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ミーティング(会議)とは何か。意味と目的

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

ミーティング(会議)とは、複数の人が同じ時間に集まって情報を伝え合い、検討し、決めるための場です。ただし、大事なのは集まること自体より、終わったあとに参加者が持ち帰るものだと考えられます。持ち帰るものとは、決まったこと、担当と期限、参加者の間での共通の認識です。開く目的は、同時に集まらないとできないこと(その場で決める・意見や心配な点を出しそろえる・全員が同じ説明を聞いて質問する)をするためです。報告を読み上げるだけの共有は文書で済むことが多く、一人ひとりの事情の話は1on1のほうが向いています。会議の効果は、盛り上がったかどうかではなく、会議のあとに決めたことが動いたかどうかで見てください。

数字で見る

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査は、上司との1対1の面談について尋ねたものです。集まりの呼び名と中身の結びつきが人によって異なる例として、同じ上司との定期的な面談でも、それを「1on1」と呼ぶかどうかは人によって分かれていました。また、面談の回数が少なくても、面談が行動につながっている人は成果を実感している割合が高く、回数が多くても行動につながっていない人では低くなっていました。つまり、面談では会う回数より、話したことが行動に移っているかどうかのほうが、成果の実感と強く結びついています。

37.2%
1万人調査
上司との定期的な面談を「1on1だと思う」と答えた人の割合(「とてもそう思う」「そう思う」の合計)
「どちらかといえばそう思う」は34.6%、「1on1」という言葉を知らない人は4.6%でした。同じ上司との定期的な面談でも、それを1on1と呼ぶかどうかは人によって分かれる、という意味です。
52.8%
1万人調査
面談が2か月に1回より少なくても、面談が行動につながっている人のうち、面談が成果につながっていると感じる人の割合
週1回以上面談している人でも、面談が行動につながっていない人では12.7%でした。会う回数の多さより、話したことが行動に移っているかどうかのほうが、成果の実感と強く結びついている、という意味です。

この調査は上司との1対1の面談について尋ねたもので、複数人の会議やミーティングについては尋ねていません。52.8%と12.7%は、面談の頻度と、面談がそのあとの行動につながっているかどうかの組み合わせで分けた人たちの数字です。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

ミーティング(会議)とは何か:集まること自体ではなく、持ち帰るものに意味がある

ミーティング(会議)とは、複数の人が同じ時間に集まって情報を伝え合い、検討し、決めるための場です。「ミーティング」「会議」「打ち合わせ」は、会社や人によって使い分けが異なり、同じ集まりを別の名前で呼んでいることも少なくありません。名前で中身が決まるわけではないので、このページでは3つをまとめて「ミーティング(会議)」と呼びます。

集まること自体に意味があるわけではありません。ミーティングの意味は、終わったあとに参加者が持ち帰るものにあります。持ち帰るものは、決まったこと、誰が何をいつまでにするかという担当と期限、そして参加者の間での共通の認識の3つです。この3つのどれも持ち帰れない集まりは、名前が会議でも、意味のあるミーティングとは言いにくいでしょう。

呼び名と中身が人によって一致しない例として、上司との面談の呼び方があります。KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との定期的な面談を「1on1だと思う」(「とてもそう思う」「そう思う」の合計)と答えた人は37.2%でした。同じ上司との定期的な面談でも、それを1on1と呼ぶかどうかは人によって分かれている、ということです。

「定例」「ミーティング」「打ち合わせ」と呼ばれていても、何を持ち帰るための場なのかは、名前だけでは分からないことがあります。参加する前に、その集まりで何が決まり、自分が何を持ち帰るのかを知っておくことをおすすめします。

ミーティング(会議)の目的:同じ時間に集まらないとできないことをする

ミーティングを開く目的は、同じ時間に同じ場に集まらないとできないことをするためです。それは、次の3つです。

  1. その場で決める。判断に必要な情報を持つ人と、決める権限を持つ人が同時にいれば、やり取りを往復させずに、その場で決められます。
  2. 意見や心配な点を出しそろえて検討する。1人の案に対して、別の立場の人がその場で気になる点を言い、案を直していけます。
  3. 全員が同じ説明を聞き、その場で質問する。文書を読むだけでは残る解釈の違いを、質問と答えでその場で解消できます。

逆に、この3つのどれにも当たらないことの多くは、集まらなくても進められます。報告を読み上げるだけの共有は文書で済むことが多く、一人ひとりの仕事の進め方や事情の話は、上司と部下の1on1のほうが向いています。全員に同じ答えで済むことは会議で扱い、人によって答えが違うことは1on1で扱う、と分けると、どちらの時間も使いやすくなります。

以下では、お客様向けの操作マニュアルの改訂(マーケティング部、サポート部、デザイン担当の7人)を例にします。マニュアルの構成を決める会議を開く人は、目的を次のように言えます。

  • この会議の目的は、新版の操作マニュアルの構成を決めることです。サポート部から問い合わせの多い点、デザイン担当からページ数の制約を出してもらって、今日の1時間で、章の並びと載せる機能の範囲を決めたいと考えています。
  • 各部の進み具合は、事前に送った資料に書いてあります。読んでいただいたことを前提に、質問から始めましょう。

参加する側も、集まる目的が分からないときは、始まる前に尋ねてかまいません。

  • 今日の会議は、構成を決めるところまででしょうか。それとも、案を出すところまででしょうか。
  • 私は画面の画像の用意を担当しています。この会議のあとに私が進めておくことがあれば、教えていただけますか。
  • 画像の撮り方については、全員で集まらなくても、私と△△さんで決められます。会議の議題から外して、二人で決めてから報告してもよいでしょうか。

ミーティング(会議)の効果:決まったこと・担当と期限・共通の認識を持ち帰る

ミーティングの効果は、会議の中だけでは分かりません。効果が表れるのは、会議のあとに決めたことが動いたときだと考えられます。会議が盛り上がったかどうか、全員が発言したかどうかは、効果そのものではありません。

KAKEAIの1万人調査では、上司との面談が2か月に1回より少ない人でも、面談がそのあとの行動につながっている人では、面談が成果につながっていると感じる人は52.8%でした。一方、週1回以上面談している人でも、面談が行動につながっていない人では12.7%です。会う回数の多さより、話したことが行動に移っているかどうかのほうが、成果の実感と強く結びついています。上司との面談についての結果ではありますが、会議の効果も、回数や時間ではなく、会議のあとに何が動いたかで見るのがよいでしょう。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、上司と部下の面談(1on1)の目的は、仕事と成長を前に進めることだと考えています。話す場を持つこと自体は、目的ではありません。KAKEAIは、話せたか・実施したか・回数で、面談のよしあしを見ることをおすすめしません。会議についても、開いた回数や出席率ではなく、そのあとに何が動いたかで、続けるかどうかを判断してください。

会議の効果を会議の終わりに確かめるには、持ち帰るものを全員の前で言葉にします。

  • 今日決まったのは、章の並びを機能の分類ではなく、お客様の作業の順で分けることです。載せる機能の範囲は、サポート部が来週水曜までに案を出し、次回の会議で決めます。
  • 決まらなかったのは、表紙のデザインです。デザイン担当から、2案を金曜までに共有してもらいます。この理解で合っていますか。

ミーティング(会議)の種類と、それぞれの目的

ミーティングは、目的によっていくつかの種類に分けられます。種類ごとに、持ち帰るものが違います。

種類目的持ち帰るもの
決めるための会議案を1つに絞り、進めるかどうかを決める決まったこと、担当と期限
検討のための会議案を出し合い、気になる点を出しそろえる絞られた案、次に調べること
共有のための会議全員が同じ説明を聞き、質問する共通の認識、疑問への答え
定例の会議進み具合を見て、遅れに手を打つ変えた段取り、担当と期限
始まりの会議(キックオフ)目的・役割・最初の一歩をそろえる自分の役割、最初にすること

定例の会議で、遅れている作業が無く、手を打つことが無い週は、短く終えてかまいません。

  • 今日は、遅れている作業が無いようです。決めることも無いので、15分で終わりにしましょう。

上司と部下の1on1は、この表には入れていません。1on1は、一人ひとりの仕事と成長を前に進めるための時間で、会議のように全員に同じ答えで済む場ではないからです。会議で出た話のうち、一人の事情に関わるものは会議の中で深追いせず、1on1に持ち越すほうが、本人の事情に合わせて話せます。

  • ○○さんの担当の遅れについては、ここで詳しく聞くより、明日の1on1で一緒に考えさせてください。会議では、締め切りを1週間動かすかどうかだけ決めましょう。

ミーティング(会議)の意味が参加者に伝わる言い方

ミーティングの意味は、開く人が頭の中で分かっているだけでは、参加者には伝わりません。案内と冒頭の一言で、何のために集まり、何を持ち帰るのかを言葉にします。

  • 件名:新版の操作マニュアルの構成を決める会議(10月30日 14時〜15時)
  • この会議で決めること:章の並びと、載せる機能の範囲。事前に資料を読み、気になる点を1つ持ってきていただけると助かります。
  • 今日は1時間で、章の並びと載せる機能の範囲を決めます。決めるのは最後の15分にしたいので、それまでに、サポート部とデザイン担当の方から気になる点をできるだけ出していただけると助かります。

参加者の側からも、会議の意味を確かめる言い方があります。意味が分からないまま参加しているより、尋ねたほうが、自分にとっても会議を開いた人にとっても役に立ちます。

  • 今日の会議で、私に期待されているのは意見を出すことでしょうか。それとも、決まったことを持ち帰って手配を進めることでしょうか。
  • 構成が決まったら、画像を用意する締め切りも変わります。今日の会議で、そこまで決めてもよいでしょうか。

部下の立場で、会議の意味が分からない回が続くときは、1on1で上司に聞いてみてください。

  • 水曜の定例で、私が何を持ち帰ればよいのかが分からないまま終わる回が続いています。この会議で私に期待されていることを、一度教えていただけますか。

上司の側は、部下から聞かれたときに、自分でも目的が一言で言えないなら、その会議の形を見直す機会にするとよいでしょう。

  • 聞いてくれて助かります。正直に言うと、あの定例は進み具合の共有だけになっていました。文書で済む部分は文書に移して、決めることがある週だけ集まる形にしませんか。

ミーティング(会議)が意味のあるものだったかを振り返る

会議が意味のあるものだったかどうかは、会議中の雰囲気ではなく、終わったあとに残ったもので振り返ります。次のように進めてみてください。

  • 会議の終わりに、決まったこと・担当と期限・決まらなかったことを全員の前で言葉にできたら、次の会議は、それがどこまで動いたかの確認から始めます。
  • 前回決めたことが次の会議までに動いていなかったときは、担当と期限が決まっていたかを、その会議の中で見直してみてください。
  • 文書で済む共有や一人の事情の話に会議の時間を使っていたら、次からは、共有は文書に、一人の事情の話は1on1に移します。

決めたことが動かない会議が続くなら、進め方を変える前に、その会議で本当に決めるべきことがあるのか、決める権限を持つ人が出席しているのかを見直してみてください。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

会議の言葉の意味や種類、席の決め方を調べているときに、会議の一つである上司と部下の1on1については、Kakeai AI 1on1で次のことができます。

1on1が始まったときに、Kakeai AI のメッセージ欄で。

大勢で議題を進める会議とは別に、選ばれたテーマから始まる二人の時間を持てます。

1on1の前に選ばれたテーマと期待する対応を、Kakeai AI が開始の挨拶で挙げます。期待する対応は、部下の側から選べます。期待する対応が選ばれていない回には、どう関わってほしいかを尋ねることもあります。お二人に同じ内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…準備されたテーマは「今後のキャリア」×「話を聞いてほしい」と「次世代コントローラの海外展開(10月量産)」×「一緒に考えてほしい」の2つです。…

実施中とあとに、「1on1のAI要約」で。

1on1で話したことを、二人が同じ記録として見返せます。

Kakeai AI が1on1の会話を2分ごとに書き直してまとめ、終了時に確定させます。お二人の画面に同じ内容が表示され、システム管理者には表示されません。ご契約によっては、要約をほかの方に共有する機能もあります(共有した相手はお二人とも確認できます)。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

企画側の打ち合わせ(木曜の設計側を除く)に藤本さんが出てよいと柳瀬さんが述べ、…

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  • 1万人のデータで見る、1on1の頻度・時間・場所・話題の実態
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よくある質問

ミーティングと会議は、同じ意味ですか。

ミーティングと会議は、どちらも複数の人が同じ時間に集まって情報を伝え合い、検討し、決める場を指します。使い分けは会社や人によって異なり、少人数で短いものをミーティング、改まったものを会議と呼ぶ職場もあれば、同じ集まりを両方の名前で呼ぶ職場もあります。名前で中身が決まるわけではないので、どちらの名前でも、その集まりで何が決まり、自分が何を持ち帰るのかを確かめることが大事です。

ミーティング(会議)を開く目的は何ですか。

ミーティング(会議)を開く目的は、同じ時間に同じ場に集まらないとできないことをするためです。具体的には、判断に必要な情報と決める権限を持つ人がそろった場で決めること、意見や心配な点をその場で出しそろえて検討すること、全員が同じ説明を聞いてその場で質問することの3つです。この3つのどれにも当たらない報告の読み上げは文書で済むことが多く、一人ひとりの事情の話は上司と部下の1on1のほうが向いています。

情報共有だけのミーティングに、意味はありますか。

情報共有だけのミーティングに意味があるのは、全員が同じ説明を聞いて、その場で質問する必要があるときです。解釈が分かれそうな説明や、質問が多く出そうな変更は、文書より会議のほうが、参加者の理解が一致しやすくなります。一方、読めば分かる報告を順番に読み上げるだけなら、文書で共有して、質問がある人だけが短く集まる形に変えられます。共有の会議を続けるかどうかは、質問が出ているかどうかで判断するとよいでしょう。

ミーティングの効果は、どこで分かりますか。

ミーティングの効果は、会議の中ではなく、会議のあとに決めたことが動いたかどうかに表れると考えられます。会議が盛り上がったかどうかや、全員が発言したかどうかは、効果そのものではありません。会議の終わりに、決まったこと・担当と期限・決まらなかったことを全員の前で言葉にしておくと、次の会議で、決めたことがどこまで動いたかを確かめやすくなります。

1on1は、ミーティングの一種ですか。

上司と部下の1on1は、二人で行う定期的な面談で、複数の人が集まる会議とは役割が違います。会議は、全員に同じ答えで済むことを扱う場です。1on1は、一人ひとりの仕事と成長を前に進めるための時間で、人によって答えが違うことを扱います。会議で出た話のうち、一人の事情に関わるものは会議で深追いせず、1on1に持ち越すと、会議の時間も1on1の時間も使いやすくなります。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/what-is-a-meeting-meaning-purpose

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: