【レポート】<1on1データ解析レポート>KAKEAIが3,000回の1on1データから、会話テーマを解析。


無作為抽出3,000件の1on1データ。

「業務の進捗や進め方」が全体の45%を占めることがわかった。
一方で「今後のキャリア」「スキルや力の向上」もそれぞれ10%以上存在し、1on1の目的とされることが多いキャリアや育成に関する対話も一定量なされていることがわかる。
さらに、「会社や部署の方針」も12%存在し、1on1が上司と部下の間での企業や部署方針の認識合わせの機会として使われていることも伺われる。

「意見を聞きたい」がトップで全体の25%、次いで「一緒に考えて欲しい」が19%と、この二つで全体の40%強を占めることがわかった。
特筆すべきは、「報告したい」が13.4%と、「話しを聞いて欲しい」に次いで少なく、1on1の場が単なる“報告の場”となっているわけではないと推察されることである。
これはカケアイの仕組み上、1on1の事前に『部下の意志で上司に求める対応を選べる』ということが起因しているとも考えられる(別で実施している定性調査からは、部下側の声として「なかなか口では言えなかった『求めている対応』が言えてカケアイがあると助かる」という声や、「伝えているつもりだがなかなか上司に伝わらない意志を選ぶだけではっきりと伝えられるので、コミュニケーションがズレなくて気持ち良い」という声がある)」

前述の【1on1で会話されている「トピック」について】でも触れた通り、全体の約45%が「業務の進捗や進め方」であることから、上位は「業務の進捗や進め方」に関連するものが占める。
「業務の進捗や進め方」を除くと、10%が「会社や部署の方針×意見を聞きたい」でトップである。さらに、「今後のキャリア×意見が聞きたい」や「スキルや力の向上×具体的なアドバイスが欲しい」や「スキルや力の向上×意見を聞きたい」などが続く。新型コロナウイルス流行以前のデータが存在しないものの、これらの背景にはリモートワーク・テレワークによる、所属組織の方針把握・理解の難しさや、個人としての将来への不安等が存在する可能性が考えられる(これについては追って調査したい)

トピックごとに求める対応が多いものは下記の通りである。
「業務の進捗や進め方」は「一緒に考えて欲しい・意見を聞きたい」
「人間関係」は「一緒に考えて欲しい・話を聞いて欲しい」
「心身の状態」は「話を聞いて欲しい・報告したい」
「今後のキャリア」は「意見を聞きたい・一緒に考えて欲しい」
「スキルや力の向上」は「具体的なアドバイスが欲しい・意見を聞きたい・一緒に考えて欲しい」
「プライベート」は「話を聞いて欲しい・報告したい」
「会社や部署の方針」は「意見を聞きたい」
これらは、総論として、上司側が「トピック」ごとに、どのような「求められる対応」のケースに多く対峙する必要があるかを表しており、企業内における現場マネジャー支援のヒントになるものと考えられる。また、カケアイとしてもクラウドシステムによる、日常的かつ具体的なマネジャー支援・マネジメント強化の意味合いにおいて、プロダクト改善に活かしていきたい。
(①について、本プレスリリースで触れている内容も一部)
今後、詳細についてはオンラインセミナー等により、広く社会へ還元し、コロナ禍においてより一層重要性や難度が増す、現場の上司部下コミュニケーション改善にお役立ていただけるようにしたいと考えている。
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【受賞歴】
●日本企業で初めて世界のHR techスタートアップ30社に選出(世界最大級のHR techイベントである「HR Technology Conference」より)
そもそもメンバーとの対話はマネジャーの個人力に依存しがちなもの。
1対1の対話を促したり、ただ記録を残すだけでは、目的は達成できません。
1on1にかかる負担を減らし、対話の質までも大きく変えるベストな1on1プラットフォーム。
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