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ミーティングが意味ない・無駄だと感じるとき

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

ミーティングが意味ない・無駄だと感じるときは、時間の長さや回数を変える前に、自分がその会議に出ている理由と、その会議から得たいものがあるかを見直すことをおすすめします。無駄だと感じる理由が、時間の長さより、出る理由や持ち帰りたいものがないことにある場合もあるからです。参加者なら、その会議で確認したいことを1つ決めて最初に言うか、自分に関わる議題があるときだけ出る形を上司に相談してみてください。会議を開く側なら、何が決まれば終わりかを一言で言い、出席者に期待していることを一人一言ずつ聞きます。何も決めることがない会議は、まず回数を減らし、文書での共有に切り替えていってもよいでしょう。

数字で見る

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査は、上司との1対1の面談について尋ねたものです。言われたから面談をしている人や、上司に期待することが特にない人では、面談が成果につながっていると感じる人の割合が低くなっていました。一方、時間の確保に困っている人の成果の実感は、回答者全体より高くなっていました。つまり面談では、時間の困りごとより、面談をしている理由や上司に期待することのほうが、成果の実感と関係していると考えられます。

12.5%
1万人調査
面談をしている一番の理由が「言われているため」の人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
この理由を一番に選んだ人は20.5%でした。「自分の仕事を進めるため」の人では41.2%でした。言われたから面談をしている人は、面談が成果につながっていると感じにくい傾向があります。
8.4%
1万人調査
上司への一番の期待が「期待していることは特にない」の人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
一番の期待としてこれを選んだ人は15.6%です。一番の期待が「一緒に考えてほしい」の人では46.2%でした。上司に期待することが特にない面談は、成果につながっていると感じにくいことが分かります。
41.7%
1万人調査
困りごとに自分や上司の時間の確保を挙げた人のうち、面談が成果につながっていると感じている人の割合
自分や上司の時間の確保を困りごとに挙げた人は39.6%で、その成果の実感が41.7%です。回答者全体の31.9%を上回っています。つまり、時間の確保に困っている人が、面談の成果を感じにくいわけではありません。

この調査は上司との1対1の面談について尋ねたもので、複数人の会議やミーティングについては尋ねていません。数字は、会議を無駄だと感じる中身を考える手がかりとして示しています。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

ミーティングが無駄だと感じる中身は、3つに分けられる

会議やミーティングを「意味がない」「無駄だ」と感じるとき、原因として先に浮かぶのは時間の長さや回数ですが、感じている中身は、次の3つに分けて考えることができます。1つ目は、自分がなぜその会議に出ているのかが分からないことです。2つ目は、その会議から得たいものが自分にないことです。3つ目は、話したことがそのあと何も動かないことです。どれに当たるかで、最初にすることが変わります。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談をしている一番の理由として「会社または所属組織または上司から実施するように言われているため」を選んだ人が20.5%いました。この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は12.5%です。一番の理由が「自分の仕事を進めるため」の人では41.2%でした。つまり、言われたから面談をしている人は、面談が成果につながっていると感じにくい傾向があります。

1万人調査では、面談で上司に一番期待することを尋ねた質問で「期待していることは特にない」を選んだ人は15.6%で、この人たちの成果の実感は8.4%でした。「一緒に考えてほしい」を選んだ人では46.2%です。上司に期待することがある人のほうが、面談が成果につながっていると感じています。

一方、面談の困りごと(複数回答)に自分や上司の時間の確保を挙げた人は39.6%います。この人たちの成果の実感は41.7%で、回答者全体の31.9%を上回っています。時間の確保に困っていることと、面談が成果につながらないと感じることは、重なっていないことがうかがえます。

面談についての数字ですが、会議を見直すときにも、時間の長さより先に、出る理由と得たいものがあるかを見直す手がかりになると考えられます。会議を短くしたり減らしたりする前に、自分が出る理由と、その会議で得たいものを1つ決めるところから始めることをおすすめします。

以下では、販促部の毎週月曜の定例会議(キャンペーンの進み具合の共有。8人で60分)を例に、参加者の立場と会議を開く立場の両方から書きます。

無駄だと感じる中身起きていること最初にすること
自分がなぜ出ているのか分からない全員出席が決まりになっていて、自分の担当に関わる議題がない回がある自分に関わる議題がどれかを聞き、出席の仕方を相談する
得たいものがない報告を聞くだけで、自分が決めたいこと、聞きたいことがないその会議で持ち帰りたいことを1つ決めて、最初に言う
話したことが動かない毎回同じ議題が出て、前回決めたことが進んでいない前回決めたことの担当と期限を、冒頭で確認する

参加者として会議が無駄だと感じるとき:得たいものを1つ決めて、先に言う

参加者の立場で先にできるのは、その会議で自分が得たいものを1つ決めて、会議の最初に口に出すことです。報告を聞くだけの60分でも、「この話で営業部の返事を聞きたい」という用件が1つあれば、聞くときの集中の仕方が変わります。最初に口に出しておけば、ほかの出席者も、その用件を意識して話を進めやすくなるでしょう。

  • 今日の会議で、私からは1点だけ確認したいことがあります。春のキャンペーンの店頭の販促物について、営業部の返事はいつ頃いただけそうでしょうか。
  • 私の担当の議題は3つ目だけなので、そこで5分ほど時間をいただけますか。

自分に関わる議題がない回が続くなら、出席の仕方を上司に相談してみてください。黙って出続けるより、関わる議題のときだけ出る形や、議事録で代える形を提案するほうが、上司も会議の形を見直しやすくなります。

  • 月曜の定例について、ご相談したいことがあります。この1か月、私の担当に関わる議題が出ない週が続いています。私に関わる議題があるときだけ出席する形にできないでしょうか。
  • 全体の共有は議事録で読みますので、私の担当の議題があるときに声をかけていただけると助かります。

「無駄だ」と感じていることを、そのまま上司に伝えてもかまいません。ただし、会議そのものへの不満ではなく、自分の時間の使い方の相談として話すと、上司も受け取りやすくなります。

  • 正直に言うと、定例の60分のうち、私の仕事に関わるのは10分ほどです。残りの時間を見積書の作成に使えると、納期に余裕が出ます。出席の仕方を一緒に考えていただけませんか。

上司に相談しにくいときは、まず会議の中で、自分に関わる議題を先に扱ってもらうお願いから始めるのも1つの方法です。

  • 私は14時から取引先との電話があるので、販促物の議題を先に話していただけると助かります。

自分が開いている会議が無駄だと言われたとき:目的を一言で言い直し、出席者に期待を聞く

会議を開く側が「無駄だ」と言われたときは、言い方に腹を立てる前に、その会議が何のためにあるのかを自分の言葉で一言で言えるかどうかを試してみてください。「情報を共有するため」としか言えないなら、共有は文書で済む場合があります。「〜を決めるため」と言えるなら、その決定に要る人が出席者に入っているかを見直します。

  • この定例は、キャンペーンの進み具合を全員で確認して、遅れているところに手を打つための会議です。この目的に対して今の形が合っているか、皆さんの意見を教えてください。

出席者が会議に何を期待しているかは、聞かなければ分かりません。次の会議の冒頭か終わりの5分で、一人一言ずつ尋ねてみてください。

  • この会議に期待していること、またはこの会議で困っていることを、一人一言ずつ教えてもらえますか。私も最後に言います。
  • 無駄だと感じている人がいるなら、それは私が直したい点なので、遠慮なく言ってください。

部下から「無駄だと思います」と言われたときは、言ってくれたことへのお礼から始め、どの部分が無駄に感じるのかを聞きます。

  • 言ってくれて、ありがとうございます。定例の中で、特に無駄に感じているのはどの部分ですか。
  • ○○さんの担当に関わる議題が少ないのは、その通りだと思います。出席の仕方を、別の形にしてみませんか。

上司自身が、自分で開いている会議なのに無駄に感じることもあります。報告を聞くだけで終わり、何も決めずに解散している会議は、開いている側にも得るものが少ないでしょう。そのときは、会議の種類を決め直します。共有だけなら文書に移し、決めることがあるなら「今日決めること」を議題の先頭に置きます。

  • 今日は、報告は事前に送ってもらった資料で済ませて、決めることだけ話しましょう。決めるのは、店頭の販促物を今の案で進めるかどうかの1点です。

本当に不要な会議を減らす・やめるときの進め方と伝え方

会議をやめる、減らすと決める前に、3つのことを確認します。その会議で決まっていることは何か、共有だけなら文書で代えられるか、出席者の中で毎回発言している人は誰か、の3つです。決まっていることがなく、発言する人が1人か2人なら、その会議は文書の共有に変えられる可能性が高いでしょう。

やめ方は、いきなりなくすのではなく、まず回数を減らし、次に時間を短くする順に試すのがおすすめです。段階ごとに困ることが出るかを見ます。

  1. 隔週にして、間の週は文書で共有する形に変えます。
  2. 60分を30分にして、報告は資料を事前に読む形にし、会議では決めることだけを話します。
  3. 2か月ほど試して困ることが出なければ、定例としてはやめ、決めることがあるときだけ集まる形にします。
  • 来月から、月曜の定例を隔週にして、間の週は資料の共有だけにしてみませんか。3回やって困ることが出たら、元に戻します。
  • 定例をやめても、個別に話したいことは残ると思います。それは1on1か、必要な人だけの短い打ち合わせで拾います。

部下の側から提案するときは、会議への不満ではなく、変えたあとの形と、試す期間を添えて話すと受け取られやすくなります。

  • 定例の進め方について、提案してもよいでしょうか。報告の部分を文書にして、会議では決めることだけ話す形を、1か月だけ試せませんか。

会議を減らすときに気をつけたいのは、会議で拾っていた個別の相談まで一緒に消えてしまうことです。「あの話はどうなりましたか」と会議の場で聞かれて初めて進んでいた仕事は、会議がなくなると止まってしまうことがあります。個別の仕事の話は1on1に移し、会議は全員に関わる決定に絞るとよいでしょう。

KAKEAIは、上司と部下の1on1について、話す場を持つこと自体は目的ではなく、仕事と成長を前に進めることが目的だと考えています。会議も同じように、開いたこと自体を成果にせず、そのあとに何が動いたかで続けるかどうかを決めるとよいでしょう。

ミーティングが無駄だと感じるときに、避けたいこと

  • 黙って出席し続ける。無駄だと感じたまま出ていると、自分の時間が使われるうえに、会議を開く側に届けられたはずの意見も伝わらないままになります。出席の仕方の相談か、得たいものを1つ決めることから始めてください。
  • 会議を一律に全部やめる。全員に関わる決定を1対1で8回説明するより、1回の会議のほうが早いことがあります。やめるのは、何も決まらない会議だけにします。
  • 時間を短くすれば済むと考える。60分を30分にしても、出る理由と得たいものがなければ、無駄だと感じる時間が短くなるだけかもしれません。
  • 雰囲気づくりで解決しようとする。冒頭の雑談や席の配置を変えても、何が決まる会議なのかが分からないままなら、無駄だという感じ方は残ります。
  • 「無駄だ」と言った人を責める。言った人は、会議を見直す手がかりを先に出してくれています。責めるより理由を聞くほうが、会議を良くする近道です。

逆に、無駄だと言われた上司が、会議の目的も聞かずに即座にやめてしまうのも避けたいところです。会議で拾っていた話がどこに移るかを決めてから、形を変えてください。

会議が無駄でなくなったかどうかの振り返り方

会議が無駄でなくなったかどうかは、会議中の雰囲気や発言の多さより、終わったあとに何が残ったかで振り返るとよいでしょう。振り返る点は、次の3つです。

  • 会議の終わりに、自分が持ち帰るもの(決まったこと、聞けた返事、次にすること)が1つあったでしょうか。
  • 前回決めたことのうち、次回までに動いていたものはいくつあったでしょうか。
  • 出席者に期待を聞いた回で、進め方に変えたことが1つでもあったでしょうか。

持ち帰るものがない回が3回ほど続いたら、出席の仕方を上司に相談するとよいでしょう。開く側も、その人にとって出席が必要かどうかを、本人と一緒に考えてみてください。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

会議や会議の資料づくりに時間を取られて仕事が進まないのに、そのことを上司と話す場がないときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

実施中とあとに、「1on1のAI要約」で。

会議や資料づくりにかかっている負担を、二人が同じ記録で見ながら、何を減らすか・誰に任せるかを相談できます。

話の中で出た負担の中身や、どちらが何を引き受けたかを、Kakeai AI が生まれたテーマごとの要点としてまとめます。お二人の画面に同じ内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

田所さんが部長会資料の営業側の数字を大久保さんに持ってもらうよう伝える方針を示した。

1on1の実施中に、球体をクリックしたとき。

会議の時間を短くする、資料づくりを分担するといった見直しを、担当と期限のついた一歩にしてから1on1を終えられます。

球体は、「1on1実施中」の画面の右の列の下にある、Kakeai AI に話題を提案させるボタンです。会話から生まれた次の一歩の候補のうち、担当や期限が決まっていないものを Kakeai AI が挙げ、二人で確かめるよう提案します。お二人に同じ内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

今日の会話で出た一歩の候補が5つあり、担当と期限がまだ確定していないものが残っています。…「小野寺さんとの週次を6月29日から15分に変える」…それぞれ誰がいつまでにやるかをお二人で確かめておけますか。

ホームの「この先1週間のポイント」で。

1on1で「会議や面談の時間を見直す」と引き受けたことを、期限の前にホームの画面で思い出せます。

Kakeai AI が、ご自身の1on1の予定や次の一歩の期限などから、この先1週間で気にかけておくとよいことを、事実と、問いかけの形の提案で、最大3件書きます。ご自身だけに表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

あなたと田所さんの1on1で引き取った「小野寺との週次を15分に固定する」が6月29日期限で未完了です。今日の小野寺さんとの1on1が15分枠で入っているので、この回から15分固定を実際に始める形で確認できそうです。

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よくある質問

会議やミーティングが無駄だと感じるのは、なぜですか。

会議やミーティングを無駄だと感じる中身は3つに分けられます。自分がなぜ出ているのかが分からない、その会議から得たいものがない、話したことがそのあと動かない、の3つです。時間の長さや回数は原因として浮かびやすいのですが、出る理由や持ち帰りたいものがないことのほうが、無駄だという感じ方につながっている場合もあります。どれに当たるかを見分けると、最初にすることが決まります。

無駄だと思う会議に、出席しなくてもよいですか。

無駄だと思う会議に黙って出なくなるのではなく、出席の仕方を上司に相談することをおすすめします。自分の担当に関わる議題がない回が続いているなら、関わる議題があるときだけ出席する、全体の共有は議事録で読む、といった形を提案できます。相談するときは、会議への不満ではなく、空いた時間を何に使えるかを添えて、自分の時間の使い方の相談として話すと受け取られやすくなります。

部下から会議が無駄だと言われたとき、上司はどう対応すればよいですか。

部下から会議が無駄だと言われたときは、上司は言ってくれたことにお礼を言い、どの部分が無駄に感じるのかを聞くところから始めてください。そのうえで、その会議が何のためにあるのかを一言で言い直し、「情報の共有のため」としか言えないなら文書に代えられるか、「決めるため」なら決定に要る人が出席者に入っているかを見直します。次の会議で出席者全員に期待していることを一人一言ずつ聞くと、直す点が具体的になります。

無駄な会議を減らす・やめるときは、どう進めればよいですか。

無駄な会議を減らすときは、いきなりやめるのではなく、まず隔週にし、次に60分を30分にする順に試すのがおすすめです。段階ごとに、困ることが出るかを見ます。その前に3つのことを確認します。その会議で決まっていることは何か、共有だけなら文書で代えられるか、毎回発言している人は誰か、です。会議で拾っていた個別の相談が消えないように、個別の仕事の話は1on1に移し、会議は全員に関わる決定に絞ってください。

会議の時間を短くすれば、無駄だと感じなくなりますか。

会議の時間を短くするだけでは、無駄だという感じ方はあまり変わらないと考えられます。60分を30分にしても、出席者がなぜ出ているのか分からず、その会議から得たいものがなければ、短い無駄な時間になるだけです。短くする前に、何が決まれば終わりの会議なのかを一言で言えるようにし、出席者それぞれがその会議で持ち帰りたいものを1つ決めて最初に言う形にすると、同じ30分でも中身が変わってくるでしょう。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/meeting-feels-pointless-what-to-do

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: