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ミーティングと会議・打ち合わせの違い
先に答え
ミーティング・会議・打ち合わせの3つの言葉に一般に決まった使い分けはなく、会社や部署の習慣で決まっています。傾向としては、会議は部署や会社として決める改まった場です。ミーティングはチームの中で進み具合や考えを共有する気軽な場、打ち合わせは仕事の段取りや細かい内容を合わせる実務の場で、社外の相手にもよく使います。ただし、呼び名でその場の中身は決まらず、同じ言葉から思い浮かべる場が人によって違うこともあります。案内には、呼び名のあとに「決める場か、意見を出す場か」を一文添えることをおすすめします。
数字で見る
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査は、上司との定期的な面談について尋ねたものです。同じような面談でも、それを1on1と呼ぶかどうかは人によって違い、1on1という言葉自体を知らない人もいました。面談の呼び名についての数字ですが、会議・ミーティング・打ち合わせでも、呼び名だけで中身が伝わるとは限らないと考えられます。案内には、呼び名のあとに何をする場かを一文添えるとよいでしょう。
- 37.2%
- 1万人調査
- 自分の上司との定期的な面談を「1on1だと思う」(とてもそう思う・そう思う)と答えた人の割合
- 「どちらかといえばそう思う」は34.6%でした。上司との定期的な面談という点では同じでも、それを1on1と呼ぶかどうかの受け取り方は、人によって分かれています。
- 4.6%
- 1万人調査
- 上司と定期的に面談をしている人のうち、「1on1」という言葉を知らないと答えた人の割合
- 上司と定期的に面談をしている人の中にも、1on1という言葉自体を知らない人がいます。面談を「1on1」と呼ぶときは、その言葉を知らない人もいることを前提にするとよいでしょう。
この調査は、会議・ミーティング・打ち合わせの言葉の使い分けについては尋ねていません。数字は、上司との定期的な面談を1on1と呼ぶかどうかの受け取り方の違いを示すものです。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
ミーティング・会議・打ち合わせの違いは、 言葉ではなく「何をする場か」
ミーティング、会議、打ち合わせの3つの言葉に、一般に決まった使い分けはありません。どれも「人が集まって話す場」を指す言葉です。どの言葉を使うかは、会社や部署の習慣で決まっています。ある会社では毎週の集まりを「定例会議」と呼び、別の会社では同じものを「週次ミーティング」と呼びます。
ただ、3つの言葉には、聞いた人が受け取りやすい印象の違いがあります。表にすると、次のようになります。
| 言葉 | よく使われる場面 | 聞いた人が受け取りやすい印象 |
|---|---|---|
| 会議 | 部署や | 改まった |
| ミーティング | チームの中で | 気軽な |
| 打ち合わせ | 仕事の | 実務の |
この印象の違いは、あくまで傾向です。「会議」と呼ばれていても10分で終わるものがあり、「ミーティング」と呼ばれていても大きな決定をするものがあります。呼び名だけで、その場で何が起きるかは決まりません。
以下では、広報課が社内の情報システム課と、外部の制作会社と一緒に、会社のWebサイトを作り直す場面を例にします。
3つの言葉の意味と、 職場での使い分けの傾向
3つの言葉は、もとの意味と、職場で使われてきた経緯が違います。意味を知っておくと、相手がどの言葉を選んだのかから、その場の重さを推し量る手がかりになります。
- 会議は、「会って議論する」という字の通り、複数の人が集まって相談し、決める場を指す言葉です。取締役会、部長会、全体会議のように、組織として開く改まった集まりに使われてきました。議事録が残る、出席が求められる、という印象を伴います。
- ミーティングは、英語のmeetingを取り入れた言葉で、人が会うこと全般を指します。日本の職場では、チームの中の比較的小さな集まりや、会議ほど改まっていない集まりに使われることが多い言葉です。朝のミーティング、定例ミーティングのように、短く繰り返す集まりにもよく付きます。
- 打ち合わせは、もとは物事の調子や段取りを合わせることを指す言葉で、仕事の進め方や細かい内容を相手とそろえる場に使われます。社外の取引先との集まりには、「会議」より「打ち合わせ」が選ばれることが多いです。相手に「決める場」より「すり合わせる場」という印象を与えるからだと考えられます。
「話し合い」は、場の名前というより、何かについて互いに意見を言って相談する行為そのものを指す言葉です。「会議で話し合う」「打ち合わせで話し合う」のように、どの場でも中で行われることです。
職場での使い分けは、人数や改まり方で分かれる傾向がありますが、会社ごとの習慣のほうが強く、同じ会社の中でも部署によって違うことがあります。新しい職場に入ったときは、周りの人がどの言葉で何を呼んでいるかを聞いてから合わせるのが、間違いの少ない方法です。
呼び名が違っても確かめることは同じ: 共有か、検討か、決定か
呼び名が何であっても、集まる前に確認することは同じで、4つあります。1つ目はその場で何をするのか(「共有」「検討」「決定」のどれなのか)、2つ目は誰が決めるのかです。3つ目は記録が残るのか、4つ目は自分に何が求められるのかです。
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、自分の上司との定期的な面談を「1on1だと思う」(「とてもそう思う」と「そう思う」の合計)と答えた人は37.2%でした。「1on1」という言葉を知らない人も4.6%います。同じような面談でも、それを1on1と呼ぶかどうかは人によって分かれ、呼び名そのものを知らない人もいます。面談の呼び名についての数字ですが、会議・ミーティング・打ち合わせでも、同じ言葉から思い浮かべる場が人によって違うことはあると考えられます。
たとえば、案内に「ミーティング」と書いた人は気軽な意見交換のつもりでも、受け取った人は決定の場だと思って身構える、ということが起こりえます。案内には「何をする場か」を一言添えておくとよいでしょう。
| 確認すること | 案内に書く例 |
|---|---|
| 何をする場か | 「トップページの |
| 誰が | 「決めるのは |
| 記録は残るか | 「議事録を |
| 自分に | 「△△ |
KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、上司と部下の面談(1on1)の目的は、仕事と成長を前に進めることだと考えています。話す場を持つこと自体は、目的ではありません。会議やミーティング、打ち合わせも、呼び名を正しく使えたかより、集まった人の仕事が前に進んだかどうかで振り返るとよいでしょう。
場面別:どの言葉を使い、 どう案内するか
どの言葉を使うかに迷ったら、相手が受け取りやすい印象に合わせて選び、そのうえで「何をする場か」を添えます。
社外の相手との集まり
社外の相手との集まりは、「打ち合わせ」が無難です。「会議」は相手を自分の組織の決定の場に呼ぶように聞こえ、「ミーティング」は相手の会社の習慣によって受け取り方が変わるからです。
- 来週の打ち合わせでは、トップページの構成案を2つご提示いただき、その場でこちらの要望をお伝えしたいと考えています。決定は、社内で検討したうえで、翌週にご連絡します。
- お打ち合わせのお時間は60分を予定しています。前半で構成案のご説明をいただき、後半で質問と要望をお伝えする流れでよろしいでしょうか。
チームの中の集まり
チームの中では、「ミーティング」と「会議」のどちらでもかまいません。大事なのは、意見を出す場なのか、決める場なのかを添えることです。
- 来週の制作会社との打ち合わせの前に、社内で意見をそろえておきたいです。水曜に30分、構成案への意見を出すミーティングをお願いできますか。構成を決めるのは、金曜の会議にしたいと思います。
- 金曜の会議は、トップページの構成を決める場です。制作会社から聞いた内容は、△△さんから最初に5分で共有してもらえますか。決めるのは私ですが、その前に皆さんの意見を聞かせてください。
- 金曜の会議の前に、情報システム課にも構成案を見てもらいたいです。15分だけ、打ち合わせの時間をいただけないか、私から聞いてみます。
部下の側から、 呼び名の意味を確認するとき
案内の呼び名だけでは、何を準備すればよいか分からないことがあります。部下の側から尋ねてかまいません。
- 制作会社との打ち合わせは、先方から構成の案を見せてもらい、こちらの要望を伝える場だと聞いています。決めるのは、その次の社内の会議でよいでしょうか。
- 「ミーティング」と案内をいただくと、意見を出す場なのか、決める場なのかで迷うことがあります。案内に一言添えていただけると、準備がしやすくなります。
- 水曜のミーティングでは、私は制作会社の案の説明をすればよいでしょうか。それとも、自分の意見も用意しておいたほうがよいでしょうか。
上司の側は、こうした確認を受けたら、呼び名の説明ではなく、何をする場かを答えます。
- 言ってくれてありがとうございます。これからは案内に、共有・検討・決定のどれかを書くようにします。水曜は「検討」で、決めるのは金曜の会議です。
- 水曜は、○○さんの意見も聞きたいです。制作会社と直接話している○○さんが、2つの案のどちらが使う人にとって分かりやすいと思うか、先に聞かせてください。
1対1で話すとき
上司と部下が1対1で話す場は、「打ち合わせ」「面談」「1on1」など、会社によって呼び名が分かれます。ここでも、呼び名より先に、部下が話したいことと上司に期待することを伝えておくと、同じ30分でも使い方が変わってくるでしょう。
- 明日の1on1では、サイトの作り直しで判断に迷っていることを1つ相談したいです。意見を聞かせていただけますか。
- 分かりました。明日は、その話から始めましょう。私の意見を言う前に、○○さんが今どう考えているかを先に聞かせてください。
会社の中で呼び名をそろえるかどうか
会社や部署の中で呼び名をそろえることには、利点もありますが、必ずしも要りません。そろえるなら、言葉そのものより「案内に何をする場かを書く」という約束をそろえるほうが、食い違いを減らす効果が大きいと考えられます。
- そろえたほうがよい場面。社外とのやり取りが多く、「会議」と「打ち合わせ」で相手の受け取り方が変わる職場。新しく入る人が多く、呼び名の違いで戸惑う人が出る職場。
- そろえなくてもよい場面。同じ顔ぶれで長く仕事をしていて、呼び名が違っても中身が伝わっている職場。
- 言葉より先にそろえること。案内に「共有・検討・決定」のどれかと、決める人を書く、という約束。
- 呼び名はこれまで通りでかまいません。ただ、案内には「決める場」か「意見を出す場」かを書くことだけ、課でそろえませんか。
呼び名の違いで困らなくなったかどうかの振り返り方
呼び名の使い分けがうまくいっているかどうかは、正しい言葉を使えたかではなく、集まった人が同じ中身を思い浮かべて席に着いていたかで振り返ります。集まりのあとに、次のように考えてみてください。
- 案内を受け取った人が、その場が共有・検討・決定のどれなのかを聞き返さずに分かっていたら、次の案内も同じ書き方で続けます。
- 決める場だと思って来た人と、意見を出す場だと思って来た人が混ざっていたら、次の案内から、呼び名のあとに「何をする場か」を一文で添えましょう。
- 社外の相手が呼び名に戸惑っている様子だったら、次は「打ち合わせ」と呼んだうえで、何をする場かを案内に書き添えます。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
会議の言葉の意味や種類、席の決め方を調べているときに、会議の一つである上司と部下の1on1については、Kakeai AI 1on1で次のことができます。
1on1が始まったときに、Kakeai AI のメッセージ欄で。
大勢で議題を進める会議とは別に、 選ばれたテーマから始まる二人の時間を持てます。
1on1の前に選ばれたテーマと期待する対応を、Kakeai AI が開始の挨拶で挙げます。期待する対応は、部下の側から選べます。期待する対応が選ばれていない回には、どう関わってほしいかを尋ねることもあります。お二人に同じ内容が表示されます。
…準備されたテーマは「今後のキャリア」×「話を聞いてほしい」と「次世代コントローラの海外展開(10月量産)」×「一緒に考えてほしい」の2つです。…
実施中とあとに、「1on1のAI要約」で。
1on1で話したことを、 二人が同じ記録として見返せます。
Kakeai AI が1on1の会話を2分ごとに書き直してまとめ、終了時に確定させます。お二人の画面に同じ内容が表示され、システム管理者には表示されません。ご契約によっては、要約をほかの方に共有する機能もあります(共有した相手はお二人とも確認できます)。
企画側の打ち合わせ(木曜の設計側を除く)に藤本さんが出てよいと柳瀬さんが述べ、…
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よくある質問
ミーティングと会議の違いは何ですか。
ミーティングと会議の違いに、一般に決まった定義はありません。傾向としては、会議は部署や会社として何かを決めたり方針を伝えたりする改まった場で、人数が多めで記録が残ります。ミーティングは、チームの中で進み具合や考えを共有する気軽な場で、人数は少なめで短く終わることが多いです。ただし、どちらの言葉で呼ぶかは会社や部署の習慣で決まるので、呼び名だけでその場の中身は決まりません。
打ち合わせとミーティングの違いは何ですか。
打ち合わせとミーティングの違いは、打ち合わせが仕事の段取りや細かい内容を相手とそろえる実務の場を指すことが多く、ミーティングがチームの中の集まり全般を指すことが多い、という傾向の違いです。打ち合わせは、取引先など社外の相手との集まりにもよく使われ、相手に「決める場」より「すり合わせる場」という印象を与えます。厳密な区別はなく、会社によって使い方は違います。
社外の人との集まりは、 「打ち合わせ」と「ミーティング」のどちらと言えばよいですか。
社外の人との集まりは、「打ち合わせ」または「お打ち合わせ」と言うのが無難です。「会議」は相手を自分の組織の決定の場に呼ぶように聞こえ、「ミーティング」は相手の会社の習慣によって受け取り方が変わるからです。呼び名を選んだうえで、「構成案をご提示いただき、こちらの要望をお伝えする場です。決定は社内で検討してからご連絡します」のように、何をする場かを案内に添えると、相手も準備しやすくなります。
「話し合い」は、ミーティングや会議とどう違いますか。
「話し合い」は、場の名前ではなく、何かについて互いに意見を言って相談する行為そのものを指す言葉です。会議でもミーティングでも打ち合わせでも、その中で行われることが話し合いです。「会議で話し合う」「打ち合わせで話し合う」のように使います。集まりの名前として「話し合いの場を持つ」と言うこともありますが、その場合も、決める場なのか意見を出す場なのかを添えたほうが、相手に伝わりやすくなります。
会社の中で、会議とミーティングの呼び方をそろえたほうがよいですか。
会社の中で会議とミーティングの呼び方をそろえることは、必ずしも要りません。社外とのやり取りが多い職場や、新しく入る人が多い職場では、そろえると戸惑いが減ります。ただ、言葉だけをそろえても、案内に何をする場かが書かれていなければ、決める場だと思って来る人と意見を出す場だと思って来る人の食い違いは残ります。言葉より先に、案内に「共有・検討・決定のどれか」と「決める人」を書く約束をそろえることをおすすめします。
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出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/meeting-kaigi-uchiawase-difference
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: