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部下の方へ上司との関わり

上司をランチや飲みに誘うにはどうするか

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

上司をランチや飲みに誘うことは、失礼ではありません。日時の幅と場所の候補、聞きたいことの3つを添えて、「来週のどこかでランチをご一緒できませんか。社内報の進め方で伺いたいことがあります」のように短く誘ってください。初めて誘うときはランチから始め、飲みの誘いはその後にするとよいでしょう。断られたら理由を尋ねず1回で引き、聞きたかったことは1on1や仕事の合間に聞きます。食事の席で仕事の話をしてもかまいませんが、仕事の割り振りや休みの希望のように上司の判断が必要なことは、その場で結論を出さず、翌日に改めて相談します。

数字で見る

上司との面談をしている理由に、上司との関係をよくすることを挙げる人は少なくありません。一方、それを一番の理由にしている人より、自分の仕事を進めることを一番の理由にしている人のほうが、面談の成果を実感している割合が高くなっています。どちらも面談についての数字ですが、上司を食事に誘うときも、関係づくりそのものを目的にせず、聞きたいことを1つ添えて誘うことをおすすめします。

30.3%
1万人調査
上司との面談をしている理由(5つまで選択)に「上司との関係性を維持・向上させるため」を選んだ人の割合
「自分の仕事を進めるため」52.8%、「会社や組織の考えや状況を理解するため」38.5%に続いて、8つの答えの中で3番目に多い答えです。面談をしている理由として、上司との関係を挙げる人は珍しくないということです。
8.5%
1万人調査
面談をしている一番の理由として「上司との関係性を維持・向上させるため」を選んだ人の割合
この人たちのうち、面談が成果につながっていると感じている人は33.0%でした。一番の理由が「自分の仕事を進めるため」の人では41.2%です。仕事を進めることを一番の理由にしている人のほうが、面談の成果を実感している割合が高くなっています。

1万人調査は、上司との食事や飲み会について尋ねたものではありません。数字は、上司との定期的な面談をしている理由を尋ねた結果です。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

上司をランチや飲みに誘ってよいのか:誘ってよい理由と、聞きたいことを添える理由

上司をランチや飲みに誘うことは、失礼ではありません。誘うときは、何のための誘いかと、日時の候補を先に伝えておくと、上司も返事をしやすくなります。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談をしている理由(5つまで選択)として「上司との関係性を維持・向上させるため」を選んだ人が30.3%いました。選べる8つの答えの中で3番目に多い答えです。つまり、面談の理由に上司との関係を挙げる人は、少なくないということです。

一方、面談をしている一番の理由として「上司との関係性を維持・向上させるため」を選んだ人は8.5%で、この人たちのうち面談が成果につながっていると感じている人は33.0%でした。一番の理由が「自分の仕事を進めるため」の人では41.2%です。関係をよくすることを一番の理由にしている人より、仕事を進めることを一番の理由にしている人のほうが、面談の成果を実感している割合が高いということです。面談についての数字ですが、食事の席も、関係をよくするためだけでなく、仕事の話を前に進める場の1つとして使えると考えられます。

KAKEAIは、300万回以上の1on1を支援してきた経験と1万人調査の結果から、関係は仕事の話を前に進める中でできるもので、「まず関係づくり」で止めないほうがよいと考えています。ただし、上司と部下の関係には段階があり、段階によって合う関わり方は変わります。まだ互いをよく知らない時期なら、まずランチから誘うのも1つの方法です。

誘うときには、聞きたいことを1つ添えることをおすすめします。誘いを受けてもらえれば食事の席で聞けますし、断られても、同じことを1on1や仕事の合間に聞けます。誘うこと自体を目的にしないほうがよいでしょう。

上司をランチに誘う言い方:日時の幅・場所の候補・聞きたいことの3つを添える

ランチの誘いは、日時の幅、場所の候補、聞きたいことの3つを添えた短い一言にします。3つがそろっていると、上司は自分の予定を見て答えるだけで済みます。以下では、総務から広報に異動して1か月、社内報の制作を担当し始めた部下を例にします。

  • 来週のどこかで、ランチをご一緒できませんか。社内報の制作について、これまでの経緯を伺いたいです。
  • 火曜か木曜の昼は、ご都合いかがでしょうか。近くの定食屋か、社内の食堂でも大丈夫です。
  • お忙しければ、別の週でもかまいません。ご都合のよい日を教えていただけますか。

誘う場面によって、添える一言が少し変わります。

誘う場面添える一言言い方の例
異動や配属の直後で、上司をまだよく知らない部署の仕事について聞きたいこと「社内報への読者の反応を、これまでどう受け取ってこられたのか伺いたいです」
普段から一緒に働いていて、相談したいことがある相談の内容を一言「次号の特集の進め方で、少しご相談したいことがあります」
助けてもらったお礼を伝えたいお礼であること「先週の校正で助けていただいたので、お礼にランチをご一緒できませんか」
部署の何人かで誘う参加する人と目的「新しく入った○○さんの歓迎も兼ねて、課の皆でランチに行きませんか」

場所は、社内の食堂やオフィスの近くの店など、上司が普段行く範囲から候補を出すと、上司の都合に合わせやすくなります。上司のほうから「どこがいい?」と聞かれたら、候補を2つに絞って答えます。

  • 近くの定食屋か、駅前のそば屋はいかがでしょうか。どちらも12時を少し過ぎれば席が空いています。

上司を飲みに誘う言い方:ランチと違う3つの配慮

飲みの誘いは、ランチより相手の時間と事情に踏み込みます。配慮したいのは、夜の時間を使うこと、お酒を飲まない人がいること、費用の3つです。初めて誘うときはランチから始め、飲みの誘いはその後にするのが無理のない順番です。

夜の時間については、日を1つに決めず、幅を持たせて尋ねます。家庭の事情や夜の予定は、こちらから尋ねません。

  • 今月か来月のどこかで、夜に一度、食事をご一緒できませんか。ご都合のよい週があれば教えていただけますか。
  • 平日の夜が難しければ、ランチでも大丈夫です。

お酒については、飲まない人や、飲めない日がある人がいます。誘う言葉を「飲み」にせず「食事」にしておくと、どちらでも受けやすくなります。

  • お酒は飲まれますか。飲まれないようでしたら、食事だけでもうれしいです。

費用については、自分の分は自分で出すつもりで誘います。上司がごちそうすると言ってくれたときに、その場で押し問答をしないことも配慮の1つです。

  • 今日は、お会計を別々にしていただけますか。
  • ありがとうございます。お言葉に甘えて、ごちそうになります。

仕事の相談を飲みの席に持ち込むかどうかは、上司の様子を見て決めます。上司のほうから仕事の話が出たらそのまま続け、出なければ、仕事の相談は翌日以降の1on1に回します。

  • 昨日お話しした次号の特集の話は、今日の1on1で続きをご相談したいです。

上司に誘いを断られたとき:1回で引き、聞きたいことは1on1で聞く

誘いを断られたときは、理由を尋ねず、1回で引きます。断られたことを「嫌われている」と受け取る必要はありません。上司には予定や家庭の事情、体調、部下との食事を公平にしたいという考えなど、部下には見えない事情があることもあります。

  • 承知しました。ご都合のよいときがあれば、ぜひお願いします。
  • では、伺いたかったことは、今週の1on1でお聞きしてもよいでしょうか。

誘いに添えていた聞きたいことは、1on1や仕事の合間にそのまま聞けます。

  • 社内報の制作で、これまでに読者からの反応が大きかった号を教えていただけますか。次号の企画の参考にしたいです。
  • 次号の特集の進め方で、ご相談したいことがあります。今週の1on1の最初の10分をいただけますか。

同じ上司を続けて誘うのは、2回までを目安にします。2回断られたら、しばらく間を置き、仕事の中で話す機会を増やすほうを選びます。

ランチや飲みの席で上司と何を話すか:仕事の話をしてよい

食事の席だからといって、仕事の話を避ける必要はありません。誘いに添えた聞きたいことから始め、上司の話を聞き、自分の仕事の話もします。

  • 社内報の制作で、課長が一番気を配っていらっしゃるのは、どんな点ですか。
  • 私は今、取材の依頼を断られることが続いていて、頼み方を変えたいと思っています。課長はどうされてきましたか。

普段の1on1で言いにくいことを食事の席で切り出すことも、無理に避けなくてよいでしょう。ただし、上司の判断が必要なこと(仕事の割り振りや休みの希望など)は、食事の席で結論を出さずに翌日に改めて相談します。

  • 今の話は、明日改めてご相談したいです。

食事の席で聞いた話や決まりかけたことは、翌日の1on1や短い報告で上司と確認し、仕事につなげます。

  • 昨日伺った、取材の依頼は電話より先にメールで趣旨を送るという進め方を、今日からやってみます。

上司をランチや飲みに誘ってよかったかを、どこで見るか

誘ってよかったかどうかは、その場が楽しかったかではなく、その後の仕事のやり取りを振り返るとわかります。

  • 食事の席で聞いた話をその後の仕事に使えたら、次の1on1でそのことを上司に伝えると、話の続きを相談しやすくなります。
  • 食事のあと、上司に聞きたいことを切り出しやすくなったと感じたら、次は、迷っていることを早めの段階で相談してみてください。
  • 上司から仕事の話を持ちかけられることが増えてきたら、その話にどう取り組んだかを、次の1on1で短く報告します。
  • 断られても、聞きたかったことを1on1で聞けたなら、無理に食事に誘い直す必要はありません。

食事には行けたものの、聞きたかったことを聞けなかったなら、次は誘いに添える聞きたいことを1つに絞ってみてください。関係がよくなったかどうかは、食事の回数より、仕事の話が前に進んだかどうかを目安にするとよいでしょう。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

食事の誘いやそのお礼、LINEなど、仕事の外のやりとりそのものは、Kakeai AI 1on1 が扱うことではありません。会社でKakeai AI 1on1を利用している場合は、仕事の話をする時間としての上司との1on1で、次のことができます。

1on1の前に、「1on1の準備」で。

仕事の相談や話したいことを、仕事の外のやりとりに頼らず、1on1という決まった時間に持ち込めます。

次の1on1のテーマを選び、「この1on1へのメモ」に話したいことを書いておけます。テーマとメモは上司の画面にも表示されます。1on1が始まると、Kakeai AI が準備されたテーマを挙げ、前回の一歩があればその担当の方に、無ければテーマを選んだ方に、最初の一言を向けます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…準備されたテーマは「競合調査と市場規模の試算」×「具体的なアドバイスが欲しい」の1つです。森さん、いかがでしょう?

1on1を終えたあと、「相手に感想を送る」で。

1on1で話を聞いてもらったお礼を、終えたその場で、選んだ言葉で上司に届けられます。

「今回の1on1の感想」から当てはまるものを選んで(複数選べます)、上司に送れます。あとから、履歴のカードの下部から送ることもできます。送った感想は、履歴のカードに送った方の名前つきで表示され、上司にはメールとお知らせが届きます。

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よくある質問

部下から上司をランチに誘うのは失礼ですか。

部下から上司をランチに誘うことは、失礼ではありません。何のための誘いかと日時の候補が先に分かると、上司も返事をしやすくなります。日時の幅と場所の候補、聞きたいことの3つを添えて、「来週のどこかで、ランチをご一緒できませんか。担当の仕事の進め方で伺いたいことがあります」のように短く誘ってください。

上司を飲みに誘うときは、どんな言い方がよいですか。

上司を飲みに誘うときは、日を1つに決めずに幅を持たせ、「飲み」ではなく「食事」と言うのがおすすめです。「今月か来月のどこかで、夜に一度、食事をご一緒できませんか。ご都合のよい週があれば教えていただけますか」のように尋ねます。お酒を飲まない人や夜の時間を取りにくい人もいるので、「平日の夜が難しければ、ランチでも大丈夫です」と添えておくと上司が受けやすくなります。

上司にランチの誘いを断られたら、どう受け取ればよいですか。

上司にランチの誘いを断られても、嫌われていると受け取る必要はありません。上司には予定や家庭の事情、体調、部下との食事を公平にしたいという考えなど、部下には見えない事情があることもあります。理由を尋ねず、「承知しました。ご都合のよいときがあれば、ぜひお願いします」と1回で引きます。誘いに添えていた聞きたいことは、1on1や仕事の合間にそのまま尋ねてください。

上司とのランチや飲み会の費用は、部下が出すべきですか。

上司とのランチや飲み会の費用は、誘った側が自分の分を自分で出すつもりでいれば十分です。「今日は、お会計を別々にしていただけますか」と先に言っておくと、会計のときに迷いません。上司がごちそうすると言ってくれたときは、その場で押し問答をせず、「ありがとうございます。お言葉に甘えて、ごちそうになります」とお礼を言うほうが、上司にとっても気持ちがよいでしょう。

上司との食事の席で、仕事の話をしてもよいですか。

上司との食事の席で、仕事の話をしてかまいません。誘いに添えた聞きたいことから始め、上司の話を聞き、自分の仕事の話もします。ただし、仕事の割り振りや休みの希望など上司の判断が必要なことは、食事の席で結論を出さずに翌日に改めて相談してください。食事の席で聞いた話や決まりかけたことは、翌日の1on1や短い報告で上司と確認し、仕事につなげます。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/invite-boss-to-lunch-or-drinks

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

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