドバイスがほしい/一緒に考えてほしい/話を聞いてほしい/意見を聞きたい/報告したい/その時々によって違う/期待していることは特にない)。
調査データを使うときに、避けたいことも2つあります。KAKEAIは、1on1の実施率を管理職の目標にすることと、人事が1on1の記録の中身を読んで取り組みを評価することをおすすめしません。実施率は、面談が仕事を前に進めたかどうかを示しません。記録の中身が人事に読まれると分かっていれば、部下が話せることは減ると考えられます。自社の調査も、回答が本人の上司や人事に特定されない形で行ってください。
- 社内調査の回答は、部署ごとの集計までにして、個人が分かる形では見ません。上司の方にも、自分の部下の回答は見えないようにしています。
KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、1on1の取り組みの状態は、実施したかどうかではなく、そのあとの行動で見るものだと考えています。
調査データを使った1on1の取り組みが、 うまく進んでいるかをどこで見るか
調査データを使った取り組みがうまく進んでいるかどうかは、実施率の上下ではなく、現場の上司と部下の両方の答えで見ます。半年に一度ほど、次の点を振り返ってみてください。
- 上司と部下の両方に尋ねた「1on1の終わりに、次に取り組むことが決まっているか」の答えは、前回の調査と比べてどう変わったでしょうか。
- 「上司に期待することを伝えているか」という部下の側の答えは、どう変わったでしょうか。
- 経営会議で1on1の話をするとき、実施率ではなく、上の2つの数字で話ができているでしょうか。
- 調査の結果を、現場の上司と部下に返しているでしょうか。返したあとに、上司と部下の間で1on1の進め方の話が始まっているでしょうか。
数字が動かないときは、調査の設問や頻度を変える前に、結果が現場に返っているかを見直してください。調査は、人事が状態を知るためだけのものではなく、上司と部下が自分たちの1on1を見直す材料にするためのものです。調査の結果を、現場の上司が次のように部下との話に使えると、人事が数字を持っているだけで終わりません。
- 人事から部署の調査結果が来ました。終わりに次に取り組むことが決まっている、と答えた人が半分ほどでした。私たちの1on1はどうか、今日の終わりに一度話しませんか。
- 私のほうは、終わりの5分を、次回までに取り組むことを決める時間に使えていなかったと感じています。次回から、残り5分になったら私から切り出します。
- 前回の調査結果を、部署ごとにお返しします。「次に取り組むことが決まっている」と答えた人の割合を見ながら、終わりの5分の使い方を、それぞれの1on1で一度話していただけると助かります。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
研修や調査、アンケートをもとに、会社の1on1を見直したいときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
画面の右上の「Get Advice」で。
研修や調査で見えた1on1の課題が、 マネジャー一人ひとりの1on1でどうなっているかを確かめられます。
マネジャーご自身の1on1をふりかえる画面。マネジャーごとに、直近1か月の1on1のまとめと変化、Kakeai AI が挙げる1on1をよりよくするための3つのポイント、強みと伸び代が表示されます。マネジャー権限をお持ちの方ご本人に加え、マネジャーを支える立場として、システム管理者の方もご覧いただけます(ご契約によっては、マネジャーを支える役として設定された方も)。1on1ごとの文字起こしや「1on1のAI要約」そのものは、システム管理者には表示されません。
毎回の1on1の始まりと、終わりが近いときに。
研修で学んだ始め方と終わり方を、 毎回の1on1の画面の中で続けやすくなります。
始まりには、Kakeai AI が開始の挨拶で、準備されたテーマと期待する対応、前回決まった次の一歩を挙げます。前回の一歩があればその担当の方に、無ければテーマを選んだ方に、最初の一言を向けます。終わりが近づくと、画面の左の列が次の一歩の候補の一覧に切り替わります。残り時間が少ないときは、Kakeai AI のメッセージで、担当と期限を確かめるよう促すこともあります。
残り4分ほどです。今日話した「一次調査の報告」の件で、一歩の候補が2つ出ています。「競合調査の表に代理店が日系か現地かの列を追加する」と「試算のやり方に割合の根拠(理由)を書く手順を入れる」、それぞれいつまでにやるかをお二人で一つ確かめて終わりませんか?森さん、いかがでしょう?
Kakeai AI 1on1 の導入を検討している方は、サービス資料をお受け取りください。
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- 導入の進め方と、ご利用企業の事例
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よくある質問
1on1の実施率は、 どのくらいですか。
日本の会社員全体の1on1の実施率は、KAKEAIの1万人調査からは分かりません。この調査は、既に上司と定期的な面談をしている人を対象にしているからです。分かるのは頻度の分かれ方で、最も多い答えは「半年に一度」の21.7%、次が「1ヶ月に一度」の20.3%でした。他の調査で実施率を見るときは、半年に一度の評価面談を1on1に含めているかどうかを確認してから、自社の数字と比べてください。
1on1に効果があるという調査データはありますか。
KAKEAIの1万人調査では、上司との面談が成果につながっていると感じている人は回答者全体の31.9%でした。面談が毎回〜ほぼ毎回そのあとの行動につながっている人では61.3%、ほぼ〜全くつながっていない人では7.0%です。ただし、一時点の調査で本人の実感を尋ねたものなので、「1on1を導入すれば成果が上がる」とまでは言えません。「行動につながっている面談をしている人は、成果を実感している割合が高い」と読んでください。
1on1の調査データを経営会議で説明するとき、 何に気をつければよいですか。
1on1の調査データを経営会議で説明するときは、3つに気をつけてください。割合を言うたびに「誰のうちの割合か」を添えること、全体の数字だけで結論を出さないこと、調査の数字と利用の記録の数字を、同じものとして並べないことです。KAKEAIの1万人調査では、人事評価の話をしている人としていない人の成果の実感は、全体では31.7%と32.0%で並びます。頻度が同じ人どうしで比べると、評価の話をしている人のほうが高くなっています。
1on1の論文や研究を読むときは、 何を見ればよいですか。
1on1の論文や研究を読むときは、4つを見てください。誰に尋ねたか(上司か部下か人事か)、何を1on1として定義したか、一時点の調査か時間をおいて追った調査か、何と何を比べたかです。一時点の調査から言えるのは「〜の人は、〜の割合が高い」までで、原因と結果の関係までは言えません。自社に当てはめるときは、その研究の対象の会社や職種が自社と近いかも見るとよいでしょう。
自社で1on1の調査をするとき、 どんな設問を入れればよいですか。
自社で1on1の調査をするときは、「上司との面談は、そのあとの行動につながっていますか」と「面談の最中に、上司に期待していることは何ですか」の2つを入れることをおすすめします。選択肢はKAKEAIの1万人調査と同じにします。同じ設問にすると、自社の数字を1万人調査の数字と並べて見られます。回答は、本人の上司や人事に個人が特定されない形で集め、結果は部署ごとの集計までにして、現場の上司と部下に返してください。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/1on1-survey-data-and-research
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: