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面談で詰められるのがつらいとき、 どうすればよいか
先に答え
面談で詰められるのがつらいときは、その場で全部に答えようとせず、止まっている理由を分けて伝えてみてください。目指す状態・情報・時間・自分のやり方のどこで止まっているのかを話し、わからないことは時間をもらいます。KAKEAIの1万人調査では、面談のあと行動につながりにくい人が挙げた理由で、「スキルが不足していてできない」は9.1%でした。目指す状態が定まっていないことなどを挙げた人より少なく、理由は力の不足だけとは限りません。言われ方がつらかったことは、落ち着いてから、次の面談の進め方の相談として伝えます。眠れないなどの状態が続くときは、産業医や人事の担当に相談しましょう。
数字で見る
面談のあと行動につながりにくい人が挙げた理由では、目指す状態が定まっていないことや、時間の制約が上位に挙がりました。力の不足を挙げた人は、それより少なくなっています。面談で「なぜ」を重ねられたときは、理由を分けて伝えるとよいでしょう。
- 16.3%
- 1万人調査
- 面談のあと行動につながりにくい人のうち、理由に「ありたい状態が定まっていない」を選んだ人の割合
- 「その時々によって違う」「特にない」に次いで3番目に多い答えでした。行動が止まる理由として、何を目指すのかがはっきりしていないことが、上位に挙がっているということです。
- 15.4%
- 1万人調査
- 面談のあと行動につながりにくい人のうち、理由に「時間やコストの制約で動けない」を選んだ人の割合
- 同じ質問で、「スキルが不足していてできない」を選んだ人は9.1%でした。時間や費用の制約を挙げた人は、力の不足を挙げた人より多いということです。
数字は、面談のあと行動につながるのが半分くらいの回か、それより少ないと答えた人に、理由を5つまで選んでもらった結果です。面談で詰められた経験については尋ねていません。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
面談で詰められるのがつらいときは、 一人で抱え込まずに進め方を変える
上司との面談で、「なぜできなかったのか」「どうするつもりなのか」と問いを重ねられ、答えられないまま責められているように感じると、つらいものです。そう感じるのは、おかしなことではありません。部下の側からも、その場の答え方・面談のあとの相談・続くときの相談先の3つで、できることがあります。
上司の側にも、目標の達成に責任を負っている、原因を早くはっきりさせたい、といった事情があることがあります。責めるつもりはなく、問いを重ねてしまっている場合もあるので、上司を悪い人と決めつけずに、話し方を変えるところから始めてみてください。以下では、営業部で新規のお客様の開拓をしている人が、訪問件数が目標に届かなかった月の面談を例にします。
面談で「なぜ」を重ねられたとき: 止まっている理由を分けて答える
「なぜ」を重ねられて答えに詰まるのは、理由が1つではなく、自分でもまだ整理できていないときかもしれません。その場で全部に答えようとせず、止まっている理由を分けて伝えるとよいでしょう。
KAKEAIの1万人調査では、面談のあと行動につながるのが半分くらいの回か、それより少ないと答えた人に、その理由を尋ねました(5つまで選択)。「その時々によって違う」「特にない」に次いで多かったのは、「ありたい状態が定まっていない」16.3%でした。続いて、「行動するために必要な情報が揃っていない」15.9%、「時間やコストの制約で動けない」15.4%です。行動が止まる理由として、目指す状態や情報、時間といった仕事の条件に関わることが、上位に挙がっているということです。調査は詰められる場面を尋ねたものではありませんが、面談で問われる「なぜ」にも、こうした理由が含まれていると考えられます。
同じ質問で、「スキルが不足していてできない」を選んだ人は9.1%でした。自分の力の不足を理由に挙げた人は、目指す状態が定まっていないことを挙げた人より少ないということです。詰められると「自分の力が足りないからだ」と考えてしまうこともありますが、理由はそれだけとは限りません。
| 止まっている理由 | 上司への伝え方の例 |
|---|---|
| 目指す | 訪問件数と |
| 必要な | 新しい |
| 時間が | 既存の |
| 自分の | 移動に |
| まだわからない | ほかの |
理由を分けたら、わかっていることと、まだわかっていないことを分けて話します。
- 訪問件数が目標に届かなかった理由は、2つあると考えています。1つは、新しい地域の候補先の名簿が、月の半ばまで揃わなかったことです。
- もう1つは、私の予定の組み方です。移動に時間がかかる順番で回っていました。
- 今わかっているのはここまでです。ほかに理由があるかどうかは、まだ整理できていません。
目指す状態がはっきりしていないと感じるときは、上司の考えを尋ねてみるのも1つの方法です。
- 来月は、訪問件数と受注のどちらを優先すればよいか、課長のお考えを伺えますか。
- 優先することについて、私の受け止め方が違っていたら教えてください。
その場で答えが出ないときは、時間をもらってかまいません。いつまでに何を伝えるかを添えると、上司も待ちやすくなります。
- 少し整理する時間をいただけますか。明日の朝までに、理由と来月の進め方をまとめてお伝えします。
詰められてつらいとき、 面談の場でできること
面談の場で詰められてつらいときは、上司に期待することを伝え直してみてください。上司が原因を問い続けているときは、部下が何を求めているのかが、上司に伝わっていないこともあります。
- 原因を一緒に考えていただけると助かります。来月どうすれば目標に届くかを、ご相談したいです。
- 名簿が揃う時期を早められないか、課長から企画部にご相談いただくことはできますか。
KAKEAIは、上司も部下も、両方が当事者だと考えています。止まっている理由の中に、上司と一緒に決めないと進まないこと(何を優先するか、誰に相談するか)があるなら、部下一人で抱え込む必要はありません。
問いが続いて頭がいっぱいになったときは、少しだけ間をもらってもかまいません。
- すみません、少し考えさせてください。
- 続けてご質問をいただいて、少し混乱しています。1つずつお答えしてもよいでしょうか。
言い返したくなることもありますが、その場では内容に答えることに絞るとよいでしょう。言われ方についての気持ちは、落ち着いてから伝えるほうが、話がこじれにくくなります。
面談のあとで、 上司に面談の進め方を相談する
詰められているように感じたことは、面談のあと、落ち着いてから上司に伝えてかまいません。上司を責めるのではなく、次の面談をどう進めたいかの相談として伝えると、上司も受け止めやすくなります。
- 昨日の面談で、続けて理由を聞かれたときに、頭が真っ白になってしまいました。次は、先に私から理由を整理してお伝えしてもよいでしょうか。
- 責められているように感じて、うまくお答えできませんでした。課長にそのつもりがないことはわかっています。来月の進め方を、一緒に考えていただけると助かります。
次の面談の前日までに、話したいことと上司に期待することを伝えておく方法もあります。遅れや目標に届かないことを面談の場で初めて伝えると、上司も驚いて、問いを重ねてしまうことがあります。
- 明日の面談では、訪問件数の遅れについて、理由と来月の案をお話しします。案について、ご意見を伺いたいです。
- 先日の面談のあと、理由を整理しました。来月は、名簿が揃う前に、既存のお客様からのご紹介を当たってみます。
詰められるのが続くとき、 心身がつらいとき: 一人で判断せずに相談する
面談の前になると眠れない、出社するのがつらいといった状態が続くときは、面談の進め方を考える前に、心身の健康を優先してください。自分だけで判断せず、産業医や人事の担当、社内の相談窓口に相談しましょう。
大きな声で責められたり、人格を否定するような言葉を言われたりすることが繰り返されるときも、一人で抱え込まずに、人事の担当や相談窓口に相談してください。それがハラスメントにあたるかどうかを、自分一人で判断する必要はありません。いつ、どのような場面で、どう言われたかを自分用のメモに残しておくと、相談するときに状況を伝えやすくなります。
- (人事の担当や相談窓口に)上司との面談のことで、ご相談したいことがあります。面談のたびに強く問い詰められているように感じ、最近は眠れない日が続いています。
- (上司に)体調がすぐれず、産業医の方に相談しています。しばらくの間、面談の進め方についてご相談させてください。
上司の側にも、気づいていない事情や考えがあることがあります。間に入る人がいることで、二人とも話しやすくなる場合もあります。
詰められる面談が変わってきたかを、 どう振り返るか
詰められる面談が変わってきたかどうかは、その場をしのげたかより、面談のあと、二人で次に取り組むことを決められているかで振り返ってみてください。
- 「なぜ」に、理由を分けて答えられたら、次は、上司に一緒に決めてほしいことを1つ添えてみてください。
- 面談の終わりに、次に取り組むことが二人で決まっていたら、次の面談はその続きから始めましょう。
- 面談の前に遅れを伝えておけたら、次も同じように、前日までに上司へ伝えておくとよいでしょう。
- それでもつらさが続くなら、我慢を続けず、人事の担当や産業医に相談してください。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
上司との面談が怖い、断りたいと思うほど重い、言いたいことをうまく話せなかったというときに、出ると決めた回に向けて、ご自身の側でできることとして、会社でKakeai AI 1on1を利用している場合は、次のことができます。
面談の前に、「1on1の準備」で。
上司に期待することを、 面談の前と冒頭に、 自分から伝えられます。
テーマと期待する対応(「話を聞いてほしい」など)を選ぶと、上司の画面にも表示され、1on1の冒頭で Kakeai AI が挙げます。ご自身向けの「1on1前のAIアドバイス」には、上司にどう関わってほしいかを自分から伝える一言の案が書かれることもあります。
今、キャリアについて考えていることを聞いてもらえますか。今日はまず話を聞いてほしいんです
1on1の前後や最中に、「自分用のメモ」で。
上司に伝える前の気持ちや考えを書き留めておき、 それを踏まえたアドバイスを自分だけで受け取れます。
「自分用のメモ」はご自身だけに表示され、上司にもシステム管理者にも表示されません。実施中は「1on1実施中」の画面の「自分用のメモを開く」から書け、終了後は履歴で編集できます。Kakeai AI は、その内容をご自身向けのアドバイスにだけ使います。
自分用メモに「企画の話を今日する」と書いていた狙いを、今日の会話でそのまま実行できました。
面談のあと、「1on1後のAIアドバイス」で。
うまく話せなかったことを、 次の面談で自分の言葉で話し直す準備ができます。
Kakeai AI が、ご自身向けに、その回のよかった場面を取り上げ、次の1on1や日常で試せることを書きます。話が途中で終わった大事な場面があれば、次の面談で添えられる一言の例を書くこともあります。上司には別の内容が表示されます。
…「社内の評価の場面だと緊張の種類が違うので、レポートを書きながら少し慣らしていきたいです」と一言添えてみませんか。…
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よくある質問
上司との面談で詰められるのがつらいときは、 どうすればよいですか。
上司との面談で詰められるのがつらいときは、その場で全部に答えようとせず、止まっている理由を分けて、わかっていることとわかっていないことを伝えてみてください。答えが出ないときは、いつまでに伝えるかを添えて時間をもらいます。言われ方がつらかったことは、落ち着いてから、次の面談の進め方の相談として伝えるとよいでしょう。つらさが続くときは、産業医や人事の担当に相談してください。
面談で「なぜできなかったのか」と聞かれて答えられないときは、 どう返せばよいですか。
面談で「なぜできなかったのか」と聞かれて答えられないときは、「今わかっているのはここまでです。ほかの理由は、まだ整理できていません」と、わかっている範囲を伝えてかまいません。そのうえで、「明日の朝までに、理由と来月の進め方をまとめてお伝えします」と、いつまでに何を伝えるかを添えます。目指す状態、情報、時間など、理由を分けて考えると整理しやすくなります。
面談で上司に詰められるのは、 パワハラにあたりますか。
面談で上司に詰められることがハラスメントにあたるかどうかは、状況によって異なり、自分一人で判断する必要はありません。大きな声で責められる、人格を否定するような言葉を言われる、といったことが繰り返されるときは、人事の担当や社内の相談窓口に相談してください。いつ、どのような場面で、どう言われたかを自分用のメモに残しておくと、相談するときに状況を伝えやすくなります。
詰めてくる上司に、 やめてほしいと伝えてもよいですか。
詰めてくる上司に、つらいと感じていることを伝えてかまいません。伝えるときは、面談の場で言い返すより、落ち着いてから、次の面談の進め方の相談として伝えるのがおすすめです。「続けて理由を聞かれて、頭が真っ白になってしまいました。次は、先に私から理由を整理してお伝えしてもよいでしょうか」のように、どうすれば話しやすいかを添えると、上司も受け止めやすくなります。
詰められるのが怖くて、 面談に行きたくないときはどうすればよいですか。
詰められるのが怖くて面談に行きたくないときは、面談の前日までに、話したいことと上司に期待することを上司に伝えておくのも1つの方法です。「明日は、訪問件数の遅れについて、理由と来月の案をお話しします。案についてご意見を伺いたいです」と先に伝えると、面談の始まり方が変わることがあります。眠れない、出社がつらいといった状態が続くときは、産業医や人事の担当に相談しましょう。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/feeling-cornered-in-meeting-with-boss
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: