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上司の方へ会議・ミーティング

会議の時間管理とタイムキーパーの役割

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

会議の時間管理で守るのは、終わりの時刻そのものより、最後に決めることに使う時間です。議題ごとの配分と、その議題で何を決めるかは、前日に決めておきます。タイムキーパーは、議題の残り時間が半分になった頃と残り5分に知らせ、「ここで決めるか、次回に回すか」の選択肢を司会に示します。決めることと担当・期限の確認には、終わりの15分を目安に残します。KAKEAIの1万人調査では、上司との面談1回の時間は「30分」という答えが最も多く、41.7%でした。上司との面談は、30分で行われることが最も多いということです。

数字で見る

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査は、上司との1対1の面談について尋ねたものです。面談1回の時間として最も多かった答えは「30分」です。Kakeai AI 1on1の利用データでは、前の回からの間隔が毎週の回と月1回の回とで、1回の時間の中央値はどちらもおよそ30分でした。面談の間隔が違っても、1回の長さはほとんど変わらないということです。どちらも面談についての数字です。会議の時間管理では、枠を守ること自体より、枠の中で何を先に話し、何を最後まで残すかを決めておくとよいでしょう。

41.7%
1万人調査
上司との面談1回の時間として「30分」と答えた人の割合
8つの選択肢の中で最も多い答えでした。次に多い60分は21.5%、10分は10.6%です。上司との面談は、30分で行われることが最も多いという意味です。
30.5分
Kakeai AI 1on1 利用データ
前の回からの間隔が毎週(10日まで)の1on1の、1回の時間の中央値
間隔が月1回(21〜45日)の回では29.6分でした。間隔が長くても短くても、1回の時間はおよそ30分で、ほとんど変わらないということです。

1万人調査は上司との1対1の面談について尋ねたもので、会議の時間管理やタイムキーパーについては尋ねていません。利用データの時間は、1on1を始めてから終えるまでの時間です。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

会議の時間管理は、終わりの時刻ではなく、決める時間を守ること

会議の時間管理で守るものは、終わりの時刻そのものより、その枠の中で決めることに使う時間です。時間が足りなくなった会議では、前半の共有や報告はそのまま進み、最後に残しておいた「決める」部分が削られがちです。終わりの時刻は守れても、決めることが次回に送られた会議は、時間を管理できたとは言えません。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談1回の時間として最も多かった答えは30分で、41.7%でした。上司との面談は、30分で行われることが最も多いということです。

1on1を支援するサービス「Kakeai AI 1on1」の利用データ(抽出した30万回の1on1の記録)では、1回の時間を、前の回からの間隔ごとに集計しています。間隔が毎週(10日まで)の回では、1回の時間の中央値は30.5分でした。月1回(21〜45日)の回では29.6分です。前の回からの間隔が長くても短くても、1回の時間はおよそ30分で、ほとんど変わらないということです。

どちらも面談についての数字で、会議の時間を尋ねたものではありません。会議の時間管理では、枠を守ること自体より、枠の中で何を先に話し、何を最後まで残すかを決めておくことをおすすめします。

会議の部分60分の会議での配分の目安時間が足りなくなったとき
共有・報告15分残りは資料を読んでもらう形にして、短く切り上げる
検討(意見や懸念を出す)30分論点を1つに絞る
決定と確認(担当・期限)15分削らない。予定より遅れていても、遅くとも残り10分で決める話に入る

以下では、広報課の課長と担当4人が月に1回、60分で行う社内報の編集会議を例にします。決めることは、次号の特集の題と、取材の担当と、原稿の締め切りです。タイムキーパーは、担当の○○さんが引き受けています。

タイムキーパーの役割:時刻を読むのではなく、進め方の選択肢を示す

タイムキーパーの役割は、残り時間を知らせることで、司会や会議の責任者が進め方を変えられるようにすることです。終了の時刻に合図を出すだけでは、気づいたときには決める時間が残っていないことがあります。知らせる時点は、議題の残り時間が半分になった頃と、残り5分になったときの2回です。この2回であれば、まだ進め方を変える時間が残っています。

タイムキーパーがすることタイムキーパーがしないこと
会議の最初に、議題ごとの配分を全員に言う終わりの時刻だけを見ている
議題の残り時間が半分と、残り5分の2回、残り時間を知らせる終了の合図だけを出す
残り5分で、「ここで決めるか、次回に回すか」の選択肢を司会に示す話している人の発言を切る
延長するときは、何分延ばすのかを全員に言う延長を黙って見過ごす
  • 今日の会議は60分です。最初の15分が先月号の反応の共有、次の30分が次号の特集の案を出す時間、最後の15分が特集の題と取材の担当を決める時間です。時間は私からお知らせします。
  • 特集の案を出す時間は、あと15分です。今、案は4つ出ています。
  • この議題は、あと5分です。4つの案から今日決めるか、2つに絞って次回に回すか、どちらにしましょうか。

タイムキーパーが示すのは選択肢で、選ぶのは司会か会議の責任者です。この分け方にしておくと、タイムキーパーは年次や役職に関わらず引き受けやすくなります。

  • ありがとうございます。今日は題まで決めたいので、4つの案のまま、残り5分で1つずつ気になる点を出しましょう。決めるのは最後の15分にします。
  • 今日は2つに絞るところまでにして、決めるのは来週にしましょう。残った2つの取材先に当たれるかどうか、△△さん、来週までに確認してもらえますか。

タイムキーパーを、一番若い人の雑用や、話している人を止める係にしないでください。発言を切るのは時間管理ではありません。発言が長くなっているときに時間を知らせるのはタイムキーパーの仕事ですが、その発言で何を求めているのかを尋ねるのは司会の仕事です。タイムキーパー自身も、意見を言う参加者の一人です。

  • この議題は、あと3分です。ここからは参加者として、私からも案を1つ出してよいでしょうか。

会議の時間管理の進め方:前日、最初の3分、残り10分

会議の時間管理は、会議が始まる前から手を打っておくと進めやすくなります。前日に配分を決め、最初の3分で全員に伝え、遅くとも残り10分で決める話に入る、という3つの時点で行います。

前日:議題ごとの配分と、その議題で決めることを送る

会議の責任者である上司は、議題ごとに「何分使うか」と「終わったときに何が決まっているか」を前日までに決め、参加者に送ります。配分が共有されていれば、参加者も共有の部分を短くする準備ができます。

  • 木曜の編集会議は60分です。先月号の反応の共有に15分、次号の特集の案出しに30分、題と取材の担当を決めるのに15分を使います。案は、前日までに1行で送ってもらえると、案出しの時間を短くできて助かります。

会議の最初の3分:配分を全員に言う

会議の最初に、タイムキーパーか司会が、配分と「決める時間に入る時刻」を言います。時刻まで言っておくと、途中で話が長くなっても、全員がその時刻を目安にできます。

  • 最初に時間の使い方を共有します。終わりの15分は、特集の題と担当を決める時間に残します。案出しが途中でも、15時45分になったら決める話に移ります。

会議の最中:半分と残り5分で知らせる

議題の残り時間が半分になった頃と、残り5分の2回、タイムキーパーが残り時間を言います。回数を増やしすぎると、時間ばかりが気になる会議になるので、2回で十分でしょう。

  • 共有の時間が半分過ぎました。先月号の反応は、あと2件ですね。
  • 案出しは、あと5分です。ここで打ち切って決める話に入るか、5分延ばすか、どちらにしますか。

残り10分:決めることと、担当・期限の確認

配分通りに進まず残り10分になったときは、話の途中でも決める話に移ります。決めたことは、担当と期限まで声に出して確認します。

  • 残り10分になりました。ここからは、決めることと担当の確認に移ってよいでしょうか。
  • 特集の題は「新しい工場の立ち上げ」で決めてよいでしょうか。取材は△△さんと□□さん、原稿の締め切りは来月10日で合っていますか。
  • 題は「新しい工場の立ち上げ」にしましょう。取材は△△さんにお願いしたいのですが、今の仕事の量を考えて難しければ、遠慮なく言ってください。

会議の時間が足りなくなったときの対処:延長するか、次回に回すか

時間が足りなくなったときの選択は、延長するか、次回に回すか、共有を資料に回すかの3つです。どれを選ぶかは、決めるのに必要な人と情報がそろっているかどうかで決めます。

状況選ぶこと最初の一言
決めるのに必要な人と情報がそろっている何を決めるために何分延ばすかを言って、延長する「10分延長して、特集の題だけ決めてしまいたいです」
情報が足りない、または決める人がいない次回に回す。足りないものと、誰が用意するかを決める「題は来週に回しませんか。取材先の都合は、△△さんに確認をお願いできますか」
共有が長引いた残りの共有は資料に回し、決める話に入る「反応の残りは、私が資料にまとめて今日中に送ります」
  • 決めるのに必要な人は全員いるので、10分延長して、特集の題だけ決めてしまいたいです。次の予定がある方は、途中で退席して大丈夫です。
  • 取材先の都合がまだ分からないので、題は今日は決めずに、来週に回しましょう。△△さん、水曜までに取材先に確認して、結果を全員に送ってもらえますか。
  • 先月号の反応の残りは、私が資料にまとめて今日中に送ります。読んでおいてもらえれば、来週は決める話から始められます。

延長は、しないと決めておく必要はありません。ただし、毎回延長している会議は、配分が実際と合っていない可能性があるので、次回の配分を見直すとよいでしょう。逆に、時間内に終わらせるために決めることを毎回次回に送っている会議は、終わる時刻だけを守っている状態です。

会議のタイマー・ベル・時計の使い方

タイマーやベル、時計は、残り時間がタイムキーパーだけでなく全員に見える置き方で使います。残り時間が全員に見えていれば、タイムキーパーが言わなくても、話している人も自分で切り上げやすくなります。

  • タイマーは、全員に見える場所に置く。対面なら机の中央か画面に大きく表示し、オンラインなら画面共有の端に出すか、チャットに「案出し、あと10分」と書きます。
  • ベルは、発言を止める合図にしない。議題の区切りで鳴らすものと決め、発言の途中で鳴っても話は最後まで続けてよい、と最初に言っておきます。
  • アプリや道具を選ぶときは、3つの点を見る。残り時間が離れた席からも読める大きさで表示できること、議題ごとに時間を設定できること、音を消せることです。音が鳴る道具は、オンラインの会議では相手のマイクに入らないこともあるので、チャットの書き込みと併用します。
  • タイマーは画面に出しておきます。残り時間が見えていれば、私が言わなくても気づけると思います。
  • ベルは、議題の区切りで鳴らします。発言の途中で鳴っても、話は最後まで続けてください。

道具は、時間を知らせる手間を減らすためのものです。道具を入れても、議題ごとの配分と、残り5分での選択がなければ、終わりの時刻だけが守られる会議になりがちです。

会議の時間管理がうまくいったかどうかの振り返り方

会議の時間管理がうまくいったかどうかは、時刻通りに終わったかではなく、決めたことが動いたかを振り返るとわかります。次の3つを手がかりにしてみてください。

  • 終わりの15分を決めることと担当・期限の確認に使えたら、次は、決めたことが動いたかを、次の会議の最初に確かめます。
  • 残り時間を知らせたときに「ここで決めるか、次回に回すか」を選べたら、選んだ理由も一言メモに残すと、次回の配分を決めやすくなります。
  • 次回に回した議題で、足りなかったものと用意する人が決まったら、次の会議の前日に、用意の進み具合を担当の人に尋ねてみてください。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、面談のよしあしは、そのあとの行動で見ると考えています。会議の時間管理も同じで、時刻を守れたかではなく、決めたことが次の会議までに動いたかで見ることをおすすめします。時間内に終わっても何も決まらなかった会議より、10分延びても担当と期限まで決まった会議のほうが、次の1か月は進みやすいでしょう。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

会議や会議の資料づくりに時間を取られて仕事が進まないのに、そのことを上司と話す場がないときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

実施中とあとに、「1on1のAI要約」で。

会議や資料づくりにかかっている負担を、二人が同じ記録で見ながら、何を減らすか・誰に任せるかを相談できます。

話の中で出た負担の中身や、どちらが何を引き受けたかを、Kakeai AI が生まれたテーマごとの要点としてまとめます。お二人の画面に同じ内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

田所さんが部長会資料の営業側の数字を大久保さんに持ってもらうよう伝える方針を示した。

1on1の実施中に、球体をクリックしたとき。

会議の時間を短くする、資料づくりを分担するといった見直しを、担当と期限のついた一歩にしてから1on1を終えられます。

球体は、「1on1実施中」の画面の右の列の下にある、Kakeai AI に話題を提案させるボタンです。会話から生まれた次の一歩の候補のうち、担当や期限が決まっていないものを Kakeai AI が挙げ、二人で確かめるよう提案します。お二人に同じ内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

今日の会話で出た一歩の候補が5つあり、担当と期限がまだ確定していないものが残っています。…「小野寺さんとの週次を6月29日から15分に変える」…それぞれ誰がいつまでにやるかをお二人で確かめておけますか。

ホームの「この先1週間のポイント」で。

1on1で「会議や面談の時間を見直す」と引き受けたことを、期限の前にホームの画面で思い出せます。

Kakeai AI が、ご自身の1on1の予定や次の一歩の期限などから、この先1週間で気にかけておくとよいことを、事実と、問いかけの形の提案で、最大3件書きます。ご自身だけに表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

あなたと田所さんの1on1で引き取った「小野寺との週次を15分に固定する」が6月29日期限で未完了です。今日の小野寺さんとの1on1が15分枠で入っているので、この回から15分固定を実際に始める形で確認できそうです。

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よくある質問

会議のタイムキーパーは、何をする役ですか。

会議のタイムキーパーは、議題ごとの残り時間を知らせて、司会や会議の責任者が進め方を変えられるようにする役です。会議の最初に議題ごとの配分を全員に言い、議題の残り時間が半分になった頃と残り5分の2回、残り時間を知らせます。残り5分では「ここで決めるか、次回に回すか」の選択肢を司会に示します。終了の合図を出すだけの係でも、話している人の発言を止める係でもありません。

会議のタイムキーパーは、誰がやるのがよいですか。

会議のタイムキーパーは、司会とは別の人が引き受けるのがよいでしょう。司会は話の中身を追うので、時間まで見るのは難しいことが多いからです。タイムキーパーが示すのは「決めるか、次回に回すか」の選択肢で、選ぶのは司会か責任者なので、年次や役職に関わらず引き受けやすい役です。一番若い人の雑用として固定せず、持ち回りにすることをおすすめします。タイムキーパー自身も、意見を言う参加者の一人です。

会議が時間内に終わらないとき、延長してもよいですか。

会議が時間内に終わらないとき、決めるのに必要な人と情報がそろっていれば延長してかまいません。そのときは「10分延長して、この議題だけ決めてしまいたいです」のように、何を決めるために何分延ばすのかを言います。情報が足りないか決める人がいないなら、次回に回し、足りないものと誰が用意するかをその場で決めます。毎回延長している会議は、配分が実際と合っていない可能性があるので、次回の配分を見直してください。

会議のタイマーやベルのアプリは、何を基準に選べばよいですか。

会議のタイマーやベルのアプリは、残り時間が離れた席からも読める大きさで表示できること、議題ごとに時間を設定できること、音を消せることの3つで選ぶとよいでしょう。大事なのは、残り時間がタイムキーパーだけでなく全員に見えることです。オンラインの会議では、音が相手のマイクに入らないこともあるので、チャットに「あと10分」と書くことと併用します。道具を入れても、議題ごとの配分と残り5分での選択がなければ、効果は出にくいでしょう。

会議の時間を守るために、話が長い人の発言を途中で止めてもよいですか。

会議の時間を守るために、話が長い人の発言を途中で止めることは、時間管理とは別のことです。タイムキーパーは残り時間を知らせ、司会は「この話で、今日この場で決めてほしいことはありますか」とその発言で何を求めているのかを尋ねます。発言そのものを切るのではなく、残り時間を全員に見える形で伝え、その中で何を話すかを本人が選べるようにしてください。残り時間が見えていれば、話している人も自分で切り上げやすくなります。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/meeting-time-management-timekeeper

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: