資料ダウンロード デモを見る(詳細説明のご予約)デモを見る

部下の方へ会議・ミーティング

会議で緊張する、怖いときの和らげ方

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

会議で緊張する、怖いと感じるのは、度胸や話す力が足りないからとは限りません。緊張の中身を分けてみると、「何を求められているか分からない」「評価されている気がする」「準備した言葉が飛ぶ」「質問や反対が怖い」の4つが考えられます。和らげ方は、会議の前に上司に自分の出番と話す範囲を確認し、結論・理由・お願いの3行を紙に書いて最初の一言を決めておくことです。会議では、事実の共有や質問、途中の考えから短く発言してかまいません。答えられない質問は、いつまでに答えるかを言って持ち帰ります。会議で緊張することは、上司との1on1で相談してかまいません。

数字で見る

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査は、上司との1対1の面談について尋ねたもので、会議については尋ねていません。その調査から、1対1の面談でも、評価や見られ方が気になって本音を控える人や、判断の材料があっても確信が持てずに動けない人がいることが分かります。

14.4%
1万人調査
20代の回答で、評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない、という面談の困りごとを挙げた人の割合
回答者全体では9.3%でした。1対1の面談でも、評価や見られ方が気になって本音を控える人がいます。20代の回答では、その割合が全体より高くなっています。
11.0%
1万人調査
面談が行動につながらない理由に「判断材料はあるが確信がもてない(不安・恐れ・迷い)」を挙げた人の割合
面談のあと行動につながるのが半分くらいの回かそれより少ないと答えた人(6,074人)の中での割合です。理由は1つに決まらず分かれていますが、その中には、判断の材料はそろっていても、不安や迷いから動けずにいる人もいます。

この調査は上司との1対1の面談について尋ねたもので、複数人の会議での緊張については尋ねていません。20代の数字は、年代による決めつけではなく、回答の内訳として示しています。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

会議で緊張する・怖いときは、緊張の中身を4つに分けてみる

会議で緊張する、会議が怖いと感じるのは、度胸や話す力が足りないからとは限りません。緊張の中身は、たとえば次の4つに分けて考えることができます。いくつかが重なっていることもあります。

緊張の中身会議の前にできること会議で使える最初の一言
自分に何が求められているかが分からない上司に、自分の出番と、話す範囲を確認する「私からは、現場で見ている事実を1つお伝えします」
評価されている、試されている気がするまとまった意見でなく、事実の共有・質問・途中の考えとして出す「まだ途中の考えですが」
準備した言葉が頭から飛ぶ結論・理由・お願いの3行を紙に書き、最初の一言を決めておく「結論から言うと」
質問や反対が来るのが怖い答えられないときの返し方を決めておく「その数字は今手元にないので、明日の午前中にお送りします」

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談の困りごと(複数回答)に「自分自身への評価や見られ方への影響が気になり本音が話せない」を挙げた人は9.3%でした。20代の回答では14.4%と、全体より高くなっています。また、面談のあと行動につながるのが半分くらいの回か、それより少ないと答えた人(6,074人)に、その理由を尋ねています。その理由として「判断材料はあるが確信がもてない(不安・恐れ・迷い)」を挙げた人は、11.0%でした。1対1の面談でも、見られ方が気になって話せない人や、材料はあっても確信が持てずに動けない人がいる、ということです。

どちらも面談についての数字で、会議について尋ねたものではありません。ただ、1対1の面談でも見られ方が気になって話しにくい人がいることから、会議で緊張することも、特別なことではないと考えられます。

会議の緊張は、気持ちの持ち方で抑えようとするより、会議の前に出番と最初の一言を決めておくことで和らげるとよいでしょう。緊張そのものは残っていても、言うべきことを出せれば十分です。

以下では、総務の担当が、部内の月例会議で、備品と消耗品の発注ルールの見直しを提案する場面を例にします。参加者は総務課長と、総務の担当5人です。

会議の前にできること:出番と最初の一言を決める

会議の緊張を和らげるには、会議の前に、自分の出番と最初の一言を決めておくことをおすすめします。何を求められているかが分かれば、構えなくてよい部分がはっきりします。

上司に、出番と話す範囲を確認する

会議で自分に何が求められているかは、上司に直接聞いてかまいません。意見を出すところまでなのか、決めてもらうところまでなのかが分かると、準備の量が決まります。

  • 月曜の会議で、発注ルールの見直しについて私から話す時間は、何分くらいを考えておけばよいでしょうか。
  • 意見を出すところまでか、案を決めていただくところまでかも、教えていただけると準備しやすいです。
  • 当日の説明が心配なので、前日に一度、5分だけ聞いていただけますか。

結論・理由・お願いの3行を紙に書く

準備した言葉が頭から飛びやすいときは、話す量を減らすのが1つの方法です。会議で言うことは結論・理由・お願いの3行に絞り、紙に書いて手元に置きます。会議中に紙を見て話してかまいません。

  • 消耗品の発注ルールについて、1つ提案があります。結論から言うと、月2回の締めを週1回にしたいです。
  • 理由は2つです。締めに間に合わず個別に発注する分が多いことと、個別の発注のほうが単価が高いことです。
  • 今日は、この案で進めてよいかを決めていただきたいです。

最初の一言を決めておくと、そのあとは紙を見ながら続けられます。最初の一言は、「1つ提案があります」のように、用件だけの短いものにします。

会議の前に、意見を1行で送っておく

会議の最中に口を開くことが怖いときは、会議の前に意見を1行で上司か参加者に送っておくのも1つの方法です。会議では、送った内容を見てもらいながら話せます。

  • 月曜の会議の前に、私の提案を1行で送ります。「消耗品の発注の締めを、月2回から週1回にしたい」です。会議で触れる場面があれば、拾っていただけると助かります。

会議の最中にできること:短く発言する、答えられないときの返し方を決めておく

会議の最中に緊張を和らげるには、短い発言から始めることと、答えられないときの返し方を決めておくことが役に立ちます。完成した意見を一人で言い切る必要はありません。

事実の共有・質問・途中の考えから発言する

会議に要る発言は、まとまった意見だけではありません。事実の共有、質問、途中の考えも、会議を前に進めます。短い発言から始めると、評価されているという感じも和らぐかもしれません。

  • 先に事実だけ共有します。先月、締めに間に合わず個別に発注した分は、総務で受けたものだけで14件でした。
  • 1つ質問してもよいでしょうか。各部の締めの日は、今はそれぞれ違うという理解で合っていますか。
  • まだ途中の考えですが、締めを週1回にすると、個別の発注はかなり減ると思っています。

答えられない質問には、持ち帰る返し方を決めておく

質問や反対が怖いときは、その場ですべてに答えなくてよいと決めておくと、気持ちが楽になるかもしれません。答えられない質問は、いつまでに答えるかを言って持ち帰ってかまいません。

  • すみません、その数字は今手元にありません。明日の午前中に確認して、皆さんにお送りします。
  • ご指摘の点は考えていませんでした。持ち帰って、来週の会議で案を直してお持ちしてもよいでしょうか。
  • 今の質問は、締めの回数の話と発注先の話の、どちらでしょうか。

声が震える、頭が白くなったとき

声が震えたり頭が白くなったりしたときは、一文を短くし、紙を見て、水を一口飲みます。緊張していることを、そのまま言ってもかまいません。

  • 少し緊張していますので、資料を見ながら話します。
  • すみません、少し飛んでしまいました。結論だけもう一度言います。締めを週1回にしたい、です。

緊張を隠そうとするより、言ってしまったほうが、そのあとを続けやすくなります。聞いている側も、緊張していると分かれば、話を待ちやすくなります。

会議で詰められるのが怖いとき

会議で質問が重なって答えられなくなった経験があると、次の会議が怖く感じられるものです。詰められるのが怖いときに、部下の側でできることは2つあります。

1つは、事実と意見を分けて話すことです。事実(14件)には反論が来にくい一方、意見(週1回にしたい)には反対が出ることもあります。ただ、その反対は意見に向けられたもので、自分に向けられたものではありません。もう1つは、その場で答えられないことを、答えずに持ち帰る形を先に上司と決めておくことです。

  • 会議で質問が重なると、答えられなくなることがあります。その場で答えられないときは、持ち帰って翌日にお答えする形でもよいでしょうか。

会議の前に眠れない日が続いたり、体調に出たりする状態なら、我慢せずに産業医や医療の専門家に相談してください。

会議の緊張を、上司と1on1で話す

会議で緊張することは、上司との1on1で話してよいことです。上司の側から見ると、部下が緊張していることは、会議の場では分かりにくいものです。話してもらえれば、上司は出番の順番や、質問の受け方を変えられます。

  • 会議で話すときに緊張して、言いたいことの半分も言えないことが続いています。次の会議の前に、私の出番とどこまで話すかを一緒に決めていただけますか。
  • 会議で質問が重なったときに、一度整理していただけると、答えやすくなります。

上司の側は、話してもらえたことに礼を言い、次の会議で自分が何をするかを具体的に伝えます。

  • 話してくれて、ありがとうございます。次の会議では、○○さんの議題を最初に回して、私から「○○さんから提案があります」と切り出します。質問が重なったら、私が一度整理します。
  • 会議で全部答えなくて大丈夫です。分からないことは「確認して明日答えます」でかまいません。私も、そうしています。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、上司も部下も、両方が当事者だと考えています。会議の緊張も同じで、部下が一人で克服するものではありません。出番を先に伝える、質問を整理する、持ち帰って答えてよいと伝えるといった上司の側の動きと合わせて、和らげていくものだと考えられます。

会議の緊張が和らいだかを、どこで見るか

会議の緊張が和らいだかどうかは、緊張しなくなったかではなく、緊張していても言うべきことを出せたかで振り返ってみてください。振り返ったあとに次にすることは、次の3つです。

  • 会議の前に自分の出番と最初の一言が決まっていなかったら、次の会議の前に、上司に「私からは何を話せばよいですか」と一言聞くところから始めます。
  • 答えられなかった質問を翌日までに返せていなかったら、次は、持ち帰るときに返す日を自分で決めて、その場で伝えます。
  • 会議で緊張することをまだ上司に話せていなかったら、次の1on1で、出番を一緒に決めてほしいとお願いしてみるとよいでしょう。

緊張そのものは、慣れても残ることがあります。残っていてよいものです。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

会議では言えなかったことや、報告・提案の進め方への迷いを抱えたまま次の会議を迎えてしまうときに、会社でKakeai AI 1on1を利用している場合は次のことができます。

1on1の前に「1on1の準備」でテーマを選んだとき。

会議の場では切り出せなかったことを、上司に期待することと一緒に前もって伝え、1on1の最初の話題にできます。

テーマと、上司にどう関わってほしいか(期待する対応)を選んでおくと、1on1が始まったときに Kakeai AI が開始の挨拶で挙げます。選んだ内容は上司の画面にも表示されます。期待する対応は、部下の側から選べます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…準備されたテーマは「競合調査と市場規模の試算」×「報告したい」の1つです。…

1on1の前に、「1on1前のAIアドバイス」で。

大勢の前では話しにくくても、1on1では最初に自分から何を話すかを決めたうえで臨めます。

これまでの1on1と今回の準備の内容を踏まえて、Kakeai AI がその回の入り方を書きます。最初に言う一言の例が示されることもあります。ご自身向けの内容で、上司には別の内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…今日最初に言う一言はこれです。 「今日は調査の結果を報告したいです。確認してほしいことと、次に何をするかも一緒に決めさせてください」…

1on1のあとに、「1on1後のAIアドバイス」で。

会議で報告する数字や資料について、会議の前に上司へ途中経過を伝えるきっかけになります。

その回の会話をもとに、よかった点と、次の1on1や日々の仕事で試せることを Kakeai AI が書きます。次の1on1を待たずにできる小さな工夫が添えられることもあります。ご自身にだけ表示され、上司には別の内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…次回、調査の途中で「これは事業部会に出る数字だ」と感じる場面があったら、「この数字の根拠はメノンさんに確認しました」と一言添えて柳瀬さんに知らせてみてください。

1on1の実態を1万人のデータで見たい方は、無料のレポートをお受け取りください。

ご利用企業 累計600社以上/1on1実施 累計300万回以上(2020年から)

無料の資料

この手引きの数字のもとになった、1万人調査のレポート

1on1の踊り場から脱却するヒント:1万人調査が解明した、形骸化を超える構造(全43ページ・PDF)

  • 1万人のデータで見る、1on1の頻度・時間・場所・話題の実態
  • 成果・成長の実感を左右するもの(実施理由・上司への期待・困りごと・行動への接続)
  • 明日の1on1からできること(前・最中・直後・日常の4つの場面と、具体的な声のかけ方)

よくある質問

会議で緊張しない方法はありますか。

会議の緊張をすっかりなくすのは難しくても、和らげる方法はあります。会議の前に、上司に自分の出番と話す範囲を確認し、結論・理由・お願いの3行を紙に書いて、最初の一言を決めておくことです。会議では、完成した意見を言い切ろうとせず、事実の共有や質問、途中の考えから短く発言します。答えられない質問は、いつまでに答えるかを言って持ち帰ってかまいません。緊張は残っていてよいもので、言うべきことを出せたかで振り返ります。

会議で質問されて答えられないときは、どう言えばよいですか。

会議で質問されて答えられないときは、「すみません、その数字は今手元にありません。明日の午前中に確認して、皆さんにお送りします」のように、答えられないことを認めて、いつまでに答えるかを言います。その場で全部に答える必要はありません。質問の意味が取れなかったときは、「今の質問は、締めの回数の話と発注先の話の、どちらでしょうか」と聞き返してかまいません。持ち帰った質問は、言った期限までに返します。

会議で緊張して声が震えるときは、どうすればよいですか。

会議で緊張して声が震えるときは、一文を短くし、紙に書いた3行を見ながら話し、水を一口飲みます。「少し緊張していますので、資料を見ながら話します」と、緊張していることをそのまま言ってもかまいません。隠そうとするより、言ってしまったほうが、そのあとの話を続けやすくなります。頭が白くなったときは、「結論だけもう一度言います」と、結論の一言に戻ります。会議の前に眠れない、体調に出る日が続くなら、産業医や医療の専門家に相談してください。

会議が怖くて出たくないとき、上司に相談してもよいですか。

会議が怖くて出たくないときは、上司との1on1で相談してかまいません。「会議で話すときに緊張して、言いたいことの半分も言えないことが続いています。次の会議の前に、私の出番とどこまで話すかを一緒に決めていただけますか」のように、具体的なお願いの形で伝えると上司も動きやすくなります。上司の側から見ると、部下が緊張していることは会議の場では分かりにくいので、話してもらえると、出番の順番や質問の受け方を変えられます。

会議が苦手なのを克服するには、何から始めればよいですか。

会議が苦手なのを克服するには、場数を踏むことより、次の会議の前に上司に「私からは何を話せばよいですか」と一言聞くことから始めてください。自分に何が求められているかが分かれば、構える必要のない部分がはっきりします。次に、会議で言うことを結論・理由・お願いの3行に絞って紙に書き、最初の一言だけを決めておきます。発言は、事実の共有や質問から始めます。苦手が消えることではなく、言うべきことを出せたかを目標にします。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/meeting-nervous-fear-ease

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: