理解と信頼を生み出す1on1が、リモートワークの基盤へ。

理解と信頼を生み出す1on1が、
リモートワークの基盤へ。
Profile
写真左:粂照彦さん/上長
NECマネジメントパートナー 人材開発サービス事業部
写真右:内山祥恵さん/メンバー
NECマネジメントパートナー 人材開発サービス事業部
Q:現在の1on1実施方法や位置付けについて教えてください。
「業務そのもの」ではなく、
「業務を通してどう成長していきたいか」
粂さん:チーム全体で1on1をやっていて、グランドルールはありますが、実態はみんなが話したいことを話す時間として使っています。以前から1on1は実施していましたが、コロナ以降は1週間に1回の頻度でオンラインで実施しています。個人的にはメンバーの状況とか困り事を把握するためだったり、キャリアについての考えを聞きたいために実施していて、それを把握できるとても楽しい場だと感じています。
内山さん:私の場合は特にキャリアの相談などを上司に聞いてもらうために活用していて、業務の話そのものよりも、業務を通してどう成長していきたいかに意識を向けています。1on1導入前はあまり上司とこのような話を密にできなかったので、良い機会だと思い積極的に活用しています。一方で、良くわからないけど困っていますとか、どうしていいかわかりません、というようなところから相談することもありますが、カケアイには会話のテーマとして様々な選択肢があるので、固定化せずに対話ができるのでありがたいと思っています。
Q:カケアイを使って助かったこと、変わったことは何ですか?
事前に心の準備ができる。だからコメントも変わる。
粂さん:私は実際に面談をする時間というよりは、事前に部下の課題がわかるというところにすごく魅力を感じています。しっかり準備ができるわけではないですが、仕事の話がメインか、キャリアの話がメインかなどを事前に教えてもらえると、こういう山場がきているのかな?と心の準備をして面談ができるのでコメントもしやすいです。リモートワークになってコミュニケーションスタイルが変わり、今まで自然と得られていた部下の情報が掴みづらくなってきています。1on1そのものの形が変わり、難易度も上がる中でカケアイを重宝しています。
メンバーの反応がわかる。だから自分で振り返れる。
粂さん:もう一つが部下が入れてくれる「すっきり度」のフィードバックがすごく良いですね。カケアイを使う前はこれがなかったので、毎回の面談がそれで良かったのかわからなかった。一人ひとりの「すっきり度」がわかるわけではないのですが、これがあるとないとでは大きな違いを感じています。細かいポイントの上がったか下がったかで一喜一憂するわけではないが、部下の感じ方を意識しながら1on1を実施できるのはすごく良いと思っています。どう解釈すべきかを考えることもありますが、、あまり良い面談でなければ「すっきり」は押してもらえないだろなと思っているし、本当に困っていることがあればマイナス評価になるだろうなという見方をしています。
今までできなかった「キャリア」の話ができるように。
内山さん:粂さんにこの時間にこういうことを話をしたいんだという宣言ができることです。これまで会社ではキャリアの話とか困っても相談するタイミングがなかったのですが、キャリアというキーワードがあるのですごく話しやすくなりました。前までは自分がどう進んでいくのかを迷った時も半年に一度しか振り返れませんでした。1on1があるとこまめに会話できたり、定期的に自分ができてることなどを言語化して伝えてもらえるので、もう少しステップアップして積み上げていこうとする意識や取り組みができてきたと思っています。
働き方や組織の在り方の変化の中で、
上司にとってなくてはならない存在に。
粂さん:個人的にはこれから先のことを考えた時にもカケアイの存在は大きいと思います。半年以上カケアイを使っていますが部下の状態や部下との関わり方に関する貴重な情報が蓄積されていると感じています。今後、部下の引き継ぎや受け渡し時にこのような情報があることは本当に貴重です。上司である自分にとってはもちろん、部下一人ひとりにとっても、これまでは配属されてお互いに探り探りで関わることが多かったですが、プロジェクト型の組織や人材流動性が高まることを考えると、このようなツールは重宝されると思います。
Q:これから1on1をどんな時間にしていきたいですか?
1on1はリモート環境での
日常のコミュニケーションの一つのスタイル。
粂さん:リモートになり、これまで以上に1on1の時間が重要になった実感があります。今までは隣で話をしているのを聞いたりできていましたが、リモートではアンテナの感度が下がり、必要な情報が入ってこなくなります。私だけでなくメンバーもそのことを理解していて、1on1の場でそういった部分を吐き出そうと思ってくれてると思います。なので1on1は普段のコミュニケーションの一つのスタイルになっていくと感じています。今は1on1の時間がキャリアの話などにフォーカスされていますが、何もなければ雑談だけで5分で終わるというような形を含めて柔軟にできるとこれからの働き方にも合ってくるのではないかと考えています。
知ってもらえていることの安心感。
これからは上司以外との1on1も。
内山さん:今はすごく1on1が充実しています。些細なことを定期的に上司と相談できる機会は貴重だと思っているので、頻度を落とさず継続的に実施したいと思っています。本当に些細なことや困ったこと、家のことなど何でも相談できて、その上で業務の相談ができるので、背景を知ってもらえているからこそ情報共有もしやすいと感じています。また直属の上司以外の管理職や先輩と1on1をするのも良いと思いますし、様々な知見や経験をお持ちの先輩と自分たちが相談したいことを気軽に相談できるような形で1on1が広がっていくと嬉しいなと思っています。
理解と信頼を生み出す1on1が、
リモートワークの基盤へ。
Profile
写真左:粂照彦さん/上長
NECマネジメントパートナー 人材開発サービス事業部
写真右:内山祥恵さん/メンバー
NECマネジメントパートナー 人材開発サービス事業部
Q:現在の1on1実施方法や位置付けについて教えてください。
「業務そのもの」ではなく、
「業務を通してどう成長していきたいか」
粂さん:チーム全体で1on1をやっていて、グランドルールはありますが、実態はみんなが話したいことを話す時間として使っています。以前から1on1は実施していましたが、コロナ以降は1週間に1回の頻度でオンラインで実施しています。個人的にはメンバーの状況とか困り事を把握するためだったり、キャリアについての考えを聞きたいために実施していて、それを把握できるとても楽しい場だと感じています。
内山さん:私の場合は特にキャリアの相談などを上司に聞いてもらうために活用していて、業務の話そのものよりも、業務を通してどう成長していきたいかに意識を向けています。1on1導入前はあまり上司とこのような話を密にできなかったので、良い機会だと思い積極的に活用しています。一方で、良くわからないけど困っていますとか、どうしていいかわかりません、というようなところから相談することもありますが、カケアイには会話のテーマとして様々な選択肢があるので、固定化せずに対話ができるのでありがたいと思っています。
Q:カケアイを使って助かったこと、変わったことは何ですか?
事前に心の準備ができる。だからコメントも変わる。
粂さん:私は実際に面談をする時間というよりは、事前に部下の課題がわかるというところにすごく魅力を感じています。しっかり準備ができるわけではないですが、仕事の話がメインか、キャリアの話がメインかなどを事前に教えてもらえると、こういう山場がきているのかな?と心の準備をして面談ができるのでコメントもしやすいです。リモートワークになってコミュニケーションスタイルが変わり、今まで自然と得られていた部下の情報が掴みづらくなってきています。1on1そのものの形が変わり、難易度も上がる中でカケアイを重宝しています。
メンバーの反応がわかる。だから自分で振り返れる。
粂さん:もう一つが部下が入れてくれる「すっきり度」のフィードバックがすごく良いですね。カケアイを使う前はこれがなかったので、毎回の面談がそれで良かったのかわからなかった。一人ひとりの「すっきり度」がわかるわけではないのですが、これがあるとないとでは大きな違いを感じています。細かいポイントの上がったか下がったかで一喜一憂するわけではないが、部下の感じ方を意識しながら1on1を実施できるのはすごく良いと思っています。どう解釈すべきかを考えることもありますが、、あまり良い面談でなければ「すっきり」は押してもらえないだろなと思っているし、本当に困っていることがあればマイナス評価になるだろうなという見方をしています。
今までできなかった「キャリア」の話ができるように。
内山さん:粂さんにこの時間にこういうことを話をしたいんだという宣言ができることです。これまで会社ではキャリアの話とか困っても相談するタイミングがなかったのですが、キャリアというキーワードがあるのですごく話しやすくなりました。前までは自分がどう進んでいくのかを迷った時も半年に一度しか振り返れませんでした。1on1があるとこまめに会話できたり、定期的に自分ができてることなどを言語化して伝えてもらえるので、もう少しステップアップして積み上げていこうとする意識や取り組みができてきたと思っています。
働き方や組織の在り方の変化の中で、
上司にとってなくてはならない存在に。
粂さん:個人的にはこれから先のことを考えた時にもカケアイの存在は大きいと思います。半年以上カケアイを使っていますが部下の状態や部下との関わり方に関する貴重な情報が蓄積されていると感じています。今後、部下の引き継ぎや受け渡し時にこのような情報があることは本当に貴重です。上司である自分にとってはもちろん、部下一人ひとりにとっても、これまでは配属されてお互いに探り探りで関わることが多かったですが、プロジェクト型の組織や人材流動性が高まることを考えると、このようなツールは重宝されると思います。
Q:これから1on1をどんな時間にしていきたいですか?
1on1はリモート環境での
日常のコミュニケーションの一つのスタイル。
粂さん:リモートになり、これまで以上に1on1の時間が重要になった実感があります。今までは隣で話をしているのを聞いたりできていましたが、リモートではアンテナの感度が下がり、必要な情報が入ってこなくなります。私だけでなくメンバーもそのことを理解していて、1on1の場でそういった部分を吐き出そうと思ってくれてると思います。なので1on1は普段のコミュニケーションの一つのスタイルになっていくと感じています。今は1on1の時間がキャリアの話などにフォーカスされていますが、何もなければ雑談だけで5分で終わるというような形を含めて柔軟にできるとこれからの働き方にも合ってくるのではないかと考えています。
知ってもらえていることの安心感。
これからは上司以外との1on1も。
内山さん:今はすごく1on1が充実しています。些細なことを定期的に上司と相談できる機会は貴重だと思っているので、頻度を落とさず継続的に実施したいと思っています。本当に些細なことや困ったこと、家のことなど何でも相談できて、その上で業務の相談ができるので、背景を知ってもらえているからこそ情報共有もしやすいと感じています。また直属の上司以外の管理職や先輩と1on1をするのも良いと思いますし、様々な知見や経験をお持ちの先輩と自分たちが相談したいことを気軽に相談できるような形で1on1が広がっていくと嬉しいなと思っています。