3ヶ月に1回の面談から始める リモートでの成長支援1on1
写真右:天野貴明 さん/上長
ジェイシーテクノロジー株式会社 事業推進室長
写真左:若杉治美さん/メンバー
ジェイシーテクノロジー株式会社 技術サービス部
Q:カケアイを導入いただいた背景について教えてください
天野さん:当社は、ITエンジニアの派遣事業を展開しており、メンバーはほぼ全員がクライアント先に常駐して業務を遂行しています。日常的にコミュニケーションが取りにくい中で、メンバーを支援していくためにメンター制度を導入しています。そして、エンジニア一人ひとりの可能性を最大限に引き出すための重要な役割を持つ「メンター」を持続的に育てる仕組みとしてカケアイを導入しました。個々のメンバーに応じた100人100通りのマネジメントの実現に向けて、メンター同士のナレッジを循環させ、どこからでも、誰からでも、メンティを支えるためのプラットフォームとして活用しています。
Q:現在の1on1の実施方法について教えてください。
天野さん:メンターとメンティの面談は入社後にスタートして、1ヶ月程度でお互いに状況を確認し、その後は3ヶ月に1回程度で繰り返しています。普段は週報で様子を確認していますが、面談の場では、KAKEAIを活用して一人ひとりが何を考えているのかということにフォーカスしています。チームで派遣されている人もいますが、1人での派遣のケースも多いので、会社との距離を感じさせないように安心感を持ってもらえるように心がけています。
若杉さん:入社して9ヶ月ほど(2020年12月時点)で、コロナの影響もあり実際に天野さんに会うのは2回目です。でも、KAKEAIも使って話をしているので天野さんだけは、「知っている、わかってくれている唯一の人」だと感じています。話がしっかりできているという実感を持てています。
Q:カケアイを使って助かったこと、変わったことは何ですか?
天野さん:面談の前に予めトピックを設定してもらえるので、面談をする側としては聞きやすいです。特に入社初期などメンタリングの最初の頃は、話のきっかけをお互いに掴みにくいものです。しかし、面談前から何を話したいのかや、どういう対応を求めているのかがわかっているので、探り合いをする必要もありません。また、メンター側としては既に伝えていることだと思って意識していないようなトピックが設定されることもあります。相手が「これについて話をしたかったのだな、聞きたかったのだな」という気づきもありました。今、相手が話したいことについて単刀直入に話ができるので、お互い時間を有効活用できていると思います。
若杉さん:面談を設定する時に、何を話すかを考える時にトピックの選択肢があることが良いきっかけになっています。実際に面談で天野さんと話す前に、トピックを選びながら、考えを整理できるので、効率が良いと感じています。
入社してから日が浅いこともあり、今は業務について話をすることが多いですが、良いことがあれば「話を聞いてほしい」、困ったことがあれば「具体的なアドバイスがほしい」など状況に応じて対応を選んでいます。対応の選択肢が細かいので、その時の自分の気持ちに応じてスッと選びやすいと思っています。
天野さん:若杉さんは、当初は「話を聞いてほしい」という対応を選んでいることが多かったですが、最近は「報告したい」が増えてきていますよね。求める対応が変化してきていることに、ちゃんと気づいていますよ。設定してもらった対応を見て、「報告したいに変わりましたね!当日お願いします!!」というメッセージも事前にやりとりしました。
若杉さん:メッセージをもらえて嬉しかったです。天野さんに「変わってきたよね」と言ってもらえることで、自分も成長できているのだということに気づくことができました。
天野さん:普段は週報でしかわからないですし、相談する側も心の準備が必要だと思うのでアジェンダの設定は有効に働いていると思います。面談前にトピックと対応を設定してもらえることで、改めてその視点で週報を見直すきっかけにもなっています。
Q:KAKEAIの「今の仕事を将来へ活かすためのすり合わせ」機能を使って対話をされたそうですが、いかがでしたか?
天野さん:当社では、現在と将来の力の基準としてメンバーの経験別でITSSの項目を設定しています。会社としての基準に対して、一人ひとりのメンバーが「今、何が課題なのか」、「何ができるようになったら良いのか」などこれから身につけていくと良いことを明確にしてお互い確認できるのがとても良いと思います。「これをやれたら、次のステップにいけるよね。そうすると、数年後にはこんな状態を目指せるよね」という将来に向けた前向きな会話をすることができました。
若杉さん:「いつまでに、こうなりたい」ということが明確になってやる気が出ましたし、それに向けて頑張らないといけないという気持ちになりました。将来の話をできることで、会社として自分の将来について一緒に考えてくれようとしているということも実感できました。「こうはなりたいけど、どうすればいいのか分からない」と感じていたことも具体的に取り組むと良いことが分かりました。
Q:これから1on1をどんな時間にしていきたいですか?
天野さん:面談の回数を重ねてくるごとに、掌握できている範囲が広がり、自分で落とし込んだ上でアウトプットができてくるようになってきていると感じています。継続してやっていくことで、こちらは気づいているけども、本人が気づいていない成長や変化をしっかり伝えるようにしていきたいです。
若杉さん:自分ではできたと思っていても、いざ報告するとなると意外と上手に伝えられないこともあります。話をすることで自分の状況や考えを整理できるので、これからもしっかり話をしながら自分がきちんと成長できているかを確認して、成長を実感できるような時間になるように取り組んでいきたいと思います。
3ヶ月に1回の面談から始める リモートでの成長支援1on1
写真右:天野貴明 さん/上長
ジェイシーテクノロジー株式会社 事業推進室長
写真左:若杉治美さん/メンバー
ジェイシーテクノロジー株式会社 技術サービス部
Q:カケアイを導入いただいた背景について教えてください。
天野さん:当社は、ITエンジニアの派遣事業を展開しており、メンバーはほぼ全員がクライアント先に常駐して業務を遂行しています。日常的にコミュニケーションが取りにくい中で、メンバーを支援していくためにメンター制度を導入しています。そして、エンジニア一人ひとりの可能性を最大限に引き出すための重要な役割を持つ「メンター」を持続的に育てる仕組みとしてカケアイを導入しました。個々のメンバーに応じた100人100通りのマネジメントの実現に向けて、メンター同士のナレッジを循環させ、どこからでも、誰からでも、メンティを支えるためのプラットフォームとして活用しています。
Q:現在の1on1の実施方法について教えてください。
天野さん:メンターとメンティの面談は入社後にスタートして、1ヶ月程度でお互いに状況を確認し、その後は3ヶ月に1回程度で繰り返しています。普段は週報で様子を確認していますが、面談の場では、KAKEAIを活用して一人ひとりが何を考えているのかということにフォーカスしています。チームで派遣されている人もいますが、1人での派遣のケースも多いので、会社との距離を感じさせないように安心感を持ってもらえるように心がけています。
若杉さん:入社して9ヶ月ほど(2020年12月時点)で、コロナの影響もあり実際に天野さんに会うのは2回目です。でも、KAKEAIも使って話をしているので天野さんだけは、「知っている、わかってくれている唯一の人」だと感じています。話がしっかりできているという実感を持てています。
Q:カケアイを使って助かったこと、変わったことは何ですか?
天野さん:面談の前に予めトピックを設定してもらえるので、面談をする側としては聞きやすいです。特に入社初期などメンタリングの最初の頃は、話のきっかけをお互いに掴みにくいものです。しかし、面談前から何を話したいのかや、どういう対応を求めているのかがわかっているので、探り合いをする必要もありません。また、メンター側としては既に伝えていることだと思って意識していないようなトピックが設定されることもあります。相手が「これについて話をしたかったのだな、聞きたかったのだな」という気づきもありました。今、相手が話したいことについて単刀直入に話ができるので、お互い時間を有効活用できていると思います。
若杉さん:面談を設定する時に、何を話すかを考える時にトピックの選択肢があることが良いきっかけになっています。実際に面談で天野さんと話す前に、トピックを選びながら、考えを整理できるので、効率が良いと感じています。
入社してから日が浅いこともあり、今は業務について話をすることが多いですが、良いことがあれば「話を聞いてほしい」、困ったことがあれば「具体的なアドバイスがほしい」など状況に応じて対応を選んでいます。対応の選択肢が細かいので、その時の自分の気持ちに応じてスッと選びやすいと思っています。
天野さん:若杉さんは、当初は「話を聞いてほしい」という対応を選んでいることが多かったですが、最近は「報告したい」が増えてきていますよね。求める対応が変化してきていることに、ちゃんと気づいていますよ。設定してもらった対応を見て、「報告したいに変わりましたね!当日お願いします!!」というメッセージも事前にやりとりしました。
若杉さん:メッセージをもらえて嬉しかったです。天野さんに「変わってきたよね」と言ってもらえることで、自分も成長できているのだということに気づくことができました。
天野さん:普段は週報でしかわからないですし、相談する側も心の準備が必要だと思うのでアジェンダの設定は有効に働いていると思います。面談前にトピックと対応を設定してもらえることで、改めてその視点で週報を見直すきっかけにもなっています。
Q:KAKEAIの「今の仕事を将来へ活かすためのすり合わせ」機能を使って対話をされたそうですが、いかがでしたか?
天野さん:当社では、現在と将来の力の基準としてメンバーの経験別でITSSの項目を設定しています。会社としての基準に対して、一人ひとりのメンバーが「今、何が課題なのか」、「何ができるようになったら良いのか」などこれから身につけていくと良いことを明確にしてお互い確認できるのがとても良いと思います。「これをやれたら、次のステップにいけるよね。そうすると、数年後にはこんな状態を目指せるよね」という将来に向けた前向きな会話をすることができました。
若杉さん:「いつまでに、こうなりたい」ということが明確になってやる気が出ましたし、それに向けて頑張らないといけないという気持ちになりました。将来の話をできることで、会社として自分の将来について一緒に考えてくれようとしているということも実感できました。「こうはなりたいけど、どうすればいいのか分からない」と感じていたことも具体的に取り組むと良いことが分かりました。
Q:これから1on1をどんな時間にしていきたいですか?
天野さん:面談の回数を重ねてくるごとに、掌握できている範囲が広がり、自分で落とし込んだ上でアウトプットができてくるようになってきていると感じています。継続してやっていくことで、こちらは気づいているけども、本人が気づいていない成長や変化をしっかり伝えるようにしていきたいです。
若杉さん:自分ではできたと思っていても、いざ報告するとなると意外と上手に伝えられないこともあります。話をすることで自分の状況や考えを整理できるので、これからもしっかり話をしながら自分がきちんと成長できているかを確認して、成長を実感できるような時間になるように取り組んでいきたいと思います。