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上司の方へ会議・ミーティング

マネージャーだけで開くミーティングとは

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

マネージャーだけで開くミーティング(マネジメントミーティング、管理職会議)は、管理職どうしで方針をそろえ、課をまたぐことを決める場です。会社や部門の方針をそれぞれの課の仕事にどう落とし込むかをそろえ、人の融通や仕事の受け渡しを決めます。管理職どうしで、仕事の任せ方などの迷いを相談し合う時間にもなります。方針については、説明を受けるだけでなく、まだ決まっていないことや自分の考えまで話しておくと、部下に自分の言葉で伝えやすくなります。個々の部下の評価や異動を、本人と話す前に決める場にはしないようにします。

数字で見る

KAKEAIの1万人調査では、上司との面談で「会社や組織の方針」を話題にしている人が36.7%いました。Kakeai AI 1on1の利用データでは、「会社や部署の方針」のテーマで、部下が上司に期待することとして「意見を聞きたい」が最も多く選ばれていました。面談についての数字ですが、部下と方針の話をするとき、上司自身の意見を求められる場面は少なくないと考えられます。管理職どうしのミーティングで、自分の考えまで話しておくことをおすすめします。

36.7%
1万人調査
上司との面談で話している話題(複数回答)として、「会社や組織の方針」を挙げた人の割合
「具体的な仕事」76.7%、「人事評価」43.4%に次いで、3番目に多い話題でした。会社や組織の方針は、上司と部下の面談でも主な話題の1つになっています。
27.1%
Kakeai AI 1on1 利用データ
「会社や部署の方針」のテーマのうち、部下が上司に期待することとして「意見を聞きたい」を選んでいた割合
「その他」を除く5つの中で最も多い答えで、2番目の「一緒に考えてほしい」は13.9%でした。方針の話では、上司自身の意見を聞きたいという期待が最も多く選ばれていました。

36.7%は、上司との面談で話している話題を複数回答で尋ねた結果です。27.1%と13.9%は「会社や部署の方針」のテーマ全体に対する割合で、上司に期待することが選ばれていないテーマも分母に入っています。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

マネージャーだけで開くミーティングとは:方針をそろえ、課をまたぐことを決める場

マネージャーだけで開くミーティングは、部長や課長などの管理職だけが集まり、組織の運営について話し合う会議です。「マネジメントミーティング」「マネージャーズミーティング」「管理職会議」「課長会」など、会社によって呼び方はさまざまです。

目的は、主に3つあります。1つ目は、会社や部門の方針を、それぞれの課の仕事にどう落とし込むかをそろえることです。2つ目は、人の融通や仕事の受け渡しのように、課をまたぐことをその場で決めることです。3つ目は、仕事の任せ方や伝え方など、管理職どうしで迷っていることを相談し合うことです。

以下では、来期から問い合わせの窓口を1つにまとめる方針が決まった部(部長と課長4人)を例にします。

目的話すことの例ミーティングのあとに持ち帰るもの
方針を各課の仕事に落とし込む問い合わせ窓口の一本化を、各課でどう進めるか各課の進め方と、部下に伝える内容
課をまたぐことを決める切り替えの時期に、受付の人手をどう融通するか決まったこと、担当、期限
管理職どうしで相談する新しい受付の仕事の任せ方で迷っていること自分の課で次に試すこと

マネージャーだけのミーティングで、方針への意見を出し合っておく理由

管理職どうしのミーティングでは、方針の説明を受けるだけでなく、管理職それぞれの考えや懸念まで話しておくことをおすすめします。部下と方針の話をするときに、自分の言葉で話せるようにするためです。

KAKEAIの1万人調査では、上司との面談で話している話題(複数回答)として、「会社や組織の方針」を挙げた人が36.7%いました。「具体的な仕事」「人事評価」に次いで、3番目に多い話題です。つまり、会社や組織の方針は、上司と部下の面談でも主な話題の1つになっています。

「Kakeai AI 1on1」の利用データ(抽出した30万回の1on1の記録)では、「会社や部署の方針」のテーマのうち、部下が「意見を聞きたい」を選んでいた割合は27.1%でした。「その他」を除く5つの中で最も多く、2番目の「一緒に考えてほしい」は13.9%です。方針の話では、上司自身の意見を聞きたいという期待が最も多く選ばれていた、ということです。

面談についての数字ですが、部下と方針の話をするとき、上司自身の意見を求められる場面は少なくないと考えられます。管理職どうしのミーティングで懸念や考えを出し合っておくと、そのときに自分の言葉で答えやすくなるでしょう。

  • 窓口の一本化の狙いは理解しました。ただ、うちの課は月末に問い合わせが集中するので、切り替えの時期には不安があります。
  • まだ決まっていないのは、切り替えの日と、電話の受付の時間帯ですね。課の皆に聞かれたら、そこはまだ決まっていないと話してよいでしょうか。
  • 説明のしかたが課ごとに違うと、皆が戸惑うと思います。各課でどう説明するかを、ここでそろえておきませんか。
  • 課の皆から一番聞かれそうなのは、自分の仕事がどう変わるかだと思います。そこを各課で書き出しておきませんか。

マネージャーだけのミーティングの進め方:決めることを先に、相談は最後に

議題を並べるときは、課をまたいで決めることを最初に置き、相談を最後に置くと、決める時間が削られずに済みます。各課の数字や進み具合の報告は、資料を前日までに配り、当日は質問だけにする方法もあります。

進行役は、部長が務めても、課長が持ち回りで務めてもかまいません。ただ、部長が話し続けて課長が聞くだけになることも、課長が報告を読み上げるだけで終わることも、どちらも避けたいところです。部長は、決めたいことを先に示したうえで、各課の事情を尋ねる進め方を試してみてください。

  • 今日決めたいのは、切り替えの時期に、受付の人手をどう融通するかです。決める前に、各課の事情を先に教えてください。
  • 2課として応援を出せるかどうかは、課の皆と相談してから、来週お返事します。
  • この点は、今日ここでは決めきれないと思います。費用の判断が必要なので、部長から役員に相談していただけますか。
  • 最後の15分は、管理職どうしの相談の時間にします。困っていることがあれば、遠慮なく出してください。
  • 相談させてください。新しい受付の仕事を、誰にどこまで任せるかで迷っています。皆さんの課では、どう分けていますか。
  • 私も同じところで迷っていました。うちの課では、最初の1か月は二人一組で受けてもらう形にしています。

マネージャーだけのミーティングで、扱わないほうがよいこと

マネージャーだけのミーティングは、部下がいない場であるからこそ、扱い方に気を配りたい話があります。

  • 本人と話す前に、個々の部下の評価や異動を決めること。評価の調整や人の配置は、会社の決まりに沿った場で、人事の担当と確認しながら進めます。管理職どうしで先に決めてしまうと、本人の考えや事情を聞く前に結論が出てしまいます。
  • 部下が1on1で話した個別の事情を、本人の了解なく共有すること。相談したいときは、誰のことか分からない形にし、自分の関わり方の相談として話します。
  • 資料で済む報告の読み上げ。報告に時間を使うと、決めることと相談の時間が残りません。
  • 逆に、方針への懸念を出さないまま持ち帰ること。管理職どうしで出さなかった懸念は、部下から質問されたときに、答えに困る形で出てくることがあります。

部下の事情や配置に関わる話が出たときは、次のような言い方があります。

  • 私の課で、仕事の量について相談を受けました。どう応えるのがよいか迷っているので、皆さんの考えを教えてください。
  • その人の配置の話は、本人の希望を聞いてから、人事の担当と相談させてください。

ミーティングのあと、部下に方針をどう伝えるか

管理職どうしで話したことを部下に伝えるときは、次の4つを自分の言葉で話すとよいでしょう。決まったこと、まだ決まっていないこと、自分の考え、部下の意見を聞きたいことです。会議の資料を読み上げるだけだと、部下から「課長はどう思いますか」と尋ねられたときに、答えを用意できていないことがあります。

KAKEAIは、上司も部下も、両方が当事者だと考えています。管理職どうしで決めたことも、課に持ち帰ったあとは、進め方の一部を部下と一緒に決める余地を残しておくことをおすすめします。

  • 今日の課長会で、来期から問い合わせの窓口を1つにまとめる方針が決まりました。切り替えの日は、まだ決まっていません。
  • 私は、お客様が迷わなくなるので、よい方針だと考えています。ただ、月末の受付の負担が増えないかが気になっています。皆さんはどう思いますか。
  • 月末の受付の進め方は、課で決めてよいことになっています。来週の定例で、一緒に決めましょう。
  • ○○さんの今の仕事にも関わる話なので、次の1on1で少し時間をもらえますか。気になることがあれば、そこで教えてください。

マネージャーだけのミーティングが役に立っているかを振り返る

マネージャーだけのミーティングが役に立っているかどうかは、会議の中の様子より、そのあと各課で何が進んだかで振り返るとわかります。気づいたことは、次の回の進め方に生かします。

  • 方針についての自分の考えを、部下に話せる状態で持ち帰れなかったと感じたら、次のミーティングでは、懸念や考えを話す時間を議題に入れます。
  • 課をまたぐことの担当や期限が決まらないまま終わったら、次回の最初に、その確認から始めます。
  • 部下から方針について尋ねられたときの答えが課によって食い違っていたら、各課で伝える内容を、次のミーティングでそろえます。
  • 管理職どうしの相談の時間が取れなかったら、相談したいことを事前に集めておく方法もあります。

報告の読み上げで時間が終わっているなら、次回は、報告を資料に回し、決めたいことを議題の最初に置いてみてください。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

会議では全体の方針や分担の大枠までしか決められず、一人ひとりの担当の中身が詰め切れないときに、Kakeai AI 1on1では次のことができます。

上司の側で、1on1の前に「1on1前のAIアドバイス」で。

会議で決めた分担の大枠を、一人ひとりとの1on1で、その人の担当範囲の具体まで詰められます。

これまでの1on1と今回の準備の内容を踏まえて、Kakeai AI がその回の狙いを書きます。最初に切り出す一言の例が示されることもあります。上司ご本人向けの内容です。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…「6月5日の定例で分担の大枠は決まりましたが、今日はその線引きをもう少し具体的に決めてしまいたいと思っています。小野寺さんの担当範囲で、今どこが一番動かしにくいですか。」…

相手の「概要」の画面の「ダイジェスト」で。

進捗を話す会議の前に、その人との1on1で決めたことがどこまで進んだかを、本人と同じ文章で確かめられます。

その相手とのこの半年の1on1を、Kakeai AI が文章にします。これまでの流れ、いま途中になっている話とそれが誰の手元にあるか、決まった次の一歩とその実行の順に書かれます。お二人に同じものが表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…藤本さんが競合3社の製品比較表を6月25日までに出すことが決まっており、6月24日に実行済みです。…藤本さんが「それ、私、考えてみたいです」と話し、海外向けの訴求案(こういうお客さんにこう言う、を3つ・1枚)を7月9日までにまとめることが決まっています。…

1on1の実施中に、球体をクリックしたとき。

会議で決めた大枠のうち、その人が受け持つ次の動きを、1on1の中で一つずつ決められます。

球体は、「1on1実施中」の画面の右の列の下にある、Kakeai AI に話題を提案させるボタンです。その回の話のうち、次に誰が何をするかが決まっていないものを Kakeai AI が取り上げ、二人で一つ決めることを提案します。お二人に同じ内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

今日話した「試作工程と海外仕様」の件で、部品手配を考えると6月中に要件を確定させる必要があるとのことでした。次に誰が何をするかを一つ、お二人で決めておけますか?

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ご利用企業 累計600社以上/1on1実施 累計300万回以上(2020年から)

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1on1の踊り場から脱却するヒント:1万人調査が解明した、形骸化を超える構造(全43ページ・PDF)

  • 1万人のデータで見る、1on1の頻度・時間・場所・話題の実態
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よくある質問

マネジメントミーティングとは何ですか。

マネジメントミーティングは、部長や課長などの管理職だけが集まり、組織の運営について話し合う会議です。マネージャーズミーティング、管理職会議、課長会とも呼ばれます。主な目的は、会社や部門の方針を各課の仕事にどう落とし込むかをそろえることと、人の融通のように課をまたぐことを決めることです。管理職どうしで迷っていることを相談し合う時間にもなります。

マネージャーミーティングでは、何を話せばよいですか。

マネージャーミーティングで話すのは、課をまたいで決めること、方針の落とし込み、管理職どうしの相談の3つです。決めることを先に扱い、相談を最後に置くと、決める時間が削られずに済みます。各課の数字の報告は、資料を前日までに配り、当日は質問だけにするとよいでしょう。方針については、懸念や自分の考えまで話しておくことをおすすめします。

マネージャーミーティングの頻度と時間は、どのくらいがよいですか。

マネージャーミーティングの頻度と時間に、決まった正解はありません。課をまたいで決めることが毎週出る部署なら週1回、方針の確認が中心なら月1回のように、決めることの量に合わせて決めます。続けてみて、決めきれない議題が毎回残るなら時間を延ばし、報告の読み上げが中心になっているなら、回数を減らすことも考えてみてください。

管理職の会議で決まったことは、部下にどう伝えればよいですか。

管理職の会議で決まったことを部下に伝えるときは、4つに分けて自分の言葉で話します。決まったこと、まだ決まっていないこと、自分の考え、部下の意見を聞きたいことです。Kakeai AI 1on1の利用データでは、「会社や部署の方針」のテーマで、部下が上司に期待することとして最も多く選んでいたのは「意見を聞きたい」(このテーマの27.1%)でした。資料の読み上げで終えず、上司自身の考えを添えるとよいでしょう。

マネージャーだけのミーティングで、部下の評価や個別の事情を話してもよいですか。

個々の部下の評価や異動を、本人と話す前に管理職どうしで決めてしまうことはおすすめしません。評価の調整や人の配置は、会社の決まりに沿った場で、人事の担当と確認しながら進めます。部下が1on1で話した個別の事情は、本人の了解なく共有しないようにします。相談したいときは、誰のことか分からない形にして、自分の関わり方の相談として話すとよいでしょう。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

出典:株式会社KAKEAI「Kakeai AI 1on1 利用データの集計」(2025年10月12日〜2026年10月3日に行われた1on1から抽出した30万回の記録を、会社や個人が特定できない形で集計)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/managers-only-meeting-purpose-and-how-to-run

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: