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部下の方へ会議・ミーティング

会議で報告するときの話し方

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

会議で報告するときは、起きた順に話すのではなく、最初の一文で「何の報告か」と「結論(予定通りか、遅れているか)」を言います。続けて、聞く人に求めること(共有だけか、判断か、一緒に考えてほしいか)を添えます。そのあとに理由と事実を短く話し、最後にこれからの予定を伝えます。たとえば「ウェブサイトの準備について報告します。全体は予定通りですが、写真の撮影が1週間遅れています。写真をどうするか、判断をお願いしたいです」のように話します。遅れや問題は、先に伝えるほど対策を一緒に考えてもらいやすくなります。

数字で見る

Kakeai AI 1on1の利用データでは、「業務の進捗や進め方」のテーマで、部下が上司に期待することとして最も多かったのは「一緒に考えてほしい」で、次が「報告したい」でした。1on1についての数字ですが、会議での報告にも、共有だけでよいものと、判断や意見がほしいものがあります。どちらなのかを最初に添えることをおすすめします。

17.0%
Kakeai AI 1on1 利用データ
「業務の進捗や進め方」のテーマのうち、部下が上司に期待することとして「一緒に考えてほしい」を選んでいた割合
「その他」を除く5つの中で最も多い答えでした。2番目の「報告したい」は14.5%です。仕事の進み具合の話でも、報告に加えて、上司と一緒に考えたいという期待が多く選ばれていました。
14.5%
Kakeai AI 1on1 利用データ
「業務の進捗や進め方」のテーマのうち、部下が上司に期待することとして「報告したい」を選んでいた割合
「その他」を除く5つの中で2番目に多い答えでした。仕事の進み具合の話では、報告したいという期待も多く選ばれています。報告そのものも、1on1で求められていることの1つです。

どちらも、「業務の進捗や進め方」のテーマ全体に対する割合で、上司に期待することが選ばれていないテーマ(このテーマの22.2%)も分母に入っています。1on1の前に選ばれたもので、会議での報告を集計した数字ではありません。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

会議で報告するときの話し方:最初の一文で、何の報告かと結論を言う

会議で報告するときは、起きた順に話すのではなく、最初の一文で「何の報告か」と「結論」を言うと伝わりやすくなります。結論とは、予定通りか遅れているかのように、聞く人が一番知りたいことです。続けて聞く人に求めることを添え、そのあとに理由と事実、最後にこれからの予定を話します。

以下では、会社のウェブサイトを新しくする仕事の進み具合を、週1回のチームの定例会議(課長とチームの6人)で報告する場面を例にします。

話す順言うこと例
1何の報告かと、結論ウェブサイトの準備について報告します。全体は予定通りですが、写真の撮影が1週間遅れています
2聞く人に求めること別の撮影場所を探すか、今ある写真で公開するか、判断をお願いしたいです
3理由と事実撮影場所の予約が取れませんでした。今のままでは、公開前に社内で確認していただく期間が短くなります
4これからの予定と、頼みたいこと明日中に、別の撮影場所の候補をそろえます

1回の報告は、1分から2分で話せる長さを目安にします。詳しい数字や経緯は資料に書き、口で話すのは結論と、聞く人に求めることを中心にするとよいでしょう。

報告の最初に、聞く人に何を求めるかを添える

会議の報告には、共有するだけでよいものと、その場で判断や意見がほしいものがあります。どちらなのかを最初に言うと、聞く人は何に気をつけて聞けばよいのかが分かります。

「Kakeai AI 1on1」の利用データ(抽出した30万回の1on1の記録)では、「業務の進捗や進め方」のテーマで、部下が上司に期待することとして最も多かったのは「一緒に考えてほしい」でした。このテーマの17.0%です。2番目は「報告したい」で、14.5%でした。つまり、1on1で仕事の進み具合を話すときでも、報告だけを求める回と一緒に考えたい回の両方がよく選ばれていたということです。

1on1についての数字ですが、会議での報告にも、共有だけでよいものと、判断や意見がほしいものがあります。報告する人がどちらを求めているのかは、本人が言わなければ聞く人には分かりません。そのため、最初に一言添えることをおすすめします。

  • 共有だけの報告です。予定通り進んでいるので、ご意見がなければ、このまま進めます。
  • 今日は、判断をお願いしたいことが1つあります。トップページの写真をどうするかです。
  • 決めていただくところまでは来ていないのですが、一緒に考えていただきたいことがあります。トップページに載せる内容の順番で迷っています。

聞く側の上司やチームの人たちも、判断を求められているのかどうかが分からないと、確かめるための質問を重ねることがあります。最初に求めることが分かっていれば、質問を中身に絞りやすくなります。

場面ごとの報告の話し方

予定通り進んでいるとき

予定通りのときは、短く済ませてかまいません。結論と、次の節目だけを伝えます。

  • ウェブサイトの準備について報告します。予定通りです。次の節目は、来週水曜の制作会社さんとの最終確認です。
  • 1点だけ共有です。公開日は、来月の15日に決まりました。

遅れや問題があるとき

遅れや問題は、報告の最初に言います。そのあとに理由を事実で話し、対策の案と、聞く人に決めてほしいことを伝えます。悪い知らせほど早く伝えると、打てる手が多いうちに一緒に考えてもらえます。

  • 先にお詫びと報告です。写真の撮影が1週間遅れる見込みです。撮影場所の予約が取れなかったためです。
  • 公開日には間に合いますが、公開前に社内で確認していただく期間が短くなります。
  • 対策として、別の撮影場所を探す案と、今ある写真で公開してあとで差し替える案があります。どちらにするか、ご判断をお願いできますか。
  • 予約を後回しにしていた私の進め方も原因の1つです。次からは、撮影場所の予約を1か月前までに済ませるようにします。

質問に、その場で答えられないとき

分からないことを、推測で答える必要はありません。いつまでに、どの方法で答えるかを伝えれば十分です。

  • 申し訳ありません、正確な数字が手元にありません。今日の15時までに調べて、チャットでお送りします。
  • 私の考えでよければお話しします。確かなところは、確認してからお伝えします。
  • 今の点は私の担当の範囲を超えているので、△△さんに確認してからお伝えしてもよいでしょうか。

報告の時間が短いとき

時間が限られているときは、何分で話すかを最初に言ってから始めると、聞く人も聞き方を合わせやすくなります。

  • 1分で報告します。全体は予定通りで、課題は撮影の遅れの1つです。詳しくは資料の2枚目にまとめました。

オンラインの会議で報告するとき

オンラインでは、資料のどこを見ればよいのかを、声に出して伝えます。

  • 画面を共有します。資料の2枚目の、公開までの予定の表をご覧ください。
  • 声が途切れていたら、チャットで教えてください。

報告の前の準備:話す順に3行で書いておく

会議の前日までに、報告で話すことを3行で書いておくと、当日あわてずに話せます。1行目に何の報告かと結論、2行目に聞く人に求めること、3行目にこれからの予定を書きます。数字は、結論を支えるものを1つか2つに絞るとよいでしょう。

判断をお願いしたいことがあるときは、会議の前に上司に一言伝えておくのも1つの方法です。上司も、考える時間を取ったうえで会議に臨めます。

  • 明日の定例で、写真の撮影をどうするかについて判断をお願いしたいと思っています。先に資料をお送りしてもよいでしょうか。

会議では話しにくい相談(自分の仕事の量が多すぎる、など)は、無理に会議で切り出さず、上司との1on1で相談してかまいません。

  • ウェブサイトの準備で、ほかの仕事が遅れ気味です。次の1on1で、仕事の順番についてご相談できますか。

会議の報告で避けたいこと

会議の報告で避けたいのは、聞く人が、何の話で何を求められているのかを最後まで分からないまま聞くことです。次のような話し方に気をつけます。

  • 経緯から話し始めて、結論が最後になること。聞く人は、何の話か分からないまま聞くことになります。
  • 遅れや問題を、報告の最後に小さく伝えること。「大丈夫です」だけで済ませると、遅れの大きさが聞く人に伝わりません。
  • 逆に、細かい数字や経緯を全部読み上げること。聞く人は、どれが大事なのかを選べなくなります。
  • 聞く人に求めることを言わずに終えること。判断がほしかったのに、決まらないまま次の議題に移ってしまうことがあります。

会議での報告がうまく伝わったかを振り返る

報告がうまく伝わったかどうかは、上手に話せたかではなく、報告のあとの話がどう進んだかで振り返るとわかります。会議のあとに、次の点を見直してみてください。

  • 報告のあとに、結論を確かめ直す質問が出たときは、次の報告では、最初の一文に結論を入れることから始めます。
  • 判断をお願いしたことが決まらないまま会議が終わったときは、いつ誰が決めるのかを、会議のあとに上司に確認します。
  • 遅れや問題を伝えるのが遅くなったと感じたときは、次からは、分かった時点で会議を待たずに上司に一言伝えるとよいでしょう。
  • 報告が予定していた長さを超えたときは、前日に書いた3行のうち、口で話すことと資料に回すことを分け直します。

報告のあとに、中身についての質問や意見が出るようになれば、報告は伝わっていると考えてよいでしょう。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

会議では言えなかったことや、報告・提案の進め方への迷いを抱えたまま次の会議を迎えてしまうときに、会社でKakeai AI 1on1を利用している場合は次のことができます。

1on1の前に「1on1の準備」でテーマを選んだとき。

会議の場では切り出せなかったことを、上司に期待することと一緒に前もって伝え、1on1の最初の話題にできます。

テーマと、上司にどう関わってほしいか(期待する対応)を選んでおくと、1on1が始まったときに Kakeai AI が開始の挨拶で挙げます。選んだ内容は上司の画面にも表示されます。期待する対応は、部下の側から選べます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…準備されたテーマは「競合調査と市場規模の試算」×「報告したい」の1つです。…

1on1の前に、「1on1前のAIアドバイス」で。

大勢の前では話しにくくても、1on1では最初に自分から何を話すかを決めたうえで臨めます。

これまでの1on1と今回の準備の内容を踏まえて、Kakeai AI がその回の入り方を書きます。最初に言う一言の例が示されることもあります。ご自身向けの内容で、上司には別の内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…今日最初に言う一言はこれです。 「今日は調査の結果を報告したいです。確認してほしいことと、次に何をするかも一緒に決めさせてください」…

1on1のあとに、「1on1後のAIアドバイス」で。

会議で報告する数字や資料について、会議の前に上司へ途中経過を伝えるきっかけになります。

その回の会話をもとに、よかった点と、次の1on1や日々の仕事で試せることを Kakeai AI が書きます。次の1on1を待たずにできる小さな工夫が添えられることもあります。ご自身にだけ表示され、上司には別の内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…次回、調査の途中で「これは事業部会に出る数字だ」と感じる場面があったら、「この数字の根拠はメノンさんに確認しました」と一言添えて柳瀬さんに知らせてみてください。

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よくある質問

会議での報告は、どんな順番で話せばよいですか。

会議での報告は、次の順に話すと伝わりやすくなります。何の報告かと結論、聞く人に求めること、理由と事実、これからの予定です。最初の一文で「ウェブサイトの準備について報告します。全体は予定通りです」のように結論まで言うと、聞く人は何に気をつけて聞けばよいのかが分かります。1回の報告は、1分から2分で話せる長さを目安にします。

会議で、遅れやミスなど悪い報告をするときは、どう伝えればよいですか。

遅れやミスなど悪い報告は、報告の最初に伝えます。「先にお詫びと報告です。写真の撮影が1週間遅れる見込みです」のように切り出し、そのあとに理由を事実で話します。続けて、対策の案と、聞く人に決めてほしいことを伝えます。悪い知らせほど早く伝えると、打てる手が多いうちに、上司やチームと一緒に対策を考えられます。

会議の報告で、上司からの質問にその場で答えられないときはどうすればよいですか。

上司からの質問にその場で答えられないときは、推測で答えず、いつまでに、どの方法で答えるかを伝えれば十分です。「申し訳ありません、正確な数字が手元にありません。今日の15時までに調べて、チャットでお送りします」のように言います。自分の考えを聞かれたときは、「私の考えでよければ」と前置きして話してかまいません。

会議の報告が長いと言われたときは、どうすればよいですか。

会議の報告が長いと言われたときは、会議の前日に、話すことを3行で書いてみてください。1行目に何の報告かと結論、2行目に聞く人に求めること、3行目にこれからの予定を書きます。詳しい数字や経緯は資料に回し、口で話すのは結論と求めることを中心にします。最初に「1分で報告します」と言うのも1つの方法です。

会議で報告するとき、資料は用意したほうがよいですか。

会議で報告するときは、詳しい数字や経緯を資料にまとめておくと、口で話す内容を結論と求めることに絞れます。報告の中で「詳しくは資料の2枚目にまとめました」と伝えれば、聞く人も必要なところだけを見られます。判断をお願いしたいことがあるときは、会議の前に上司へ資料を送り、一言伝えておくのも1つの方法です。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/reporting-in-meetings-how-to-speak

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: