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部下の方へ上司との関わり

上司にごちそうになったときのお礼の伝え方

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

上司に食事をごちそうになったときのお礼は、店を出るときに「ごちそうさまでした。ありがとうございます」と伝え、翌日に顔を合わせたときにもう一度、短く触れるのが、ビジネスの慣習としてよく使われる形です。翌日は口頭が基本で、普段からチャットやLINEでやり取りしている上司なら、朝のうちに2〜3文のメッセージでもかまいません。そのとき、料理の感想より、食事の席で聞いた話のうち役に立ったことを1つ書くと、お礼が仕事の話につながります。支払いは一度申し出て、断られたら受け取るのが自然です。お礼の仕方は会社や上司との関係で違うので、普段のやり取りの形に合わせてください。

上司にごちそうになったときのお礼の基本:その場、別れ際、翌日の3回

上司に食事をごちそうになったときのお礼は、3回に分けて短く伝えるのが基本です。料理が出たとき、店を出るとき、翌日に顔を合わせたときの3回です。長いお礼の文を1回送るより、短い言葉を3回伝えるほうが自然です。

3回のうち、一番忘れやすいのが翌日の一言です。翌朝に顔を合わせたときの最初の一言か、朝のうちの短いメッセージで触れておくと、食事の席で聞いた話を仕事につなげやすくなります。

ここで紹介するのは、一般的な形です。お礼の仕方は会社の慣習や上司との関係によって違い、翌日のメッセージを好まない上司もいます。正しい形が1つあるわけではないので、普段のやり取りの仕方(口頭が中心か、チャットも使うか)に合わせて選んでください。

いつ何を伝えるか言い方の例
料理が出たとき・食事の最中おいしさや店のこと「おいしいですね。お気に入りのお店ですか」
会計のあと・店を出るときごちそうになったことへのお礼「ごちそうさまでした。ありがとうございます」
翌日改めてのお礼と、話の中で役に立ったこと「昨日はごちそうさまでした。提案の進め方のお話、参考になりました」

会計のとき:代金を出す気持ちの伝え方と、受け取り方

会計のときに「お支払いします」と申し出るかどうかは、迷うところです。一般的なのは、一度は財布を出す姿勢を見せ、上司が「いいよ」と言ったら、それ以上は押し問答にせず「ありがとうございます。ごちそうになります」と受け取ることです。何度も断ると、かえって上司の気持ちを受け取らないことになります。

  • お支払いは、おいくらでしょうか。
  • ありがとうございます。それでは、ごちそうになります。
  • ごちそうさまでした。次の機会には、私にも出させてください。

上司が「今日は私が出すから」と先に言ってくれたときは、申し出を省いてお礼だけ伝えてもかまいません。部署の飲み会で上司が多めに支払ってくれたときも、帰るときに直接一言伝えます。

  • 今日はありがとうございました。ごちそうさまでした。
  • 幹事としてお礼を申し上げます。多めに出していただき、助かりました。

翌日のお礼:口頭、チャット・LINE、メールの文面の例

翌日のお礼は、顔を合わせる職場なら口頭が基本です。上司と普段からチャットやLINEでやり取りしている場合は、朝のうちに短いメッセージを送ってもかまいません。普段はメールでしか連絡しない上司に、お礼だけのメールを送るかどうかは職場によります。送るなら、仕事の連絡と同じ形で短く書きます。

以下では、営業の部下が初めて一人で担当したお客様への提案を終えた日を例にします。その日の昼に課長からランチをごちそうになり、提案の進め方について話を聞いた場面です。

口頭で伝えるとき

  • 課長、昨日はごちそうさまでした。提案の進め方のお話、とても参考になりました。
  • 昨日はありがとうございました。教えていただいた、先に相手の予算の幅を聞く進め方を、次の提案で試してみます。

チャットやLINEで送るとき

チャットやLINEでは、2〜3文で十分です。スタンプや絵文字だけで済ませず、言葉で一言書きます。絵文字を使うかどうかは、普段の上司とのやり取りに合わせてください。

  • 昨日はごちそうさまでした。ありがとうございました。
  • 昨日はお昼をごちそうになり、ありがとうございました。提案の進め方について伺えて、助かりました。今日から、先に予算の幅を聞く順番でやってみます。

メールで送るとき

飲み会の翌日に上司が出張で顔を合わせられないときや、職場の連絡がメール中心のときは、メールで送ります。件名は「昨日のお礼」のように短くします。

  • 件名:昨日のお礼
  • ○○課長
  • お疲れさまです。△△です。昨日はお忙しい中、食事をごちそうになり、ありがとうございました。
  • 初めて一人で担当した提案のあとで気が抜けていたのですが、課長から提案の進め方のお話を伺えて、次に何を直せばよいかがはっきりしました。
  • 教えていただいた、先に相手の予算の幅を聞く進め方を、来週の提案で試してみます。結果は改めてご報告します。
  • 本当にありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。

お礼の文には、料理の話より、食事の席で聞いた話のうち役に立ったことを1つ書くことをおすすめします。上司にとっては、ごちそうしたこと以上に、話した内容が部下の仕事に使われることのほうがうれしい場合が多いようです。食事の席で出た仕事の話は、次の1on1で続きを話す題材にもなります。

  • 昨日伺った、予算の幅を先に聞く進め方について、次の1on1で続きをご相談してもよいでしょうか。来週の提案の前に、確認しておきたい点があります。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、上司と部下の関係は、仕事の話を前に進める中でできていくものだと考えています。ただし、関係にも段階があります。食事の席で聞いた話を翌日の仕事で使い、その結果を伝えることは、お礼であると同時に、仕事の話を前に進めることでもあります。

ごちそうになった場面ごとのお礼の違い:ランチ、飲み会、複数人、会社の費用

お礼の基本は同じですが、場面によって気をつけたい点が少し違います。

場面お礼の仕方気をつけたいこと
二人でのランチその場で一言、翌日に口頭か短いメッセージ話の中で役に立ったことを1つ添える
上司との飲み会(二人か少人数)店を出るときに一言、翌日の朝に口頭かメッセージ翌日のお礼は午前のうちに。酔いや体調の話は書かない
部署の飲み会で上司が多めに支払ったとき帰るときに上司に直接一言幹事がまとめてお礼を伝える職場では、個別のメッセージは要らないこともある
会社の費用(歓迎会、会食、接待の同席)「ありがとうございました」で十分上司個人の支払いではないので、金額や「ごちそう」に重ねて触れない

飲み会のあとは、店を出るときに一言、翌朝にもう一言が目安です。

  • 今日はごちそうさまでした。ゆっくりお話も伺えて、ありがとうございました。
  • おはようございます。昨日はありがとうございました。ごちそうさまでした。

同僚と一緒に上司からごちそうになったときは、まとめて誰かが言うのではなく、一人ひとりが短く伝えます。

  • ごちそうさまでした。ありがとうございます。

会社の費用で開かれた歓迎会や会食では、上司個人がごちそうしたわけではないので、時間を取ってもらったことへのお礼を伝えます。

  • 歓迎会を開いていただき、ありがとうございました。みなさんとお話しできて、仕事の進め方が少しつかめました。

上司にごちそうになったあとのお礼で、避けたいこと

避けたいのは、お礼が重くなりすぎることと、逆に何も触れないことの2つです。

  • 翌日に何も触れない。その場でお礼を言っていても、翌日に一言もないと、上司は気にかけていないように受け取ることがあります。
  • 支払いの押し問答を続ける。一度申し出て断られたら、受け取るほうが相手の気持ちに沿います。
  • スタンプや絵文字だけで済ませる。短くても、言葉で一言書きます。
  • 長文のお礼を送る。3〜4文で十分です。長いお礼は、上司に返事の負担をかけます。
  • お礼にお願いや相談を混ぜる。「ところで、来週の予定ですが」と続けると、お礼が前置きになります。相談は別の連絡にします。
  • 「おいしかったです」だけで終える。料理の話より、聞いた話で役に立ったことに触れるほうが、上司には伝わりやすいものです。

お礼を言いそびれたと気づいたときは、気づいた時点で短く伝えます。

  • 遅くなりましたが、先週はごちそうさまでした。あのときの提案の話を参考に、資料を直しています。

お礼のあとのやり取りがよい形になっているかを、どこで見るか

お礼がよい形で届いたかどうかは、その場の返事より、そのあとの二人のやり取りで振り返ります。

  • 翌日の一言で、食事の席で聞いた話を、仕事の話として続けられたでしょうか。続けられたら、次は聞いた話を試した結果を上司に伝えてみてください。
  • お礼が上司にとって重くなっていないでしょうか。長いメッセージに短い返事しか返ってこないなら、次は口頭か一言にします。
  • 食事の席で出た仕事の話が、次の1on1や普段の相談に戻ってきたでしょうか。戻ってきたら、食事の席の話が仕事の中で続いているということです。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

食事の誘いやそのお礼、LINEなど、仕事の外のやりとりそのものは、Kakeai AI 1on1 が扱うことではありません。会社でKakeai AI 1on1を利用している場合は、仕事の話をする時間としての上司との1on1で、次のことができます。

1on1の前に、「1on1の準備」で。

仕事の相談や話したいことを、仕事の外のやりとりに頼らず、1on1という決まった時間に持ち込めます。

次の1on1のテーマを選び、「この1on1へのメモ」に話したいことを書いておけます。テーマとメモは上司の画面にも表示されます。1on1が始まると、Kakeai AI が準備されたテーマを挙げ、前回の一歩があればその担当の方に、無ければテーマを選んだ方に、最初の一言を向けます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…準備されたテーマは「競合調査と市場規模の試算」×「具体的なアドバイスが欲しい」の1つです。森さん、いかがでしょう?

1on1を終えたあと、「相手に感想を送る」で。

1on1で話を聞いてもらったお礼を、終えたその場で、選んだ言葉で上司に届けられます。

「今回の1on1の感想」から当てはまるものを選んで(複数選べます)、上司に送れます。あとから、履歴のカードの下部から送ることもできます。送った感想は、履歴のカードに送った方の名前つきで表示され、上司にはメールとお知らせが届きます。

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よくある質問

上司にごちそうになったあと、お礼のLINEは送るべきですか。

上司と普段からLINEやチャットでやり取りしているなら、翌日の朝のうちに「昨日はごちそうさまでした。ありがとうございました」と2〜3文で送ってかまいません。普段はLINEを使っていない上司なら、翌日に顔を合わせたときに口頭で伝えるほうが自然です。送るかどうかに正しい答えが1つあるわけではなく、職場の慣習と上司との関係に合わせて選びます。

上司にごちそうになったとき、「ごちそうさまでした」と「ありがとうございました」のどちらを言えばよいですか。

上司に食事をごちそうになったときは、「ごちそうさまでした。ありがとうございました」と2つを続けて言う形がよく使われます。「ごちそうさまでした」は食事そのものへのお礼、「ありがとうございました」は時間と気持ちへのお礼です。会社の費用で開かれた歓迎会や会食では、上司個人がごちそうしたわけではないので、「ありがとうございました」だけで十分です。

上司に食事をごちそうになりそうなとき、自分も代金を出すと申し出るべきですか。

上司が会計をしようとしたときは、一度は「お支払いは、おいくらでしょうか」と申し出るのが一般的です。上司が「いいよ」と言ったら、それ以上は押し問答にせず、「ありがとうございます。ごちそうになります」と受け取ります。何度も断ると、上司の気持ちをかえって受け取らないことになりかねません。上司が「今日は私が出す」と先に言ったときは、申し出を省いてお礼だけでかまいません。

飲み会で上司にごちそうになったとき、翌日のお礼はいつまでに伝えればよいですか。

飲み会で上司にごちそうになった翌日は、午前のうちに「昨日はありがとうございました。ごちそうさまでした」と伝えるのが目安です。顔を合わせる職場なら口頭で、会えない日ならチャットや短いメールでかまいません。酔いや体調の話は書かず、お礼と、話の中で役に立ったことを1つにとどめます。言いそびれたと気づいたときは、「遅くなりましたが」と添えて、その時点で伝えれば十分です。

上司にごちそうになったお礼をメールで送るとき、件名と文章はどう書けばよいですか。

上司にごちそうになったお礼のメールは、件名を「昨日のお礼」のように短くします。本文は「昨日はお忙しい中、食事をごちそうになり、ありがとうございました」から始めます。続けて、食事の席で聞いた話のうち役に立ったことを1つと、それをどう仕事に使うかを書き、最後にもう一度お礼を書いて結びます。全体で3〜4文が目安で、仕事のお願いや相談は混ぜず、別の連絡にします。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/thanking-boss-after-being-treated-to-meal

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

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