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面談とは何か、その意味と目的

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

面談とは、人と会って話をすることで、会社では、上司と部下が1対1で行う話し合い全体(評価面談・目標面談・キャリア面談・定期的な面談である1on1など)を指します。目的は、上司と部下の仕事と成長を前に進めることで、面談の場を持つこと自体は目的ではありません。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談で話している話題として最も多かったのは「具体的な仕事」で、76.7%でした。会社の面談では、仕事の話が最も多く話されています。面談が必要なのは、仕事の進め方の迷い・本人の希望・体調のように、人によって答えが違い、会議や全員への連絡では済まないことがあるからです。

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上司との面談で最も多く話されている話題は、具体的な仕事です。部下の側から見た面談の一番の理由も、仕事を進めることが最も多くなっています。また、面談が成果につながっていると感じる人の割合は、会社の規模ではほとんど変わりません。面談の意味は会社の制度や呼び名ではなく、二人が何を話しそのあとに何が変わるかにある、というのがこのページの考えです。

76.7%
1万人調査
上司との面談で話している話題(複数回答)として、「具体的な仕事」を選んだ人の割合
「人事評価」は43.4%、「会社や組織の方針」は36.7%、「人間関係」は31.1%、「キャリア」は27.7%でした。上司との面談では、具体的な仕事の話が、他のどの話題より多く話されているということです。
34.5%
1万人調査
上司と面談をしている一番の理由として、「自分の仕事を進めるため」を選んだ人の割合
「会社や組織の考えや状況を理解するため」は15.8%、「上司との関係性を維持・向上させるため」は8.5%、「成長のため」は8.1%でした。部下の側から見た面談の目的は、仕事を進めることが最も多くなっています。
31.2%〜32.1%
1万人調査
会社の従業員数ごとに見た、面談が成果につながっていると感じている人の割合の幅
10〜99名の会社で32.1%、300〜999名で31.2%、5,000名以上で32.0%でした。面談が成果につながっていると感じる人の割合は、会社の大きさではほとんど変わらないということです。

この調査は、上司との定期的な面談について尋ねたもので、「面談」という言葉の意味や、評価面談・キャリア面談といった種類ごとの違いは尋ねていません。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

面談とは何か:上司と部下が1対1で、仕事と成長のために話す時間

面談とは、人と会って話をすることです(オンラインで行う面談も含みます)。会社で「面談」と言うときは、上司と部下が1対1で行う話し合い全体を指し、評価面談・目標面談・キャリア面談・定期的な面談(1on1)などが含まれます。「個人面談」も同じ意味で、採用のときの「面接」(応募者を選ぶための場)とは区別して使われます。

会社の面談の目的は、仕事と成長を前に進めることです。上司が部下を呼び出して言い渡す場でも、部下が上司に報告するだけの場でもなく、二人で仕事の話をして、次に何をするかを決める時間です。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談で話している話題(複数回答)として最も多かったのは「具体的な仕事」で、76.7%でした。「人事評価」は43.4%、「会社や組織の方針」は36.7%、「人間関係」は31.1%、「キャリア」は27.7%です。つまり、会社の面談で最も多く話されているのは、具体的な仕事の話だということです。このページでも、面談を「仕事の話をしない特別な時間」とは考えません。

会社の面談の種類:評価面談・目標面談・キャリア面談・定期的な面談(1on1)

会社の面談には、いくつかの種類があります。種類によって、いつ行うか、用件を誰が持ってくるかが違いますが、仕事と成長を前に進めるという目的は共通です。

面談の種類いつ行うか主な用件と、用件を持つ側
評価面談期末や期の中間評価の根拠と結果を伝え、次の期にすることを決める。用件は主に上司
目標面談期初部署の方針と本人の目標をそろえる。用件は上司と部下の両方
キャリア面談年に1回程度この先の仕事の希望と、今の仕事で伸ばすことを話す。用件は主に部下
定期的な面談(1on1)週1回から月1回程度進めている仕事の相談と、決めたことの確認。用件は回ごとに違い、上司と部下のどちらからも
個別の面談必要なとき体調、人間関係、仕事の割り当てなど、その時々の用件。用件はどちらの側からも

体調やハラスメントに関わる面談は、会社の決まりに沿って行い、必要に応じて人事の担当や産業医につなぎます。上司が一人で判断して進める面談ではありません。

1on1と面談の違いは、別のページで扱います。ここでは、1on1も会社の面談の1つであり、名前よりも何を話してそのあとに何が変わるかを見てほしい、という点だけ押さえておいてください。

面談の目的は何か:仕事と成長を前に進めること

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、会社の面談の目的は、上司と部下の仕事と成長を前に進めることだと考えています。面談の場を持つこと自体は、目的ではありません。

部下の側から見た面談の目的も、仕事に近いところにあります。KAKEAIの1万人調査では、上司と面談をしている一番の理由として「自分の仕事を進めるため」を選んだ人が34.5%で最も多く、「会社や組織の考えや状況を理解するため」が15.8%でした。「上司との関係性を維持・向上させるため」は8.5%、「成長のため」は8.1%です。つまり、部下が面談をしている一番の理由として最も多いのは、自分の仕事を進めることだということです。

面談の目的を「信頼関係づくり」や「育成」と置く説明もあります。関係づくりそのものが要らないわけではありません。ただ、KAKEAIは、面談の目的を信頼関係づくりに置き、関係ができるまで仕事の話を控えることをおすすめしません。上司と部下の関係は、仕事の話を前に進める中でできていくものだと考えているからです。関係には段階があり、段階によって合う関わり方は変わるので、まだ身構えている時期には、仕事の話の中で小さなことから一緒に決めていくとよいでしょう。

面談の必要性:会議やメールでは済まないことを扱うため

面談が必要なのは、会議や全員への連絡では済まないことがあるからです。仕事の進め方で迷っている点・本人の希望・体調や人間関係のように、人によって答えが違い、全員の前では話しにくいことは、1対1でなければ出てきにくいものです。

面談が成果につながっていると感じる人の割合は、会社の大きさではほとんど変わりません。KAKEAIの1万人調査で、「面談が成果につながっている」と感じている人の割合を、会社の従業員数ごとに見ました。10〜99名の会社で32.1%、300〜999名で31.2%、5,000名以上で32.0%です。どの規模でも31.2%〜32.1%の範囲に収まっています。つまり、面談の成果の実感は、会社の大きさではほとんど変わらないということです。少なくとも、面談が役に立っていると感じる人の割合は、小さい会社でも大きい会社と変わりません。

面談は、本人の仕事を見ていて、仕事の割り当てを決められる直属の上司が行うのが基本です。部下の仕事をまったく見ていない上司が面談をしても、仕事の話を具体的にはしにくくなります。見ていない仕事が多いときは、面談の前に、部下から仕事の状況を教えてもらうところから始めてください。

  • 引き継ぎのあと、○○さんが今どんな仕事を抱えているか、私はまだ全部を把握できていません。面談で具体的な話をしたいので、最初に教えてもらえますか。

面談のような改まった場を持たなくても、普段のやり取りで用件が済んでいる二人もいます。ただし、面談が要らないかどうかを上司が一人で決めると、上司の目には見えないところで部下が伝えたいことを抱えている場合に、気づきにくくなります。やめるかどうかは、部下に尋ねてから決めるとよいでしょう。

  • 最近は、普段のやり取りで用件が済んでいるように感じています。定例の面談を続けたほうがいいか、○○さんはどう思いますか。

部下の側は、思っていることをそのまま答えてかまいません。

  • 私は、普段相談できているので、間隔を空けても大丈夫だと思います。ただ、評価の見通しだけは、面談で聞きたいです。

面談を受ける側と行う側、それぞれの最初の一言

面談の目的が二人の間で共有されていないと、上司は何を話せばよいか迷い、部下は何を言われるのかと身構えがちです。上司の側と部下の側、それぞれの最初の一言を挙げます。以下では、新しい取引先の引き継ぎを受けたばかりの部下との面談を例にします。

上司の側から:面談の目的を自分の言葉で伝える

面談を始めるとき、または面談を打診するときに、何のための時間かを上司が自分の言葉で伝えます。「会社で決まっているので」とだけ伝えると、部下には決まりだから行う時間に聞こえかねません。

  • この時間は、○○さんの仕事を前に進めるために使いたいと考えています。私が判断したほうがいいことや、私が動いたほうが早いことも、遠慮なく話してください。
  • 来週、30分ほど時間をもらえますか。引き継ぎを受けた取引先の件で、進め方を一緒に考えたいんです。
  • 今日は、評価の話ではありません。引き継ぎのあとで困っていることがあれば、そこから聞かせてもらえますか。
  • この時間を、○○さんはどんな時間にしたいですか。私の考えと違っていたら、教えてください。
  • 前回決めた、取引先への訪問の件から始めましょうか。その後、どうなりましたか。

部下の側から:話したいことと、上司に期待することを伝える

部下の側からは、話したいことと上司に期待すること(意見を聞きたい・一緒に考えてほしい、など)を伝えると、面談が自分の用件のある時間になります。

  • 引き継いだ取引先の件で、1つご相談したいことがあります。前の担当者から聞いていない点があり、進め方について課長の意見を聞きたいです。
  • 今日は、報告というより、一緒に考えていただきたいことがあります。
  • 面談で何を話せばよいかわからないので、課長から聞きたいことがあれば、先に教えていただけますか。
  • 先月の面談で決めた、取引先への訪問は済みました。その結果を踏まえて、次に何をするかをご相談したいです。
  • 今日は、意見をいただくより、まず聞いていただきたいことがあります。取引先とのやり取りで、少し気になることがありまして。

面談を打診されて不安なとき

上司から面談を打診されて、何を言われるのかと不安になったときは、用件を先に聞いてかまいません。

  • 面談のお時間、ありがとうございます。準備しておきたいので、どのような内容か、先に教えていただけますか。

上司の側も、打診のときに用件を添えると、部下の不安は減ります。

  • 急な話で驚かせてすみません。悪い話ではなく、取引先の引き継ぎがどこまで進んだかを、一度一緒に確認したいだけです。

面談が目的の通りに進んだかを、どこで見るか

面談が目的の通りに進んだかどうかは、時間通りに終わったか、場が和んだかではなく、面談のあとに二人の仕事で何かが動いたかで判断するとよいでしょう。

  • 面談の終わりに、次に取り組むことが、部下自身の言葉になっていたでしょうか。
  • 上司が引き受けたことが、いつまでに何をするかまで決まっていたでしょうか。
  • 面談で出た用件のうち急ぐものは、次の面談を待たずに動き始めているでしょうか。
  • 二人のどちらかが、話したいことを言えずに持ち帰っていないでしょうか。

言い残しがないかは、面談の最後に「言い残したことはありませんか」と互いに尋ねることで、ある程度は確かめられます。面談の意味は、その場の雰囲気ではなく、次の面談までの間の仕事に表れます。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

面談が報告の場なのか、相談の場なのか、一緒に考える場なのかを、二人で取り違えずに始めたいときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

面談の前に、「1on1の準備」で。

その面談が何のための時間なのかを、面談の前に二人とも同じ言葉で知っておけます。

その回のテーマと、相手に期待する対応(「報告したい」「話を聞いてほしい」「一緒に考えてほしい」など)を選んで保存すると、お相手の画面にも表示されます。期待する対応は部下の側から選べます。選んだ内容は、上司向けの「1on1前のAIアドバイス」にも生かされます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…キャリアは「話を聞いてほしい」、海外展開は「一緒に考えてほしい」という期待を添えています。…

1on1が始まってすぐ、実施中の画面で。

その回が何のための時間なのかを、二人が同じ画面で確かめてから話し始められます。

1on1が始まると、Kakeai AI が開始の挨拶で、準備されたテーマと期待する対応を挙げ(前回決まった次の一歩があれば、それも挙げ)、前回の一歩があればその担当の方に、無ければテーマを選んだ方に、最初の一言を向けます。期待する対応が選ばれていない回には、どう関わってほしいかを尋ねることもあります。お二人の画面に同じ内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…準備されたテーマは「業務の進捗や進め方」の1つです。…長谷部さん、このテーマを今日はどう関わってほしいですか?話を聞いてほしいのか、一緒に考えてほしいのか、具体的なアドバイスが欲しいのか、一言教えていただけますか?

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  • 1万人のデータで見る、1on1の頻度・時間・場所・話題の実態
  • 成果・成長の実感を左右するもの(実施理由・上司への期待・困りごと・行動への接続)
  • 明日の1on1からできること(前・最中・直後・日常の4つの場面と、具体的な声のかけ方)

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よくある質問

会社でいう面談とは、どういう意味ですか。

会社でいう面談とは、上司と部下が1対1で行う話し合い全体のことです。評価面談・目標面談・キャリア面談・定期的な面談(1on1)・必要なときに行う個別の面談などが含まれます。「個人面談」も同じ意味で使われます。応募者を選ぶための採用の「面接」とは別のものです。目的は、上司と部下の仕事と成長を前に進めることです。

面談の目的は何ですか。

会社の面談の目的は、上司と部下の仕事と成長を前に進めることです。面談の場を持つこと自体は目的ではありません。KAKEAIの1万人調査では、上司と面談をしている一番の理由として「自分の仕事を進めるため」を選んだ人が34.5%で最も多く、「上司との関係性を維持・向上させるため」は8.5%でした。部下の側から見ても、面談の一番の理由として最も多いのは、仕事を進めることです。

面談は、なぜ必要なのですか。

面談が必要なのは、会議や全員への連絡では済まないことがあるからです。仕事の進め方で迷っている点・本人の希望・体調や人間関係のように、人によって答えが違い、全員の前では話しにくいことは、1対1でなければ出てきにくいものです。全員に向けて話す会議と、一人ひとりと話す面談は、役目が違います。

面談と1on1は、同じものですか。

1on1は、会社の面談の1つで、上司と部下が定期的に1対1で行う面談を指します。評価面談やキャリア面談のように用件が決まっている面談と違い、回ごとに話すことが変わり、部下の側からも用件を持ち込めるのが特徴です。ただし、どの面談も目的は仕事と成長を前に進めることで、名前よりも、何を話してそのあとに何が変わるかを見ることをおすすめします。

上司から面談をすると言われて不安なときは、どうすればよいですか。

上司から面談を打診されて不安なときは、「準備しておきたいので、どのような内容か先に教えていただけますか」と、用件を先に聞いてかまいません。面談の当日は、話したいことと上司に期待すること(意見を聞きたい・一緒に考えてほしい、など)を1つ持って行くと、聞かれることに答えるだけの時間ではなくなります。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/workplace-meeting-meaning-and-purpose

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: