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マネージャーとチーフの違いとどちらが上か
先に答え
マネージャーとチーフのどちらが上位の役職かは、会社の制度で決まります。日本の会社では、マネージャーを課長や店長に当たる役職、チーフを主任・係長や現場のリーダーに当たる役職として使い、マネージャーを上位とする例が多く見られます。一方、英語のチーフ(chief)は「長」や「責任者」を表す言葉で、チーフマネージャーのようにマネージャーより上位の役職をチーフと呼ぶ会社もあります。自分の会社での位置づけは、組織図と就業規則で確かめ、人事の担当に尋ねてください。部下の立場から見た違いは、役職の順より、自分の仕事を決める・日々の仕事を把握する・評価する、という3つの役割を誰が担っているかに表れます。
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KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談で人事評価の話をしている人の割合は、面談の間があく人ほど高くなっていました。Kakeai AI 1on1の利用データでは、「業務の進捗や進め方」のテーマで、部下が上司に期待することとして「一緒に考えてほしい」が最も多く選ばれ、「報告したい」が続きました。つまり、評価の話は間のあく面談に集まりやすく、進み具合の話でも、部下が上司に期待することは報告だけではないということです。
- 54.7%
- 1万人調査
- 上司との面談が2〜3か月に一度の人のうち、面談で人事評価の話をしている人の割合
- 面談が週1回以上の人では25.8%、半年〜1年に一度の人では67.6%でした。面談の間があく人ほど、その面談で評価の話をしている人が多い、という意味です。
- 14.5%
- Kakeai AI 1on1 利用データ
- 「業務の進捗や進め方」のテーマのうち、部下が上司に期待することとして「報告したい」を選んでいた割合
- 同じテーマで最も多いのは「一緒に考えてほしい」の17.0%で、「話を聞いてほしい」は7.5%でした。進み具合の話でも、部下が上司に期待することは報告だけではなく、一緒に考えてほしいという期待のほうがやや多い、という意味です。
1万人調査は、部下の立場で上司との定期的な面談について尋ねたもので、マネージャーとチーフの役職の違いや、評価する人と日々の仕事を見る人が分かれているかどうかは尋ねていません。利用データの割合は、そのテーマ全体に対する割合で、上司に期待することが選ばれていないテーマ(22.2%)も分母に入っています。
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
マネージャーとチーフの違い: どちらが上位の役職かは、 会社の制度で決まる
マネージャーとチーフのどちらが上位の役職かは、会社の制度で決まっていて、会社をまたいで共通の答えはありません。日本の会社では、マネージャーを課長や店長に当たる役職名として使い、チーフを主任・係長・現場のリーダーに当たる役職名として使う例が多く見られます。この場合は、マネージャーが上位の役職です。一方で、英語のチーフ(chief)は「長」や「責任者」を表す言葉で、チーフマネージャーのように、マネージャーより上位の役職をチーフと呼ぶ会社もあります。
| 呼び名 | 多く見られる位置づけ | 会社によって違う点 |
|---|---|---|
| マネージャー | 課長・ | 部長級を |
| チーフ | 主任・ | 評価の |
| チーフマネージャー、 | マネージャーより | 複数の |
| リーダー、 | チーフと | 同じ会社の中で |
自分の会社でのマネージャーとチーフの位置づけは、組織図と就業規則で確かめ、分からなければ人事の担当に尋ねてください。労務上の扱い(管理監督者に当たるかどうか、残業の扱いなど)も会社の制度で決まるため、就業規則を確かめ、人事の担当に確認することをおすすめします。
以下では、役職の順ではなく、部下の立場から見た2つの役職の役割を説明します。例として、コールセンターの3人の場面を使います。オペレーターの部下と、日々の応対を見ているチーフと、センター全体を見て評価を行うマネージャーです。
部下から見た違い: 仕事を決める人・日々の仕事を把握している人・評価する人は誰か
部下の立場から見ると、マネージャーとチーフの違いは、役職の順より、3つの役割のどれを誰が担っているかに表れます。3つの役割とは、自分の仕事を決めること(何を・どこまで・いつまでに)、自分の日々の仕事を把握していること、自分を評価することです。
マネージャーとチーフが分かれている職場では、この3つが2人に分かれていることがあります。日々の応対を見て、その日の進め方を決めるのはチーフで、期末の評価を付けるのはマネージャー、という形です。
KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、1on1は、その部下の仕事を決められる直属の上司が行うのがよいと考えています。ただし、上司であっても、部下の仕事を見てもいないなら、上司が行う意味はありません。3つの役割が2人に分かれている職場では、「仕事を決めて日々把握している人」と「評価する人」が別になります。そのため、1on1を誰が行うのか、評価の話を誰がするのかを2人で話し合い、部下にも伝えておくとよいでしょう。
3つの役割が分かれているときに、 部下の側で起きやすいこと
日々の仕事を把握している人と評価する人が分かれていると、評価する人と部下が話す機会が、期末の評価の面談に限られてしまうことがあります。
KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談で人事評価の話をしている人の割合を、面談の頻度ごとに比べています。面談が週1回以上の人では25.8%、2〜3か月に一度の人では54.7%、半年〜1年に一度の人では67.6%でした。つまり、面談の間があく人ほど、その面談で評価の話をしている人が多いということです。調査は役職の分かれ方までは尋ねていません。面談の頻度についての数字ですが、マネージャーと話す機会が期末の面談に限られる職場では、その面談で評価の話をすることが多くなると考えられます。
「Kakeai AI 1on1」の利用データ(抽出した30万回の1on1の記録)で、1on1の前に選ばれた「業務の進捗や進め方」のテーマを見ます。このテーマのうち、部下が上司に期待することとして「一緒に考えてほしい」を選んでいた割合は17.0%で最も多く、「報告したい」の14.5%が続きました。「話を聞いてほしい」は7.5%です。つまり、進み具合の話でも、部下が上司に期待するのは報告だけではありません。この数字は上司全般についてのもので、チーフに限ったものではありません。
日々の仕事を把握しているチーフは、報告を受け取るだけでなく、部下と一緒に進め方を考える役割も担えます。
KAKEAIは、評価の話を半年に一度の面談に閉じ込めることをおすすめしません。評価する人がマネージャーなら、マネージャーも、期の途中に部下と評価の見通しを話す回を持つとよいでしょう。
マネージャーとチーフが分かれている職場での、 最初の一言(コールセンターの例)
3つの役割が2人に分かれているときは、2人で分担の案を作って部下にも伝え、分かりにくい点がないかを尋ねることから始めてみてください。コールセンターの場面で、マネージャー・チーフ・部下それぞれの言い方を書きます。
マネージャーから、チーフと部下へ
マネージャーは、自分が評価を担うことと、評価にチーフの見ている事実をどう使うかを先に伝えます。
- 今期の評価は私が付けます。ただ、日々の応対を見ているのは△△さん(チーフ)なので、評価の前に△△さんから応対の様子を聞いたうえで、私の考えをまとめます。
- 評価の話は、期末だけにしたくないと考えています。月に1回、15分ほど、私と○○さんで直接話す時間を取りたいのですが、どうでしょうか。
- 今の時点での私の考えをお伝えします。応対の件数は目標に届いていて、次は保留の時間を短くすることが課題だと考えています。○○さんは、どう感じていますか。
- 私が見えていないことも多いと思います。△△さんと話していて、私に知っておいてほしいことがあれば、教えてください。
チーフに向けては、どこまでをチーフの判断に任せるかを、一緒に話し合います。
- シフトの調整と応対の進め方は、△△さんの判断で決めてもらえればと考えています。クレームで会社として謝る必要が出たときと、人を増やす話は、私に回してもらえますか。この分け方で、△△さんはどう思いますか。
- △△さんが見ていて気になっていることがあれば、評価を考える前に教えてください。私が見えていない部分です。
チーフから、部下とマネージャーへ
チーフからは、報告を受け取るだけで終わらせず、日々の仕事で迷った点を部下と一緒に考える声のかけ方があります。
- 今日の応対で、迷った電話はありましたか。次に同じ問い合わせが来たときの答え方を、一緒に考えておきましょう。
- 保留の時間が長くなっているのは、調べる画面が増えたからだと私は思っています。○○さんは、どこで時間がかかっていると感じていますか。
- 評価は私が付けるわけではありませんが、○○さんの応対で助かっていることは、マネージャーにそのまま伝えます。
- 私で決められないことは、その場で「マネージャーに確認します」と言って、いつまでに返すかをお伝えします。
マネージャーに向けては、自分が見ている事実と、判断してほしいことを分けて伝えます。
- ○○さんの応対について、私が見ている範囲でお伝えします。評価にどう使うかは、マネージャーのご判断でお願いします。
- 人を1人増やしてほしい話は、私では決められないので、来週の面談で判断していただけますか。
部下から、チーフとマネージャーへ
部下の側からも、誰に何を相談すればよいかを尋ねてかまいません。黙って待つより、分担を聞いたほうが、仕事を進めやすくなります。
- 応対の進め方の相談は△△さんに、評価や異動の話はマネージャーに、という分け方で合っていますか。
- 今期の評価について、今の時点でのお考えを伺えますか。直せるところがあれば、今のうちに直したいです。
- クレームの対応で、私の判断で謝ってよい範囲を教えていただけますか。
- △△さんにご相談したことの返事がまだなので、どちらにお聞きすればよいか教えていただけますか。
マネージャーとチーフの違いについての、 よくある誤解
マネージャーとチーフの違いをめぐる誤解は、役職の順を、仕事の中身の順と取り違えることから生まれることが多いようです。
- チーフは、現場の報告をマネージャーに上げる中継役だ。日々の仕事を把握しているチーフは、報告を受けて伝えるだけでなく、迷った点を部下と一緒に考えることもできます。報告をまとめて上げるだけでは、部下が相談したいことの多くがその場で止まってしまいます。
- 上位の役職であるマネージャーが、全員の1on1を行うべきだ。1on1は、その部下の仕事を決められる直属の上司が行うのがよいと考えられます。ただし、上司であっても、部下の仕事を見てもいないなら、上司が行う意味はありません。部下の仕事を決め、日々の仕事を把握している直属の上司がチーフなら、1on1はチーフが行うのがよいでしょう。マネージャーは、評価の見通しを話す回を別に持つことをおすすめします。
- 逆に、チーフが見ているのだから、マネージャーは期末の評価だけでよい。評価の話が期末の面談だけに集まると、部下が期の途中で自分の評価の見通しを知る機会は少なくなります。評価する人は、期の途中にも、部下と評価の見通しを話す機会を持ちたいところです。
- チーフとマネージャーの分担は、部下には関係がない。誰に何を頼めばよいかが分からないと、部下は相談そのものを控えてしまうことがあります。分担はマネージャーとチーフで案を作って部下にも伝え、分かりにくい点がないかを尋ねておくと、部下も相談しやすくなります。
マネージャーとチーフの分担がうまくいっているかの振り返り方
マネージャーとチーフの分担がうまくいっているかどうかは、役職の順がはっきりしているかではなく、部下が誰に何を頼めばよいかを分かっているかで見るとよいでしょう。評価の話が期末だけに集まっていないかも、見る点の1つです。1か月ほどを区切りに、次の点を振り返ってみてください。
- 部下の仕事を決めて日々把握している人と、1on1を行っている人が違っていたら、次の1on1を誰が行うかを2人で話し合い、部下にも伝えます。
- 評価を担う人が期の途中に部下と評価の見通しを話せていたら、次は続けやすい間隔を部下と一緒に決めておきます。
- チーフが見ている事実が、評価を考える前にマネージャーに届いていなかったら、次の評価の前に2人で話す時間を先に取ります。
- どちらが判断するかがその場で決まらず、部下を待たせた用件があったら、その種類の用件をどちらが判断するかを2人で決め、部下にも伝えます。
部下の立場で振り返るなら、相談したいことがあったときに、誰に頼めばよいかで迷った回があったかを思い返すことから始められます。迷った回があれば、次の面談で「この話は、どちらにご相談すればよいですか」と尋ねてみてください。
この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること
Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。
役職や呼び方の線引きは会社ごとに違います。目の前の仕事で、誰が決め、誰が何を担うのかを部下とはっきりさせたいときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。
1on1の終わり際に、球体を押したとき。
誰が判断するのかを決めないまま1on1を終えずに、 その場で決めるか持ち越すかを二人で決めるきっかけになります。
その日の話の中に、誰が決めるのかがまだ決まっていないことがあると、Kakeai AI が、今日決めるか次回に持ち越すかを二人で決めることを提案することがあります。球体は、Kakeai AI に話題を提案させるボタンです。お二人の画面に同じものが表示されます。
残り5分ほどです。今日話した「海外向けサポートの方向性」の件で、誰がサポート方式を決めるかがまだ残っています。このまま今日決めておくか、次回に持ち越すか、お二人で一つ確かめてみませんか。
1on1の最中と終了後、「1on1のAI要約」で。
役職の呼び方にかかわらず、 目の前の仕事で誰が決め、 誰が動くのかを、 二人が同じ記録で確かめられます。
Kakeai AI が、話のまとまりごとの要点に、誰が何を決め、誰が何を準備するかを、話した内容をもとに書きます。お二人の画面に同じ内容が表示されます。
柳瀬さんが6月中に海外仕様の要件を入れるか入れないかだけ決めると引き取り、長谷部さんは入れる場合と入れない場合の両方の工程を用意する。
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よくある質問
マネージャーとチーフは、 どちらが上ですか。
マネージャーとチーフのどちらが上位の役職かは、会社の制度で決まります。日本の会社では、マネージャーを課長や店長に当たる役職、チーフを主任・係長や現場のリーダーに当たる役職として使い、マネージャーを上位とする例が多く見られます。ただし、チーフマネージャーのように、マネージャーより上位の役職をチーフと呼ぶ会社もあります。自分の会社での位置づけは、組織図と就業規則で確かめ、人事の担当に尋ねてください。
マネージャーとチーフの役割は、 どう違いますか。
マネージャーとチーフの役割の違いは会社によって異なります。多く見られる形では、チーフが日々の仕事を把握して進め方を決め、マネージャーが部署全体を見て人の配置と評価を担います。部下の立場から見ると、自分の仕事を決める・日々の仕事を把握する・評価する、という3つの役割のどれを誰が担っているかが、2つの役職の違いです。3つが2人に分かれている職場では、2人で分担を決めて部下にも伝えておくと、部下が相談先に迷いにくくなります。
チーフマネージャーとマネージャーは、 何が違いますか。
チーフマネージャーは、多くの会社で、マネージャーより上位の役職として置かれています。複数のマネージャーを束ねる立場の場合と、等級だけがマネージャーより上で担当する範囲は同じ場合があり、どちらに当たるかは会社の制度によります。英語のチーフ(chief)は「長」や「責任者」を表す言葉で、チーフマネージャーのように、役職名の前にチーフを付けて上位の役職を表す会社があります。自分の会社での位置づけと権限の範囲は、組織図と人事の担当に確認してください。
マネージャーとチーフのどちらが、 部下と1on1をするのがよいですか。
1on1は、その部下の仕事を決められる直属の上司が行うのがよいと考えられます。ただし、上司であっても、部下の仕事を見てもいないなら、上司が行う意味はありません。部下の仕事を決め、日々の仕事を把握している直属の上司がチーフなら、1on1はチーフが行うのがよいでしょう。評価を担うマネージャーは、期の途中にも評価の見通しを話す回を持つことをおすすめします。
部下の立場で、 マネージャーとチーフのどちらに相談すればよいか分からないときは、 どうすればよいですか。
部下の立場でマネージャーとチーフのどちらに相談すればよいか分からないときは、分担をそのまま尋ねてかまいません。「応対の進め方の相談は△△さんに、評価や異動の話はマネージャーに、という分け方で合っていますか」のように、具体的な用件を挙げて尋ねると、2人の側も答えやすくなります。評価の見通しについても、評価を担う人に「今の時点でのお考えを伺えますか」と、期の途中に尋ねてみてください。
関連するページ
出典と、この数字を引用するときの書き方
出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)
出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)
引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。
このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/manager-vs-chief-which-is-higher
作成者と運営者
KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。
このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。
運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: