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上司の方へ会議・ミーティング

会議の冒頭の挨拶の例文

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

会議の冒頭の挨拶には、集まってもらったことへの一言・この会議が終わったときに決まっていること・参加者に求めること・時間と進め方の4つを入れ、1分以内に収めます。「時間になったので始めます。今日は、先月の不良の再発を防ぐ対策を決める回です。終わりの11時には、対策と担当と期日が決まっている状態にしたいです」という形です。挨拶の役目は、参加者が「この会議で何を決めるのか」「自分に何が求められているのか」を、本題に入る前に同じように理解できるようにすることです。

数字で見る

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査は、上司との1対1の面談について尋ねたものです。面談を言われたから行っている人と、自分の仕事や成長のために行っている人とでは、面談が成果につながっていると感じている人の割合に大きな開きがありました。会議について尋ねた数字ではありませんが、会議の参加者が自分の仕事のために出ているのか、呼ばれたから出ているのかを考えるときの参考として示します。

12.2%
1万人調査
面談を言われたから行っている人のうち、「面談が成果につながっている」と感じている人の割合
一番の理由に、会社や上司から言われているため、または周りが実施しているから、を選んだ2,245人の数字です。自分の仕事や成長のために面談をしている人の40.8%は、この約3倍です。言われたから行う面談では、成果を感じる人が少ないという結果です。
40.8%
1万人調査
面談を自分の仕事や成長のために行っている人のうち、「面談が成果につながっている」と感じている人の割合
一番の理由に「自分の仕事を進めるため」「成長のため」「コンディションやモチベーションの維持・向上のため」のどれかを選んだ5,201人の数字です。言われたから面談をしている人の12.2%を大きく上回り、自分から進んで行う面談では成果を感じる人が多いという結果です。

1万人調査は上司との1対1の面談について尋ねたもので、複数人の会議や、会議の冒頭の挨拶については尋ねていません。面談を行う理由は、回答者が一番当てはまるものを1つ選んだ結果です。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

会議の冒頭の挨拶は、1分で「何のための会議か」を全員でそろえる時間

会議の冒頭の挨拶は、「お忙しいところありがとうございます」と言うための形式ではありません。参加者全員が「この1時間は何を決めるための時間か」「自分には何が求められているか」を、同じように理解したうえで本題に入るための1分です。挨拶が終わった時点で、この2つが全員に伝わっていれば、冒頭の挨拶の役目は果たしています。

KAKEAIの1万人調査では、上司との面談を行っている一番の理由を尋ねました。「会社または所属組織または上司から実施するように言われているため」か「周りが実施しているからなんとなく」を選んだ人のうち、「面談が成果につながっている」と感じている人は12.2%でした。「自分の仕事を進めるため」「成長のため」「コンディションやモチベーションの維持・向上のため」のどれかを選んだ人では40.8%です。つまり、自分の仕事や成長のために面談をしている人のほうが、成果を感じている人の割合が約3倍高いということです。

ただし、1対1の面談についての数字で、会議について尋ねたものではありません。会議でも、自分の仕事との関わりを知って参加している人と、呼ばれたから参加している人とでは、同じ1時間の過ごし方が違ってくると考えられます。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、1on1は仕事と成長を前に進めるための時間だと考えています。話す場を持つこと自体は、目的ではありません。会議でも、集まること自体を目的にせず、冒頭の挨拶を、その会議が何を前に進める時間かを全員で確認する最初の一言にするとよいでしょう。あわせて、この会議が参加者それぞれの仕事にどう関わるかも、本題に入る前に言葉にしておくことをおすすめします。

以下では、製造部の課長が進行役を務める会議を例にします。月に1回、製品の検査で見つかった不良の再発を防ぐ対策を決める部内の会議が中心で、臨時の会議や社外の人が入る会議の例も添えます。

会議の冒頭の挨拶に入れる4つのこと

会議の冒頭の挨拶には、集まってもらったことへの一言・この会議が終わったときに決まっていること・参加者に求めること・時間と進め方の4つを入れます。長いスピーチは要りません。4つがそろって1分以内に収まるのが目安です。

入れること言うこと例
集まってもらったことへの一言短く、形式的にならない一言「時間になったので始めます。お集まりいただき、ありがとうございます」
終わったときに決まっていることこの会議のゴールを一文で「終わりの11時には、先月の不良の再発を防ぐ対策と、担当と期日が決まっている状態にしたいと考えています」
参加者に求めること誰に何を出してほしいかを具体的に「現場で見ている事実と、対策を進めるうえでの懸念を聞かせてほしいです」
時間と進め方終わりの時刻と、議題の順番「1時間で、議題は3つです。原因の共有、対策の案、担当と期日の順に進めます」

4つの中で特に抜けやすいのは、参加者に求めることです。「活発な議論をお願いします」では、何を話せばよいのかが伝わりません。「事実と懸念を出してほしい」「賛否を言ってほしい」「聞いておいてもらえればよい」のように、求めることをはっきり言うと、参加者は自分が何を話せばよいかが分かりやすくなります。進行役である上司自身が決める人なのか、意見を聞く人なのかも冒頭で言っておくと、参加者は発言の仕方を決めやすくなります。

  • お疲れさまです。時間になったので始めます。今日の品質会議は、先月見つかった不良の再発を防ぐ対策を決める回です。
  • 終わりの11時には、対策と担当と期日が決まっている状態にしたいと考えています。対策は最後に私が判断しますので、その前に、皆さんが現場で見ている事実と、対策について気になっていることを聞かせてください。
  • 議題は3つで、原因の共有、対策の案、担当と期日の順に進めます。途中で分からないことがあれば、その場で止めてください。

場面別の会議の冒頭の挨拶の例文

会議の冒頭の挨拶で、4つのうちどれに言葉を足すかは、場面によって変わります。定例か臨時か・初めて集まる人や社外の人がいるか・オンラインか・扱う内容が重いかに合わせて、言い方を選んでください。

毎週・毎月の定例の会議

定例の会議では、集まったことへの一言は短くし、今回の回で決めることを先に言います。「いつもの会議」として始めると、参加者も、今回の回で何を決めるのかを意識しないまま本題に入りがちです。

  • 時間なので始めます。今日の品質会議は、先月の不良の中で件数の多かった組み立ての工程について、対策を決めるところまで行きたいです。
  • 前回決めた、検査の手順の見直しがどうなったかを最初に確認して、そのあと今月の話に入ります。

急に集まってもらった臨時の会議

臨時の会議では、急に集まってもらったことへのお礼と、なぜ今日なのかを先に言います。扱う範囲を限ることも伝えると、参加者は安心して本題に入りやすくなります。

  • 急に集まってもらって、ありがとうございます。今朝の出荷の遅れについて、今日中に取引先へ説明する内容を決めるための会議です。
  • 30分で終えます。原因の追及は明日の会議に分けて、今日は説明の内容と、誰が連絡するかだけを決めます。

初めて集まる人がいる会議

初めて集まる人がいるときは、進行役が自分の名前と役割を先に言い、一言ずつ自己紹介をお願いします。この会議の目的と、今日はどこまで行けばよいかも、最初に言葉にします。

  • 初めてご一緒する方もいるので、一言ずつ自己紹介をお願いします。私は製造部の○○で、この会議では進行をします。
  • この会議の目的は、新しい工場の立ち上げに向けて、各部署が何をいつまでにするかをそろえることです。今日は決めるところまで行かなくてよく、各部署の懸念を全部出すことをゴールにします。

取引先など社外の人がいる会議

社外の人がいる会議では、お越しいただいたことへのお礼、自分の名前と役割、今日の目的と時間を言います。社内の会議より丁寧な言葉になりますが、目的を一文で言うことは変わりません。

  • 本日はお越しいただき、ありがとうございます。製造部の○○です。本日は、先月の部品の検査結果について事実を共有したうえで、今後の確認の方法を一緒に決められればと思っています。
  • 1時間を予定しています。前半は弊社から検査の結果をご説明し、後半で、確認の方法について御社のお考えをうかがいたいです。

オンラインの会議

オンラインの会議では、音声と映像が届いているかの確認と、発言の仕方の約束を冒頭に入れます。終わりの時刻を言うのは、対面と同じです。

  • 皆さん、聞こえていますか。拠点ごとに映像が止まることがあるので、聞こえにくいときはチャットで知らせてください。今日は議題が3つで、終わりは16時です。
  • 発言するときは、名前を言ってから話してもらえると、議事録を取りやすくなります。

悪い知らせや、重い内容を扱う会議

お客様からの大きな指摘や、事故に近い出来事を扱う会議では、冒頭で「今日の目的は誰の責任かを決めることではない」と言葉にします。進行役である上司自身に落ち度があったなら、最初に自分から言います。

  • 今日は、お客様から大きな指摘を受けたことを共有する会議です。先に言っておきたいのは、今日の目的は誰の責任かを決めることではなく、お客様への対応と再発防止を決めることだ、ということです。
  • 私自身、確認を一度飛ばした点があり、そこは私の責任です。そのうえで、皆さんの目で見えていたことを教えてください。

全員がそろわないまま始めるとき

開始の時刻に全員がそろっていないときは、必須の参加者がいれば時間通りに始め、あとから来た人への対応を先に言っておきます。

  • 2人がまだのようですが、時間なので始めます。あとから来た方には、私から経緯を一言伝えますので、話を止めずに進めましょう。

会議の冒頭の挨拶で、避けたいこと

会議の冒頭の挨拶で避けたいのは、形式の言葉だけで終えることと、長く話しすぎることの両方です。

  • 「お忙しい中ありがとうございます。よろしくお願いします」だけで本題に入る。何を決める会議か、何を求めているかが伝わらないまま始まります。
  • 冒頭で長いスピーチをする。挨拶が5分を超えると、参加者は聞くだけの姿勢になり、本題で発言しにくくなりがちです。1分以内を目安にします。
  • 目的を言わずに、資料の説明から始める。何のための説明かが分からないと、参加者は資料を読むだけになります。
  • 「活発な議論をお願いします」とだけ言う。何を話せばよいのかが伝わりません。事実か、懸念か、賛否か、求めることを言葉にします。
  • 冒頭で部下を名指しして、発言を求める。「○○さん、今日はしっかり発言してください」と言われた部下は、発言の中身より、言われたことに意識が向きがちです。求めることは、全員に向けて言います。
  • 謝ることから始める。「準備が足りず申し訳ありません」から始めると、参加者は資料より進行役の様子を気にします。足りない点は、該当の議題で短く言えば十分です。

会議の冒頭の挨拶がうまくいったかを、どこで見るか

冒頭の挨拶がうまくいったかどうかは、言葉がなめらかだったかではなく、そのあとの会議の進み方で振り返るとよいでしょう。次の点から振り返ってみてください。

  • 挨拶のあと、最初の議題で、進行役以外の人の発言が自然に出たでしょうか。
  • 会議の終わりに、冒頭で言った「決まっている状態」になっていたでしょうか。なっていないなら、何が足りなかったでしょうか。
  • 参加者に求めることを、全員に向けて具体的に言えたでしょうか。特定の人だけを名指しして、発言を求めていなかったでしょうか。
  • 冒頭の挨拶は、1分以内に収まっていたでしょうか。

冒頭で言った「決まっている状態」に会議が届かないことが続くときは、挨拶の言い方より、会議で決めることの大きさや、必要な人がそろっているかを見直してみるとよいでしょう。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

会議の最初に何を話せばよいか、話すことが見つからないと迷うときに、上司と部下の1on1については、Kakeai AI 1on1で次のことができます。

1on1が始まったときに、Kakeai AI のメッセージ欄で。

自己紹介のあとに何を話すかで迷いやすい初回でも、相手が話しておきたいことを聞くところから始められます。

Kakeai AI が開始の挨拶をします。テーマも前回の一歩も無い初めての回は、挨拶に続けて、話題を一つ出すか、この場で話したいことを尋ねることがあります。お二人の画面に同じ内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…今日が初めての回なので、石田さん、今日この場で話しておきたいことや聞いておきたいことを教えてもらえますか?

1on1の実施中に、球体か「サイコロをふる」で。

話題を探すところから始めずに、二人のこれまでを踏まえた話題から話し始められます。

「1on1実施中」の画面の右の列の下にある球体(Kakeai AI に話題を提案させるボタン)か、下のバーの「サイコロをふる」をクリックすると、お二人のこれまでの1on1と関係を踏まえて、Kakeai AI が話題を提案します。お二人に同じものが表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

初回の1on1ということで、まだお互いの状況を共有する機会がなかったかと思います。今の業務の中で気になっていることや、西村さんに知っておいてほしいことがあれば、ぜひ聞かせてもらえますか?山岸さん、いかがでしょう?

部下の側で、1on1の前に「1on1前のAIアドバイス」で。

話すことがないと感じる回でも、小さな引っかかりを一つ持って1on1に臨めます。

その回の入り方を Kakeai AI が書きます。話すことが決まっていないときの持ち込み方に触れることもあります。部下ご本人向けの内容で、上司には別の内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…話したいことが大きなテーマでなくても構いません。小さな引っかかりや、まだ言葉になっていないことでも、口に出してみることで今日の場が動き始めます。…

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よくある質問

会議の冒頭の挨拶では、何を言えばよいですか。

会議の冒頭の挨拶では、集まってもらったことへの一言・この会議が終わったときに決まっていること・参加者に求めること・時間と進め方の4つを言います。「時間になったので始めます。今日は○○を決める回です。終わりの11時には、対策と担当と期日が決まっている状態にしたいと考えています。皆さんが現場で見ている事実と、気になっていることを聞かせてください。議題は3つです」という形で、1分以内に収めます。

会議の冒頭の挨拶は、どのくらいの長さがよいですか。

会議の冒頭の挨拶は、1分以内が目安です。入れることは、集まってもらったことへの一言・終わったときに決まっていること・参加者に求めること・時間と進め方の4つで、この4つがそろえば長い話は要りません。挨拶が5分を超えると、参加者は聞くだけの姿勢になり、本題で発言しにくくなりがちです。社外の人がいる会議でも、お礼と自己紹介を加えるだけで、目的を一文で言うことは変わりません。

会議の冒頭の挨拶で、「活発な議論をお願いします」と言うのはよくないですか。

会議の冒頭で「活発な議論をお願いします」とだけ言うのは、おすすめしません。何を話せばよいのかが参加者に伝わらないからです。代わりに、「現場で見ている事実と、対策について気になっていることを聞かせてください」「案に賛成か反対かを教えてください」のように、求めることを具体的に言います。進行役である上司が、自分は決める人なのか、意見を聞く人なのかも添えると、参加者は発言の仕方を決めやすくなります。

急に集めた臨時の会議では、冒頭で何と言えばよいですか。

急に集めた臨時の会議の冒頭では、急に集まってもらったことへのお礼、なぜ今日なのか、今日はどこまでを決めるのかの3つを言います。「急に集まってもらって、ありがとうございます。今朝の出荷の遅れについて、今日中に取引先へ説明する内容を決めるための会議です。30分で終えます。原因の追及は明日に分けて、今日は説明の内容と担当だけを決めます」という形です。扱う範囲を限ると、参加者は安心して本題に入りやすくなります。

会議の冒頭の挨拶で、上司が謝ることから始めてもよいですか。

会議の冒頭を、「準備が足りず申し訳ありません」のような謝罪から始めることは、おすすめしません。参加者が資料より進行役の様子を気にするようになるからです。足りない点は、該当する議題のところで短く言えば十分です。ただし、重い内容を扱う会議で進行役である上司自身に落ち度があるときは別です。「私自身、確認を一度飛ばした点があり、そこは私の責任です」と冒頭で自分から言うほうが、参加者も事実を話しやすくなります。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/meeting-opening-remarks-examples

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: