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部下の方へキャリア・退職・目標設定ほか

上司との面談で退職を伝えるには

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

上司との面談で退職を伝えるときは、次の定例の面談を待たずに、メールやチャットで「ご相談したいことがあります」と時間をお願いし、個室かオンラインで結論から話します。決めているなら「退職したいと考えています」と伝え、まだ迷っているなら相談であることをはっきり伝えます。KAKEAIの1万人調査では、上司との定期的な面談の頻度で最も多かった答えは「半年に一度」(21.7%)でした。次の定例が数か月先になる人もいます。申し出の時期や手続きは会社によって違うので、就業規則を読み、人事の担当に確認してください。

数字で見る

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との定期的な面談の間隔は人によって大きく違い、最も多い答えは半年に一度でした。1回は30分ほどで、職場のオープンスペースで行っている人もいます。退職の話は定例の面談を待たず、長さと場所の希望を添えて時間をお願いすることをおすすめします。

21.7%
1万人調査
自分の上司との定期的な面談の頻度として、「半年に一度」と答えた人の割合
最も多い答えでした。「1ヶ月に一度」は20.3%、「1週間に一度」は18.4%です。次の定例の面談が数か月先になる人もいます。退職の話は、定例を待たずに時間をお願いしてよいでしょう。
23.0%
1万人調査
上司との定期的な面談の場所として、「職場のオープンスペース」と答えた人の割合
「会議室や個室」は61.0%でした。定例の面談を、周りに人のいる場所で行っている人もいます。退職の話をする時間をお願いするときは、個室かオンラインという希望を添えるとよいでしょう。
41.7%
1万人調査
上司との定期的な面談の1回あたりの時間として、「30分」と答えた人の割合
最も多い答えで、定例の面談は30分ほどという人が多いことを示しています。退職日や引き継ぎの相談まで話が続くと、定例の面談の残り時間では足りないかもしれません。

1万人調査は、退職の伝え方や退職についての面談は尋ねていません。数字は、自分の上司との定期的な面談の頻度・場所・1回の時間についてのものです。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

上司との面談で退職を伝えるには:定例を待たずに時間をお願いし、結論から話す

上司との面談で退職を伝えるときは、次の定例の面談を待たずに、メールやチャットで時間をお願いします。面談は個室かオンラインで行い、最初に結論を伝えます。退職を決めているのか、まだ迷っていて相談したいのかで、最初の一言は変わります。

場面最初の一言の例気をつけること
退職を決めているとき「退職したいと考えています。考えたうえで決めたことです」相談の形にせず、結論から伝えます
まだ迷っていて、相談したいとき「退職を考えていることについて、ご相談したいです。まだ決めてはいません」相談であることと、上司に期待することを伝えます
面談で話すことが難しい事情があるとき「事情があり、メールで失礼します」面談の時間を改めてお願いし、手続きは人事の担当に確認します

退職を申し出る時期、退職日の決め方、退職届などの手続きは、会社によって違います。面談を申し込む前に就業規則を読み、分からない点は人事の担当に確認しておくと、上司との面談で落ち着いて話せます。

退職を伝える面談の申し込み方:メールやチャットで時間をお願いする

退職の話は、定例の面談の中で切り出すより、別に時間をお願いすることをおすすめします。退職日や引き継ぎの相談まで話が続くことがあり、定例の面談の時間だけでは足りないかもしれないからです。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、自分の上司との定期的な面談の頻度として最も多かった答えは「半年に一度」で、21.7%でした。「1ヶ月に一度」は20.3%、「1週間に一度」は18.4%です。定例の面談の間隔は人によって大きく違い、次の回が数か月先になる人もいるということです。退職の話は、次の定例を待たずに時間をお願いしてかまいません。

KAKEAIの1万人調査では、面談1回あたりの時間として最も多かった答えは30分で、41.7%でした。面談の場所は、「会議室や個室」が61.0%、「職場のオープンスペース」が23.0%です。定例の面談は30分ほどという人が最も多く、周りに人のいる場所で面談をしている人もいます。時間をお願いするときは、30分ほどという長さと、個室かオンラインという場所の希望を添えるとよいでしょう。

以下では、経理で月次の締めを担当している人が、課長に退職を伝える場面を例にします。

メールやチャットで、面談の時間をお願いするとき

チャットやメールは、周りの人の目に触れることもあります。時間をお願いする段階では、「退職」と書かずに「ご相談したいこと」とだけ書く方法もあります。

  • お疲れさまです。今後の働き方について、ご相談したいことがあります。今週か来週、30分ほどお時間をいただけないでしょうか。
  • できれば、会議室かオンラインでお願いできると助かります。
  • 急ぎで申し訳ないのですが、来月の締めが始まる前にご相談できればと考えています。

上司から「どんな話ですか」と聞かれたときは、その場で詳しく話さなくてかまいません。

  • 少し込み入ったお話なので、お時間をいただいたときに、改めてお話しします。

面談での退職の伝え方:決めているとき、迷っているとき

面談では、時間をもらったお礼を伝えたあと、最初に結論を話します。理由や事情は、結論のあとに、話せる範囲で添えれば十分です。

退職を決めているとき

決めているときは、「辞めようか迷っていて」と相談の形にせず、退職したいという結論から伝えます。相談の形で切り出すと、上司はまだ決めていないと受け取り、続けられる方法を一緒に考えようとするかもしれないからです。

  • お時間をいただき、ありがとうございます。今日は、退職についてお話ししたくてお願いしました。
  • 退職したいと考えています。しばらく考えたうえで決めたことです。
  • 退職日は、就業規則を確認したうえで、○月末を希望しています。日程は、ご相談できればと思います。

理由は、短く、自分の考えとして伝えます。上司や同僚への不満を並べる必要はありません。

  • 理由は、経理の中でも、別の分野の仕事に挑戦したいと考えたからです。

引き継ぎについて、自分の案を1つ持っていくと、上司も次に何を決めればよいかが分かりやすくなります。上司にとっては、仕事の割り振りや後任を考える必要が生まれる話でもあります。

  • 月次の締めの手順は、私しか分かっていない部分があります。まずは手順書を作るところから始めたいと考えています。
  • 周りの方にいつお伝えするかは、課長と相談して決めたいです。

まだ迷っていて、相談したいとき

迷っている段階なら、相談であることをはっきり伝えます。何に迷っているのかと、上司に期待することを添えると、上司も応えやすくなります。

  • 今日は、退職を考えていることについて、ご相談したくてお時間をいただきました。まだ決めてはいません。
  • 今の仕事を続けるか、別の会社で経験を広げるかで迷っています。課長のご意見をうかがえますか。
  • 迷っている今の段階でも、お話ししておきたいと思いました。決めたときは、すぐにお伝えします。

退職の理由を、上司に話しにくいとき

退職の理由をどこまで話すかは、自分で決めてかまいません。理由に上司との関係が含まれていても、その場で全部を話す必要はありません。

  • 理由については、まだうまく整理してお話しできないので、今日は退職したいという気持ちだけをお伝えします。

職場での嫌がらせなど、ハラスメントにあたるかもしれない出来事が理由にあるときは、一人で抱えず、就業規則で定められた相談窓口や人事の担当に相談してください。上司に話すかどうかも、相談したうえで決めれば十分です。

メールで退職を伝えるしかないとき

メールで退職の意思を伝えるのは、長く休んでいる、勤務地が離れていて当面は面談の日程が合わないなど、面談で話すことが難しい事情があるときに限るとよいでしょう。メールでの申し出が会社の手続きとしてどう扱われるかは会社によって違うので、人事の担当に尋ねておいてください。体調が理由のときは、産業医や人事の担当にも相談しておくと安心です。

メールでは、面談で話せない事情を一言添え、退職の意思と、改めて話す時間のお願いを書きます。

  • 課長 お疲れさまです。体調の関係で、しばらくは出社もオンラインでの面談も難しいため、メールで失礼します。
  • 退職したいと考えており、ご相談したいです。電話でも、短い時間でもかまいません。
  • 退職日や手続きについては、人事の担当の方にも確認しながら進めたいと考えています。

退職を伝えたあと、引き止められたときの答え方

上司から引き止められたときに、どう答えるかを決めるのは自分です。引き止めの言葉は、上司が一緒に働き続けたいと考えているから出ることもあります。決めていることは変わらないと正直に伝え、条件の話が出て迷ったときは、返事の期限を自分から伝えます。

  • お気持ちはありがたいです。ただ、考えたうえで決めたことなので、気持ちは変わりません。
  • 異動のお話は、少しお時間をいただけますか。金曜までに、私からお返事します。

退職日や有給休暇の扱いなど、手続きや決まりに関わることは、面談のその場では決めずに、就業規則を読んで人事の担当に尋ねてください。引き止めにどこまで応じる必要があるかも、人事の担当に確かめておくと安心です。

退職を伝えたあとも、退職日までの1on1(上司と部下が1対1で定期的に行う面談)は、引き継ぎを前に進める時間として使えます。

  • 退職日までの1on1は、引き継ぎの進み具合をご相談する時間にしていただけますか。
  • 後任の方向けの手順書は、来週の1on1までに下書きしておきます。

退職の伝え方がうまくいったかを、どこで見るか

退職の伝え方がうまくいったかどうかは、面談で上司を納得させられたかではなく、面談のあとに退職日までの進め方が決まり始めたかで振り返ります。次の3つを振り返ってみてください。

  • 面談の終わりに、退職日と引き継ぎについて次に上司と話す日が決まっていれば、進め方は動き始めています。決まっていないなら、翌日までにメールやチャットで、次の面談の時間をお願いしてみてください。
  • 周りの人に退職を伝える時期を上司と確認できていれば、職場の混乱を避けやすくなります。まだなら、誰にいつ、誰から伝えるかを、次の面談で相談しておきましょう。
  • 自分にしか分からない仕事を一覧にできたら、次は、次の1on1で上司と一緒に見て、引き継ぐ順番を決めます。

退職を伝える面談は、その1回で終わるものではありません。最初の面談では結論を伝え、手続きと引き継ぎは、人事の担当と上司に相談しながら、何回かに分けて進めていきましょう。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

退職を伝える前や退職面談の前に、伝えたいことを整理したい、上司との仕事を具体的に振り返りたいときに、会社でKakeai AI 1on1を利用している場合は、次のことができます。

1on1の前後に、「自分用のメモ」に。

上司に伝える前の考えを、上司の画面に出ない欄で整理しておけます。

「自分用のメモ」は、ご自身だけに表示され、上司にもシステム管理者にも表示されません。Kakeai AIは、その内容をご自身向けのアドバイスにだけ使います。一方、「この1on1へのメモ」は上司にも表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

自分用メモに「企画の話を今日する」と書いていた狙いを、今日の会話でそのまま実行できました。…

面談やメッセージの前に、上司との「概要」の画面と履歴で。

上司にしてもらったことや、上司と決めたことを、記憶だけに頼らずに思い出せます。

ダイジェストには、直近6か月の上司との1on1で話したこと、決めたこと、上司から返ってきた言葉が書かれます。それより前の回も、「予定・履歴」の検索で絞り込んで見返せます。上司と同じものが表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…C社の提案書については、20枚の構成が問題だと西村さんが指摘し、「読むのは工場長とか忙しい人だから」と冒頭の1枚に機能ではなく導入効果を数字で書くよう具体的に伝えました。

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この手引きの数字のもとになった、1万人調査のレポート

1on1の踊り場から脱却するヒント:1万人調査が解明した、形骸化を超える構造(全43ページ・PDF)

  • 1万人のデータで見る、1on1の頻度・時間・場所・話題の実態
  • 成果・成長の実感を左右するもの(実施理由・上司への期待・困りごと・行動への接続)
  • 明日の1on1からできること(前・最中・直後・日常の4つの場面と、具体的な声のかけ方)

よくある質問

退職は上司に面談で伝えるべきですか。メールでもよいですか。

退職の意思は、上司との面談で、直接伝えることをおすすめします。メールやチャットは、面談の時間をお願いするために使います。長く休んでいるなど、面談で話すことが難しい事情があるときは、メールで意思を伝え、改めて話す時間をお願いします。メールでの申し出が会社の手続きとしてどう扱われるかは会社によって違うので、人事の担当に問い合わせてください。

退職を伝えるための面談は、どうやって申し込めばよいですか。

退職を伝えるための面談は、メールやチャットで「今後の働き方について、ご相談したいことがあります。30分ほどお時間をいただけないでしょうか」と申し込みます。周りの人の目に触れることもあるので、この段階では「退職」と書かない方法もあります。会議室かオンラインで話したいという希望も、あわせて伝えるとよいでしょう。

退職の理由は、上司に正直に話さなければいけませんか。

退職の理由をどこまで話すかは、自分で決めてかまいません。話すときは、上司や同僚への不満を並べるのではなく、「別の分野の仕事に挑戦したい」のように、自分の考えとして短く伝えます。うまく整理できていないときは、「今日は退職したいという気持ちだけをお伝えします」と話す方法もあります。ハラスメントにあたるかもしれない出来事が理由にあるときは、相談窓口や人事の担当に相談してください。

上司に退職を引き止められたら、どう答えればよいですか。

上司に引き止められたとき、どう答えるかを決めるのは自分です。決めていることが変わらないなら、「お気持ちはありがたいです。ただ、考えたうえで決めたことなので、気持ちは変わりません」と正直に伝えます。異動などの条件の話が出て迷ったときは、「金曜までにお返事します」と返事の期限を自分から伝えます。引き止めにどこまで応じる必要があるかなどの決まりは、人事の担当に尋ねてください。

退職は、いつまでに上司に伝えればよいですか。

退職を申し出る時期の決まりは、会社によって違います。まず就業規則を読み、分からない点は人事の担当に尋ねてください。そのうえで、自分にしか分からない仕事の引き継ぎに、どのくらいの期間が要るかも考えて、上司に伝える時期を決めるとよいでしょう。上司との定例の面談の間隔が長いときは、次の定例を待たずに時間をお願いします。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/how-to-tell-boss-you-are-resigning

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: