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上司の方へ会議・ミーティング

会議の席の配置とレイアウトの決め方

更新日 株式会社KAKEAI

先に答え

会議の席の配置とレイアウトは、その会議で何をするか(情報の共有、案の検討、決定)と人数に合わせて選びます。共有が中心なら、全員が画面を見やすいスクール形式かコの字型にして、質問の時間を区切ります。案を検討するなら、全員の顔が見えるロの字型か円卓にして上座を作りません。案を1つに決めるなら、コの字型にして決める人が画面の横に座ります。上司の席は入口から遠い奥の中央と決めず、進行役なら画面の横、意見を聞く回なら他の参加者と同じ並びに座ってください。配置だけで発言が増えるわけではないので、何を決める会議かを示す進め方と一緒に変えます。会議室を1on1にも使うなら、机を固定せず動かせる形にしておきましょう。

数字で見る

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査は、上司との1対1の面談について尋ねたものです。面談を行っている場所として最も多かったのは、会議室や個室でした。会議室は、会議だけでなく1対1の面談にもよく使われていると考えられます。

61.0%
1万人調査
上司との面談を「会議室や個室」で行っている人の割合
「職場のオープンスペース」は23.0%、「オンライン・電話」は13.2%でした。会議室や個室は、1対1の面談で最もよく使われている場所だという意味です。会議に合わせて机を固定するときは、その部屋で1on1も行われることを考えておくとよいでしょう。
13.2%
1万人調査
上司との面談を「オンライン・電話」で行っている人の割合
会議室や個室(61.0%)、職場のオープンスペース(23.0%)に次ぐ3番目でした。1対1の面談でも、オンラインや電話で行う人が一定数いるということです。

この調査は上司との1対1の面談の場所を尋ねたもので、複数人の会議の席の配置やレイアウトについては尋ねていません。数字は、会議室が1on1にも使われる部屋であることを示す手がかりとして示しています。

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

この調査は、上司と定期的に面談をしている会社員1万人に、面談を受ける立場での実感を尋ねたものです。

会議の席の配置とレイアウトは、会議の目的と人数で決める

会議の席の配置とレイアウトは、見栄えや慣例で決めず、その会議で何をするか(情報の共有・案の検討・決定)と人数に合わせて選ぶことをおすすめします。配置を変えただけで、発言が増えたり決まりやすくなったりすることは、あまり期待できません。ただし、誰の顔が見えるか・資料や画面をどう見るか・誰が中心に見えるかは配置で決まり、会議の進め方に影響します。

KAKEAIが会社員1万人を対象に行った調査では、上司との面談を行っている場所は「会議室や個室」が61.0%で最も多くなっていました。「職場のオープンスペース」は23.0%、「オンライン・電話」は13.2%です。つまり、1対1の面談で最もよく使われている場所は、会議室や個室だということです。

面談についての数字ですが、会議室は、会議だけでなく1on1にも使われることが多いと考えられます。大きなコの字型やロの字型に机を固定した部屋で1on1をすると、二人の間に机の幅ぶんの距離ができ、資料を一緒に見ながら話しにくくなりがちです。会議のために机を固定するなら、1on1に使える小さな部屋を別に確保するか、机を動かせる形にしておくことをおすすめします。

以下では、店舗運営部の月次会議(店長8人と本部の3人。90分、前半は各店の数字の共有、後半は来期の販促の決定)を例にします。レイアウトの名前と、合う会議を表にまとめました。

レイアウト合う会議気をつけること
コの字型(机を3辺に置き、1辺を空ける)画面やホワイトボードを使う検討・決定の会議。8〜15人空けた辺に画面を置き、進行役は画面の横に立つか座る
ロの字型(机を四角に囲む)全員が対等に意見を出す検討の会議。6〜12人画面が見えにくい席ができる。資料は手元に配る
対面式(長机を挟んで向かい合う)2つの部署や取引先との交渉、報告向かい合う形は対立に見えやすい。社内の検討には合いにくい
スクール形式(画面に向けて並べる)説明や報告が中心の共有の会議。15人以上参加者どうしの顔が見えない。質問の時間を区切って取る
島型(4〜6人の机を複数)小さなグループで案を出す会議島ごとに話し手が偏る。島の中で役を決める
円卓・小さな机1つ5〜6人までの検討と決定画面や資料を全員が同じ向きで見にくい

会議の目的別:席の配置の決め方

席の配置は、会議の目的が共有・検討・決定のどれかで決めます。1つの会議の中で目的が変わるときは、前半と後半で配置を変えてもかまいません。

情報の共有が中心の会議:画面に向けて並べ、質問の時間を区切る

各店の数字の共有のように、話す人が決まっていて他の人は聞く会議では、全員が画面を見やすいスクール形式か、コの字型が合います。参加者どうしの顔が見えにくくなるので、質問の時間を区切って取ります。質問は手を挙げてもらい、進行役が名前を呼んで順に聞くと、聞くだけの時間が長く続きにくくなります。

  • 前半は数字の共有なので、画面に向けて座ってください。各店の報告のあとに5分、質問の時間を取ります。
  • 質問のある方は、手を挙げてもらえますか。順にお名前を呼びます。

案を検討する会議:全員の顔が見える形にし、上座を作らない

来期の販促の案を出し合う会議では、全員の顔が見えるロの字型か、人数が少なければ円卓が合います。この形では誰が中心かが見えにくくなり、意見を言いやすくなると考えられます。上司が座る位置も、入口から遠い奥の席と決めず、空いている席に座ります。

  • 後半は案を出し合う時間なので、机をロの字に動かしましょう。席は決めていないので、空いているところに座ってください。
  • 私も皆さんと同じ並びに座ります。案は、思いついた順でかまいません。

決める会議:決める人と画面を、全員が同時に見える位置に置く

案を1つに決める会議では、決める人が全員の顔を見渡せて、画面も見える位置に座るコの字型が合います。決める人が画面の横に座ると、参加者は決める人と資料を同じ向きで見られます。決める人と進行役が別のときは、進行役が画面の横に立ち、決める人は画面に近い側の机の端に座ります。

  • 来期の販促を決めるところからは、私が画面の横に座ります。決める前に、全員の意見を一度ずつ聞きます。
  • 画面が見えにくい席の方は、遠慮なく席を替わってください。資料は手元にもあります。

上司はどこに座るか:奥の席と決めず、会議での役割で選ぶ

上司の席は、入口から遠い奥の席と決めるのではなく、その会議で自分が何をするかで選びます。進行役を兼ねるなら画面の横、決める人なら全員の顔が見える位置、意見を聞くことが目的なら他の参加者と同じ並びです。毎回奥の中央に座っていると、報告も意見も上司に向けて話される形になり、参加者どうしの話し合いになりにくくなります。

  • 今日は私が進行役なので、画面の横に座ります。奥の席にこだわらず、座りやすいところに座ってください。
  • 今日は皆さんの案を聞く回なので、私は端に座ります。私のほうを見て話さなくて大丈夫です。

部下に会議の準備を頼むときは、配置だけを伝えるのではなく、その配置にする理由も一緒に伝えます。理由が分かれば、人数が変わったときに部下が自分で判断できます。

  • 明日の月次会議は、前半が共有、後半が決定なので、コの字型にして空けた辺に画面を置いてもらえますか。後半で私が画面の横に座れるように、そこに椅子を1つお願いします。
  • 参加が15人を超えるようなら、コの字では入りにくいので、スクール形式のほうがよいと思います。当日の人数を見て決めてもらえると助かります。その場合は、質問の時間を長めに取りますね。

発言しにくそうにしている人がいる会議では、その人が上司の真正面になる形を避け、進行役の斜め前など、話を向けやすい位置にします。ただし、席を指定して座ってもらうと、指定された理由を本人が気にすることもあるので、全体の配置を変える形で調整するほうがよいでしょう。

部下の側から配置の提案があったときは、理由を聞いて、できるものは次の会議で試します。

  • 月次会議の後半は、ロの字にしたほうが話しやすいと思うのですが、机を動かしてもよいでしょうか。
  • ありがとうございます。ロの字のほうが話しやすいと感じたのは、どのあたりですか。よさそうなら、次の会議の後半で試してみましょう。

オンラインの参加者がいる会議の席の配置

一部の人がオンラインで参加する会議では、会議室の配置に、カメラとマイクの位置を加えて決めます。カメラが会議室の端にあると、オンラインの参加者には一部の人の背中しか見えません。カメラは画面の近くに置き、会議室の参加者はカメラに向けてコの字型に座ると、オンライン側からも誰が話しているかが分かります。

  • オンラインで参加する2店の店長からこちらの全員の顔が見えるように、カメラに向けてコの字で座りましょう。発言するときは、名前を言ってから話してください。
  • △△店長、こちらの画面は見えていますか。音が聞きにくければ、すぐ言ってください。

会議室側の人どうしの小声の会話は、オンラインの参加者には聞こえず、置いていかれた感じが残りやすくなります。進行役は、議題の切り替えごとにオンラインの参加者に声をかけ、意見を聞く順番に入れます。

  • ここまでで、オンラインの○○店長から質問はありますか。先に聞きます。

会議の席の配置で、避けたいこと

避けたいのは、配置を慣例で固定することと、配置を変えれば会議が変わると期待しすぎることです。

  • 毎回同じ配置で、目的が変わっても動かさないこと。共有の会議と決める会議を同じ配置で続けると、決める回でも報告の形のまま進みがちです。前半と後半で配置を変えるだけでも、決める時間の進め方を変えやすくなります。
  • 上司が常に奥の中央に座ること。全員の視線と発言が上司に集まり、参加者どうしの話し合いになりにくくなります。
  • 社内の検討の会議で、対面式に向かい合うこと。2つの部署が長机を挟んで向かい合うと、意見の違いが対立に見えやすくなります。混ざって座るか、ロの字にします。
  • 配置を変えれば、発言が増えると期待すること。顔が見える形にしても、何を決める会議かと、誰の意見が要るかが示されていなければ、発言は増えにくいものです。配置は進め方と一緒に変えます。
  • 会議のために机を固定した部屋で、1on1も行うこと。二人の間に距離ができ、資料を一緒に見にくくなります。1on1には小さな部屋か、机を動かせる部屋を使います。

席の配置が会議に合っていたかの振り返り方

席の配置が会議に合っていたかどうかを振り返るときは、部屋が整って見えたかではなく、その会議の目的に合った話し合いができたかを見るとよいでしょう。振り返る点は、次の3つです。

  • 検討や決定の時間に、参加者どうしが顔を見て話していたでしょうか。それとも、全員が上司のほうを向いて話していたでしょうか。
  • 画面や資料が見えにくい席の人は、いなかったでしょうか。
  • オンラインの参加者は、誰が話しているかが分かり、意見を聞かれる順番に入っていたでしょうか。

3つのどれかで気になる点があれば、次の会議の前に配置を1つだけ変えてみてください。変えた理由を参加者に一言話しておくと、配置の意味が皆に伝わり、次からは参加者の側から提案が出ることもあります。

この場面で、Kakeai AI 1on1 でできること

Kakeai AI 1on1 は、上司と部下の1on1の準備・会話・ふりかえり、そして日常の仕事の場面で、お二人のこれまでの1on1を踏まえた具体的な支援を届ける AI です。

会議の言葉の意味や種類、席の決め方を調べているときに、会議の一つである上司と部下の1on1については、Kakeai AI 1on1で次のことができます。

1on1が始まったときに、Kakeai AI のメッセージ欄で。

大勢で議題を進める会議とは別に、選ばれたテーマから始まる二人の時間を持てます。

1on1の前に選ばれたテーマと期待する対応を、Kakeai AI が開始の挨拶で挙げます。期待する対応は、部下の側から選べます。期待する対応が選ばれていない回には、どう関わってほしいかを尋ねることもあります。お二人に同じ内容が表示されます。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

…準備されたテーマは「今後のキャリア」×「話を聞いてほしい」と「次世代コントローラの海外展開(10月量産)」×「一緒に考えてほしい」の2つです。…

実施中とあとに、「1on1のAI要約」で。

1on1で話したことを、二人が同じ記録として見返せます。

Kakeai AI が1on1の会話を2分ごとに書き直してまとめ、終了時に確定させます。お二人の画面に同じ内容が表示され、システム管理者には表示されません。ご契約によっては、要約をほかの方に共有する機能もあります(共有した相手はお二人とも確認できます)。

表示の例(テスト用の1on1で、実際に作られた表示です。人名・社名・案件は架空です)

企画側の打ち合わせ(木曜の設計側を除く)に藤本さんが出てよいと柳瀬さんが述べ、…

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よくある質問

会議の席の配置は、どう決めればよいですか。

会議の席の配置は、その会議で何をするか(情報の共有、案の検討、決定)と人数で決めます。共有が中心なら、全員が画面を見やすいスクール形式かコの字型にして、質問の時間を区切って取ります。案を出し合う検討の会議なら、全員の顔が見えるロの字型か、人数が少なければ円卓にして上座を作りません。案を1つに決める会議なら、コの字型にして、決める人が画面の横に座ると、参加者は決める人と資料を同じ向きで見られます。

コの字型の会議の配置は、どんなときに向いていますか。

コの字型の配置は、画面やホワイトボードを使って案を検討したり決めたりする、8〜15人ほどの会議に向いています。机を3辺に置いて1辺を空け、空けた辺に画面を置くと、全員が画面と進行役を同じ向きで見られます。進行役は画面の横に立つか座り、決める人がいる会議では決める人も画面の近くに座ります。一部の人がオンラインで参加する会議でも、カメラを画面の近くに置けば、会議室にいる人の顔がオンラインの参加者に見えやすくなります。

会議で上司はどこに座るのがよいですか。

会議で上司が座る位置は、入口から遠い奥の中央と決めるのではなく、その会議で自分が何をするかで選ぶことをおすすめします。進行役を兼ねるなら画面の横、案を決める人なら全員の顔が見える位置、意見を聞くことが目的の回なら他の参加者と同じ並びです。毎回奥の中央に座っていると、報告も意見も上司に向けて話される形になり、参加者どうしの話し合いになりにくくなります。

席の配置を変えれば、会議で発言は増えますか。

席の配置を変えただけで、会議の発言が増えるとは考えにくいです。全員の顔が見える形にしても、何を決める会議かと、誰の意見が要るかが示されていなければ、発言は増えにくいものです。配置で変えられるのは、誰の顔が見えるか、画面や資料をどう見るか、誰が中心に見えるかです。配置を変えるときは、議題ごとに決めることと意見を聞く人を示す進め方と一緒に変えてください。

オンラインの参加者がいる会議では、席の配置をどうすればよいですか。

オンラインの参加者がいる会議では、会議室の席の配置に、カメラとマイクの位置を加えて決めます。カメラを画面の近くに置き、会議室の参加者はカメラに向けてコの字型に座ると、オンライン側からも誰が話しているかが分かります。発言するときは名前を言ってから話す、議題の切り替えごとに進行役がオンラインの参加者に声をかけて意見を聞く順番に入れる、といった進め方を配置と合わせて決めてください。

出典と、この数字を引用するときの書き方

出典:株式会社KAKEAI「1on1実態調査」(N=10,000、2026年5月実施、インターネット調査)

調査と利用データの集計について

引用する際は、「出典:株式会社KAKEAI『1on1実態調査』(2026年)」と、このページのURLを明記してください。

このページのURL:https://kakeai.co.jp/guide/meeting-seating-layout-how-to-decide

作成者と運営者

KAKEAIでは普段、「上司」「部下」という言葉を使っていません。このページでは、多くの方に伝わりやすいよう、一般的な呼び方として「上司」「部下」と書いています。

このページは、Kakeai AI 1on1 を提供する株式会社KAKEAIが、自社で実施した1万人調査と Kakeai AI 1on1 の利用データの集計をもとに作成したものです。

運営者:株式会社KAKEAI(会社概要) 更新日: